みんなの議会

本別町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日

町史始まって以来の不祥事ともいえ、現在までの対応と今後の方針について

2019年3月12日、本別町議会の一般質問で、梅村智秀議員が「町史始まって以来の不祥事ともいえ、現在までの対応と今後の方針について」質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。

質問者
梅村智秀 議員
答弁者
町長 髙橋正夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 梅村智秀

それでは、保留していた2問目を再開し、本別町議会、平成最後の一般質問、また出た徴税未納事件、不納欠損処理の闇どれだけをとり行います。改めまして、傍聴いただいている皆様には夜分にもかかわらず、またお仕事帰りの方もいらっしゃり大変お疲れのところ、傍聴にお越しいただき本別町議会議員の一員として心よりの御礼を申し上げる次第です。皆様の町を思うお気持ち、またその熱意に私自身、改めまして身が引き締まる思いでございます。それでは、始めさせていただきます。納税は、本別の未来へつながる希望のエネルギー、これは役場庁舎正面に掲げられている標語です。本件は、その未来も、希望をも損なわれてしまった、そうした1件でございます。元職員の関与と推認される徴税横領事件が新たに発覚し、一連の不祥事が今なお集結していないことが明らかになった。町史始まって以来の不祥事ともいえ、現在までの対応と今後の方針について事実と所信をただす。それでは1番、刑事事件として立件されていない町税横領事案が新たに発覚し、今なお調査中の現在、一連の不祥事の終わりが見通せない状況下にある。これまでの事件究明に関する対応の不十分さを物語っているにもかかわらず、私どもは、もうこれ以上は出ないと思っている、今回は、これで終わりたいと思っているなどとの見解を議会に示し、事件に対する認識の甘さを指摘せざるを得ない。公務員としての性善説が成立しなくなったことを認めているのであるから、認識を改め、事件の究明に努め、本当の意味で事件を終結させ、本別町が未来に向けた新たなる一歩を踏み出すための改革に注力できる環境を整える必要がある。2、一連の不祥事は、職員による単なる業務上横領事件のみではなく、職務上で知り得た情報を漏洩し、町とも一定程度以上の接点を持っていた者らと共謀し、不当に利得を得た者もあり、地方税法違反、加重収賄の罪も立件されている。また、元主事による不適切な収納事務処理も明らかになっており、その他の地方税法違反や収賄、他の職員による業務上横領、また不適切な事務処理等などはないのか、多角的な視点から徹底究明し、二度と類似事件が衆目を集めることがないようにする必要がある。1月30日の議員協議会において、件数が多い領収書がないと本当に確認がとれない作業、私どもはもうこれ以上出ないというふうに思っている、今回はこれで終わりたいと思っているなど、それらの見解を議会に示したが、通常であれば1件あればまだあるだろう、1人いればまだいるだろうと考えるのが普通である。現に、今回も元町職員と元主事の2人、今回も立件されていない新たな件が明らかになった。これをどう考えたらこれで終わりにしたいだとか、これでもう出ないと思っているというような考えに至るのか、私ははなはだ理解に苦しむところであります。副町長、あなたが選任される時、住民課長時代、本寺受刑者の上司で管理責任がなるなどとの理由から、可否同数で最後、当時の議長の裁決で選任された経緯があり、提案者の町長は、事件の全容解明に向け最大限努力している人などと述べられた。でも、今回の議員協議会での発言は、副町長からなされたものであります。全く持って全容解明にはほど遠いと言わざるを得ません。今回、示された所見について、改めてどういったお考えなのか答弁を求めるものであります。さまざまな議論があったにせよ、あなたが副町長に選任され、これはもう既に決まったことであります。決まったことであるならば、ぜひ前を向いて進んでいただきたい、副町長、あなたがしっかりしてもらわなければ、あなたがしっかりしなければ、この町はどうなるのですか。認識を新たにし、真に職責を全うしていただけることを強く求めるものでございます。まじめに汗を流す大多数の職員が哀れだとは思いませんか。不納欠損、これまでの不納欠損の判断を行ってきたのでは、最終判断を行ったのは町長あなたであります。元町職員を信頼しているベテランだからと、安易に不納欠損処理をしてきたつけをどこかで精算しなければならない、それが今であります。僕は、本音といたしましては、この1件は、本当に早く終わってほしい。過去のことを振り返るより、前を向いて歩を進めていきたい、こう考えておりました。でも、行政の批判と監視、そして提案をする、これは我々議員の務めでもあります。任期中に、新たにこうしたことが明らかになったことでありますから、私といたしましては看過することができないものであります。平成30年2月7日の町民報告会において、元職員は町長の御親戚であること、地方税法違反、加重収賄の共犯者は町長の支援者で、国会議員を知っているからということで選挙戦での応援演説を依頼したということ、元農場職員を元職員に頼む……。

質問 3番 梅村智秀

通告文書をそのまま読み上げるということを求められているのでありましょうか。

質問 3番 梅村智秀

2番項の2行目、町とも一定程度以上の接点を持っていた者らと凶暴しということも書いてありますが。元職員のことのみを私、述べているつもりはありません。議長に、その解釈を求めるものであります。

質問 3番 梅村智秀

それでは、改めまして再開いたします。この元町職員、あわせてこの町職員と共謀した元農場作業者、こうした者の関連がこの一連の事件では確認されており、当然、立件もされております。この今回の件が、この元町職員の者だという推認はしているけれども、確定がされていないということであれば、新たなものかもわかりませんし、この事件の真相というものが今なお、さらにさらに闇に包まれてしまってわからなくなってしまったのかなと、このような認識を新たにしたところでございます。これらについて、町民のためにも、町職員のためにも、そして本別町の未来のためにも全容解明、徹底究明を求めるものであり、改めまして所見を伺います。3番、一連の事件が終結していないことを踏まえ、改めまして町長がみずからを厳しく律する考えがあるのか所信をただします。新たに発覚したこの事件、これまで専門家と相談し、2回の処分を行ってこられた、そこで一定のけじめはつけたと、このようにおっしゃっておりましたが、私の見解ではその処分も甘いと、このような認識を持っております。この処分において、減額された金額、2回分合わせても100万円少々、このように考えております。これは、ボーナスだけでも年間300数十万円支給されている町長のお立場からすると、余りにも軽いものであると考えております。

質問 3番 梅村智秀

改めまして、御自身を厳しく律するお考えがあるのか、答弁を求めるものであります。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕梅村議員の質問についてお答えします。質問の趣旨、内容につきまして、若干、答弁と食い違うところがあるかもしれませんが、そこはよく聞いていただいて、理解をいただければと思いますので、前段申し上げて答弁させていただきます。まず、本件につきましては、これまでも述べさせていただいておりますが、町民の皆様の行事に対する信頼の不信を招いたということにつきましては、改めて事件の重大さを感じているところでありまして、職員一人一人の公正な職務遂行の重要性を感じているところでもあります。今回、町民の皆様から相談のありました件につきまして、調査をしたところ、元職員が関与した疑いの高い町税の未納が3件を確認されましたことから、地方税法の規定にのっとり、平成31年1月28日付で監査委員へ賠償責任の有無及び賠償額を決定することを求めたところであります。これまで収納業務の不適切処理にかかわる再発防止策に基づき、公務員倫理、また服務規律の徹底、本別町収納滞納整理などのマニュアルの整備などにより、再発の防止に努めてまいったところであります。公務員倫理、服務規程の徹底につきましては、職員一人一人が改めて法令遵守を徹底する意識の啓発を進めるために、平成28年度からコンプライアンス、倫理、法令遵守の研修を実施してきているところでもあります。今後も、この法令違反、法令の遵守、意識の徹底とリスクマネジメント、危機管理に関する意識の高揚をはかりますとともに、今回、明らかとなりました事案を踏まえて、過去の不納欠損者などにかかわる収納状況などの調査をしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。また、職務の遂行に当たりましては、これらの法令遵守をしっかりと心に刻むことによって、再発防止に取り組み、日々の業務を通じて役場に対する信頼回復に努めることが私に与えられた使命であると感じております。その職務を果たすために、職員とともにまちづくりに全力を取り組んでまいる所存であります。これらの所信を申し上げまして、また答弁とさせていただきますが、加えさせていただきますけれども、これは安易に不納欠損という質問がありましたけれども、不納欠損そのものは安易にやっているということではありませんので、不納欠損を悪用してこういう事件を起こしたということが事実でありますから、その辺についてもお間違いのないように答弁をさせていただきたいと思います。以上であります。

質問 3番 梅村智秀

ただいま答弁いただいた中で、不納欠損は安易に行ったものではないと。それは町長の御認識はそうかもしれませんけれども、私の認識は違います。それは、何かお間違いのないようにということで確定的なことで申されておりますけれども、この元町職員の、いわゆる性善説に基づいて信頼していたというようなことから、この職員が不納欠損処理というものを悪用したと、それは事実だと思いますけれども、この不納欠損処理が安易に行われていたか否かということについては、これは断定、確定されるのは町長の御認識として申し述べられたのは理解しますけれども、私の認識とは異なるもので、町長の御答弁は相容れないものでございます。改めまして御答弁を願います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

不納欠損は、それぞれ居所不明だとか、生活困窮などなど含めて、この部分については一定の期間、これは収納ができないと、こういう判断をして、それぞれ担当のほうから、このことについては、税法上にのっとって不納欠損ということで書類をつくって、それぞれ不納欠損扱いをするということですから、不納欠損そのものを安易にしているつもりではなくて、不納欠損そのものの制度、仕組みについては、これは間違いなく税法上にのっとって実施をしていると、こういうことを私は申し上げたわけでありまして、私どもが勝手に不納欠損をするとか、それを職員がいい加減にやるとかということでは決してありませんので、そういう意味での不納欠損はしっかりと制度にのっかって、法律にのっとって不納欠損の処理をしているということであります。ただ、もう一度言いますが、それを悪用して、こういうような収賄に持っていったということが、これが大きな事件になったということでありますから、そういうことの再発を防止するために徴収制度だとか、またコンプライアンスだとか、それぞれ必要な職員としての意識の持ち方、また業務の遂行の仕方についてそれぞれ研修を重ねながら、この信頼回復に向かって努力しているということでありますから、そういう一連の流れだということも含めて、御理解をいただきたいと思います。以上であります。

質問 3番 梅村智秀

これ僕も大体、何度かこの一般質問を経験して、これもう絶対堂々めぐりパターンに陥ったなと思うのですけれども、この元町職員がその制度を悪用して、不納欠損処理制度を悪用したと、それに最終的な御判断をして、はんをつかれたのは町長だと思うのです。それを、この制度を正しく、適正に利用しているのかどうかというものを精査されていたのかいなかったのか、それを僕は安易にというふうに表現しているのです。また、3番項の一連の事件が終結していないことを踏まえ、改めて町長がみずから厳しく律する考えがあるのかという、こちらについての御答弁も改めまして求めるところであります。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

制度を悪用して着服したという、要するに事件になったということと、不納欠損の処理ということは一緒でないということの御理解をいただければなというふうに思いますので、そこは、不納欠損というのはしっかりと、それぞれの納税者の事情を考慮しながら、それを法的に整理をして、不納欠損を処理をすると、こういうことでありますから、この制度そのものについて不備だとか、例えばその安易にということについては、一切そういうことではありませんので、そのことについてはしっかり御理解いただければというふうに思っています。また、この3番目の質問でありますけれども、職務の遂行に当たってそれぞれ今までのこういう事件の反省を踏まえて、特に責任者としてこれの職員一同、法令遵守をしっかりしながら、職場の職務の遂行に当たっていく、また再発防止含めて日々業務を通じて役場に対する信頼回復に努めるために全力をつけていくことが私に与えられた使命であるということであります。その思いをしっかりと受けとめながら、これからも職務を果たすために職員とともに全力を尽くしていく、こういうことの答弁とさせていただきます。

質問 3番 梅村智秀

改めましてお伺いの仕方を変えますが、今、今後の所信というものについてはお伺いいたしました。町長に新ためましてお伺いいたしますけれども、こちらをこれまで2回、御自身の処分を行ったということでございますが、新たにこうして出てきたということに対して、新たに御自身に対して処分を課す、このようなお考えがあるのかどうか伺います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

一連の事案だというふうに捉えながら、それぞれ議会の皆さん方にも相談、提案させていただきながら、自分のこれがいい方法だということでは決してありませんけれども、私は示した姿勢として2回にわたってそれぞれ議会の皆さん方に報告をし、承認をいただきながら、こういう処分をしてきたところでありますから、この一連のものについては、その結果を踏まえて、反省も踏まえて、これからは本当に職員一丸となって、指導する立場でありますから、その一丸となって職務遂行に当たり、普段の業務を通じて一層、信頼回復に務めていくということが私の役割だと考えておりますので、それがみずからをしっかりと律しながら、また決意も新たに取り組んでいくということが私の答弁であります。

質問 3番 梅村智秀

やっぱりまた陥ってしまいました、このループに。僕がお伺いしているのは、町長のお気持ち、所信というものは理解というか、わかりました。町長に、ではお伺いの仕方を変えますけれども、具体的な御自身に対して、例えば減給等の処分、こうしたものを改めて行う考えがあるのかないのか、今後のお考えとか、お気持ちについてお伺いしていることではありません。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

過去2回に行ったことをまたやるとか、やらないとかということを私は答える必要はないというふうに思っています。私に課せられた、この責務、役割、またみずからを律するという意味では、先ほどから答弁しているとおりでありますから、そのように御理解をいただきたいというふうに思います。

質問 3番 梅村智秀

答える必要がないというお答えでしたので、もう答える必要がないと言われた以上、答える必要がないというものに対して答えろ、答えろということも繰り返すことができませんので、町長のその姿勢、大変、私の所感としては不誠実だなと。これまで、事あるごとに、その信頼回復に向けて全力を尽くすと、そういった趣旨のことを述べられてきましたけれども、それも私の感覚といたしましては、具体的に何か実施されて、それが町民の感覚として、そうした形で信頼回復に向け一歩一歩歩んでいっているなと、そうした声を耳にしたこともありませんし、私自身も感じたこともありません。大変、残念だなと、このような所感を残して一般質問を閉じさせていただきます。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

梅村議員の思いは、それはそれで結構だと私は想っていますから、私は私のこの思いで答弁していますから、それが信頼だとか、またそれがどうだという、そういう所見を述べていただく必要は私はないというふうに思っています。必要なことは、必要として、今までも実施してきましたし、さらに必要なことはこれからもしっかりと町民の皆さんの信頼回復のために、また本町の発展のために職員一丸となって、その町民のみなさんの町を思う気持ちをしっかりとまた享受、または共有できるように全力を尽くしてまっすぐに取り組んでいく、これが私の役割だというふうに思っておりますので、そのとおり御理解いただきたいと思います。以上であります。

出典:本別町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日 議事録 PDF(141ページ) 間違いを知らせる