本別町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日
行政町民懇談会の開催で住民自治の推進を
2019年6月18日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「行政町民懇談会の開催で住民自治の推進を」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。
- 質問者
- 阿保静夫 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 阿保静夫
それでは、2問目にいきたいと思います。
質問 10番 阿保静夫
それでは、私の質問、2問目にいきたいと思います。2問目は、行政町民懇談会の開催で住民自治の推進をということで伺いたいと思います。町民の皆さんの行政への要望、意見を直接聞く場として、また、町の重点施策などを伝え、理解、協力を求めたいことなどを伝える場として、さらに住民参加のまちづくり推進のためにも、行政による町民懇談会を開催する考えはないかを伺いたいと思います。議会は、ことし10回目の議会報告、町民懇談会を終了し、速報版も発行したところです。議会の懇談会の中でも、かなりの数の行政への要望が出てきます。議員の立場ではすぐに答えられないものも多く、後日、担当課などで確認をし、速報版などでお知らせをしているところです。町民の皆さんの中には、いろいろな意見、考えがありますが、行政としても懇談会を開催し、それらを受けとめることもまちづくりには必要なことだと考えます。道が平成26年に調査した市町村における住民自治や協働等に関する取り組み状況、アンケートですけれども、道内176市町村から回答がありましたけれども、これでは、住民自治や住民参加、協働の取り組みが一層重要だとしておりますが、町民懇談会はそういうことの基礎になるのではというふうに考えるところです。そこで、①ですが、行政として年間スケジュールに町民懇談会を位置づけ、実施していくべきと考えますが、見解を伺います。②ですが、あわせて、町長がおじゃましますの取り組みも可能な限り積極的に進めるべきと考えますが、見解を伺います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕阿保議員の2問目の、行政町民懇談会の開催で住民自治の推進をの質問の答弁をさせていただきます。まず、1点目の行政として年間スケジュールに町民懇談会を位置づけて実施していくべきとの質問であります。これは以前にも阿保議員から一般質問で町民懇談会の開催について御質問いただきました。その際にお答えさせていただきましたけれども、広報・広聴活動はまちづくりの原点でありまして、とりわけ広聴活動として、町民の皆様の御意見や要望をお聞きすることは、政策の企画、立案の際に参考になると同時に、まちづくりの各種施策の検証につながることとなるので、このことがさらに進歩、成熟したまちづくりにつながるものと考えておりまして、この思想については変わらずに持っていようということであります。この間、私が町長に就任する以前より、町政懇談会や町長と町政を語る集いは、また、まちづくり懇談会などの名称によりまして、町民の皆様との対話を行う場を設けてきた経過がございます。それぞれにおいて、参加しやすい環境を考慮しながら開催してきたものでございますが、参加者が年々少なくなり、あるいは、固定化する傾向から、気軽に自由な時間に参加できる雰囲気の懇談会となるように、また、町民との直接対話を基調に、公正公平な町政を推進するために、参加者を待ち受ける方法ではなくて、こちら側から出向いていく方法による直接対話とする町長がおじゃましますを平成10年の1月にスタートしました。初めは期間を設定して、自治会及び各種団体を対象に、町長の日程調整をしながら、テーマを設けずに実施をしてきました。初年度は62自治会及び団体で開催させていただいた経過がありますが、その年を通じて88カ所、全部の自治会を回らせていただいて、お遍路まいりというような名称がつくぐらい、それぞれ地域の人と懇談をさせていただいた、そういうこともございました。したがいまして、年間スケジュールによる開催につきましては、これまでの経過を述べてきましたとおり、町民の皆様をお呼びして待ち受ける方法となるので、これらによらない方法としての進め方によりまして、住民参加、協働による住民自治の推進を図ってまいる所存であります。次に、2点目の、町長がおじゃましますの取り組みも可能な限り積極的に進めるべきとの質問でありますが、先ほども申し上げましたとおり、この制度につきましては、平成10年の1月からスタートしたものですが、現在も随時、自治会連合会の会合や、町広報誌で開催希望を呼びかけながら、要望に応じて開催をしてきております。近年では、平成28年に2団体、平成29年、30年では各1回の開催となっておりますが、団体、自治会を抜かしたほかは、それぞれ青年の集まり、また、婦人団体、それぞれ自治会の集まりなどなど含めて、時間を設定して、あらかじめスケジュールでなくて、お互いに時間を合わせた中で、その都合のいい時間ということで、それぞれ中規模、小規模含めて、それぞれ開催をさせていただいてきているところであります。御質問のありましたとおり、私としても、常に前向きに、可能な限り積極的に進めたいと考えておりますので、町民の皆さんにはその思いが伝わるように、これからも鋭意努力させていただきたいと思います。一つとしては、この周知の方法として、周知の仕方とか、回数、また、開催の方法として、対象とするまちづくりテーマや時間帯など、内容全般について、これはさらに検討を加えながら、もっと気楽に参加し、また、集まれる、そういう意見交換ができる、参加していただいた方々がより充実感を持ちながら、満足感が得られるような懇談の場になるように、また鋭意努力して取り組んでいきたいなというふうに思っています。直接職員を伴っての広報・広聴活動はかなり少なくなってきておりますが、それぞれ少人数、個人的含めて、町長という立場で懇談する場というのは、また最近はずっといろいろな青年のいろいろな取り組み含めて多くなってきているのも事実でありますから、これも職員とも先日も相談したのですが、その都度、職員、また、広聴・広報にも声をかけながら、ともに町民の皆さんの思いや願いをしっかり聞き取る、及びそういう活動をしっかりして、またまちづくりに生かしていくと、こういうことでまた対応させていただくということを申し上げて、答弁とさせていただきたいと思います。
質問 10番 阿保静夫
ただいま取り組みの内容について伺いました。そのような取り組みは継続的にされているというふうに理解をしたところですが、まちづくり、あるいは住民自治の推進という観点から考えたときに、ことしの第1回定例会の町長執行方針で、第5項のところ、⑤のところで、町民力、地域力、行政力が発揮できるまちづくりという中で、協働の視点で培ってきた町民力、地域力、行政力が発揮できるまちづくりを進めるというふうに述べていて、このことは、やっぱり住民とのいろいろな対話ということを重視されているというふうに理解をしているところです。それで、思い起こすと、口蹄疫のときにも、本当に住民参加の中で、それから、洪水による河原の石拾いも、本当に町長、この二つはいつも大体おっしゃっていると思うのですけれども、町民の皆さんが本当にこのまちを守り発展させるという立場で取り組んだ二つの象徴的な出来事かなというふうに思っております。それで、最近、町長今おっしゃったように、日程を示して場所を示して、ここでやりますよというところにはなかなか参加が少なくなってきたのが事実だということも理解はできます。議会も同じような悩みも抱えながら今までやってきていますが、ただ、参加された人は、やっぱりそれなりに問題意識なり要望なりを持って参加されていることで、回数を重ねる中で、そういう参加人数が少ないというふうなことは解消できるのではないかなというふうに思って、町長の今のお話を伺っておりました。例えば、勇足、本別市街、仙美里地域、代表的な3地域ということになりますけれども、この辺を基本に置いて、何十カ所でなくても、町長もお忙しいのは十分わかっていますので、毎年何カ所かで、この3地域を中心に、行政の懇談会を開催するということを再度試みてはどうかというふうに思うのですよ。町長がおじゃましますで、町長が中心に行っていらっしゃると、いろいろな青年部の集まりなどにも行っていらっしゃる、それは十分評価できることだと思いますが、住民側からは、例えばよく出るのは、やっぱりあそこの道路がちょっとおかしいのだけれどもとか、ここがちょっと困っていることがあるとか、あの施設がこういうふうにちょっと老朽化しているとかということは結構出る話なのは御承知だと思います。そういうときに、やっぱり関係の担当課長がいたほうがその話は進むし、キャッチボールがうまくできるという状況になるかというふうに思うのですよ。それで、回数はそんなに多くなくてもいいと思うのです。ただ、今言ったように、3地域を基本にした年間スケジュールの中に、やっぱり担当課長を伴った懇談会を設けるべきだと私は思うのです。町長が町長に初めてなったころから、町民の皆さんも随分年齢もいった方もいらっしゃって、なかなか町長自身がそういう方の意見を聞く機会がないのではないかなというふうに思うのです。それから、若手の方の中には、やっぱり昔の町政のあり方、さっき言った口蹄疫とか石拾いのことを覚えている方もいらっしゃると思うのです、子どもたちもやってくれたから。だけれども、やっぱりそういうときのまちづくりの雰囲気というのは、ちょっと忘れられるかなというふうに私は感じるものです。ですから、前に町長に言ったことがあると思うのですけれども、実ほど頭を垂れるという話、偉そうに言ってしまいましたけれども、町長の中にある原点というのは、やっぱり町民との対話だと思います。それで、今、先ほど来ずっと出ているいろいろな課題でなかなか大変な状況だということも、もちろん議員として十分理解しているつもりですが、こういうときこそ、原点の住民対話に立ち返る、そのことが、私は町長の許される日程、各課長の許される日程の中で、ぜひ組んでみてはどうかなと。最初はひょっとしたら5人、6人かもしれません。でも、やっぱりそのときの町理事者として住民の声を聞くという姿勢が広がっていけば、ではこういうことを聞きたいから行ってみようかという話にもなり得るというふうなことに期待をしているわけで、そこはぜひ町長も課長方と相談をして、考えるべきではないかなということを提案したいと思います。それから、全課長を全部参加していただくというのも、もちろん住民側からすればありがたいことですけれども、逆に町として、例えば、これは例ですよ、老人ホームの建設についてというふうなテーマ、幾つかのテーマを持って、これについて町民懇談会をやりたいのでというような働きかけもあり得るのではないかなと。その辺は、私からこうやれああやれということではなくて、そういう工夫もしながら住民対話を進めることによって、ほかのまちでは、やっぱりそういうことが基礎になって住民自治に発展していくような、いわゆる自治会単位で町政にいろいろ意見を申し上げていくというようなことも実現しているところもあるようですけれども、今回はそれには触れませんけれども、そういうことの基礎になり得る話かなというふうに思っているものですから、その辺を、くどいようですが、町長の時間がなかなか大変なのはわかりますけれども、本当に年間の中で組み込んでいけないだろうか。町長の公の公務は、多分、1カ月以上前に日程が決まると思うので、その辺は可能な限りということで言えば可能ではないかなというふうに私は思うのですけれども、その点について、再度伺いたいと思います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
当初の思いから含めて御質問いただきました。まさに原点ですから、それは大事にしてまちづくりをしていく。誰のためのまちづくりかというと、もちろん町民の皆さんの、また、子どもたち、未来のためのまちですから、それはしっかり、今、その立場を預かって、次の時代にバトンタッチしていくという大きな役割ですから、それは大事にしていきたいなと思いますし、言われるとおり、私はやってみてというか、いろいろな説明会とか、懇談会というより説明会になると、やっぱりなかなか集まってきづらいですよね。だからそういうことでなく、工夫しながら、いかにたくさんのというか、気楽に集まっていただける、参加していただけるかという方法をやっぱり考えながらやっていこうと思ってきました。なおかつ、余りかた苦しくなく、本当に気楽に参加できる、そうすればその中でいろいろな意見も出やすいですし、ざっくばらんに、また本当にお互いに話し合うことができるということでありますから、そこを重視していこうかなというふうに思っています。それで、ついつい時間のあるときに自分で出かけたり、また、来てもらったりしてやることが多いのですけれども、やっぱり言われるように、ちゃんとした形の中で行く。ただ、やってみてわかることは、テーマを決めて行くと、非常にやっぱり参加しづらいというのがあるのです。これがやっぱり今までやってみて、私どもも、これはやらなければならないことだからと思って行くのですけれども、これは反省かなと思います。でも、一番集まっていただけるのは、やっぱり自治会単位ですよね。市街地区の大きいとかというより、農村部へ行くと非常に気楽に集まっていただくのです。余り集まっていただくと、その後がなかなか大変だというのもあるのですけれども、なかなか気を使い過ぎるというのもありますけれども、でも、やっぱりそういう単位で、特に私の町長がおじゃましますを始めさせていただいた一番のきっかけは、男性の大人の社会というのは、いろいろな団体だとか役職含めて接する機会があるのですが、家庭の中で、また、仕事をして頑張っている、特に女性の人たちと接する、女性の声を聞くというのはなかなか、言うなれば台所の声を聞きたいというのが一番ありまして、直接私どもで出かけていって、職員数名と出かけていって、それぞれ小さい自治会も、人数の多い自治会も含めてずっと歩かせてもらいました。そういう経過もありますから、そういうことももう一度また立ちどまって振り返ってみて、しっかりまた対応していって、今、地域をしっかり支えていただいている皆さんの思いだとか、まちを支えていただいている多くの先輩や、これからの若い世代も含めて、そういう何といってもまちづくりの原点の住民対話を大事にしていきたいなというふうに思っています。改めてこのような提案をしていただいたことに逆に感謝申し上げながら、もっと気持ちを新たに、しっかり取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。早速きょう、お昼に連絡が来て、若者、商工会と農村と、両組織が、26日から懇談をすると、こういうことで日程も決めていただきましたし、これにまたはずみをつけて頑張っていきたいなと思っています。以上申し上げて、答弁といたします。
質問 10番 阿保静夫
先ほど、町長がおじゃましますが一番身軽に動けるというのは十分理解をしているところですが、受ける町民側からすると、例えば副長を連れていってくださいとか、総務課長には悪いのですけれども、総務課長もついていってというような、やっぱり町長も職員を連れていくこともあるということだと思うのですけれども、やっぱりそういうスタイルが望ましいと私は考えます。町長が身軽に動くことも否定は決してするものではありませんけれども、やはり町長を先頭に役場の人が来てくれたということは非常に重要なことだと思います。その点について、今後、チャンスを待つのと、チャンスをつくる、その両面で、住民との対話を進めるということをぜひ取り組んでほしいものだと考えるところなのですが、その点についてのお考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
ありがとうございます。私どもも一番念頭に置かなければならないのは、これから長い間まちづくりに携わる、やっぱり若い職員の意識というかモチベーションなど、ここも含めて、課長職ももちろん同行していただけるということは本当にありがたいことですけれども、でき得れば、少しでもまだ年数のたっていない若い職員が、地域の方の思いや、また、それぞれの歴史だとか、そういうことがまちづくりの中にしっかりと身につけるように、そういう逆に職員の研修の場、勉強の場として、ぜひそういう活動をしていきたいなと思っています。提案をいただいた部分についてはしっかり受けとめて、これからも住民対話、本当に中心に置きながら、職員が一丸となって、私どもと地域の中でのコミュニケーションづくり、また、まちづくりの対話をしっかりと努めていきたいなと思っております。以上申し上げて、答弁とします。
質問 10番 阿保静夫
一つだけ、若い職員の話をされたので、余り時間外に行ってもらっては申しわけないなという気持ちがあって課長という表現をしたところなので、日中の勤務時間内で取り組めることがもしあれば、それは大いに、今町長がおっしゃったようなことで、例えば何か施策の説明で、先ほど例を挙げた老人ホームみたいなこととかあった場合に、それはやっぱり担当の職員が一番知っているわけで、それはでも説明会というどうしても形になってしまうので、住民の皆さんの意見を聞くということにはならないと思うのです。可能であれば、そういう時間外にならないようなことも工夫しながら、ぜひ前向きに取り組むべきというふうに考えますので、そのことを最後に伺いたいと思います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
本当におっしゃっていただいたとおり大事なところですから、わかりやすく言えば、勤務時間内は職員の研修ということも含めて、ぜひ1人でも多くの若手職員の皆さんに地域を一緒に歩いていってくれればなという思いの中で、それぞれ可能な課に要請をしながら、それぞれ人選をしてもらいながら、テーマがあればテーマのところの担当はもちろんですが、そういう若手職員を中心にということであります。また、時間外については、それぞれまた大事な時間ですから、これも管理職を中心に、課長方を中心に、しっかりとそれぞれ働き方改革に逆行しないようにぜひ努めていきたいなというふうに思いますので、その配慮も十分させていただきながら、それぞれ地域の中へ入っていきたいと思います。以上であります。
質問 10番 阿保静夫
終わります。