本別町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月14日
本別高校の2間口維持対策
2017年6月14日、本別町議会の一般質問で、大住啓一議員が「本別高校の2間口維持対策」について質問し、教育長 中野博文、教育次長 佐々木基裕が答弁しました。
- 質問者
- 大住啓一 議員
- 答弁者
- 教育長 中野博文、教育次長 佐々木基裕
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 大住啓一
議長の許可をいただきましたので、通告いたしました2問について質問をいたします。1問目の、本別高校の2間口維持について質問をいたします。本別高校の存続、間口維持関係については、過去にも一般質問、所管事務調査などを行っていますが、平成30年に向けての対策はどのように考えているのか伺います。道教委が発表した平成30年度高校配置計画案によりますと、本別高校は募集学級数が1学級減の可能性もあるとのこと、本年9月に予定している配置計画決定時に募集学級数を公表することになっております。道教委に対して、2学級維持できることを早急に示すべきと思います。また、本年度より、陸別町などから通学バスの運行を行っていますが、利用状況と費用はどのようになっていますか。費用対効果としてどのように考えているのか、お伺いいたします。
答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)
〔登壇〕大住議員の本別高校の2間口維持対策についての御質問に御答弁をさせていただきます。議員の御質問のとおり、道教委は今月6日に、平成30年度から32年度の公立高等学校配置計画案を発表したところでありますが、先ほどの矢部議員の御質問にお答えしましたとおり、本別高校の次年度募集枠につきましては、9月の計画決定時において公表されることとなっております。この間の道教委への要請等につきましては、次年度における本別高校の入学募集枠を何とか2間口を継続していただくため、4月18日を皮切りに、再三、札幌のほうにまいりまして、高橋町長とともに道教委に出向くなどいたしまして、協議を重ねてきたところでございます。道教委が今回発表いたしました配置計画案は、今後、道議会での議論や、7月に開催いたします第2回公立高等学校配置計画地域別検討協議会におきまして出されました意見などを踏まえ、さらに検討を加えた上で、9月上旬には最終の計画が示される予定であると聞いております。本町といたしましては、既に第1回目の町内中学生の進路希望アンケート調査及び近隣中学校の訪問等を実施し、入学見込み状況を道教委に報告をしているところでございますが、学校での進路指導がまだ始まっていない現段階におきまして、高校の進学希望を正確に把握することは困難ということでございます。しかしながら、道教委の次年度の高校入学募集枠は9月に決まるタイムスケジュールとなっておりますことから、常に中学校と情報を共有し、1学期末までには一定の希望進学先を把握し、道教委に対しまして、その数字を、あるいは具体的な計画を示してまいりたいというふうに考えております。そのためには、本別高校が魅力ある学校であるという事実を早急に生徒及び保護者の皆さんに周知する必要がありますことから、現在、PRチラシの刷新や、中学校におきます進路指導対策など、例年にも増したスピード感を持って取り組んでいるところでございます。次に、陸別本別間の通学バス運行の利用状況と費用対効果でございますが、現在、陸別から本校に来ていただいております8名、これは全員でありますが、この無料通学バスを御利用いただいております。運行日数は、4月が15日間、5月は20日間となっておりまして、登校時の平均乗車率は約94パーセント、下校時の平均乗車率は55パーセントとなっておりまして、この2カ月間の経費は110万5,000円となってございます。費用対効果につきましては、無料運行ということで、物差しではかるということはなかなかできませんが、利用されている生徒さんからは、これまでよりも、朝、家を出る時間が30分ほど遅くなったこと、帰宅がやはり30分程度早まったこと、あるいは体調管理や生活リズムをつくりやすくなったというようなことで、好評をいただいております。今後の生徒確保のための一助となることを大いに期待しているところでございます。次年度に向けましての対策等につきましては、矢部議員の御質問にお答えをしたとおりでございますが、いずれにいたしましても、次年度、入学生の2間口確保に向けまして、今後とも全力を傾注してまいりたい所存でございますので、議員各位におかれても絶大なる御支援をお願い申し上げて、御答弁とさせていただきます。
質問 4番 大住啓一
ただいま教育長から御答弁いただきました。先ほども類似している質問がございましたので、似たようなといいますか、同じ答弁かあってしかるべきかと思いますが、ただ、初歩的なことを、1カ所、聞きたいことがございます。それは、4者会談ということでマスコミ等にも出ております。町民の人たちも、4者会談というのはどういう方々が集まって、年にどのぐらいの会議をしているのか。先ほど町長の答弁にもありましたように、ことしが正念場であるということであれば、4者会談の皆さんの協議するのはもちろんでございますけれども、先ほど質問にもありましたように、何回か所管事務調査、一般質問等々、ほかの議員もやっておりますけれども、その都度、教育委員会サイドからの答弁の中では、町民の方全体の集会を開くだとか、そういう町の名だたる方々と道教委に行くだとかというような御答弁も確かに何回かありました。その辺を、ことし、正念場であるとするならば、どのように考えているのか。ただただ一生懸命やるとか、正念場であるから頑張るのだというのは、それはもうお話にならなくてもわかっている話であって、その辺がもうちょっと具体的なお話があればよろしいのかなと思うところでございます。それと、生徒さんに本別高校に入学試験を受けていただいて入学していただくということが、先ほど来から今までのやりとりの中でいきますと、41人を超えて入学すれば2間口を確保できるというような私は認識してございます。これは間違いないと思いますけれども、41人入学していただくとなれば、今、地元に本別中学、勇足中学、近隣に浦幌の中学校からも来ていただいていると思いますし、今、バスの話も、陸別から云々という話も出ました。帯広近郊の方々からも来ている方もいると思います。それを、先ほど教育長、ちょっと聞き取れなかったのですが、予想ができないというようなお言葉がありました。それは卒業生の人数はあくまでも予測で想定できると思います。その中で、まして地元の本別中学校であれば、例えば50人卒業するのであれば、おおむね、例年、3割、4割が帯広へ行っているということになれば、ことしもそのぐらいなのかなというのは、校長先生なり担任の先生と、今の段階でもそれはわかるはず。そういうことをいち早く調べた上で、正式なアンケートとか追跡調査は別にして、そういうのがあれば、こういう議会だとか、そういう機会に、町民の方々の自治会の皆さんの集まりだとか、そういうときに折に触れて町民の皆様に説明していって、その中で意見をちょうだいするときはちょうだいしていくのが、私は行政の進め方でないかと思いますし、そういうやり方がよろしいのではないかと思います。いつになったらできるのだだとか、今できないのだでなくて、今できることは何かなということを逆に考えていただければいいのかなと。したがいまして、今求める数字としては、本別中学校の来年卒業する生徒さんが何人いるのか、勇足中学校は何人いるのか、実績のある浦幌、上浦幌中学校というのですか、浦幌からも来ていると思いますけれども、そこの中学校の卒業生が想定されるのは何人いるのか。陸別も。足寄町は来ないにしても、その辺の数字を、今わかる範囲でお知らせいただきたいということでございます。それと、道教委に4月に町長と行ってきたということでございますが、これは町長とお二人で行ってきたということなのでしょうか。ほかにも4者会談のどういうメンバーが、考える会の代表の方もおられると思いますが、そういう方々は同席したのか、一緒に行っているのか、その辺も含めて、再度答弁を求めるものでございます。
答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)
まず、1点目の4者協議についてでございますが、先ほど矢部議員の御質問にお答えさせていただいておりますが、この4者協議はことし初めて実施をするということでありまして、それぞれはもちろん協議をしているのですが、一堂に集まって意見交換をしたのは今回が初めてと。なぜその会議を開いたかと申しますと、どうもそれぞれの、例えば教育委員会は教育委員会でPR活動、各学校訪問しております。もちろんその学校の中学生に伝えることは一緒なのですけれども、伝え方も整合性がなかったというのもございますし、また、2年間、1間口になったということで、また、いろいろな策を講じていく必要があるだろうということで、一堂に集まって意見交換させていただいたというのがこの4者協議の目的でございます。初めてでありますから、その集まったときの方々、これは考える会の会員、町民の方もいます。からは、これから、その都度、何回も会議を開いて、今の状況を分析しながら策を講じていこうということで話し合いされています。2回目は近々開催をしたいなと。先ほど申し上げましたとおり、教育委員会と高校、教育委員会と中学校、教育委員会と高校、中学校については、その間、逐次開催をしていく、しているということでございまして、その話し合われたことを、またその4者協議の中で話し合って、この先の具体策をよりよいものにしながら実施していくということとしてございます。次に、2点目の町民集会の開催でございますが、昨年、町民集会を開催させていただきました。そのことは、昨年、帯広市で開催されました地域別検討協議会の中で、道教委の担当者から取り上げられまして、本別町は町民挙げて取り組んでいただいていると。大変ありがたいと。そういったことの中で、道教委も歓迎の声をいただいてございます。したがいまして、町民集会は、昨年は5月の段階で開催しておりますが、残念ながら本当に参加してほしかった方、例えば中学校の保護者とか、そういう方が参加するということが少なかったということがありまして、実施するにいたしましても、実施時期とか、そういったことも考えながら開催する必要があるだろうというふうに考えてございます。3点目の、先ほど御答弁の中に、道教委は人数、既に4月の末に調査をしまして、5月の初旬に道教委にその数字を持ってまいりました。その段階では、当然、アンケート調査をやりましたけれども、まだまだ子供たちも保護者も固まっていない時期でございますので、これは不確定要素があるねということの道教委の見解でございまして、そういう意味で、予想できないといいますか、そういうことでございます。したがって、9月に決定するということでありますから、8月にまた再度調査をして、進学率、進学者数ばかりでなくて、そのために今どういうことをやるのか、計画はどんなことするのか、そういったことも含めて道教委に示したいというふうに考えているところでございます。それと、これまでは町長と行ってございます。考える会とかは、昨年、一緒に行ってございますけれども、今回の部分については、これは平成18年に道教委が新たな高校づくりの指針を策定しまして、我々に示されたものでありまして、その指針に基づいて統廃合が進められております。御承知のとおり、今、道教委は見直しを図っています。いわゆるこれまでは2年連続しますと、決まっているものではありませんけれども、今までの傾向として、2年連続1間口になった場合は、当然、1間口になったり廃校になったりしています。統廃合になったりしています。それが今、見直されておりまして、来年の3月までに確定して公表されるというふうに聞いていますが、その中ではいろいろなことが検討されていて、今、1間口でも存続するということを聞いてございます。しかしながら、どうしてもやはり1間口になってしまうと、どんどんどんどん希望する生徒が少なくなるということが懸念されますので、ぜひ、今卒業者が五十数人いますから、地元でも。そういう中では、2間口をぜひ確保したいということでお願いをしてきております。したがいまして、事務的な手続的なものでございますから、町長と私と、お願いに行ったと。担当の者も含めてお願いに行ったということでございます。卒業者数につきましては、佐々木次長からお答えをさせていただきます。
答弁 教育次長 佐々木基裕(教育次長は2018年3月まで)
大住議員からの、中学生の卒業者数ということで御質問ありました件についてお答えをさせていただきます。まず、町内の中学校でございます。平成30年3月に卒業される生徒さんでございますか、この数字につきましては、ことしの4月末現在ということでありますので、それ以降、転出入等、多少あるかと思いますが、4月末現在の数値をお知らせしたいと思います。本別中学校は46名でございます。ことし、54名おりましたので、若干、卒業する生徒さんが少なくなってございます。勇足中学校におきましては、平成30年3月が8名ということで、昨年2名でしたから、6名増加してございます。全体で言いますと、昨年、56名でございましたが、平成30年3月には54名ということで、本町の卒業者数はそれほど増減ございません。近隣町村ということでございますので、その辺の数値を述べますと、浦幌中学校さんが24名の予定でございます。上浦幌中学校が6名、それから、陸別中学校が17名。ちなみに、足寄ということでございますので、足寄は57名。それから、池田中学校さんが、平成30年はかなり多くなりまして、70名の卒業生ということになります。以上でございます。
質問 4番 大住啓一
教育長から御答弁いただいているのですが、ちょっと教育長、長く行政経験がありますので、専門用語等がいろいろ入っていまして、なかなか私ども素人にはわかりかねますし、時間がかかっているようでございますから、もう少し簡潔に御答弁をいただければと思っております。卒業する人数については、本別だけで54名ということでございますから、100パーセント来ていただければ、転校云々もあるかもしれませんけれども、41人はクリアするのかなと。ただ、いろいろ生徒さんなり親御さんの考え方もありますので、それは一概に言えない。だから、私が聞きたかったのは、こういう全体的な数値をもとに、まず一つは動き出せばいいのでないかなという考え方をしてございます。これは町民の人たちが、もうマスコミ等々でお知らせいただくことによって、どうなのだろう、本別高校はどうなるのだろう、それと、教育長、先ほどの御答弁でもありましたように、来年、1間口でもどうのこうのというのは、これは北海道教育委員会の考えることであって、私どもここに住んでいる人間としては、地元の高校はあくまでも2間口なり、もっと大きいことを言えば、3間口なり、これは子供さんが通っていただけるような、行政でまちをつくっていくというのは、これは基本の中の基本でございますので、その辺を再度お知らせいただければと思ってございます。それと、4者会談というのですか、これはちょっと冒頭に教育長のお話で、私も知っていることは知っているという認識はしているのでございますけれども、もうちょっとかみ砕いて、町長部局と、教育委員会と、どこどこの学校と、どこどこが集まって4者だよと、こういう言い方をしていただくと、せっかく傍聴に来ている人たちがわからない部分もあるのではないかと思いますし、私どももなかなか専門用語的に言われるとわからないものですから、ここはもう一度お尋ねしたいと思っております。人数についてもそういうことでございます。それと、8人、陸別からの生徒さんが通っておられると。それで、非常に好評だと。私も20分でも30分でも短縮されればと思ってございます。一つ、私としての考え方なのですが、遠距離で通っている生徒さん、陸別もそうですし、帯広近郊もそうでございますけれども、ほかのまちでもやってございますけれども、本別町に下宿をしていただいた生徒さん、当然、3カ年で高校卒業でございますから、3カ年間は無料にするぐらいの思い切った政策を、施策というのですか、それを打つ考えがないのかどうなのか。当然、地元の生徒さんが地元の高校へ来ていただく、これは当たり前のことでございますけれども、もっともっと子供さんたちが来ていただく、前段の午前中の議員の質問にもありましたように、相当レベルの高い進学の内容を誇っている高校でございますし、歴史のある高校でございますから、やはり本別高校に来ていただくということになれば、ほかのまちがやっているから、ただただお金をかければいいのだということでなくて、そういう大きな施策といいますか政策といいますか、そういう展開をしていくことも、一つの考え方でないかと思いますけれども、その辺、再度御答弁を求めるものでございます。
答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)
先ほどの御答弁が、私、舌足らずだったかもしれませんが、私ども、当然、今の本別高校を2間口、これを維持したいということで、具体的な行動をしているということでございます。54名という卒業生がいるわけであります。そういう54名の子供たちが、理想的には全員が地元の高校へ行ってもらうというのが理想であります。そういう思いで行っていますが、なかなか帯広を希望する児童生徒も、事実、いるわけでありまして、その辺が私ども、本別高校に行っていただくアピールをもっともっとしていく必要があるだろうというふうに思ってございます。4者協議につきましては、メンバー的には、町、教育委員会、本別高校の教育を考える会、それと本別高校の4者でございます。4月、1回目の会議に出席していただいたのは、町長、総務課長、副町長が出張しておりまして不在だったものですから、出席しておりませんが、御案内は考える会からあって、副町長にも案内をされております。町はその3名でございます。教育委員会は、私と次長と担当補佐でございます。それと、考える会は、会長と副会長、2名でございます。高校は、校長、教頭、事務長の3名でございます。4者協議を行う目的については、先ほど御答弁したとおりでありますけれども、今後、いろいろな具体策を、当然、予算づけするのは町長でございますから、町長の中で、そこで決定機関ではありませんけれども、そういうお話を聞いていただきながら、具体策を具現化していくということが、この4者協議の目的でございます。陸別の直行便の関係でありますけれども、これも今、陸別の子供たちに利用いただいてございますけれども、魅力の一つでありますから、これを大いに宣伝をしながら、陸別から、昨年、陸別がゼロになりました。今回は本別高校に入学していただいていますから、これを大いにまた魅力の一つとしてアピールしてまいりたいというふうに考えてございます。遠距離の下宿無料の御提案をいただきました。現在は4万円を限度に補助、助成をさせていただいています、下宿について。たまたま本町で高校生を対象にした下宿の金額が6万5,000円、そのうち部屋代が4万円ということで、4万円に設定してございます。ただいまの御提案は、無料にしたらどうかと、思い切って。これも魅力の一つになる可能性がありますから、ただ、これは実施するということは、考える会でも検討しないとなりませんので、今後、検討してまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。
質問 4番 大住啓一
検討するということは検討するということで、真摯にお聞きしますけれども、予算は町長部局ということでございますし、それもいろいろ理解はしているつもりでございます。ここは町長部局のトップでございます、行政のトップの町長も、やらなければならない、正念場だと。教育長も答弁でそういうふうにおっしゃっています。これは検討するという言葉が一番妥当かどうかは別にいたしまして、昨年5月に町民の皆さんとの集会もやったということでございますから、これは9月に道教委に、当然、言葉は妥当でないかもしれませんが、返事をするというか、報告しなければならない。それで、道教委のほうとしても、それをもとにということになれば、思い切った施策、先ほどもお話ししていますけれども、予算を持っているほうともよく協議をしていただいて、仮に6万円といたしまして、年間七十何万円、それが3カ年でございますから、220万円程度、それが5人いても、1,200万円もあればことが足りると。お金だけの話ですよ。お金を積めばいいというものではないですけれども、そのぐらいの考え方を持ってやっていったらどうでしょうかということでございますので、検討するということでございますから、行政サイドが検討するということは、極めて前向きに検討していただくのではないかということで私は理解しておりますので、その辺も含めて、再度、答弁を求めるものでございます。
答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)
あくまでも支援策については、考える会から高校に対して、あるいは支援策の支出については、策もどういうことをやるのかということについても、考える会の中で協議されて、初めて実施をするということでございますので、まことに行政的で申しわけありませんけれども、この場でやるということはなかなか言い切れませんので、十分検討してまいりたいというふうに思います。