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本別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日

熊出没情報の周知は早く、広く、確実に

2024年6月13日、本別町議会の一般質問で、梅村智秀議員が「熊出没情報の周知は早く、広く、確実に」について質問し、町長 佐々木基裕、農林課長 篠原順彦が答弁しました。

質問者
梅村智秀 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、農林課長 篠原順彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 5番 梅村智秀

それでは、1問目終わりまして、2問目に移ります。質問事項。熊出没情報の周知は早く、広く、確実に。要旨。町内でも、熊の出没が頻回にあり、危険回避や家畜などの財産を守るためにも、その情報を適切に広報し、被害防止のための体制構築が必要であるが事実と所信を質す。明細。現在は興味本位の見物を避けるため、場所を特定した広報はあえてせず、周辺の自治会には連絡をするとの運用であるが、見物を目的とし意図的に熊出没地周辺を訪れる町民は存在しないか、極めて少数であると考え、町民の命と財産を守るためにも新たな体制構築が必要です。明細1、見物人対策は、興味本位による周辺立ち入りの注意喚起を徹底すること、一定期間広報車等で周辺巡回を行なうことなどで十分に対応が可能であるが、これまでに見物人らが事故に遭遇したり、周辺地域への迷惑行為等に及んだことはあるのか、また、その具体的内容を問う。明細2、周辺の自治会、こちら、自治会長へということでございますが、連絡を行ない、その後は自治会長の裁量に任せている現状であるが、該当地域に居住する者以外への注意喚起も必要である。この際、自治会長には具体的にどのような対応を求めており、万が一の事故や被害が生じた際、自治会長の責任の有無等についての所見を問う。明細3、状況によっては過敏に反応しすぎないことも当然であるが、目撃情報が寄せられた際、直ちに現地確認を行ない、注意看板の設置、同報無線やホームページでの周知と併せ、周辺の巡回などが必要である。スマートフォンのアプリ等を活用し、目撃者が直ちに連絡、共有できる体制、トレイルカメラ等の設置をし、その後の安全を確認する体制構築も効果的である。休日等に目撃情報が寄せられた際の役場の役場体制、実態と併せて所見を問う。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕梅村議員の熊出没情報の周知は早く、広く、確実にについて答弁をさせていただきます。近年、他町村での熊出没や被害等の情報が、新聞、ニュース等で報道され、人や家畜、農畜産物の被害情報を聞くことが多くなりました。このような中、本別警察署主催の本別、足寄、陸別の猟友会員と自治体と警察が連携したヒグマ対応合同訓練が本別町山手町の神居山登山口にて6月10日に開催され、市街地に近い場所での訓練を行ない、改めて関係機関との情報共有と役割を確認したところであります。本別町におきましても、熊の目撃や足跡などの情報が寄せられている状況にあります。1点目の御質問でありますが、これまで見物人における事故の遭遇、そして、周辺地域への迷惑行為等はございません。2点目につきましては、熊の目撃情報につきましては、本別警察署、もしくは本別町役場に寄せられますが、猟友会の方に直接寄せられる方もおられます。情報提供がありましたら、警察と猟友会、町で痕跡の確認等の情報を収集し、警察による近隣住民への注意喚起を行なっていることについて、町から周辺自治会長に情報提供を行なっております。万が一、事故等があった場合につきましては、自治会長等に責任はございません。3点目でありますが、2点目でもお答えいたしましたが、警察と猟友会、町で現地確認を行ない、注意喚起の看板設置や、状況に応じて、同報無線やホームページで周知をしております。ヒグマの注意喚起といたしましては、春先と秋口に、同報無線や町広報紙への掲載を行ない、山に入る際の注意点を周知しております。また、本年度導入予定のLINEを活用した情報発信ツールは、町からの通知機能も備えておりますことから、熊出没情報の活用に向け、検討してまいりたいと考えております。また、職員の対応につきましては、休日であっても、平日と同様の対応を取っております。以上申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 5番 梅村智秀

それでは、明細1について改めてお伺いをいたします。こちら、こうした事案が生じたことがあるのかという御答弁については、ないという御答弁でございました。ということであれば、これは過剰な懸念ではないのかなと私は捉えております。私自身の認識としては、町民の意識がそのように低い、いわゆる物見のために危険なところに出向いていくと、このように低いと私自身は捉えてはおりません。よって、あえて周知しないという必要性はないと、むしろ、していかなければいけないと捉えておりますが、この辺についての見解を伺います。御答弁にも言及がございましたけれども、これら、一定程度報道がなされていたりとか、警察関係のホームページ、ネット上で情報提供がなされているような事実もあります。これらを踏まえて、あえて周知しないということについて、現在の御見解を改めてお伺いいたします。

答弁 農林課長 篠原順彦

私のほうから答弁させていただきます。議員おっしゃるとおり、現在のところ周知していない状況ではありますが、町長の答弁からもありましたとおり、周知は行なっておりません。現在のところ、議員から質問のあるとおり、何か迷惑行為、ほか、事故等も起きていない現状もあります。そのような中、今後、議員おっしゃるとおり、周知等のほうも検討してまいりたいと考えております。以上です。

質問 5番 梅村智秀

こちら、周知の必要性、検討ということでございましたが、当然のことながら、いわゆる出没が確認された地域の住民以外にも、季節によってでございますけれども、当然、山菜採りであるとか、周辺の方々が散策等に出向くと、本町においては結構散歩等もなされる方も多いわけでございますし、また、曜日等にもよりますけれども、業務でそうした山林等の近くに入る、森林組合等もございますしね、そういった林業関係の方々、こういった方々にも、今現在は適切、的確な情報共有というのがなされていないと。こういった方々に対する注意喚起の観点からも、検討というところでございますが、むしろ必要であると、先ほど申し上げたとおり、過剰な懸念であるというところから、その辺に対する配慮、注意等も、失礼、そういった業務関係の方々、地域外の方々に対する注意喚起というものは重要であると考えておりますが、改めて認識を伺います。

答弁 農林課長 篠原順彦

お答えさせていただきます。今、例えというところで森林組合というところも例えられたところでございますが、森林組合でいけば町からの発注の工事等もございます。また、森林組合で受けている伐採等の工事等もございますので、町で把握できている部分の伐採工事がそこで行なわれている部分につきましては、森林組合にも情報提供をこれから行なっていきたいと考えております。以上です。

答弁 町長 佐々木基裕

追加で答弁をさせていただきます。今、実際に全道における熊の頭数は増加しているということでございます。以前は、熊は少なくて人里に下りてこない、そういったところで目撃もほとんどなかった時代から、今は、山里どころか市街地まで出没してくると。そういった中で、周知方法でございますが、それは、昔は本当になかったものですから、見物本位の方もいらっしゃって、そういった対応で今きていたと思いますが、そういった環境の変化、そして時代のニーズとともに対応も変わってきますので、今後につきましては、先ほど答弁、課長からもいたしましたが、周知のほうも変更しながら、しっかりと今の時代にあった周知方法を考え、それを実践してまいりたいと考えているところでございます。

質問 5番 梅村智秀

それでは、明細1終わりまして2に移ります。こちら、自治会長へ現在、周辺の自治会ということで、自治会長への連絡を行なっているということでございます。万が一の事故等が生じた際、自治会長の責任はないということでございますが、こうした本別町、郡部の、また熊が出没しやすいところ、農村等のコミュニティというものを考えていったときに、これは仮にということになっていきますが、例えば、熊ってその場に留まっているものではないわけですから、移動もします。その範囲も広いし、速度も速いというところから、例えば、出没地域の近隣の方だけには連絡をしたけれども、結果として連絡をしていないところで被害が生じたと、仮にですけれども、そういったことがあれば、心理的な負担や責任、自責の念に駆られるというような懸念も示されております。自治会長なんかも、一定程度高齢化しているようなところもあるわけですから、やはり精神的な部分といいますか、そうした心理的負担を払拭してあげる必要性もあるなというところと、実際、連絡をもらっても具体的な指示がないから、結局は自分の判断で、どこに連絡をする等々の判断をしていかなければならないというところで、やはり負担だという声もあるところであります。これらについて、やはり自治会長の負担の軽減や、また、こうした連絡体制を的確にしていく、そうしたことが必要だと考えておりますが、御見解を伺います。

答弁 農林課長 篠原順彦

お答えさせていただきます。自治会長に周知しているところの部分でございますが、町長からもお答えあったとおりなのですが、役割分担というところを明確にしている部分もございます。町と猟友会につきましては、現地に赴き、痕跡の確認、目撃情報の足跡の向いている方向等も、確認等も行なっております。そのような中で、警察のほうと連携いたしまして、警察のほうは住民への周知ということで、近隣の住民の方へ広報をしていただいているところでございます。中に、何件かこういう事例がありまして、自治会長に特段、地域近隣住民に説明、警察のほうで広報を行きますと、何があったのか怖がると言ったら変ですけれども、何かこういう事件があったのかなということで、不安に思われる方がおられます。そのために、町といたしましては、自治会長のほうに連絡を取らさせていただきまして、こういうような事案がありまして、広報をしておりますというようなことで周知させていただいているところでございます。以上です。

質問 5番 梅村智秀

それでは、明細2終わりまして、3番に移ります。こちら、本町にも多くある山間部といいますか、農村部といいますか、そういったところで、人家や畜舎等から相当離れているというようなところであれば、当然のことながら過敏に反応しすぎることもないというような御意見やお考えもあり、それについては当然、尊重もすべきだなと考えるところでございます。しかし、さきにも述べたとおり、熊の出没回数が昨今増えているというところもありますし、行動範囲も広い、移動速度も速いというところ、道内においては畜舎等へ侵入し、家畜を襲う事例というものも確認されているところであります。全国的に熊出没への警戒感は高まっているというような現状でございます。これから行政で活用する予定のLINE等のいわゆるアプリ、こういったものを使い、写真や位置情報、これらを的確に、正確に、確実に把握をするような体制が急がれる、また、同報無線や町のホームページ、こういったものでも共有がしていく必要があると考えております。また、当然のことながら注意喚起や見回りもろもろの中で、猟友会のお力をお借りする、また、地域のお力をお借りするということも必要になってくると思いますので、必要に応じて、当然のことながら委託費や報償費の支出というものも必要になってくるやもしれませんが、そうした体制構築というのは必要ではないかと。また、トレイルカメラ、簡易に設置できるカメラ等でございますけれども、こうしたものを設置することによって、出没後の後追いというものもできますので、当然のことながら費用は必要になってくるものではございますが、こうしたものの整備が必要ではないかと考えるところでございますが、見解を伺います。

答弁 農林課長 篠原順彦

お答えさせていただきます。今、御提案いただいたトレイルカメラに関しましては、町でも所有させていただいております。箱わなを設置しております。そこの部分で、熊がどのような行動をして、入るか入らないか、また1頭なのか2頭なのか、そういうような部分も監視するために、トレイルカメラを活用させていただいております。そういうような中で、先ほどの注意喚起の部分でいきますと、同報無線、町広報、LINEアプリにつきましては、今後の運用の中で、どのように周知できるかというところを見極めながら検討してまいりたいと考えております。以上です。

質問 5番 梅村智秀

終わります。

出典:本別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日 議事録 PDF(74ページ) 間違いを知らせる