みんなの議会

本別町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月10日

まいります。特別支援学級児童生徒の交流事業等への参加の門戸をより開こう

2014年12月10日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「まいります。特別支援学級児童生徒の交流事業等への参加の門戸をより開こう」について質問し、教育長 中野博文、町長 髙橋正夫、農林課長 工藤朗が答弁しました。

質問者
阿保静夫 議員
答弁者
教育長 中野博文、町長 髙橋正夫、農林課長 工藤朗

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 阿保静夫

それでは、2問目にまいります。特別支援学級児童生徒の交流事業等への参加の門戸をより開こうということで伺ってまいります。特別支援学級の児童生徒にも、本町が行っている交流事業により一層参加できるような対応を考えるべきと思いますが、見解を伺います。希望する全ての児童生徒に同じようにいろいろな経験をさせたいと考えていますが、本町の教育理念、あるいは本町の障がい者保健福祉計画の理念、障がい者等の自己決定と自己選択の尊重なども同様だというふうに私は理解しております。町としては、これまで南三陸町、旧志津川町の児童生徒との交流事業を始め、小松島市立江小学校との交流、あるいはミッチェル訪問、あるいは町内での元気合宿などの取り組みを行っており、それぞれ成果を上げているものと理解をしています。そこで、1番目、それぞれの交流事業について、これまで特別支援学級の児童生徒の参加状況はどうであったか、まず伺います。二つ目に、希望する全ての児童生徒に同じようないろいろな経験をしていただくという観点で、さらなる事業推進をしていくべきと考えますが、見解を伺います。実際には、支援するスタッフ、家族などが必要だというふうに推測するものです。一朝一夕にはできないことかもしれませんけれども、目指していることは当たり前のことだと私は思います。そして、このことを質問しようと思ったヒントは、先般行われたミッチェルの報告会のときに、同じような趣旨のことを発表された、ミッチェルに訪問した方がいたので、そうだよなと思いながら実は聞いていたのです。それで、もちろんこういうことはなかなかデリケートな問題ですし、それぞれの状況もあると思います。ただ、理念はやはり全ての児童が同じような経験ができればいいなというのが理念だというふうに私は思っていますので、この点について考え方を伺いたいし、ぜひこういうことが一歩ずつ実現していってほしい、そういう思いもあります。ということで、見解を伺います。

答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)

阿保議員の2問目の御質問でございます。特別支援学級児童生徒の交流事業等への参加に係ります取り組みと考え方についての御質問に御答弁申し上げます。平成19年4月から特別支援教育が学校教育法に位置づけられ、全ての学校が障がいのある児童生徒の支援をさらに充実していくこととなりました。本町におきましては、その以前からでございますが、障がいのある児童生徒の自立や社会参加に向けました主体的な取り組みを支援するという視点に立ち、児童生徒一人一人の持てる力を高めて、生活や学習上の困難を改善、または克服するための適切な指導及び必要な支援を行っているところであります。1点目の参加状況でございますが、南三陸町、小松島市立江小学校の交流、ミッチェル訪問団、元気合宿、また、その他各種講座や教室におきましても、全ての児童生徒に等しく門戸を開き、それぞれの研修の趣旨に賛同する児童生徒の参加を得て実施しているところでございます。これまでの実績としては、南三陸町との交流と、小松島市立江小学校との交流、そして元気合宿などに特別支援教育を必要とする児童生徒も参加していただいているところであります。2点目の、希望する児童生徒がいろいろな体験をしていただくためのさらなる事業推進についてでありますが、これまでも希望する全ての児童生徒が参加できるよう、特に制限などの基準を設けずに募集をしてまいりましたが、今後もより一層、募集時におきまして、各学校との連携を密にし、保護者とも十分話し合いをしながら、事業の趣旨に賛同いただいた上で、誰もが参加できるよう呼びかけてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、児童生徒の個々の違いを認識しつつ、さまざまな人々が生き生きと活躍できる学びの場、社会づくりは、我がまちの現在及び将来にとって重要な意味を持っていると考えておりますことから、これからも児童生徒一人一人が自己を高める活動を一層推進してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、御答弁とさせていただきます。

質問 10番 阿保静夫

実際の参加がそれぞれ南三陸、小松島、元気合宿等で、特別支援の子供たちが参加した実績があるということで、非常によかったなというふうに思いながら伺っておりました。実はこの質問をする前に、ちょっと関係の方、担当の方になると思うのですけれども、こういう質問をしたいのだけれどもという話をしながら、ちょっと伺いました。今、教育長の答弁の中にも、全ての子が経験できるように配慮しているということなので、例えば身体的なことで支援とか手助けが必要な子などは、その人の家族とか、そういう形の中で支援しながら多分やっているのかなと思いながら聞いていたのですけれども、余り具体的なことも聞けないのかもしれませんけれども、そういうスタッフについて、いればいいというような考え方で受け入れているのかどうなのか、確認したいと思います。自分のことをできる、自立できる子は断る理由はないというような表現だったのです、実はその立ち話の中で。それはちょっと違うなと思って、私は聞きました。ですから、それは僕のイメージの中では、身体的なものであれば、当然、補助具も含めていろいろな手助けが具体的に必要だということなので、そういうことも含めて全ての希望する子が参加できるということを目指してほしいという趣旨なのです。ですから、その辺の考え方を再度伺いたいというふうに思います。

答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)

お答えを申し上げます。募集の段階でのお話は、先ほど申し上げたとおりであります。児童生徒が参加を希望した場合、まずもって、全ての児童生徒に参加していただくというのが基本的な考え方であります。そういう中で、例えば健康面とか、あるいは安全面だとかで心配される向きがあった場合、これは保護者と十分に話し合いをして、学校の意見も聞きながら、まずもってどう支援をすることによって行くことができるのかどうかを、話し合いの中で考えていく必要があるだろうなというふうに思います。つまりは、そういうネックとなるものがあれば、行くことが心配だというような事柄があるとしたら、それをクリアするのがまず大切でないかなというふうに思います。そういう中で、例えば長期間にわたって研修するといったようなことが、健康面等でなかなか不安があると、御家族の中であるとしたら、それはまたそれに見合うような、本当に参加できるような研修に参加していただくような、そんな策も考えていかないとならないのかなと。いろいろな町内でやっている、先ほど申し上げました元気合宿とか、いろいろな機会がありますから、そういったものなら参加できるとか、そういったことを御家族、あるいは学校とも話していく必要があるというふうに思ってございます。以上であります。

質問 10番 阿保静夫

現場の実際にかかわった方々の努力と取り組みはそういうことだというふうに思っております。ただ、先ほども申し上げたとおり、その可能性をさらに広げていく挑戦というか努力というか、これも同時に必要だなというふうに思っております。先ほど最初に申し上げたとおり、今、そういう支援を必要とする子をミッチェル訪問に行かせられるだろうかというのは、現実問題として、これはなかなか厳しいというふうに思っていますが、今、教育長おっしゃったように、本別側が受け入れになる場合は、例えば1週間とか3日間のメニューだとすれば、その中の、例えば夜の交流会とか、そういうのが多分あると思うので、そういうのに大いに参加してもらうということで多分やってきていると思うのです。その枠というか、参加の可能性をもう少し広げていく努力は常に必要だし、当然、支えるスタッフも、教育委員会や町関係に求めるということではなくて、一緒に参加する子供も含めて、そういう理解を、多分ふだんからそういうことでやっているとは思っていますけれども、具体的にさらに進めていっていただきたいという思いがすごく強くあるし、将来的には、健康に問題なければ、本当にミッチェルにも行ってほしいというふうに思ってもいますが、それはなかなか本当に現瞬間は難しくても、例えば富士山に登山した車椅子の方もいらっしゃるわけで、それは支えた人たちがすごいなと思っていますので、そういうことも含めて、そういう今までの取り組みを踏まえた上で、さらに可能性を広げていくと。大いに、多分家族も含めて、可能な限りそういう挑戦はしてくれるのではないかなという期待もありますし、そういうふうにあってほしいという気持ちもありまして、方向性として、再度、挑戦的にあってほしいというふうに願いも込めて、再度、その辺を伺いたいと思います。

答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)

過去の一つの例としては、学校で宿泊研修等を行っていますが、その場合においては、各学校に支援員を配置していますから、宿泊をしてもらって、一緒に行っていただいたという経過はございますが、先ほど申し上げたのでありますけれども、まずもってどう支援をすることによって行けるかどうかを御家族とお話し合いをさせていただく。そういったときに、そういう支援員がつけば行けるのか、あるいはその他の支援があれば行けるのか、あるいは行った先で医療体制ができていれば行けるのか、そういったこともいろいろ考えていく必要があると思いますが、それはケース・バイ・ケースだと思いますが、そういう中で、予算も必要であれば、それは予算化も必要かなというふうに考えてございます。

質問 10番 阿保静夫

それでは、3問目をいきたいと思います。町民とともにTPP反対の行動を広げようということで伺ってまいります。TPPの本質が明らかになりつつありますが、その内容は驚くべきものです。本町農業と経済、町民の暮らしを守るためにも、これまで重ねてきた町民総ぐるみの行動のさらなる積み上げが必要と考えますが、見解を伺いたいと思います。先般、本別町農業委員会で、札幌の農業会議等で研修を受けたときに、その中のテーマの一つが、最近の農業情勢ということで研修を受けました。そのときに、TPP問題に講師の方が触れていただいたわけですけれども、ここに書いてあるとおり、アメリカ中間選挙を経て、アメリカ農務省、日本でいえば農水省ですね。農務省のTPP締結後の試算が報じられました。その講師の先生曰くですが、このことを載せているのは、その時点で日本農業新聞だけだったのです。11月13日付。その中身を一言で言うと、中間選挙、共和党勝利で、徹底した自由貿易推進の立場というような中身です。そして見出しが、「日本農業一人負け」の見出しなのです。その概要は、TPP締結で、参加国全体の農産物に関する輸出額は85億ドル、掛ける、今幾らですかね、120円くらいですか、ふえ、その33パーセント、3割強がアメリカの取り分だそうです。日本はわずか1.4パーセントの増なのです。これはアメリカが言っているのです。それで、一方、日本の農産物輸入は58億ドルで、全体の7割強なのです。ですから日本の一人負けということです。ここまでは、こういうことになるのではないかという話も町長も何回もおっしゃっていますし、十勝の30団体のときにも言っている話なのですが、こういう状況なのに、さらにつけ加えて、アメリカの試算は、日本の米の生産額の減は3パーセントだと言っているのです。日本が実際に試算したら3割以上と言っているのですけれども、それから、砂糖の減が2パーセントだと言っているのです。日本は100パーセント減になると言っていますよね。からくりはいろいろあるらしいですね。アメリカがつくっている今の米は日本に人気がないから買わないというような話をしているそうです。でも、それは産地を変えたり、技術ですから、変えれば、こしひかりでも何でもすぐできるような状況です。水は何ぼでも持ってきますので、雨降らないところとかありますので。ということなのです。ですから、私は今までのせっかくここまで取り組んできて、町長も本当に先頭になって頑張ってきて、ワッペンも皆さんつけているとおりで、ここまできて、しかも当初の話だと、もう何年か前に締結のテーブルについているようなことではないかと言われたのも、ここまできてまだぐちゃぐちゃやっているというのは、まさに北海道の運動、十勝の運動、ひょっとすると本別の運動でないかなと思っております。ただ、さっきも申し上げたとおり、新聞報道では、この11月13日の時点で、この新聞は農協の新聞ですよね。これしかやっていない。私はもう1紙、している新聞があるとは思っていますけれども、いずれにしても、このことを含めて、皆さんと再度TPPを考える機会をぜひ本町としてもつくることが、当初申し上げたとおり、町民総ぐるみの運動につながるし、やるべきでないかなと。本町の農業と経済を守るという立場からもそうだというふうに思っております。この記事の横に、東大大学院教授の鈴木宣弘氏が、極めてあいまいで根拠のない試算だということもコメントを寄せてあります。こういう時期ですから、デリケートだというのも思っております。でも、これは譲れない中身でもあるのですよね。ですから、しかるべき時期も含めて、何らかのアクション、例えば集会、あるいは学習会、それを各団体に呼びかけて、ぜひ起こすべきではないかなと私は思いますけれども、見解を伺いたいと思います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

阿保議員の3問目、町民とともにTPP反対の行動を広げようの質問の答弁させていただきますが、2年前の総選挙ですから、絶対反対ですからね、みんなどこも。それが3月11日、年明けて、15日ですか、安倍総理がTPP協定交渉に入ると参加を表明しました。それ以来、いろいろあって、21分野ある交渉ごとが、聖域だけ守るというような話になって、農産物5品目と、何回も言いました、ここでも。誰も頼んでいませんと。医療をどうするのですか、福祉をどうするのですか、労働をどうするのですか、入札はどうするか、たくさんのことがあります。でもそれは全部話はないですね。5品目も、最近どうですかといったら、推進するほうになりましたから、誰も相談しない、誰も了解しない、国は守る守ると言いますけれども、逆に5品目のうちの牛肉の関税を下げるということですから、オーストラリアとのFTAを含めて、今度それ以上もっと厳しいのがTPPですから。総選挙、オバマさんのアメリカの上院、下院の共和党が勝利したということで、共和党の方針は、全く完全に関税ゼロということの方針だそうでありますから、元農水大臣ですか、話もお聞きしますと、やはりもっともっと厳しくなるし、また、一番いい例が、アメリカの共和党の議員の皆さん方が言っているのは、日本は韓国とアメリカのFTAを見てほしいと。ああいう状況よりもっと厳しいですよというのがTPPの中身だということですから、それで十勝も、こういうことがもし実行されたら十勝なんて成り立たないと、こういうことで30団体、おおよそオール十勝ですよね。こういうことで立ち上がってきました。阿保議員の言われますように、これは最初のTPPを考える会、24年にいち早くうちも集会をやりました。JAを含めて、共同でみんなでやりました。600人を超える町民の皆さんが公民館に集まって、すごい熱気でしたし、そのことも続いていますし、そして3月8日にオール十勝でやったときには4,500人に及ぶだけの、あの吹雪の中、集まって、十勝の本当に危機感をあらわしましたし、また、町内的にも、町村会もそうですけれども、各町村でそれぞれの学習会なり集会なりやりましょうということで、それを連携してずっといきましょうと、各町村取り組んでいます。本町も、そのほか、議会もいろいろ研修があったりして参加できなかったことはあるのですが、特にTPPの交渉参加撤回要求の集会ということで、これも中原教授に来ていただいて、330名ということの中で、よりTPPによる食の安全の問題含めて、そのほかにまた、「世界が食べられなくなる日」の映画の上映などを含めてやっていますから、本当にわりとというか、いろいろな部分で、そういう啓蒙を含めてしっかり取り組んでおりますので、特にこのTPP問題は、御質問ありますように、守秘義務という中で、国民にはその実態が、国会議員の中にもその実態はなかなかつかめないというような状況の中の今の交渉ごとですから、これが今、それぞれの情報の中で言われるようなことが現実に起きるとしたら、これは大変なことになりますから、そういう意味では、今回の総選挙の中でも、少なからずともそれらの政策協定をするというような農業団体もあったり、そういう日本列島の地域別にはいろいろな受けとめ方がありますけれども、北海道は特にそうですし、また、九州や四国も含めて、日本列島、大枠、このTPPについては、国民の暮らしが、国のあり方が根底から変わっていくということの危機感も含めて、相当意識か高くなってきているということは事実であります。そういう意味では、本町もいち早くそれらの取り組みをしてきましたので、それは適宜、しっかりとまたこれからもその旨については風化しないように、また、頓挫しないように、しっかり取り組んでいこうと思いますが、これだけの取り組みをしているということでありまして、また時期を見ながら、しっかりとまた取り組んでいくということも重要なことになってくると思います。それこそ交渉が大詰めの段階に来ていますから、改めてこの国会の批准などなどが最終的な山場に来るというようなことも想定されるところでありますので、これら、暮れから年が明けても、またそれらの問題を含めて、我々の要請活動もそうですけれども、新しくまた選出されるであろう国会議員の皆さん方にも、しっかりとこの認識を改めてしていただくというような要請も含めて、全力を尽くしていくということをしていきたいなと思いますし、また、それにあわせて、報告だとか、また、町民の皆さん方にもより一層の意識の継続をしていただく、また取り組みの思いをしっかりとこれからもつなげていくための活動をしていくということでありますので、ぜひまたやることはもちろんやりますし、そういうようなアイデアだとか、そういう企画をしていただければ、私どもも本当にありがたいなと思いますので、そういう中で、いろいろなところからそういう取り組みがしっかりとわき上がっていただけるようなことを期待しながら、答弁とさせていただきたいと思います。以上であります。

質問 10番 阿保静夫

具体的な取り組みということを最後におっしゃられたので、見てのとおり、このワッペンがもうボロボロです。それだけ頑張って長引かせてきたというあかしでもあるのですけれども、そういうことも含めて、集会等、あるいは大学の先生を呼ぶのもいいのですけれども、先ほど来申し上げているとおり、知らされていないです、こういう中身だということが。それで、まちの人なんかなおさら多分知らされていない。だって農業新聞は、普通は農家の人しか、大体読んでいるのはそういうことですから、ですから、知らせるということも含めて、かつては農協と一緒になってビラを出しましたよね。そんなことも含めて、ぜひJAと具体的な対応について相談していただきたいし、例えば私は、缶バッジをつくる業者が札幌にあるというのも知りましたけれども、1個二、三百円らしいですけれども、いずれにしてもそういう具体的なことを詰めながら、ぜひ町としては、やっぱり町民の皆さんに実態を知らせていくということはすごい重要な役割だと思っています。農協サイドでいうと、農業農協改革は、表現は悪いですけれども、黙りなさいという意思表示のように感じてならないのですよ、中央会に対して特に。ですから、それは私たちの運動を考えたときに、そんなものにひるんでいられないなと。だって生活がかかっているし、もっと言えば、後継者たちの未来がかかっていると私は思いますので、ぜひ農協とも具体的に進めながら、本別にも、多分、二十数団体になると思うのですけれども、一緒にやれる団体もあるということで、ぜひしかるべき時期って、この運動はずっとTPPをつぶすまでと思っていますし、短期に決まると思ったものがここまで来たのも、繰り返しになりますけれども、この運動あってこそなので、ぜひ関係団体、特に農協との具体的な詰めを、時期もなるべく早くというふうに思っております。具体的にどんなことといえば、例えば缶バッジなどはいいのではないでしょうかということを思っております。そういうことも含めて、もしこれくらいの時期にちょっと相談してみようかということがあれば伺いたいし、先ほど町長言ったように、これから要請行動の報告集会でも私はいいと思っていますけれども、そういうことも含めて、時期的なものももし課長の頭の中にあれば伺いたいと思います。課長も含めてというか、済みません、名指しできません。町長の頭の中にあれば伺いたいと思います。前言撤回します。そういうことです。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

聖域は守ると言わざるを得ないような状況になったということも一つあるかと思うのですが、でも日本の国のあり方、暮らしが全くどうなるかということだから、そのことだけやれば、何か国民の不安が取り除かれるとでも思っているのかなというような気がしないでもないのだけれども、でも全中の改革だとか出てきますけれども、改革するとか何とかというのは、それは自分たちがもちろんやらなければならないことだから、誰かに言われてやることでないですからね。それは適宜、不都合なら変えていくし、よければ残すし。でも何か変な方向に行かなければいいなと思っているのですが。ただ、知らせることと、また、継続して意識を持ち続けるということは大事なことなので、何回も言いますけれども、暮らしがどうなるか。特に十勝は、いろいろひょっとしたら政策的に財源の応援をしてくれるのかなとかと考えているかもしれないけれども、そんなことは絶対にできるような日本の状況でないということなのです。円安含めて、これだけデフレ脱却と言ってインフレへ向かっていくのに、どんどんどんどん国債を日銀が買い取っているわけですから、これが金利が1パーセント、2パーセントに万が一上がったら、日本の国は財政破綻ですから、大変なことですよ。こんなときに、関税の差益でそれぞれ政策を打ってきた、特に農業政策にしたら、関税の差益がなくなったときに、対策が打てるかといったら、絶対打てませんから。そうなると、自由競争にさらされるだけでしょう。さらされたときに、本当にやっていけますかと。ジャポニカ米、新潟のこしひかり、1俵、60キロ1,200円ですよ。こんなことが日本で対抗できるわけないですよね、絶対に、これ一つとったって。だから米を守るといっても、こういうことがどんどん入ってきたらなりません。乳製品もそうです。でも、背景には、90数パーセント輸入している大豆だとか小麦だとか乳製品だとかあるとしたら、それは日本の国で本当につくる必要があるのかという人も中にはいる。評論家だか何だか、学者さんの中にいますけれども、でも産業を見たときに、そんなことではないでしょうと。十勝の産業だって、経済基盤だって、130年たってやっとこの産業ができ上がってきたのです、これだけの食糧生産性、1,100パーセント。1,100パーセントといったら、そうですよねというけれども、何が何だか、そういう反応はありません。1,100パーセント、そうですか、数字を言ってもわからないです。それだったら、それだけ農政対策でお金を出すのだったら、外国から買ったほうが早いのでないですかと、こういう思いがまだまだたくさんいるということです、日本の中に。それを、この地域はこうやって成り立っているのだということをしっかり訴えるために、ですから十勝は立ち上がろうということで立ち上がっているのですから、その思いはこれからもしっかり続けていかなければなりませんし、できればそれぞれの職場や地域の中でも、そういう気運をぜひ高めていただければなと。それを集めてというか、それを総じて、このまちぐるみでやるということももちろん大事ですし、そのために、地域からそういう声を上げてもらうように、またこっちから情報提供も必要ですから、そういうことではやりたいなと思っています。ひょっとしたら、そういうような具体的に何かしようという計画が担当課長のほうにあるかもしれませんので、今答弁させていただきます。

答弁 農林課長 工藤朗(農林課長は2016年3月まで)

阿保議員の御指名を受けましたので、答弁させていただきます。私も、町長の答弁にもあったとおり、本町農業が危険だという前に、そのことも含めて、国のTPP協定の交渉参加に関する決議ということで決議がされていた内容なのですが、ことし上映しました「世界が食べられなくなる日」、この部分の映画を見ると、非常に残留農薬、また、遺伝子組み換え食品を食べると、モルモットが異常な肝機能障害といいましょうか、そのような形のモルモットになってしまう。TPPが妥結すれば全ての食品を食べればそのような形にはなるということではないと思うのですが、そういう危険性を持っているということで、非常にショッキングといいましょうか、ショックを受けました。この間、先ほど町長から説明あったように、TPPを考える講演会、これは東大の鈴木教授、その後、TPP交渉参加撤回要求、これは酪農学園の中原教授と、「世界が食べられなくなる日」の上映と、3回、町民の方々に集まっていただく集会等を開いてきたわけなのですが、なかなか私たちのほうも、そこまで来ていただければ、TPPに関する危険だとか危ういだとかということがわかっていただけるのですが、そこまで来ていただく啓発でしょうか、啓蒙というのでしょうか、来ていただくまでのその活動が、なかなか私たちの不得意な分野なのかなということは痛感しているところでございます。次回、もしそのような集会等が開かれる場合には、ぜひ関係団体と協力、連携いたしまして、そのような集会にぜひ参加するような強力な体制づくりもしていきたいというふうに考えています。以上です。

質問 10番 阿保静夫

終わります。

出典:本別町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月10日 議事録 PDF(86ページ) 間違いを知らせる