本別町議会 平成29年第3回定例会 2017年10月11日
町としても本別高校入学者を確保するための支援について
2017年10月11日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「町としても本別高校入学者を確保するための支援について」質問し、教育長 中野博文、町長 髙橋正夫が答弁しました。
- 質問者
- 阿保静夫 議員
- 答弁者
- 教育長 中野博文、町長 髙橋正夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 阿保静夫
それでは、2問目に行きます。2問目は、本別高校支援にあらゆる手だてをということで伺いたいと思います。道教委は、平成30年度の本別高校の募集枠を2間口としました。本別高校支援はまさに正念場だと考えます。町としても、これまで以上にあらゆる可能性、手だてをとるべきと考えますが、見解を伺いたいと思います。本別高校支援は、本別高校の教育を考える会を通じて行っているところです。町長施政方針では、道教委の平成30年度は2間口の配置計画を受け、支援策の強化を図るというふうにしております。高校間口維持は、本別高校に限らず、全国的な課題と言ってもよい状況ですが、町としても本別高校入学者を確保するための支援について伺いたいと思います。一つ目ですが、本別高校を選んでもらうための支援策として、ほかの町では、スポーツ指導員によるクラブ活動強化を図り、入学者を確保した例があります。本町においても、スポーツに限らず、文化クラブ活動ともに、そういった可能性の検討をすべきだというふうに思いますが、見解を伺います。二つ目に、中学生の方々に本別高校を選んでもらう手だての一つとして、中学生の本人や家庭に対する意向調査というのが非常に重要だと考えます。高校生活に中学生の皆さんが何を高校選択の要素としているのか率直につかみ、でき得る対応をすべきと考えております。現状と今後の取り組みについて伺いたいと思います。今回の質問で、私は、高校選択は学業とか、それから卒業後の進路ということが親の立場なのでしょうけれども、最も最優先課題だというふうに考えていましたし、文武両道という意味では、町の考える会を通じての高校支援というのは、そういう意味では的を射ているように思っておりました。ところが、率直な、それは一部の方々かもしれませんが、クラブ活動選択も非常に重要なんだよという話を聞かされて、私自身はカルチャーショックみたいのを受けたこともあります。そんなのでいろいろ調べたら、北見紋別、紋別市では、ちょっと詳しくいえばプロ野球球団の元選手をスポーツ指導員のような形で、主に高校の野球部指導、それからサッカーのコンサドーレの方も指導者のコーチとしてというようなことで、紋別高校の数字だけをいいますと平成26年が146人、27年が158人、28年が161人と少しずつふえてきていると。今、申し上げたことでそうなったかどうかはもちろん私はわかりませんけれども、報道や紋別市でも考える会のようなものに遅々として支援をしている中での具体的な方策として、インターネットや新聞報道で流されている中身で御承知かと思います。可能性の一つとしてこういうことを紹介しただけであって、本別が、では同じことをやればいいということではもちろんないのですが、私があらゆる手だてと、あらゆるという表現をしたのですが、私の気持ちの中では、違法なこと以外はなりふり構わぬというような気持ちが非常にあるのです。そういう意味で、町としてどこまでかかわれるか、考える会と一緒にどこまでやるかということは残っていますが、その辺が本当に今重要な時期に来ているのかなというふうに思っておりますので、今回その点について伺いをする次第です。
答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)
〔登壇〕阿保議員の2問目でございます。本別高校入学者を確保するための支援について答弁をさせていただきます。まず、1点目のスポーツ、文化クラブ活動の可能性検討にかかる御質問でございますが、これまでも外部指導者、例えば弓道、剣道、陸上などでございますが、文化、スポーツ部への支援を行ってきておりますが、本年度につきましては、町、教育委員会、本別高校、本別高校の教育を考える会の4者協議などを通して、部活動の新設、維持、強化等について議論を重ねておりまして、今後も本別高校はもちろんのこと、本別高校の教育を考える会や関係団体などとさらに可能性等も含め協議し、調査、研究をして、でき得る限りの支援をしてまいりたいと考えております。次に、2点目の中学生高校選択に関する意向調査の実施についての御質問でございますが、町内中学生全員に昨年の5月と本年の4月、7月にそれぞれアンケート調査を実施しております。3学年の結果では、本別高校に通学する優位性として、保護者と暮らすことで安心というのが21.6パーセント、友達、先輩と一緒にいたいというのが18.9パーセント、進学や就職に有利だというのが16.2パーセントと答えた生徒が多い半面、高校に望むこととして、部活動指導者の技術向上や活動支援、これが24.0パーセント、新たな経済的支援については22.5パーセント、学習支援の充実が18.4パーセント、高校活動情報発信の充実を求めるものが7.0パーセントなどの要望がございました。これらの結果を受けまして、各中学校や本別高校と協議を行い、部活動では、要望のある卓球部の次年度新設や野球部員の確保に向けての新たな取り組み、情報発信力を強化することを目的に、学校案内の写真やホームページのリニューアルを本年度から実施しておりますし、今後の予定といたしまして、無料英語塾の開設、新たな学習教材の導入、下宿代を4万円から6万円に増額する、あるいはスクールバスによる送迎の拡大などの支援策を実施、あるいは予定をしているところでございます。なお、阿保議員から、紋別市は野球のコーチを日本ハムから招いているというお話をいただきましたが、実は本町は少し以前になりますけれども、本別中学校の野球部の保護者の方々が数名教育委員会のほうに来ていただきまして、保護者、子供たちが、それぞれ野球部の今3年生のほとんどが本別高校に入学するというような話がなされたということでお話をいただきまして、その折に3点ほどの要望がございました。一つは、本別高校の監督を今後も継続して確保してほしいということが、まず1点であります。それと、本別高校が単独で野球をできるように、本別高校、本年は合同チーム、5校か6校だったと思いますが、合同チームをつくって大会に出場してございますが、単独で出場できるように確保してほしいということで、もう一つは、日本ハムの球団のOBをコーチ、あるいは指導をしてほしいと、それはどうなのだろう、可能ですかというようなお話をいただきました。高校の野球部の監督を確保する点については、早速高校の校長、教頭に話をしまして、今後も確保していくというお約束をいただいてございます。また、単独で野球をできるような状況にしてほしいという点については、私どもも町外の、野球を今現在していて卒業される生徒と、あるいは保護者と直接会ってぜひ本別高校にということで、運動といいますか、確保するための活動、あるいは他の中学校の野球部の指導者にお会いをして、確保に向けて努力をしているところでございます。日本ハムの関係については、内部で協議をいたしまして、一つは本別高校の生徒の確保につながること、一つは小学生、中学生、野球が好きな子供はたくさんいます。その小学生、子供の野球の指導もしていただける、あるいは、本町は昭和61年に健康スポーツ推進の町宣言をしてございます。スポーツがまちづくりにとって重要な施策の一つでありますから、そういった点も勘案しながら、今現在、町の企画振興課を窓口に、日本ハムのほうに要望活動しているところでございます。今後におきましても、アンケート調査等継続するほか、これまでの生徒及び保護者の意向を反映しながら本別高校の教育を考える会とも連携し、必要な支援体制を構築してまいる所存でございますので、今後とも絶大なる御支援をいただきますことをお願い申し上げ、御答弁とさせていただきます。
質問 10番 阿保静夫
今、教育長から答弁いただきました。もちろん野球に限らずという意味は含めているつもりですが、先ほど申し上げたように、あらゆる手だてを尽くしていくという中の一つの方策だというふうに思っています。それで、町が考える会を通じて支援する形の中で、今、教育長がおっしゃるようなことがもし進むとなれば、それは、私、プロの世界で一つのスポーツに秀でた方がそういうような指導の形をとっていただくとなると、例えば基礎的な体力づくりとか体力増進センターの、毎日ではないにしても一定の指導とか、そういうようなことも多分専門的な立場で十分し得るという意味では、町としてどういう形で雇えるかということでは、範囲が結構あるのではないかなというふうに思っています。もちろん相手のあることですから、その方向で進むことを願ってはいますけれども、今は野球のことでお話をしていただきましたけれども、文化的なことも含めて、やっぱり今後あらゆる可能性を含めて、しかも中学生の皆さんにアンケートをとっている中で先ほども数字で出ていますよね。24パーセントの部活動というのは、先ほども私が申し上げたけれども、ちょっとカルチャーショックでした。でも、やはりそういう中で、友達と高校生活を充実させていくという考えのあらわれだというふうに思う点では、多いにその部分を酌み取っていきたいというふうにも数字を聞きながら感じていた次第で、町としてどういう形で今後そういう外部の指導者をある意味、臨時職員とか町職員的な形で進めていけるのかどうなのか、その辺の考え方について伺いたいと思います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
今の指導員の処遇体制ですけれども、今、御質問ありますように、相手のいることから確定はできませんし、どのような指導体制になるかわかりませんが、私どもが求めてきたのは先ほど教育長も答弁でありましたけれども、やっぱり健康スポーツ推進の町ですから、それに合った子供たちの体力の向上はもちろんですけれども、スポーツを通じて礼儀を、そしてまたいろいろな社会人になるための大切なしつけをしっかりと指導していただける方を何とか招聘できればなということであります。その中でも、特にスポーツ、卓球だとか野球の要望が多いということですから、後々はサッカーだとかいろいろなことを含めてあるのでしょうけれども、今までこの球団のほうから派遣するというのがわかりやすいかもしれませんが、させていただいた元の選手にしてみれば、サッカーから幅広くその町で、市でスポーツ全般にわたって、また、スポーツ以外の先ほど申し上げた、それぞれ人としての礼儀だとか、そういうのを全部指導していただいけるということでありまして、私どもそういうことを願いながら、それで、主に野球ともなると、やっぱりプロの選手だったら、これは野球に限らないのですが、例えば相撲界の親子も同じなのですけれども、プロといわれるところにいた選手の方は、その引退後、アマチュアを指導するためには、プロは完全に終わりましたよ、アマチュアの資格を改めて取得しなければならないのですよね。小中学生、幼児は教えられるのですけれども高校生になると、野球でいえば高野連の規則だとか、相撲でいえば相撲の全日本アマチュアの競技だとかそういうものがあるものですから、直接指導ができないのです。違反行為になるものですから。それらの資格も取得しなければ就任できないということもありますから、それらも含めて球団側も大変積極的に支援をしていただけることではいるのですけれども、それぞれ一人一人の選手の経歴など含めていくと、またそこら辺の条件もクリアしなければなりませんから、今、私どもが例えば派遣をいただけるということになっても、願いはやっぱり常勤をして、ずっと四季問わず一年中しっかりと、言ってみれば指導員として、また、町民の一人として全力を尽くしていただける、そういう形を望みたいなというふうには願いとしては思っているところでありますが、そうすることによって子供たちも、また接する職員の皆さんも、直接部活で指導いただく小中高校生も一層親近感、信頼感を持ちながら指導に当たっていただける、そういうありがたい立場になるのではないかと思いますが、そういうことも目指しながら要請をさせていただきます。ただ、人数にも限りがありますし、それぞれ1年に何人か現役を引退される人がいるようでありますけれども、それぞれ球団でまた再雇用するだとか、いろいろなところにまた再就職を決めてあるということで、必ずしも私どもがお願いしたから全てそこになるということはありませんので、そのことも含めてということで球団のほうからお話いただいていますけれども、それも越えて何としても私どものところでということでお話をさせていただいている最中でありますから、そういう意味では御質問のように、あらゆる手段を講じてということでありますので、そのこと含めて全力で内部でしっかりと要請活動を含めて実施をしているところでありますので、その点の御理解をいただければと思います。以上であります。
質問 10番 阿保静夫
終わります。