みんなの議会

本別町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月14日

本別高校2学級維持に向けた取り組み

2017年6月14日、本別町議会の一般質問で、矢部隆之議員が「本別高校2学級維持に向けた取り組み」について質問し、教育長 中野博文、町長 髙橋正夫が答弁しました。

質問者
矢部隆之 議員
答弁者
教育長 中野博文、町長 髙橋正夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 矢部隆之

議長の許可をいただきましたので、通告してあります1問について質問をさせていただきたいと思います。本別高校2学級維持に向けた取り組みについてということであります。本別高校は、29年度も昨年に引き続き1学級編成となっています。2学級維持に向けた取り組みが喫緊の課題としてあると思いますが、具体的な取り組み方策について伺います。本別高校の2学級編成については、昨年、道教育委員会が、中学卒業者の増加を見越して1学級から2学級に戻した経緯がありますが、29年度入学者は定員割れを起こし、38名ということになり、2年連続1学級編成となりました。来年に向けて、本別高校の持っている大学の推薦枠、これには短大とか専門学校に対する指定校推薦も含めますけれども、そういった有利性をもっとPRすることや、本年9月に決定予定の高校配置計画に向け、2学級維持に向けてどのような取り組みをしていくのか伺います。

答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)

〔登壇〕矢部議員の本別高校2学級維持に向けた取り組みにつきまして、御答弁をさせていただきます。議員の御質問にありましたとおり、本年の本別高校の入学生は38名と、昨年に引き続きまて2学級を確保するには至らず、まことに残念な結果となったところであります。この結果を受けまして、直ちに高橋町長と私ども、道教委に出向きまして、本別高校の現状を報告するとともに、次年度の2間口募集の必要性を強く要請してきたところでありますが、道教委は、今月に入りまして、6日に、平成30年度から32年度の公立高等学校配置計画案において、次年度における本別高校の募集枠は、9月の計画決定時において公表するという見解を示しております。これは、次年度の募集間口につきましては、例年、7月に帯広市で開催されます、4月に第1回は終わっていますが、第2回の公立高等学校配置計画地域別検討協議会で示されました間口がそのまま決定するという傾向にございました。それが9月まで猶予期間をいただいたということでございます。したがいまして、道教委に対しまして、8月までに2間口とする根拠を示すことが求められております。そういう状況下の中で、当面、募集枠2間口を確保することが先決でございますが、たとえ確保できたとしても、結果として入学する生徒が41名以上にならなければ、それ以降の2間口維持は大変困難なこととなりますので、まさに今年度が正念場というふうに認識しているところでございます。私どもは、本別高校の2間口を確保するための最優先すべき取り組みは、地元中学生の本別高校への進学率をいかに向上させるかがカギになるというふうに考えておりまして、5月25日には町と教育委員会、本別高校を考える会、本別高校の4者の協議を開催し、高校における部活動の外部指導の導入や、親元から通うことの優位性、将来を見通せる進路形成等について協議をしたところであります。その後、本別高校と教育委員会の2者協議、あるいは教育委員会と勇足中学校、本別中学校の3年生の担当教諭、進路指導担当教諭と協議を行っております。また今週中には、高校と教育委員会と町内の中学校との3者協議を行う予定としております。その上で、本別高校の魅力発信のあり方や、進路指導対策、中高連携による出前授業の実施等を行う予定としております。地域の進学校として、先ほど御質問の中にも御指摘がありましたように、国公立大学合格率や、本別高校が持つ多数の大学等推薦枠を紹介する学校案内パンフレットもちょっと古くなっておりますから、そういったことも記載した新たなパンフレットも刷新する予定としておりますし、高校のホームページもリニューアルをしたいというふうに考えております。できることから逐次早急に行ってまいりたいというふうに考えてございます。これらの方策にあわせまして、通学無料バスの運行拡大や、下宿先の確保等の支援策も検討しておりまして、なるべく早い段階で全ての方策を決定し、生徒及び保護者に速やかに周知を図り、本別高校への進学を促していきたいと考えております。本別高校の教育を考える会の事務を担っております町教委といたしましては、この厳しい状況を何とか乗り切るため、あらゆる手立てを講じてまいりたいと考えておりますので、引き続き議員の皆様におかれても、御理解と支援を賜りますようお願い申し上げまして、御答弁とさせていただきます。

再質問 1番 矢部隆之

何点か再質問させていただきたいと思います。通告書にも書いてありますように、1点目は、推薦枠ということに関して質問させていただきます。学校に通っている当事者については、推薦枠の対象の大学であるとか短大であるとか専門学校であるとか、そういうのはわかっていると思うのですけれども、なかなか我々も含めて町民の方々が、どういった学校がどうなっているのかとかいうことはなかなかちょっとわかりにくいかと思うのですけれども、たまたま昨年の12月ですか、考える会の速報版ということで、早くも難関国公立大学に4名推薦合格という情報をいただいて、そうなのかなと。ではほかに国公立大学で推薦、合格ですから、個人の学力ということでの合格だと思うのですけれども、ではほかに推薦枠を持っている学校がないのかという部分も一部思った部分もあるのですけれども、そういったことで、先ほどもちらっと言いましたように、指定校推薦ということに関しまして、こういったことで推薦合格したよということで、指定校推薦についても、たまたま本別高校の資料でありますけれども、本別高校の教育を考える会での総会で出されてきた資料だと思うのですけれども、指定校推薦につきましては、大学であるとか短大であるとか専門学校であるとか、かなりの数を本別高校が持っているといいますか、指定される学校があると思うのですけれども、それぞれこれは、高校によっては過去の実績も勘案されると思うのですけれども、そういったことの情報発信といいますか、なかなか一般の町民も含めてわかりにくいのではないかと思うのですけれども、昨年の資料を見ますと、指定校推薦に該当する学校に11名ぐらい入学されているようなのですけれども、こういったことで、国公立大学に4名推薦合格というのはわかるのですけれども、そういった指定校推薦についても、これだけの生徒が進学したよという具体的なものをお知らせいただいたほうが、例えばですけれども、うちの孫は足寄にいると。本別高校はこういったところに指定する学校を持っているので、ではうちの孫は本別高校に入れようかとか、10人も20人も一遍にということはないかもしれませんけれども、一人一人の積み重ねですから、先ほど教育長から話があったように、38名と。あと何名いれば2間口になったのかということを考えると、一人一人の積み重ねだと思うのですけれども、そこら辺の細かい取り組みというのも必要でないかなということで、その辺の情報発信、その辺もやっていただきたい。それで、先ほど言った有利性というのか優位性、これもそれぞれの高校によって、過去の実績等によって、これだけの推薦校を持っているという言い方がいいのかどうかわかりませんけれども、これは生徒を呼び込むための優位性ですから、魅力だと思うのです。ですから、1人でも多く入学してもらうために、先ほど言ったように、大いにアピールしたらいいのではないかということで、通告表に書いてあるということでありますけれども、その辺も、今後ぜひともやっていただきたい。その辺はどういう考えを持っているのかお聞きしたい。それともう1点、生徒を確保するという意味での取り組みをしてくださいということで、どう考えているのかということで伺いますということなのですけれども、1点、先ほどもございましたように、本別高校の教育を考える会に対する補助金の関係でありますけれども、29年度は昨年より500万円ほど多く、1,900万円が2,400万円ほどになろうかと思うのですけれども、この金額が多いとか少ないとかということを言う前に、このあり方、28年で32名、29年で38名の入学者しかいなかったという現実を踏まえて、この補助金のあり方、先ほど言ったように、金額が多いとか少ないは別にして、現行の支援策の中には、学力向上対策であるとか、体育文化活動費の支援であるとか、通学支援とか、入学準備の支援ということで、内容的には生徒のために、親御さんにとっても経済的な負担の軽減ということで、ありがたい補助金の内容だと思うのですけれども、先ほど言ったように、いま一度、これしか生徒が来ないという現実を踏まえたときに、この補助金そのものの制度のあり方といいますか、内容なのか金額なのか、それも含めての検討をする必要があるのではなかろうかと思うのですけれども、この辺については町長のほうで答弁いただきたいと思うのですけれども、その2点について、よろしくお願いします。

答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)

お答えさせていただきます。何点か御質問ございましたけれども、まず、国公立大学の推薦枠、それと推薦制度、それと、推薦の指定校について、ちょっと説明させていただきたいと思いますが、国公立大学については、指定枠ということではなくて、大学独自で推薦制度を設けていて、定員を設けていて、いわゆるペーパー試験でなくて、推薦制度による入学選考、入学者を選考するという制度でありますが、国公立大学が、今回、4名、推薦で入りましたけれども、それぞれ推薦で入学させる定員が決まっていまして、一定の基準をクリアされている生徒について、本人の希望で、高校と相談しながら、それに応募して、選考されて合格となるというものであります。一方、指定枠は、これは私立大学と専門学校等で行っているものでありまして、本別高校に対して、例えば1名、2名、どこどこの大学は3名とか、枠を指定してきているものでございまして、それもそれぞれの大学で一定の基準が決められている。その基準をクリアされた生徒について、高校がその大学に推薦することによって、ほぼその基準がクリアされていれば合格ということになるものでございます。その違いがあるということであります。なお、本別高校の指定枠については、道内の4年生大学が15校、短期大学が12校、専門学校が37校。次に、道外の4年生大学が22校、短期大学が4校、それと、専門学校が13校ございます。なお、例えば国公立大学、指定枠ではありません。推薦ですが、例えば本別高校で10位以内の子供について推薦ができるとか、そういった内容のものがございますが、それが、例えば進学校へ行ったときに、10位以内に入るのがなかなか難しい。本別高校へ行けば、その学力で10位に入るというようなことが過去にあったと思います。そういう中では、国公立大学を目指す子供にとっても優位になることもあるということでございます。ということで、御指摘いただきましたけれども、その優位性を、今の中学卒業生にきちっと情報発信していないのではないかという御指摘をいただきましたが、これは不足している部分も、私ども、あるかもしれませんが、毎年パンフレット等で中学生に対してPRしてございますし、高校からも説明に行ってPRもしているところでございますが、なかなか子供たちが、あるいは保護者も含めて、魅力を感じていただけない。これはPR、先ほどパンフレットの刷新ということも今進めていますが、どうもそのパンフレットを見ていただいてもわかりづらいものが、記載はされていますけれども、目につかないといいますか、そんなパンフレットでもありましたので、その辺も刷新したいということでありますし、例えばの話ですが、もう少しPRできるように、効果的に魅力を感じていただけるような努力をしてまいりたいというふうに考えているところであります。補助金等について、町長ということですが、私のところで、教育委員会の会計のほうから、高校の教育を考える会に支出しているという立場でありますから、若干説明させていただきますが、いろいろな策を講じています。また、今後も効果的なものについては実施をしていきたいなというふうに考えてございますが、残念ながら41名というものを確保できなかった。支援策が足りないというふうに言われる向きもあるかもしれませんが、一つ一つの支援策をもって、なかなか1人の生徒を確保するというのは難しいところがあります。例えば進路指導のための支援策を講じることによって魅力を感じていただく生徒さんもいるかもしれませんが、それだけでは魅力を感じない。いろいろなものが、例えば制服の助成もしています。それぞれの単独の策の中では、1人、2人の確保かもしれませんが、最終的には、その支援策トータルで魅力を感じていただいて、本別高校に進学していただけるという中で実施をしているところであります。それが届かなかったという部分については、きちっと今、精査をしながら、新たな策も講じながら、PRも考えながら実施をしていきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います

再質問 1番 矢部隆之

指定推薦校についての具体的な内容をいろいろ聞きましたけれども、今、大学であれば36校、短大であれば16校、専門学校であれば50校になると思うのですけれども、それぞれ先ほど言ったように、個人個人の生徒の5段階評価のうちの5.0なのか3.0なのかというような基準はあると思うのですけれども、それをクリアした生徒さんが、それぞれ先ほど言ったように1名とか2名とかという枠に向けて進学をしていくと思うのですけれども、昔から本別高校は進学校だというような、過去の実績によってこれだけ多くの指定校推薦なり、先ほど言った国公立大学の推薦枠というものを確保してきたのだと思うのですけれども、そういった進学校であるという魅力ももっともっとアピールしていただいた中で生徒確保すべきだと思うのですけれども、ちょっと先ほどの質問と重複しますけれども、どのように考えるのか。それともう1点、考える会に対する補助金の関係でありますけれども、支援策、それぞれ対策を打っているよということで、過去の実績を見ますと、本別高校も帯広のほうの高校に通う方がかなりいるということで、現在行っている支援策が帯広の高校でも同じようにやった場合、では本別高校に来るのか、そのまま帯広の高校に行くのかということもあろうかと思うのですけれども、それは親御さんの考え方とか、いろいろあると思うのですけれども、だからそこら辺の補助のあり方がいいのか悪いのかというのは、ちょっと私も判断できませんけれども、そこら辺も含めて、今後検討したらどうかということでの質問をさせていただきましたけれども、支援策というものについて、再度、見直してはどうかなということでの考え方を再度聞きたいと思います。それともう1点、先ほど4者会談といいますか、4者協議といいますか、3者協議といいますか、いろいろお話が出ましたけれども、これは4月25日に4者協議を実施したようということでの教育長の答弁でありましたけれども、ここで生徒を2学級維持のための方策の話し合いだと思うのですけれども、どういったことを話されて、どういった課題があったのか。では2学級確保に向けて4者協議の中ではこうしていくだとかああしていくだとかという、何か具体的な方策があったのか。今後、3者協議というのもやるというようなことがあるのですけれども、そこら辺がちょっと見えてこない。議会のほうにも町民のほうにもなかなか見えてこないのではないかと思うのですけれども、高校は受け入れる側で、生徒数が少なければ、当然、教職員の定数減につながって、教育活動が停滞していくよと。今現在も1人で3部門を持っている高校の先生もいらっしゃいますから、それと、中学校については送り出すほうで、極端な話、本別高校であろうが帯広の高校であろうが、送り出すということで、そこら辺の考え方といいますか、いろいろ思惑もあると思うのですけれども、そういった中で、3者協議なり4者協議というものがどう位置づけられて、2間口維持に向けた活動をされているのか、今後どうしていきたいのかという、最も身近にある高校だったり中学校だったり教育委員会だったり、もともと最も身近にいる方々だと思うのですけれども、今どういった課題があるので1間口しかできていないのかということについて、2間口確保に向けてどのような考えを持ってこういった協議会といいますか、協議をしていくのか、それについて伺いたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)

3点ほどあったかと思いますが、まず、本別高校の位置づけでありますけれども、私ども、道教委へ行っても、あるいは中学校、町外の中学校を訪問させていただいています。また、教育局の職員ともお話することがございますが、本別高校は間違いなく郡部での進学校という位置づけであります。したがいまして、これまでもこれからも、その思いというものはどんどん伝えていかないとならないなと。郡部での進学校ということが魅力でありますから、その魅力をアピールしていきたいなというふうに考えてございます。なお、補助金につきましてでありますが、先ほどもお答えをさせていただいておりますが、なかなかその支援策が41名以上に結びつかなかったということでありますから、その要因といいますか原因は何なのかということも精査をしながら予算づけをしているということでありますが、その中で、本当に今の支援策の中で、帯広市へ行く子供が本当に立ちどまって地元に行くことができるのか、行くようになるのかというような御指摘もいただきましたけれども、これは中学校、高校ともお話していますが、基本的には、教育の機会均等、子供たちがどこどこへ行きたいということについて、指定はできませんし、強制することはできません。これは言うまでもないのですけれども、したがって、高校の魅力を大いに発信して、子供たちが行くようになる、あるいは地元の進学校へ行くメリットの一つは、親元から通って、食事も、あるいは学校生活も安心して送ることができるというのが地元の学校へ行くメリットでありますから、それらについてを中学校の進路指導の担当とも十分話しております。その魅力を伝えてほしいと。例えば帯広の進学校へ行きたいという子供をとめるわけにはいかないけれども、それはそれなりの魅力を伝える、また、地元に行くメリットも伝えると、そういう双方向で説明してくださいというお願いをしております。したがって、具体的な支援策、何点かしてございますけれども、支援策のみをもって、本別高校に当然行くわけではないというふうに思っておりますから、あくまでも総合的に本別高校の魅力、そういったものは非常に大事でありますから、そのことと組み合わせて、今後もPRに努めてまいりたいというふうに思ってございます。3点目の4者協議についてでありますが、これを行うことに至った経過、これは初めてのことであります。どうもそれぞれがばらばらに取り組んでいるということもありますし、十分意見交換というものができていなかったのかもしれないなということで、町と教育委員会と考える会と本別高校で、5月に協議を行ったということでございます。その中で、いろいろな意見がありましたけれども、主なものを申し上げますと、先ほど矢部議員も御指摘ありましたけれども、部活動が、教員の定員が減少してきているものですから、なかなか取り組むことができない状況になっています。ある意味、部活動を今までどおりの種目を全部やるというのは困難でありますから、ある程度整理しないとなりませんが、その部活動を外部指導者によって運営する。既に剣道とか弓道とか、取り組んでいますが、それをやることができないかという、それは考える会の会員の中から話が出ておりました。また、高校の伝統的な行事がございます。その伝統的な行事も、なかなか教員が減ってまいりますと、安全性を確保することができないということで、今、継続することがどうなのか、できないのではないかというお話も出ています。それを町民有志で協力をして、出役をして、継続できないものかというようなお話もいただいてございます。それと、町営の英語塾、これを開設したらどうだと。高校生は無料で塾に来てもらう、そんな案も出されておりますし、今の無料送迎通学バス、これを拡大してはどうかというような御意見もいただいております。その後、先ほど説明したとおり、3者協議、高校と中学校と教育委員会、あるいは高校と教育委員会で、その4者協議のものを受けて、さらに詰めて、具体的に取り組むことができるものについては早速取り組んでいるという状況にございます。以上でございます。

再質問 1番 矢部隆之

最後にしますけれども、教育長は、本別高校がなくなれば本別は崩壊するというような、何かコメントがあったとかなかったとかというのを聞いたのですけれども、そういったことにならないためにも、冗談ですけれども、もう1期ぐらい、教育長を続けてもらったほうがいいのではないかと思うのですけれども、それは余談として、9月に示される配置計画ということでちょっとお聞きしたいのですけれども、考え方、これは町長に関係する部分もあるので、答弁いただければと思うのですけれども、これも教育長は、道教育委員会の要請があれば動くよということで、先ほどの説明の中では猶予されて、9月末までというようなことで、今年度が正念場であるという認識でおられるのであれば、ちょっと先ほどの部分と重複する部分もあるのですけれども、2間口に向けて、どんどんどんどん情報発信なりすることが必要だと思うのですけれども、ことしの、29年度の教育行政執行方針、3月定例会で教育長のほうから示されておりますけれども、この中に、2間口確保は大変厳しい状況にあり、全町挙げて支援活動を展開してまいりますということで、先ほどから私、議会であるとか町民に説明とかという部分、言いましたけれども、執行方針の中にも、町行政を担う教育委員会なりで、そういうふうな将来的といいますか、今後の見通しを述べているので、私もあえて情報発信してくださいよというようなことを言ったわけなのですけれども、ここに書いているように、2間口確保は大変厳しいということで、28年、29年、1間口になったわけなのですけれども、2間口に向けて、ちょっとこれは町長の答弁をいただきたいのですけれども、教育というものにつきましては、高い見識なり倫理性を育むものが教育だと思うのですけれども、なかなか年をとってきますと、そういったことも忘れて犯罪に走るというような方もいらっしゃって、いろいろきょうの一般質問にもそういう話も出ていますけれども、そういったことをあわせて、ここに示されている執行方針、この結び、町民の皆様初め町会議員の皆様の深い御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げますということで、これ、28年度と一字一句同じですよ。ですから、そういう認識でいるのであれば、かなり状況的にも変わっていると思う、28年、29年。ですから、そこら辺も含めて、今後の教育行政をどう考えていくのか、どう進めていくのかについて、教育長でもいいし、町長でもよろしいですけれども、答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

矢部議員の御質問のとおりだと思うのです。そのとおりだということだと思います。教育というのはなぜあるかということは、今さら釈迦に説法ですから、将来、本当に豊かに、国際社会の中で、また、日本の、そしてまた、地元をしっかと支えていく人材を育成するということですから、言うならばまちづくりの一番の根幹ですから、これは人材としては大事なことです。それで、ちょっとさかのぼりますけれども、これら本別高校の間口の問題がクローズアップされる以前から、やっぱり本別高校に、わざわざここを目指して来てくれる子供たちをお世話する親御さんの負担を考えたとき、陸別から朝早く来るとなったら、4時半に起きて、本当に冬の寒い中、暖房をつけて、子供たちを準備して、弁当を持って送り出すと、こんなことで、少しでもその軽減にならないかなということを含めて、まず一番先に始めたのが、池北線、銀河線、これらの通学補助から始まったのですけれども、その後、そしてそれぞれ再編統合があって、本別高校を将来どうするのだろうと。商業科がなくなって、農業科もなくなりましたけれども、そのときに、総合学科にするかどうかという選択を迫られたときに、町民集会も含めて実施をして、本別高校は進学でいくということで決定をさせていただきました。池田高校が総合学科ということになったのですが、そのときに、進学ということでありますから、少しでも願いをかなえるようにということで、それぞれ町も支援させていただいて、進学指導、また、進路指導の補助という形の中で、それぞれ本別高校の中で、先生方に協力いただいて、それぞれ授業のほかに、そういう特別な指導をする時間を設けていただいて、先生方みずから頑張っていただいて、子供たちの進路、進学も就職も含めて努力していただいた、そんな経過も含めてあります。昨今になって、こういう1間口ということがクローズアップされましたから、ただ、私ども、1間口になったからだめだということでは決してないですけれども、1間口になってしまうと、本当に40人集まるのかと。1間口になったばかりに、子供たちの先行き不安、そこで心配があって、逆に最低の1間口さえも守れなくなるのでないかと。そうなったときに、子供たちの選択だとか願いというのは全く閉ざされるわけでありまして、まして人を育てる、ここで本当に地元をしっかり支えていただける人材の育成などというものも全くできなくなりますし、そうなれば、まさに地域が、まちが崩壊すると、こういうことも含めて、教育長も先日、コメントしたのだということで私ども理解をしています。そういう面では、矢部議員のおっしゃるように、教育というのは何よりも大事なものでありますから、これがやっぱり将来、人として、また、この地域を、そして歴史を背負って、この地域を支えていく大きな人材、これは本当にまさに人としての営み、循環でありますから、これはしっかりとした、より感性豊かな子供たちを、そしてまた、大人の社会へしっかりと育てていくという部分では大事なことでありますので、この辺についてもしっかり私どもは取り組んでいかなければならないということで、私どもできる限りの、条件、環境整備しかできませんから、私どもが学校現場で1足す1は2と教えるわけにいきませんので、そこはそれぞれ役割分担で学校の先生方、そしてまた、PTAの皆さん、そして地域の皆さん、関係する皆さん含めて、それで教育方針も、町民の皆さん、議員各位にも御協力、御支援をお願いしたいということでくだりはなっていますけれども、ぜひそのことは、私どももそういう方針をしっかり持ちながら進めておりますので、まちづくりや人づくりの大事な観点でありますから、その辺はぜひ御理解いただいて、今、なぜ今回、相当の決意を持ってやらなければならないということは、先ほど言いましたように、ことしが正念場であるということの理由は、やっぱり2年連続1間口ということになると、3年となると、完璧に2間口の募集の道が閉ざされてしまうのでないかと、こういう危惧を感じているわけでありまして、道教委にも直接いろいろ相談、協議させていただいていますが、2間口の根拠が示されれば、それは2間口ということでしっかり対応しますよと。それで猶予をいただきながら、6月に発表するやつを9月ということで、そういう協議をいただいて、間口の公表はしないということを含めてあるのですが、そこまで本当に私たちは全力を尽くして、本別高校に2間口確保できる生徒さんがぜひ通学できる、そういう環境や条件を整えていかなければ、本当に先行き、やっぱり大変な判断をせざるを得ない時期に来てしまうのでないかなと、こんなことを一番危惧するわけでありまして、そのことについてしっかり取り組んでいきたいということであります。今までも、一昨年も町民集会を開きました。町民集会を開いたときに、進学する、本当に帯広の市内の進学校に行くぐらいの力がある人だったら、本別高校にいたらまだまだその力を発揮できるよと、そんな現実的な若者の訴えがあったりして、昨今は若い人たちがそれぞれの学校へ出向いていって、また本別高校のPRをしていただいたり、高校現場の管理職も含めて、優位性などもPRしていただいて、少しでも、私どもは本別高校だけでなくて、本別高校に、やっぱり18歳の春まで、できれば地元の子は同じ空気を吸って、文化をしっかり享受しながら、親のしつけも含めて、18歳の春まではここで、親元からしっかり通う、それが教育環境に一番適した条件になっていくのでないかなと。そんなことを含めて、しっかり取り組んでいきたいなというふうに思っています。これからも続くことでありますので、ぜひ私どもも本当にまちを挙げて取り組まなければならない大きな課題だと思いますので、ぜひ御理解いただきながら、その方針に書いてあるだけでなくて、本当に全面的にいろいろな情報も含めて、御支援もぜひいただければなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいなと思います。以上であります。

再質問 1番 矢部隆之

終わります。

出典:本別町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月14日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる