みんなの議会

本別町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月13日

本別高校支援と「福祉でまちづくり」合わせて

2016年9月13日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「本別高校支援と「福祉でまちづくり」合わせて」について質問し、町長 髙橋正夫、地域包括支援センター所長 飯山明美が答弁しました。

質問者
阿保静夫 議員
答弁者
町長 髙橋正夫、地域包括支援センター所長 飯山明美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 阿保静夫

それでは、2問目の質問を行います。本別高校支援と「福祉でまちづくり」を合わせてということで伺います。今回の行政報告で介護職員初任者研修に本別高校生7人を初め、町内事業所勤務者、一般町民の方など、計13人が申し込まれたとのこと。大きな可能性があるというふうに考えますけれども、見解を伺います。かつて、本別高校支援に関連し、その特色づくりとして「福祉でまちづくり」を掲げる本別町が本別高校に福祉に関するコースを設けるような取り組みを行い、「福祉でまちづくり」とリンクするような、関連するような考えはないかという趣旨の質問をしました。もちろん簡単なことではありませんが、今回の取り組みはその第一歩だと私は期待をしております。少し余談になるのかもしれませんが、以前、下川町に研修したときに、うちのまちづくりは木なのです、木材なのですというお話を町長はされました。生活、産業、福祉、教育、あらゆる分野で下川町においては木材を中心にまちづくりを考えていきたいのだという話をされていたのが印象に残っております。本町は、「福祉でまちづくり」を掲げている町です。可能な限りこのことをつかんで離さず、まちづくり根幹の一つとしていく、これは非常に重要なことだと私は思っております。今回の初任者研修の取り組みは、高校生の皆さんが福祉や介護の仕事に関心を持ち、職業選択のきっかけとなるような機会になり得ると考えております。前回の質問のときに私もたまたま自分の子供もそうですが、そのとき同時に受けた何人かの同級生の皆さんが関連の仕事に就いたというふうなことがあるものですから、これはやはり夏休みの期間中だけだったというふうに記憶しておりますが、非常に重要な取り組みだというふうに感じておりました。そして、しばらくこの受講者がいないという現実も予算審議や決算審議のときに伺ってきたわけですけれども、今回、それらを一掃するように本別高校生7人の方がこの初任者研修、昔は初級ヘルパー研修と言っていたと思いますが、そういうことを行ったということで、非常に私自身は非常に希望を持っているわけです。このことによって受験先に本別高校を選んでもらえる、あるいは学校に入ってから職業選択の一つのきっかけになるような、そういう機会になり得るのではないかということで非常に私自身は期待を持って行政報告を聞いていたところです。今後、この取り組みを大いにPRしながら、高校とも十分打ち合わせが必要だと思いますが、本別高校支援、生徒確保の対策、さらには介護職員不足の解消、これは本町のみならず、ほかの町にとってもそういうことにつながる、そういうふうになるように力を入れるとともに、今後、工夫をしていくべきだというふうに考えますが、見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕阿保議員の2問目の本別高校支援と「福祉でまちづくり」合わせての質問の答弁をさせていただきます。ただいま御質問ありますように、本別高校支援に関連をして、その特色づくりとして「福祉でまちづくり」の取り組みとして、リンクをさせて本別高校に福祉に関するコースを設けていくということでありますが、現状では大変厳しい問題だというふうに考えておりますが、今回、取り組んでおります介護職員の初任者研修につきましては、本町における介護人材の育成、確保を図るとともに、本別高校も対象とすることにより、特色ある本別高校の教育指針の一環として実施するものでもあります。実施に当たりましては、4月に本別高校のPTAの総会において研修の内容について事前説明会をやっております。さらに、5月31日は希望する生徒と保護者の皆さんを対象に介護の仕事をするためのミニ講座、これを開催をして生徒12名、保護者の方が3名の参加をいただいてきたところであります。また、全校生徒を対象に介護職員初任者研修受講意向調査を行いました。全校生141名中、113名から回答を寄せられましたので、ちなみにこれの結果の報告を概要ですが、この介護のイメージについての質問でありますけれども、この結果の報告をさせていただきますが、まず介護職場というのは仕事がきついと答え人が64.6パーセント、給料が安いが39.8パーセント、やりがいがあるは23.0パーセントとなりまして、福祉、介護の仕事に興味があるかとの質問に対しては、あると答えた方は18.8パーセント、どちらでもないが46.4パーセント、ないと答えたのは34.8パーセント、さらに福祉、介護は将来の仕事の選択肢にあるかとの質問では、あると答えた方は4.5パーセント、考え中が27.7パーセント、ないが67.8パーセントという結果になりました。なぜ、初任者研修の前に家族だとか、保護者も交えてやるかというと、やはりこれはどこでも今、介護の問題については議論されるのはまず大人社会の理解がまず一番大事だということなのです。特に4Kだ3Kだと言われることできつい、そんなところに行くのという一声で、子供たちの選択の希望がほとんどそこで失われてしまうと、そういうことって本当にそれでいいのだろうかと、本当にそれだけ待遇処分は全部悪いのかなどなど含めて、そんな協議をするのですが、そのためにはこれから進む未来の子供たちの希望として、そういう環境や条件をしっかりとつくっていかなければ、これは将来、介護をする人たちが育っていかないと、これは全国的な問題です。ということを含めてやりました。中には日本国内だけではだめだから、外国からのということも言いますけれども、地元の、国内の中の対策が十分でないのに、外国から来てもらってもただ安い労働力をということでは相済むものではないと、それこそ人として何十年といういろいろな経験をしてきた方々の高齢になった人たちの尊厳にもかかわることなので、そのことはしっかりと生き方、そしてまたそれぞれの歴史をしっかりと理解できるような、そういう教育も含めて、そして保護者や周りの方々の理解も含めて介護の職というのはそういう崇高な職業ですよということも含めて、しっかりとした認知をしていただけるようなことでないと進む人たちがいないということでありまして、それら含めてうちの本別町との対応、担当が介護職員の初任者研修ということで高校生からそれぞれ始めたということなのですが、ちなみにこの介護職員の初任者研修、12月28日まで開催されますけれども、今回の取り組みをしっかりとまず検証させていただいて、アンケートの結果も踏まえて来年度も開催する際には、前段での生徒と保護者への周知や福祉、介護の仕事に関するミニ講座を開催することで、まずは保護者の皆さんも含めて福祉や介護の仕事に関心を持ってもらう、そういう機会にしようということで考えているところでもあります。この介護の職員の初任者研修初めに8月に開催いたしました福祉セミナー、この取り組みを通して本別町にある介護職場を知ってもらい、福祉介護の仕事への理解を深めてもらうことで本別高校生の生徒の皆さんの将来の選択として可能性を広げるものにつながってくるというふうに思っておりますので、その結果、本別高校の支援にもつながると、こういうことで考えておりますので、この後についてはまた特段の御理解をいただきながら、また今後も御支援いただければと思います。以上を申し上げて答弁とさせていただきます。

質問 10番 阿保静夫

今回の内容を検証し、また参加者のアンケート等をとって、さらに充実を含めて取り組んでいくという趣旨だというふうに理解をしたところです。決算か予算の審議だったと思いますが、初級ヘルパーと呼んでいた時期に、その当時は社会福祉協議会が主体となって開かれていたということで、社会福祉協議会が若干の経費の持ち出しがあるというふうに伺っていて、そのことをその予算、決算のときの質疑の中で町として考えられないかという話をしたときに、考えていくという趣旨の答弁があったというふうに記憶しているわけですけれども、それとあわせて今回、本人も若干の負担があるかというふうに予想されますが、その辺について今後、どういうふうにしていく考えなのか伺いたいというふうに思います。

答弁 地域包括支援センター所長 飯山明美

阿保議員の御質問にお答えします。今回の初任者研修につきましては、やはり幅広く受けていただきたいというところをまず前提に置きましたので、高校生の皆さんと60歳以上の元気高齢者の皆さんにつきましては受講料無料ということで受けていただいております。それ以外の事業所に勤務されている方ですとか、一般の方につきましては1万円の受講料をいただいてということで、いずれにしましても帯広での養成校みたいなところに通うよりはかなり安い価格の設定になっています。以上です。

質問 10番 阿保静夫

今回は高校生と高齢者の方が受講料無料ということで、その他の方は1万円の負担になったということでこの形、とりわけ高校生については今回の私の質問の趣旨がまさにそこで本別高校ではそういう研修が無料で町のほうで責任持ってそういう研修やっていますよということは一つの、私はこれは大きなプラスになっていく、わかりやすく言うと売りになるのではないかというふうに思うわけで、そういう確かに側面支援ではありますけれども、いろいろな情勢を絡めて考えたときに私は重要なことではないかなというふうに思うのですけれども、今後、そういう方向性も含めて検討する必要があるのではないかなと思うのですけれども、その点について再度、伺います。

答弁 地域包括支援センター所長 飯山明美

初任者研修を高校生の皆さん、希望する方には無料で受けられるというのは、これからの職業選択ですとか、自分の将来を考えていくときの一つの方策の一つと言ったら変ですけれども、いろいろ幅広く考えたときの一助になるのかなというふうに思っています。やはり、この研修さえ受ければ全てがいいというわけではないのですけれども、研修を通して専門学校に行って、また深く勉強したいというお子さんもいらっしゃいますし、進学というよりは高校の段階で資格を取ってということで、高校卒業して地元に勤めたいというような、いろいろな選択肢がこれから可能になっていくのかなというふうに思います。進学をした方々がまた本別に戻ってくる仕組みも非常に大事かなというふうに思っていまして、そのつながりとしてやっているのがことし初めた福祉セミナーの部分です。やはり、町外に出て行った子供さん、生徒さんにまた本別という現場を学生のときに知ってもらって、やはり本別で勤めたいというような気持ちになってもらうというところでは、この初任者研修、そして福祉セミナー、一体的な中で人材確保を考えていかなければならないのかなというふうに思っています。そういう意味では、こういう取り組みを少しでも理解をしていただくというところで前段にもありましたように、やはり保護者の皆さん、生徒の皆さんにこういう取り組みをしていることですとか、あるいは福祉の仕事の中身というのはこういうものですよということを幅広く地道に周知をしていくこともすごく大事かなというふうに考えております。以上です。

質問 10番 阿保静夫

考え方は十分にわかりましたけれども、高校生に対して今回のような形で1万円の負担は要らないですよというか、そのことは今後も考えていく方針なのかどうなのか、現時点でどう思っているのか伺いたいと思います。

答弁 地域包括支援センター所長 飯山明美

受講された皆さんの感想も聞きながらとは考えておりますけれども、受講料につきましては基本的に継続をしていくような考え方で現時点ではおります。以上です。

質問 10番 阿保静夫

終わります。

出典:本別町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月13日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる