みんなの議会

本別町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日

地域包括ケア実現のための重要要素である地域医療現状の現在までの対応と今後の方針について

2019年3月12日、本別町議会の一般質問で、梅村智秀議員が「地域包括ケア実現のための重要要素である地域医療現状の現在までの対応と今後の方針について」質問し、町長 髙橋正夫、国保病院事務長 藤野和幸が答弁しました。

質問者
梅村智秀 議員
答弁者
町長 髙橋正夫、国保病院事務長 藤野和幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 梅村智秀

議席番号3番、私、梅村智秀による、通告済み2問のうち、2問目、また出た町税未納事件、不納欠損処理の闇どれだけ、については保留し、1問目、もはや待ったなしの町立病院運営とどうする地域医療をとり行います。質問に先だちまして、傍聴におこしいただいている皆様に、本別町議会議員の一人として、心よりの御礼を申し上げます。それでは、要旨明細、ここ数年、入院、外来患者数の減少と、平成三十年度の累積赤字見込みが21億円を超えることが明らかになった町立病院運営と、地域包括ケア実現のための重要要素である地域医療現状の現在までの対応と今後の方針について、事実と所信をただす。さてさて、私、きょうのきょうまで、僕の人生において、病院でメスを入れられることはあっても、まさか私自身が病院運営にメスを入れることになるとは考えたこともございませんでした。まず、皆様のお手元にある要旨明細、1番項についてお伺いいたします。予約、受付及び患者への応対などを問題視する町民の声が少なくないことが公文書などからもうかがえるが、事実、または事実と推認せざるを得ない事由があるのならば、入院、外来患者数が減少を続ける要因の一つとなり得るため、直ちに改善をする必要がある。一体全体、町立病院の実態と、町民の皆様の評価とはどういうものなのかということです。僕自身は、個人の政治活動の一環として、幾度か病院を訪問したことはありますが、患者として町立病院を受診したことはありません。改めて健康な体を授けてくれた両親に感謝をするところでございます。ですが、私自身、初当選後、これまでの議会の取り組みを学ぼうと、自主的に公文書、議会の委員会で病院事務に対して過去に行った所管事務調査報告書などの閲覧を行ったりいたしましたし、また、これまでに電話応対を含めた病院での予約時の応対、システム的なものとして、予約のとりづらさ、入院手続、医師や看護師の初動対応、診察に対する不審、入院患者への接し方などなど、枚挙に暇がないほど、病院の現況に対する極めて厳しく否定的な町民の皆様の声を耳にしております。それも、一歩間違えば命にかかわるような重大な問題だとの具体的事例も1例、2例ではありません。ここで個別具体的に申し述べると、個人の特定が可能で、プライバシーなどを大きく損なうおそれがあるため、この場で具体的事例を申し述べることは差し控えさせていただきますが、町長は具体的事例としてこうした事態を把握していらっしゃるのでしょうか、否か。また、まちの声、つまりは町民による町立病院に対する評価はどのようなものであると認識しているのか、伺います。あわせて、接遇研修などを実施していたことは私自身も把握しておりますが、その効果やいかに。つまり、現在はこうした実態は改善されているとの御認識なのかについてもお伺いをいたします。続きまして、2番項、他会計からの補助金や繰入金をもってしてもなお、平成30年度で1億8,000万円以上、累積にして21億円以上の赤字が見込まれる。平成29年度決算審査において、不採算病院の原因の一番重いものについては、医師の給与費と判断しているとの見解を示したが、地域医療を守るためには、医師や看護師を初めとする医療関係従事者の確保に積極的に取り組む必要があるため、具体的取り組みとして実現されるべく想像することができない。病院運営についての諮問機関やもろもろの検討会議等により示された答申、改善・改革案等と、それを踏まえての町の具体的改善・改革案を明らかにし、それを町民全体の共通認識として、今後も我がまちの地域医療を守っていく必要がある。公立病院の評価として、収支状況、いわゆる黒字か赤字かということだけで判断するつもりは毛頭ございませんが、原則は独立採算であります。この独立採算である病院会計とは別の一般会計から繰入金や補助金など、3億円以上も投入してもなお、平成30年度単年で年間約1億8,000万円程度の赤字、これまでの累積赤字が21億円を超える見込みです。この約1億8,000万円を1年間365日で割ると、実に毎日約50万円ほどの赤字を生み出している運営ということになり、この21億円の累積赤字はどれほどのものかというと、約7,000人の町民1人当たり、赤ん坊から高齢者まで、約30万円の負担をしなければいけない、それほどの数字でございます。これを計算するときに、僕もこんな数字を数えたことありませんから、何度も一、十、百、千、万と、このように指で数えたぐらいの数字です。この収支がこのままであると、人口減少と高齢化でまだまだ悪化していくだろうと。これ、本当にどうするの、どうなっちゃうのということです。昨年10月2日に開催されました平成29年度決算審査特別委員会において、予算、それから人事管理を適切に推進していくことが必要、経常経費の削減等を図りながら進めていきたい、不採算病院の原因の一番重いものについては医師の給与費かなと判断をしているなどの答弁がなされました。現在の病院の運営状況を踏まえ、経費削減、人事管理について、何を、どのくらい、いつまでに削減または見直しをというふうに、どのように改善、改革をしていくおつもりなのか、具体的な答弁を求めます。病院新改革プランによると、職員給与比率、平成29年度目標85.6パーセント、黒字化を目標としている平成32年度には71.9パーセントと、実に13.7パーセントのダウンが示されております。数値では大変わかりにくいので、例えばでございますが、医師については、いつに平均幾らぐらいの減額または増額、看護師はいつに幾ら、事務職はいつに幾らなどと示していただければ、なお具体的で、よりわかりやすいというふうに考えてございます。経費削減についても、まさかこれだけの赤字を抱えている運営でございます。今さら電気を小まめに消しましょうとか、水の無駄使いをやめましょうとか、そういったレベルの話ではないと、このように考えてございますので、具体的にわかりやすく、明解なる答弁を願います。この病院改革の最たるものは、先ほど述べました本別町国民健康保険病院新改革プランだと私は認識してございます。こちらは、地域包括ケア研究所に約251万円の委託料を支払い作成しているものでございます。同様に、平成29年度決算審査特別委員会において、改革プランによると、平成32年度には黒字化する計画だということだが、大丈夫なのか、適宜、中長期的な計画の見直しはしていかないといけないという強い認識はあるのかといった趣旨で、私から質疑をさせていただきましたが、それぞれ32年度から黒字になるのというのはちょっと厳しいかなと思う、おっしゃるとおりですとの答弁でございました。これは4カ年計画の初年度、1年目でこのありさまでございますから、もはや会議ですとか計画だとかプランだとか、机上の空論でどうこうなる状況ではないということのあかしでございます。主に改革プランを策定していただいている地域包括ケア研究所から、これまでの現況を踏まえた上で、どのような現状認識と、これからあるべき姿を示されているのかを明らかにされたい。また、その他の検討会議等でも多くの意見等が出ているはずでございます。中には、もう言っても変わらないのだという落胆の声すら漏れているようでございます。具体的にこれまでどのような問題提起と、改善・改革案が上げられているのか。また、それらを踏まえ、町長は今後、どのような病院運営としていくのか、具体的かつ明解に答弁を求めるものでございます。そして、3番項、昨年10月に開設された地域医療連携室の現状と効果は。こちらも地域包括ケア研究所に約325万円の委託料で、医師、医療関係専門職の確保を担っていただいている。過疎地、へき地での医師や看護師を初めとした人材確保は相当困難なことは想像するにやすいです。本町においても、星空キャンプ、これらで実績を上げ、また、旭川医科大学と諏訪中央病院から研修医がおこしいただけるとのことでございます。近隣町村でも医師確保が困難であるとの現況も把握しており、本町においてこうした取り組みが一定以上の成果を上げているのかなと私自身も認識しているところでございます。昨年10月に開設した地域医療連携室、こちらにも、この星空キャンプを御縁として1名採用されておりますが、残念ながら既に長期のお休みに入っているとのお話でございます。原因は私は存じ上げませんが、本人の問題なのか、受け入れ側の問題なのか、仮に前者だとしても、採用の判断をしたのは町でございますから、これで本人の責任だったとしても、一切責任がないということにはなりません。地域医療連携室の現状と、開設から今日まで、町内の病診連携、こちら、病院と民間診療所等ですね、こちらや、福祉施設、また、管内や近隣の病院との連携など、開設前と開設後でどのような成果があり、今後、どのような具体的成果、効果が見込めるのか、答弁を求めます。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕梅村議員の1点目の質問の答弁からさせていただきますが、まず1点目、現在の外来診療、予約でやっております診療の関係でありますが、内科、外科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、リハビリであります。そのうち、眼科と皮膚科は外部の病院からの医師の派遣を受けておりまして、派遣元へ戻ってからの業務の関係から、スケジュールを円滑に管理するために、派遣元の病院と協議を行いまして、これは患者数を制限しているというのが現状であります。その他の予約診療につきましては、早朝から来院され、診療まで長時間待たれる患者がおられるなど、御不便をかけていたことから、患者の利便性の向上、待ち時間の短縮を目的として、再診の患者について予約を受け付けているところであります。昨年9月から内科と外科の予約制を開始いたしましたが、一定の時間で区切り、その時間内で予約患者と予約外の患者さんを診療、診察しておりまして、予約患者を優先的に診察していることから、予約患者の診療内容や、また、救急患者の対応があった場合については、予約外の患者さんの待ち時間が長くなってしまうことがあります。朝早く来たのに、終わったら昼過ぎだ、夕方だということも何回かありましたけれども、それも現場を確かめることによって、予約診療の中に救急などの外来があると、その分が次に後送りになるということもあって、どちらにしても予約外の患者さん方が長時間待たされているということがあったということについては、非常に申しわけないことでありまして、それらの解消も含めて、予約外の患者から待ち時間が長くなったと御意見をいただいていることは事実でありますから、これらの解消と、逆に予約制になって待ち時間が短くなったということも、これは予約の、常時診療を受けている方についてもまた事実であります。いずれにいたしましても、いただきました御意見と業務の効率を勘案しながら、患者さんの利便性の向上に向けて検討を進めているところであります。患者への対応につきましては、接遇に関しまして、以前から厳しい御意見をたびたびいただいております。改善に向けて、毎年研修会を実施しております。昨年の12月には、病院職員を対象にした、法令順守はもとより、医療に携わる職員としての質の向上を目的としたコンプライアンス研修会を実施しておりまして、今月の19、20日にも医療接遇の研修会の開催を予定しているところであります。今後も職員の接遇向上に努めてまいりたいというふうに思っています。また、患者数の減少は、病院経営に大きな影響を与えますことから、新公立病院改革プランにおきましても、町民のニーズにもっと応えるという方針と、患者満足度の向上という施策を掲げておりまして、今後もより一層接遇力や利便性の向上に努め、患者に寄り添い、喜ばれる病院運営を目指してまいりたいというふうに思います。2点目の質問ですが、当病院の経営状況は、平成30年度の決算見込みにおきまして、一般会計から繰り入れを行っております。単年度、大幅な赤字が生じまして、累積欠損金も21億円ほどになることが見込まれています。平成29年度決算におきましては、累積の欠損金が19億2,000万円を超えまして、年度末に4,000万円の一時借り入れを行い、地方財政法上の資金不足とはなっておりませんが、極めて厳しい状況となっているところです。収支補てん分の大きな要因といたしましては、当病院は不採算地区病院でありまして、医師の給料を含めました人件費も上げられておりますが、緊急告示病院、そしてまた、不採算地区病院ということで、ルール分として、先日、決算でもお話ししたということでありますが、その部分については、医師も含めてのへき地における医師確保のための国からの交付金でありまして、給与面での優遇は、こういう地区についての優遇ということで、それぞれ交付金をいただいているところでもあります。また、その他の医療の専門職員につきましても、通常の募集と並行して、看護師につきましては、人材派遣会社を活用して、紹介、また派遣を受けているという状況でありますから、ある程度の人件費の増加は必要と考えているところでもあります。また、今後の具体的な取り組みといたしましては、今定例会で条例の提案が予定されておりますが、町が新たに創設します医療職員の養成就学資金貸付制度を活用して医療の専門職員の確保を図ってまいります。諮問機関や検討会議からの答申、改善・改革案などですが、先日行われました国民健康保険運営協議会や、健康長寿のまちづくり会議におきましては、こうした厳しい運営状況に対し、外部の有識者の活用を含めた経営改善に向けた検討を進めるべきとの御意見もいただいておりますので、私どもと病院による検討委員会を立ち上げて、今後の経営改善、経営体制について、共通認識を深めて、今後の我がまちの地域医療を守っていく方針について、外部の方のお力も借りながら、検討委員会の設置も考えております。3点目ですが、地域連携室の現状と効果ですが、地域連携室は、昨年4月から開設準備を進めて、10月に正式に開設をしたところであります。業務といたしましては、患者の入退院時の他病院や介護保険サービス事業者といった外部機関との情報交換が主なものとなっておりまして、開設以来、外部機関からは、病院との情報連携の窓口が一本化されて、連絡、相談がしやすくなったという評価もいただいておりまして、一定の成果は出てきているところであります。今後もさらなる機能の向上に努めてまいります。当院は、本町にとって唯一の入院設備を持った必要不可欠な医療機関でありまして、病院の経営は大変厳しい状況でありますが、今後も職員一丸となって、この状況の改善に向かってそれぞれ努力をさせていただくということでありますので、また特段の御理解、御協力も賜りますようお願いいたします。なかなか改善がすぐに見えないのでないかという御質問でありますが、それぞれ今、スタート台に立ちながら、この現状を何としても、この病院の機能をしっかりとこれからも維持できるように、町民の皆さんの健康と暮らしをしっかりと支えていける医療機関として、緊急の告示病院、そしてまた、それぞれの診療科目がしっかりと継続できるためには何が必要なのか、何が不足なのか、また、何をすればいいのかということを、今、検討委員会の中でそのことをしっかりと洗い出しをしながら、そして共通認識を持った中で、外部の委員の皆さん方からもしっかりと意見を聞く、そういうスケジュールの中で進めさせていただいているところであります。すぐにまだ評価ということでありませんけれども、このことをしっかりと積み上げていかなければ、まさに待ったなしの状況ということになりかねないことでありますから、そのことも十分に認識しながら、改善に向けて最大限の努力をしていく、そういうことで、職員一同の意見がしっかりとみんなで共通認識ができたということはスタートになるということを申し上げて、答弁とさせていただきたいと思います。

再質問 3番 梅村智秀

ただいま御答弁いただきまして、何点か再質問をさせていただきます。まず、厳しい御意見があるということでありますけれども、病院の運営に対して、具体的にどういう厳しい意見があるのか、こちらについて町長は把握をされていらっしゃるのかどうかということについて、改めて答弁を求めるところでございます。また、予約等についても、当然、予約が完了している患者様については、待ち時間が短くなったよと、そういった評価の声もあるよという御答弁でございましたが、いわゆる予約も、システム的な待ち時間のことだけではなくて、予約の連絡をしたときの看護師の応対であったりとか、そういったことについての把握というものを具体的にされていらっしゃるのかどうかということについてもお伺いをいたします。また、病院の運営について、極めて厳しい状況だというお答えをいただきました。これはもう皆さんが共通認識として持っているところでございます。不採算病院として、医師の給与面での優遇、看護師等もある程度の人件費、そういったことも十分わかるのです。ただ、経費の削減というようなことが重点的な計画として上げられているようでございますけれども、人件費については、では当然、給与面で医師への優遇をしなければいけない、計画では医師の5名体制というものもずっと守っていきたい、看護師も確保していきたい、そういうふうにしたら、どこをどう削るというふうなお考えを持っていらっしゃるのか、具体的にお答えを願います。また、答弁いただけなかったと思うのですけれども、経費の削減について、何を、いつまでに、どのぐらい減らそうとして考えていらっしゃるのかということについて、改めてお伺いをいたします。条例改正を行って、医療関係者の確保ということでございますけれども、本町の受け入れ体制というものが整っているのか、そういったことについての御認識についてもお答えを願います。また、私、先ほど、もう計画だとか、そういった机上の空論ではもうどうこうなるような状況ではないのだよということを申し述べさせていただきました。今、町長からお答えいただいたところといたしましては、外部の有識者等を頼り、検討委員会を立ち上げるということでございましたけれども、今までもろもろの検討会議やそういったものがあったと思います。どこがどう違うのか、具体的、明解にお答えをいただきたい。この検討会議を新たに立ち上げられて、この病院の運営が改善されるという御認識だということですから、ここについては特に御丁寧に御答弁を求めるものでございます。待ったなしの状況にもなりかねないということでございますが、私の認識では、もうなっているのですよ。もう会議だとか、そうした計画やプランが、委託費を100万円単位で払ってつくってもらった計画も、1年目から成立していないではないですか。もうだから無理なのですって、そういったことでは。私はこういう認識を持っておりますけれども、それでもなお町としては、こういった検討会議を立ち上げるというような、具体的なものというのはこれぐらいしか出てこないものなのでしょうか。改めての答弁を求めるものでございます。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

現状、厳しいというのは、当然、数字でもあらわれていますからね。でも、これだけの入院患者さんや、また外来患者さん、また、さらにここから救急含めて、年間、十勝管内では本当にトップの500件近く、これだけ救急搬送含めてやっている病院ですから、それは、例えば給与体系にしても、医師が一般的な勤務をしている人のようなわけにはいかないということを含めて、24時間、365日みたいな勤務ですから、そういう中で、本当に献身的に頑張っていただいている病院のスタッフですから、ここを、身を削ってどうこうするというような次元の改革では、これは待ったなしということになりませんので、これをやってしまったら、本当にみんないなくなりますから、それで本当に病院が成り立つのかということですから、そういうことにならないように、まず外部からのいろいろな御意見をいただく組織を入れるためにも、まず内部が共通認識を持って、どうしていくのかということの、そういう同じ方向を向いてやっぱりスタートしなければ、幾ら外部から、どんな著明な人が来ようが、まちの人が来ようが、患者さん代表が例えば来て、いろいろ意見を言ってくれようが、何も進まない。そういうことも有効にそういうアドバイスをいただけるようなことをするために、まず現状も含めて、それぞれ病院内部のスタッフが、医師初め、言ってみれば院長初め職員全員がそういう認識を持って、やっぱりここでみんなが共通認識で頑張らなければ、今の医療体制を継続できない、そして町民の皆さん方の命を預かるこの病院が継続できないということは、大変な思いであるということも含めて認識をして、それで、できるところからまずしっかり改善していこうと、こういうことでスタートをしていくということでありますから、それもいろいろ議論はあった中で、また、いろいろなぶつかりがあった中で、包括ケア研究所からのいろいろな提案だとかアドバイス、そのことが逆に本当に反発になったことも確かにあるかもしれません。そういうことも含めて、なぜこういうことが必要なのかということを協議した中で、本音でそのことを出し合って、それを本当にいいたたき台として、これからの改革、改善にみずからが努力して、そのために検討会議を立ち上げて、しっかり取り組んでいくということになりましたので、まずみずからが改善するという意識を持つということで、まずそこからのスタートでありますので、このことについて、私どもも大きな前進として、これからスピード感を持ちながら、いち早く町民の皆さんに信頼される病院として立ち直っていくと、こういうことにみんなでしていくということを、実は昨日もその話を病院の中でさせていただいたところであります。厳しい意見ということでありますが、今まで病院のモニター会議などなど含めて、そういう意見もいただいたことがありました。10年ぐらい前は、モニター会議も、それぞれの委員さんがいろいろな御意見をいただいてきて、本当にあれがだめだ、これがだめだということが非常に多かったということも事実ですから、そういう厳しい意見を十分に聞いています。そしてさらに、それがだんだんこうして病院の努力だとか病院の現状を理解していただくことによって、そういう意見から、何としても病院がみんなで頑張って、本当に町民の皆さんの期待に応える病院でなければ、ここに病院がなければ住み続けることも、また、新しく来ることもできない、そういう大事な病院なのだから、しっかり頑張ってほしいと、そういう意見も本当に今は多くいただけるようになってきました。そういうことを含めて、やっぱり町民の皆さんの期待がどこにあるのか、この病院がなぜここに存続しているのかということも含めて、しっかり取り組んでいかなければならないということを改めて、病院のスタッフのみならず、私ども職員にもそのことを申し伝えながら、改善に向かってみんなで努力していこうということで、今スタートしているところであります。決して無駄な投資何かをしているわけではありませんし、そしてそのことも含めて、先ほどや決算の中でも答弁をさせていただいていますが、なぜ不採算のところに国からの交付金が来るのか、そして、不採算の指定をされている、特に要件は、ここで150床以下の病院のベッドで、また、隣の病院まで15キロ以上などなど含めて、総合病院が近くにないなどなど含めては、ここは拠点病院として残っていかなければならないということでありますから、それらの救急の、また、それぞれ外来の、また、入院の規模含めて、こういうような告示病院としての機能を維持するために、それぞれ補助をいただいているところであります。決して医師の給料が高いからこの不採算地区の交付金が来たと、こういうことでは決してありませんので、病院運営全体に対する、その項目の中に医師の給料だとかいろいろな部分が、算定式の中のルール分として示されているところでありますから、このこともあわせてお答えさせていただきたいと思います。いずれにいたしましても、厳しい、厳しいということばかりの意見になるかもしれませんが、現状、本当に認識しながら、それぞれ自分たちが今何をできるのか、何をしなければならないのかということを、それぞれの部署でしっかり考えながら、対応をしながら、この機能の維持に向けてしっかり頑張っていくということの意思確認をしているところでありますので、そういう面では、これからのぜひ御指導もいただきながら、病院の改善に向かってまた御支援いただければなと思っています。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。

再質問 3番 梅村智秀

改めてお伺いいたしますが、私は何も医師の給与費を削減すべきだとか、看護師さんとかの人件費を削るべきだというふうに私が意見を申し上げているわけではないのです。病院の改革プラン等に、人件費の削減等がポイントで、パーセンテージで示されておりますから、そちらについて、先ほどの繰り返しになりますけれども、職員の給与比率、平成29年度、目標85.6パーセント、平成32年度には71.9パーセントと、実に13.7パーセントのダウンが示されておりますよと。これは、だから具体的にこの中身、何をどう減らすのですかと。当然、下がるものもあれば上がるものもあると思うのです。ここを具体的にちょっと教えてくださいよということです。あと、2度目の再質問でもお答えいただけなかったのですけれども、経費の削減について、だからいつ、何を、どのぐらい削減しようとしているのか、具体的に教えてくださいということなのです。電気代をいつまでに幾らぐらい下げるだとか、材料費をこのぐらい下げるのだとか、そういったものを聞かないと、頑張るとか、元気にとかと言われても、具体的なイメージが全く描けないのですよ。繰り返しになりますけれども、もう待ったなしの状況なのですって。あと数年は大丈夫ですよ、一般会計からの繰り入れとか、財政調整基金とか、まだ二十数億円残っていますから。でも、そのうち底を突きますって。人口だって減っていく。それは見立てとして変わらないですよね。高齢化も進む、人口も減っていく、病院に対する求めというものもどんどんどんどん変わっていく。そういった中で、楽観的な、前向きな見解というものを持てないという現状ですから、もう既に。お金を払ってつくってもらった計画、改革プランについても、1年目から全くもって、4年目のゴールを目指していても、全くもって難しいという見解なのですから、だから、会議を開くとか、そういう意見をもらうとかという段階はもうとうに過ぎているということを言っているのです、私は。当然、町長おっしゃるように、拠点病院として残っていかなければならない、地域にとっても大切なもの、この認識は、皆さん、必要ないよという方はほぼほぼいらっしゃらないと思いますよ。だからこそ守らなければいけない、こういうことを申し上げているのです。にもかかわらず、具体的な検討会議を立ち上げるというようなことしか具体案として出されていないのです。繰り返しお伺いいたしますけれども、これまでの会議と、これから立ち上げる検討会議、どこがどう違って、どういう希望、期待を抱けるのか、明らかにしていただきたい。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

人件費を下げると言わないで、どうやって削るのかということでありますが、給与比率ですから、これは現状の中で、これだけ外来も入院も減ってきた。そのことも含めて、今の病院を建てたときには、約1万人ですよね。今、約7,000人、わかりやすく言えば。そのことも含めてどうなのかということも、それは検討しなければならない、機能の問題として。でも、それは一部のことであって、ただ、全体的にどうするかということは、本当に信頼される病院として、皆さんがしっかり頑張ってくれることによって、そこに患者さんも集まってくる、そして、できれば5人の医師が、例えば1人1,000万円ずつ、もっと頑張ってほしい、できれば2,000万円頑張ってほしい、そうしたら1億円になる、そんなことも実はあるのですけれども、そこまで求めるわけにいきませんけれども、そのぐらいの気持ちで診療に当たる、それは、ただ収入を上げるだけでなくて、そこに来ていただける患者さんが満足していただける、安心していただける、要するにそういう病院にするためにどうしていくのかということもやっていくということです。だから、経費を削る何とかと、それは具体的にあるかもしれませんが、そういうことをやる前に、やっぱり意識をしっかりと持っていかなければならない。意識、今ころかと思うかもしれませんが、今までそのことが十分にできていないから、統一できないから、なかなか改革が進まなかったという面もあります。そのことを教えられた、また、いろいろ指導されたという部分について、やっぱりそのことをしっかりやっていかなかったら、この改善はできないだろうということのスタート台に今立っているということであります。ですから、これからの話で、それはまだるっこしい、もう待ったなしで終わるのだというかもしれないけれども、終わりだと言って終わってしまったら何もできないわけですから、そういう現状を踏まえて、少しでも改善するために何が必要かということが、先ほどから私も問われているわけですが、そのことを言っているのは、まず内部の意識をしっかりと持ちながら、共通認識を持って、できるところから少しずつでも改善していって、多くの信頼をいただけるような、安心して診療に来ていただくような、そういう病院にしていかなければならないところでありますから、そのことについてぜひ御理解いただきたいなと思っています。会議内の進め方ですが、今までの会議と何が違うのだということでありますが、今までの会議というのは、私どもも直接かかわることは余りなかったのですけれども、これからの会議は、私どももしっかりと一緒になって、理事者と言われる我々も経営者の一人ですから、その中で、現場のスタッフの皆さん方と一緒に共通の認識を持つために、また、このまちの将来の思いを伝えるために、そういう具体的な改善策についての現場からの提案なども含めて審議をさせていただく、また、検討させていただく、そのことを含めての会議とこれからはなっていくということであります。歩みは遅いかもしれませんが、着実に将来に向けて一歩一歩進めていくということでありますから、そういうことも含めて、ここでスタッフも職員一同、そういう意識を持っていただいていることをぜひ御理解いただいて、そういう意味でのまたいろいろな御指導、また御助言もいただければいいと思いますので、よろしくお願いしたいと思っています。以上です。

答弁 国保病院事務長 藤野和幸(国保病院事務長は2021年3月まで)

梅村議員から御質問いただきました、改革プランの中の人件費の関係でございますが、こちらで平成29年度の目標が85.6パーセントで、32年度の目標が71.9パーセントということになっておりますが、こちらの数字が下がっておりますが、こちら、退職者も今後も出てまいりますので、退職者が出た際に、補充した場合、もといた職員の給料の、当然、若い人が補充されますので、大体人件費、2分の1から3分の1程度の若い職員を採用するということで見込んでパーセンテージを出したものでございます。また、収益も右上がりで計算はしておりますが、こちらは総体的に人件費については下がるということになります。

再質問 3番 梅村智秀

改めてお伺いいたします。ちょっと順番前後いたしますけれども、今、病院事務長から、給与比率について、これは当然、給与比率ということですから、今御答弁いただいた中でいうと、具体的に医師の給与を削減するのだとか、看護師の給与を削減するのだとかということではなくて、人の入れかわりとかによって中身の割合が変わっていくし、絵に描いた餅と私は表現させていただきますが、収益が右上がり、右肩上がりで計算させていただいているということです。もう1年目から、先ほどから述べているとおり、計画とずれていますよということを改めて申し述べさせていただきます。給与比率については理解いたしました。3回お伺いいたしましたが、経費の削減について、いつ、何を、どのくらい削減するのか、お答えいただきたい。議長に申し上げます。これで答弁いただけないのであれば、町長に対して誠実なる答弁をするよう厳しく御指導を願います。3回、私、お伺いいたしましたから。あと、まず順序として、意識改革ですとか信頼だということをおっしゃっておりますが、私、1番項で申し上げたのですけれども、町民のこの病院に対する信頼というものが大きく損なわれているのではないのですかということを申し上げているのです。具体的に上げることは差し控えますが、命にかかわるような問題まで、1例、2例ではないというものを私は聞いているのです。ただ、それが事実かどうかわかりませんので、そうしたことが事実であるのか、そうした御認識を持たれているのかということなのですよ。私が聞いている、利用者の、これは本当に厳しいなという声、こうした病院があれば期待をしてしまうだろうと。でも、質が保たれないのであれば、ないほうがいいのだと。かえって変な期待をして、危ない目、命を落とす目に遭ってしまうと、これほど利用者の方から厳しい声も上がっている。ということは、私が聞いている、いわゆる伝聞、風説の域でございますから、正しいのかどうかわかりませんけれども、その例が1例、2例ではなければ、幾ばくかは事実としてもあるのではないのかなと。そうしたところから推測するに、多くの、少なくない町民から、病院に対する信頼というものはもう既に失われているのではないかというところで私は認識しているところでございます。ですから、そこはどういうふうな御認識を持たれているのかということもお伺いしているところでございます。今になって、何が必要か、できるところから少しずつみたいなことをおっしゃっておりますけれども、検討会議の中で今までとどう違うのか、自分たちが主体的にかかわっていなかったということでございますけれども、地域包括ケア研究所に出している病院の改革プラン、これは町の諮問機関としての位置づけをされているところでございますから、これは諮問機関が勝手に単独でひとり歩きをしているというものではなくて、こちらが求めたものに対して、答申を出していただいているというものではないのですか。だから、今まで既に主体的にかかわっていなかったということであれば、税金をどぶに捨てていたようなものでございますよ。そういう認識だと、私はもう今後の病院運営についての期待、この検討委員会を立ち上げるというものに対しても、そういう期待を抱く町民というものはほぼほぼいらっしゃらないだろうと推測するところでございます。例えばでございますけれども、具体的な改善・改革案として、例えばです。病院に今ある病床数、これを、現在、満床として運営されていないのでありますから、19床以下のクリニック化、無理、無駄を徹底的に省いて、いわゆる小さくしていく、コンパクトにしていく、こうしたものの提案がまず一つ。当然、救急などの不採算部門、こうしたものについては一部は見直しをしていかなければいけない。2番目ですけれども、当然、そうした救急の不採算部門が切り捨てられたら、町民の方、利用者の方は、救急受付がないのは不安だと、このような認識を持つのは推測するにやすいところでございます。これは本当にごもっとも。これは例えばでございます。髙橋町長、町村会の会長を務めていらっしゃる。近隣町村、どこを見ても同様のこうした病院運営の問題、課題というものは抱えている。こうしたところときちんと連携を組んでいく、そういったところで、メディカルジェットとまでは言わない。でも、ドクターヘリでありますとか、ドクターカー、こういったものを整備していく。十勝においては、平成27年11月に、道北の旭川、道東の釧路、こうしたところから、一部地域をカバーしていただくということで、やっとカバーされたところでございます。これを十勝が、帯広でもいいです、主体となって、町長のお声がけとかでまとめていく。やっぱり町長の町村会の会長というお役割ですと、できるのはやっぱり町長しかいないと思いますよ。そうしたところで、やっぱり不採算部門を仮に切り捨てた、でも救急とかそういった地域医療というものに不安を与えないというようなところを考えていく。3番目、公設民営、いわゆる公がつくり、民間に運営を任せるというものです。直近の事例ですと、広尾。広尾の病院が独立行政法人化され、4月から新たに運営がされるところです。これ、実態としては帯広市の北斗病院の運営になります。診療科目も大幅に充実されて、4月からの運営となるところでございます。もしくは、厚生連の指定管理を受ける。これは帯広市にある厚生病院関連の運営としてもらうということです。そして最後に、私のもう1案、これまでの無為無策をわび、町民1人当たり30万円の負担をしてもらう、これをお願いすることです。これは町長、これまでもこれからも一生懸命にまちのために汗をお流しになられてこられているのですから、髙橋町長の号令であれば、町民の皆様は、1人当たり30万円払ってくれと、こうした号令があっても右へならうのではないかなと思うところでございます。100名以上の病院関係の雇用が守られるのか、高齢化が進む我がまちの地域医療は守られていくのか、こうした具体的提案、具体的な私の意見、考えでございます。こうしたものについての所見をお伺いいたします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

梅村議員に申し上げますけれども、地域医療を守るために、今いろいろな、大変だけれども、乗り越えなければならない、議論だとか意識だとか環境だとか条件を含めて、今進もうとしているのです。地域医療を守るために、住民の暮らしを支えるために、ここで住み続けるためにはなくてはならない、この病院の診療体制を守るために頑張るということです。その中で、厳しい意見だとか、命にかかわること、把握しているのか、聞いているのかということでありますけれども、梅村議員も具体的に知っているなら言ってください。私は具体的にそういうことはここで言うこともありませんし、具体的に教えられてどうこうというのはありません。ただ、一人一人の患者さんの症状ですから、その人の受けとめ方、また、その病状によっていろいろな事例があります。それは救急で運ばれた人たちの話も聞くこともあります。でも、そのことが、誰かが、何かが悪くて、対応がまずくてそうなったのか、どうかなということは、この場で私どもが議論したり意見を交換するというような場所ではないというふうに私は思いますよ。そんな事例は私は聞かないと思います。ですから、そのことを含めて、病院はなぜ必要なのかということを含めて、今、職員とスタッフ全員で、そのことを共通認識を持って、でも現状はこういう現状だから、それを改善するために何ができるのか、何をしなければならないかということを、今、そのスタート台に立っていくということ、このことをさっき何度か申し上げました。その中で、経費の削減でありますが、具体的に経費の削減、梅村議員のおっしゃるような削減でないかもしれませんが、今まで取り組んできていることを、今、事務方のほうから答弁させていただきますけれども、経費を削減すると、今までもずっと、例えば診療の必要な資材だとか含めて、また、薬だとか薬品含めて、それぞれ取り組みしてきましたけれども、今やらなければならない私の一番の課題は、まず、経費の削減もそうかもしれないけれども、やっぱり信頼を集めて、そして収入を上げることをしっかりしていかなければ、今の体制を守れないということですから、このことに重点を置くということで、決して答弁をしなかったということでありませんので、そこはそういう収入をしっかり上げられるような、やっぱり内部体制をしっかり整えていくと、こういうことで努めていくということでありますから、その上で、広尾の例も出されました。それぞれ19床の話も、全部私どもも検討、今までの協議の中で全部やってきております。そして、厚生連とかどこか民間にということ、これは現実に不可能なことも、今までの取り組みの中で全部学びました。そして、医療財団含めてやったところもあります。成功例はもちろんあります。でも、これからやる連携の、ある自治体の話は、財政まで見てくれることではありません。医師の派遣は、それは一定程度あるかもしれません。というのが通例の、日本で今行われている連携の、そういう体制の話でありますから、そのことも含めて、私どもの本別町の国保病院のあり方として、何が適当なのかということも、どうすればいいのかということも、全部今まで検討してきています。その中で、そういう体制よりも、やっぱり現状の今の診療体制、何度も言います、救急指定含めて、ここでなくてはならない診療体制を守るために、継続、持続するためにどうしていくのかということを、本当に真剣にみんなで考えていきましょうということで今スタートしているということです。ぜひそのことを理解していただいて、それはやめれば簡単だなどという話では決してありませんので、それはやってはいけないし、やれることではありませんので、何としてもここで暮らしていくために、責任持ってやっぱりこの病院の運営をしていくということでありますから、そのことにぜひまた御理解をいただいて、御支援もいただきたいなというふうに思います。特におっしゃっていただいた経費の削減については、事務方のほうからぜひ答弁をさせていただきたいと思いますが、総体的に、もう一度言いますが、地域医療に不安を与えない、やっぱりこの病院の体制を継続、持続するために、本当に真剣になってみんなで取り組んでいこうと、こういうことで、今までいろいろなことがそれぞれ取り組みながらも、また、不備なところもいろいろ御指摘いただきながらもきたのが現実でありますから、それらもトータルとしてしっかりと進めていくということでありますので、よろしくお願いしたいと思います。

答弁 国保病院事務長 藤野和幸(国保病院事務長は2021年3月まで)

経費の削減の関係でございますが、何を、いつまで、幾らぐらいというような御質問があったかと思います。例えばですが、材料費の中で、薬品費、薬代でございます。こちらはジェネリック医薬品等導入促進等を図りまして、平成30年から31年で、当初予算ベースで12.4パーセントの削減が図られているところでございます。ほかにもいろいろ経費削減、今後も努めてまいりたいと思いますが、一例として御説明させていただきます。

再質問 3番 梅村智秀

ただいま病院事務長より御答弁いただきました。材料費、薬品等ということですけれども、平成30年から31年で、パーセンテージとして12.4パーセントですか、一例だけ上げていただきました。こちら、金額ベースにするとお幾らぐらいなのか、改めての御答弁を求めるものでございます。また、町長とのやりとりをしていく中で、私自身も、この地域医療を守るために、病院をなくすればいいなどということは全く考えてもいないのです。どうやって存続させるのか、ここはやっぱり町長の御答弁と共通だなというふうに認識を新たにしているところでございますけれども、少なくとも、私は四つの具体的案を出しましたけれども、町長からは、検討会議を立ち上げるというもの以外、何一つ具体的なものというものは上がっていないと思うのです。信頼を集めるとか、収益を上げるとか、だからそれはあくまでも抽象的であって、信頼を集めるためにどうするのか、収益を上げるためにどうするのかというものをきちんとやはりお示しをいただきたい。これがお示しいただけないということであれば、これまで厚生連の指定管理については現実的に不可能だとおっしゃいますけれども、道内においても、ちょっと記憶なので定かではないですけれども、むかわとかだったと思いますけれども、四つの地方公共団体等がそうした厚生連の指定管理を受けているはずでございます。当然、独立行政法人化をしても、全ての病院において収支が改善している、そうではない事例というものも、私、勉強しておりますけれども、当然、やはり今のままだとじり貧だと。なくすための改善、改革というものに全くならないよということを繰り返し繰り返し述べているところであります。改めて町長にお伺いいたします。具体的な案をお示しください。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

何度も申し上げますが、先ほど質問ありましたように、ドクターカー、ドクターヘリの話もしました。ドクターヘリは通常の診療でありませんから、これは緊急時、よっぽどのことですから、それは十勝、私どものエリアは、釧路、そっちの境は、あるいは旭川ということで、それぞれ協定を結んでやっていますから、そういう取り組みはもちろんしています。指定管理の問題ですけれども、指定管理は、帯広の厚生病院がありますけれども、厚生連の関係については、指定管理の、今現状はそういうことに取り組むような現状でありません。それはなぜかというと、建てかえ含めて、病院のあり方については、十勝管内は連携して、しっかりと議論を詰めてきている結果であります。ですから、広尾もそういうことで担っていただける、医師を派遣していただける機関とのああいう連携をするということになりました。本町も、今までの中で、この地域の中で、どういう医療連携ができるのか。例えば具体的に検討したのは、夜間救急、隣の病院、隣の病院、そこで両方やる効率よりも、例えば1カ月はこっち、1カ月はこっち、役割分担して、そして足りない医師をお互いに派遣し合って、そういうことで夜間救急だとかそういうものについて連携してやっていく。もう一つは、完璧に一つを診療所化して、例えば本別町が近隣のところのセンター病院として機能していく、こういうことも北海道と、また、それぞれ指導指定機関と今まで何度か検討した経過もあります。そういう経過も全部踏まえて、なおかつ、今現状の中でこういうことをしていこうということにしました。それは、改革の中では、先ほどから言っていますけれども、今の体制をどうやったら維持できるのか、継続できるかを含めて、そして、しからば、先ほど少し言いましたけれども、当時、1万人いたときの病院と、今、7,000人、本当に今の機能でいいのか、あと改善することはないのか、そういうことも内部からしっかりと積み上げて、その方向に向かっていくということでありますから、決して内部でなあなあでやるということでありませんので、どちらにしても、どっちに進むにしても、まず内部の共通認識をしっかりしていかなければ、中がばらばらで、例えば指定管理に来てください、お願いしますと言っても、誰もこれは担ってくれるような状況になりません。そのためにも、しっかりとまずはどういうことにしていくのか、どうしなければならないかを含めても、内部からその方向性をしっかり出しながら、ぜひ努力していかなければ、どこからもそういう手を差し伸べられないということがこれまで明白だということも含めて、それぞれ言いましたけれども、厳しい提案をいただいたり、そういう資料をいただいたところも含めて、喧々囂々の、また、中にはかなり落胆するような場面もあったことも事実でありますが、それを逆にバネにして、今、お互いにしっかり一人一人が努力していくと、そういうスタートラインに立ったということでありますから、ぜひ地域医療、これからもしっかり盛り立てていくためにも、またいろいろな御指導も、また御支援もいただければと思います。そのことを申し上げて、あと何か今の質問いただいている部分で、特に答えがないところはないかなと思いますので、いろいろな提案いただいたことも、今まで全部私どもは検討、協議をしてきた中身の一つでありますということを申し上げて、どのことが現実として提案できるのか、また、協力体制を要請できるのか、そんなことも含めて、しっかりこのスタートラインに立ったということでありますので、そのことについてはそういう理解をいただければと思います。以上であります。

答弁 国保病院事務長 藤野和幸(国保病院事務長は2021年3月まで)

ただいま御質問いただきました、具体的なパーセンテージではなく、削減数字ということですので、材料費でございますが、平成30年度当初予算で1億7,197万7,000円、これを平成31年度の予算では1億5,058万7,000円ということで、2,139万円の減、12.4パーセントの削減ということになっております。

再質問 3番 梅村智秀

町長より改めて御答弁をいただきまして、厚生連の指定管理などは今はできないよということ、また、公設民営、例えば広尾の例ですね、独立行政法人化していく、中がばらばらだったらそんなもの担ってもらえないということでございますが、運営を任せるということでありますから、当然、中がばらばらなものを見きわめて、要るもの、要らないもの、要る制度、要らない制度、新たに取り入れなければいけないものというものまでやっていただけるはずです。ですから、町長から御答弁いただきました、中がばらばらだと、そうした公設民営というものに移行することができないという答弁は失当であると、私はこのように感じておりますが、これ以上のやりとりをしていても、新たに何か生まれるものがないなと、このように感じておりますので、以上をもって1問目を終わらせていただきます。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

公設民営がだめだと言っているのでないのですよ。公設民営化ができるかできないか、例えば、こういう商品を買ってくれませんかと言ったときに、こんな粗悪なものだったら買えないよと言われるのと、あ、これだったらいいですねと買ってもらえるのとだったら、えらい違いですよね。買ってもらえるような、そういう商品でなければ、使ってもらえる商品でなければならないということなのですよ、例えは悪いかもしれませんけれども。そのために、こうして本当にしっかり頑張って協議しようということです。今、厚生連の話をしましたけれども、厚生連、私ども町村会で68億円ですよ、負担しているの、建設で。ないですよ、それは、残念ながら今は。今までは厚生連、道内の中であったことはありますよ。でも、今、それは全部ほとんどないです。ないですというよりも、運営費、これ以上出たら、全部自治体が負担してくださいと、こういうやり方ですよ。そういうことだとか、いろいろなことを全部調べて、そして調査した中で、本町にとってはどれが、本当にそれができるのかということを検討してきた、そういう歴史もあります。60床でなくて19床にすれば、それは本当に大幅に診療体制が変わるわけですから、でもそんなことをやっても、いろいろやっても、やっぱりこれだけの機能を維持することはできません。外来から入院含めて300名以上の患者さんが今現状としてやっぱりこうやって医療にかかるわけですから、その中で、いろいろな評価もあります、いろいろな話もありますけれども、でもそれだけの皆さん方の日々診療に当たって、命、暮らしを守っていくという病院がなければならないということでありますから、そのことを維持していくために、町民の皆さんのニーズにしっかりと応えていくために、わざわざ遠くまで出かけなくても、本当に本別町で、そして電話1本で救急体制が出て、本当に処置がしっかりできて、そしてそれぞれの3次救急、2次救急に行ったときにはしっかりと評価がいただけるような、そういう体制もしっかりととれている病院でありますから、そのことにさらにまた力を入れながら、そうかといっていつまでも同じスタイルではいけませんから、その中で、職員の中から、施策の中から、どういう体制がいいのかということも含めて、全体協議の中でそれは進めていこうと、こういうことにさせていただきますので、ぜひそのことについても御理解いただきながら、御支援いただければと思います。以上、答弁とさせていただきます。(発言する者あり)

質問 6番 大住啓一

休憩を求めます。(「賛成」と呼ぶ者あり)

出典:本別町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日 議事録 PDF(92ページ) 間違いを知らせる