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広尾町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月7日

(1)南洋材の受け入れと北海道産認証材への影響について/(2)十勝港への企業誘致について/(3)オスロ通りの環境整備について

2019年3月7日、広尾町議会の一般質問で、北藤利通議員が「南洋材の受け入れと北海道産認証材への影響について」「十勝港への企業誘致について」「オスロ通りの環境整備について」について質問し、町長 村瀨が答弁しました。

質問者
北藤利通 議員
答弁者
町長 村瀨

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

この議員がこの登壇で質問した件は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。

質問 3番 北藤利通

私は、3点について質問させていただきます。まず、1点目は、南洋材の受け入れと北海道産認証材の影響は。十勝港で受け入れている南洋材は、原産地はどこの国で、どのような経路で十勝港に搬入されているのか、また、検疫がどのようになされているのかも伺います。その上で、南洋材の受け入れによる北海道産認証材への影響について、町長の考えをお伺いいたします。2点目、十勝港に企業誘致を。十勝全地域から多くのカラマツ材の原木が十勝港に搬入されている中、十勝港に木材を加工しCLTを生産する工場を誘致し、町内で原木を加工・移出することによって広尾町の活性化につながると思うが、工場の建設企業に対する支援をしてはどうか、町長にお伺いいたします。3点目、オスロ通りの環境整備について。以前、オスロ通りの環境整備について一般質問したが、整備が行われない状況が見受けられる。オスロ通りは町外から車で役場庁舎を訪れる際に、メイン通りとして利用される路線の一つと思うが、通りの環境整備について町長はどのように考えているかをお伺いいたします。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

北藤議員の質問にお答えをいたします。1点目の南洋材の受け入れと北海道産認証材の影響についてであります。十勝港には平成 26 年末から南洋材が入ってきておりまして、マレーシア及びパプアニューギニアからの材であります。毎年、約3万立方メートル、約6隻の貨物船で輸入をしているところであります。十勝港では南洋材を陸揚げした後、輸入木材、消毒実施区域におきまして、原木をシートで覆いまして、検疫、有害動植物の駆除薬品を投入する天幕薫蒸という方式により行っているところであります。天幕というのは、原木を全てシートで覆って薫蒸する方式であります。シートで覆う前と後では、農林水産省の植物検疫官が立ち会いまして、検疫官の検査の後、認められれば通関となり、荷主に引き渡すことになっているところであります。このような方法をとっておりまして、安全な南洋材が輸入されていると認識をしているところであります。次に、道産認証材への影響でありますが、いわゆる十勝港には十勝管内の、また、日高管内から一部のカラマツ材が移出されているわけでありまして、ほとんどが道産認証材ということであります。この影響についてでありますけれども、先ほど申し上げましたとおり、南洋材の有害動植物の侵入を防いでいるわけであります。また、自主管理基準等の相当の努力のもとで万全の体制がとられていることから、カラマツなどの道産認証材へは影響ないものと判断をしているところであります。2点目の十勝港に企業誘致をする関係であります。CLT関連工場の十勝港への立地促進につきましては、議員おっしゃったとおり同じ認識を持っているところでありまして、林業振興、それから経済循環の視点から、CLT組み立て工場だけではなくて、CLT用ラミナ、木材をひいて板の状態をいうわけでありますが、そういった製材施設なども含めて、立地のメリットを広くPRして誘致を進めていくことが大事かというふうに思っております。毎年、十勝港には管内と一部日高地域から約6万立方メートルのカラマツが搬入され、原木のまま本州に移出されております。また、カラマツに加えトドマツが利用期を迎えてきていることから、いろいろなスタイルがあると思いますけれども、CLTを含めて丸太ではなくて地元にお金が落ちるような形で地元で加工し、製材やそれ以上の製品が道内あるいは道外へ送るというような取り組みを進め、雇用、移住者を増やし、町の活性化につなげるといった波及効果が描けるのではないかというふうに思っております。これからの戦略についてでありますけれども、既に全国的な取り組みにCLTを活用した地方創生事業の首長連合というものがありまして、広尾町もこの首長連合に加入をしているところであります。また、林業、木材産業へのコネクションにたけている森林組合とも連携を密にして、また、北海道の林務局とも直接な情報のすり合わせをしながら、それぞれの業界など企業訪問してトップセールスを現に過去にも行った経緯もありますし、これからも粛々と対応していきたいというふうに思っているところであります。3点目のオスロ通りの環境整備についてであります。オスロ通りの整備につきましては、昨年の第1回定例会の一般質問でもオスロ通りをメイン通りにというご指摘をいただいたところであります。道路を含め、施設の維持管理につきましては、緊急性、安全性を優先して補修等を行っておりまして、景観的な部分についてはどうしても優先性が低い状況になっているところであります。歩道専用の除雪車の除雪幅が 1.3 メートルでありまして、植樹ますにかかりませんので、置き石につきましては、除雪には支障を来していないところであります。オスロ通りにつきましては、過去にイルミネーションを点灯したところでありまして、小学6年生によって、そういうことも実施をしておりましたけれども、サンタランドのシンボルゾーンを大丸山森林公園に位置づけをして、さまざまなサンタランド事業をシンボルゾーンを中心に展開をしているところであります。オスロ通りの街路灯には、全てオスロ通りという看板を提示しているところでありますけれども、本町の財政状況等からしても、どうしてもシンボルゾーンを中心に整備せざるを得ない状況でありますので、ご理解をいただければと思っているところであります。以上、答弁とさせていただきます。

質問 3番 北藤利通

1点目の質問でございますけれども、やっぱり南洋材といいますと、外国船が入港するに当たって、木材ですから船にばら積みにしてくるのだろうと思います。それで、やはり僕いろいろ懸念するのは、本州方面で以前にコンテナ船が外国から来たときにハブ騒動がありましたよね。ハブが入ってきて、日本の港湾に出たのではないかとか、いろいろそういうふうに騒動された。そしてまた、ヒアリの問題もございました。そういう観点から、私も外国から来る南洋材に、もしやそういう動物だとか、あと昆虫だとかが侵入すると大変だなという心配がございます。そして、私も、あそこの丸太の置き場、来るときよく見ますと、製材というか、木工に運べないような廃材というのでしょうか、あれが山積みにされているのですね。やっぱりそういう腐った木の中にもしかしたら、そういう外国からの昆虫だとかそういうものが侵入していないのかどうなのか、それを私は一番心配しているところであります。そして、広尾町に船が入ったときに、広尾町でもその検疫というか、そういうものがなされているのかどうか、その辺ちょっとお伺いします。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

この輸入木材の関係でありますけれども、今コンテナのお話がありましたけれども、製品で木材が入ってきた場合は薫蒸をしなくてもいいようになっているわけでありまして、そのときにコンテナの床板等に、ちょっと腐っていれば、そこにヒアリが入り込むだとか、ハブが紛れ込むだとか、そういうことはあり得るのですけれども、本町の場合については原木で輸入でありますから、原木で輸入は全て薫蒸するというところでございます。動植物に強い臭化メチルという、そういう薬品を使って全て消毒をするというところでございますから、十勝港にそういった有害なものは入ってこないということになっておりますので、安心できるのではないかというふうに思っております。議員おっしゃった、土場に木皮など堆積していることを言われているのだと思いますけれども、南洋材は皮はほとんどついてきません。一部ついてきますけれども、そういったものは剥がすわけでありますけれども、そういったことも全て薫蒸されておりますので、安全だというふうに思っております。また、土場には、カラマツから出た木皮もまざっているわけでありまして、そこは分けて堆積をしているところでありまして、そういった輸入木材からの有害なものは輸入されないというところでありますので、よろしくお願いいたします。済みません。それから、町での検疫でありますけれども、町では検疫しておりません。農水省の検疫担当者が検疫をしているということであります。

質問 3番 北藤利通

一緒に質問すればよかったのですけれども、廃材のそういうくずの処理は、方法はどこで行うのか、その点ちょっとお伺いいたします。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

処理につきましては産業廃棄物になっておりまして、それぞれ企業の方々が産業廃棄物として処理をしているところであります。

質問 3番 北藤利通

2点目に質問させていただきますけれども、CLT加工工場の建設に向けて町長も一生懸命取り組んでいると思いますけれども、今、木材の建築物がすごく学校公共施設にもたくさん取り入れられているということから、やはり十勝でたくさん出るカラマツ材をCLT加工して、そして十勝でも使われるかどこで使われるかわかりませんけれども、建物の建築の基準からいきますと、何か5階建てまでがオーケーということで、これから需要があるのではなかろうかというふうに思うのです。それで、やっぱり町長を筆頭に検討委員会か何かそういうものを開いて、広尾町にぜひとも工場の建設をやっていただきたいというふうに思います。どうでしょうか。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

CLTの関係につきましては、今、注目をされている工法であります。議員おっしゃったように、木材ですと2階までしか建てられませんけれども、もう5階、高層の、木材で建てられるということでございます。板を張り合わせて強度を増して、そしてパネルにして組み立てるという工法でありますから、非常に工期の短縮にもなるというところであります。私も日本で有数の大きな企業のところにも訪問をし、そのことも感触をつかんできているところでありますし、北海道とも歩調を合わせて一緒に行ったわけでありますけれども、森林組合ともいろんな情報提供をいただきながら、木材、産地なわけでありますから、十勝、日高含めてそういったこともこれからしっかりと情報を収集しながら、北海道でもこのCLTのことに力を入れているところでありまして、そういったこともこれから関係業界と連携を密にしながら取り組みを進めてまいりたいと思っております。

質問 3番 北藤利通

その点につきましては、よろしく本当に前に進んでいただきたいというふうに思うところであります。3点目のオスロ通りの件につきまして、今、町長がおっしゃったとおりに、何に結びついても財政難という言葉が出るわけです。それで、財政難といっても、広尾町の一つのシンボルのサンタランドのまちとしては、やっぱり景観は必要なのですね。やっぱり景観なくして広尾町の町は成り立たんと思うのです。だから、私は、せっかくサンタランドのまちとしてアピールするのであれば、やはりあのメインのオスロ通りは何らかの環境を整えていく必要があるのではなかろうかと。余り言いたくないのですけれども、本通から入るところに、時計のついた門でしょうか、何でしょうか、あれが壊れているのと時計が狂っていますね。だから、あの辺、何か他町から来た人は余りいい感じはしないと思います。だから、私、思うのですよ。ノルウェーからの認定を受けてから、かれこれもう 35 年たちますね。それで、いろいろ商工観光課のほうでお聞きして調べてもらったのですけれども、平成3年から7年までいろいろと商工青年だとか漁協、加工青年、農協青年、一般青年、いろいろと研修視察をされていますね。それで、これが7年で終わって現在、もう 23 年たつのですね。やはりこれからのサンタのまちをどういうふうにしていくかということになれば、そういうまだ商工青年だとか漁業青年だとか農協青年、いろんな方々とともに先進地を視察研修する必要があるのではなかろうかと私は思うのですけれども、その辺、町長、どうでしょうか。伺います。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

サンタランドのまちとして標榜しているわけでありますから、やっぱり景観も議員おっしゃったとおり大事なことだというふうに思っております。ですから、過去には、オスロ通りを例にしますと、ノルウェーの通りをまねして、そういった景観づくりをしようということで、街路灯含めて歩道の形も含めて取り組みを進めたところであります。しかし、何でもかんでも財政状況と言えば怒られますけれども、やはり集中して整備をしようということになりまして、大丸山を中心としてシンボルゾーンとして整備を進めているところであります。ですから、削減、削減ではなくて、集中して整備をするところにはお金をつぎ込むという形で、大丸山を毎年イルミネーションを含めて魅力あるものにしてきているところであります。そういったところをぜひご理解いただいて、このオスロ通りについてはご理解をいただければというふうに思っております。ただ、ご指摘いただいた、時計がとまっているとか、そういうところはやはり見苦しいことでありますので、その辺については批判を受けないような形で整備をしたい、撤去するものは撤去する、整備をするものは整備をするという形で進めたいと思っております。また、59 年に認定を受けて、もう 35 年たつわけであります。以前は平成3年から平成7年まで5回にわたってそれぞれ若い人たち中心に視察をしたところであります。商工青年部、漁協青年部、水産加工青年部、農協青年部、そして一般の方々を入れて、町職員が1人随行して視察を行ってきたところであります。なかなかこの視察、当時はやはりそういったことの先進地の視察、そういったことも必要だというところで取り組んできたところでありますけれども、今日的な状況を申し上げれば、ノルウェーまで往復で、積算はしておりませんけれども、10 日ぐらい、飛行機賃はそうですけれども、滞在費等含めて、やっぱり4、50 万円……1人当たりかかるのではないかというふうに思っているところであります。視察もノルウェーとのつながりを持つ意味では重要なことかもしれませんけれども、今日的な時代背景からいけば、なかなか困難かなというふうに思っているところであります。ただ、ノルウェーとも持続的につながりを持つために、私、毎年、日本にあるノルウェーの大使館に訪問をして、そして、去年は実現できませんでしたけれども、大使が広尾に来ていただくだとか、そんな交流もぜひこれからも継続して進めていきたいなというふうに思っているところであります。よろしくお願いいたします。

質問 3番 北藤利通

まず、なかなか難しいということでございますけれども、やはりノルウェーというと、広尾町と大体似たような、漁業もあって農業もあってという感覚だと思うのです。それで、やはり 23 年もたちましたら、広尾町の漁業の方々も青年部も行っていろんなノルウェーの姿も見たり、農協青年部もどういう、TPPだとかいろんなものが今、発動されていますから、そういう現状も見てくるとか、そういうことが必要でないかと思います。だから、全額町で持つのではなくてもいいから、やはり何がしの交通費とホテル代まで出るのかどうなのかわかりませんけれども、こんなことも考えながら参加者を募ってみるというのも一つのあれかと思うのですけれども、その辺の考えはどうでしょうか。

答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)

以前に視察したときにも自己負担3分の1から4分の1、それぞれ負担をして実施をしているところであります。海外の視察等につきましては、なかなか時代背景からいって難しいものがあろうというふうに思っているところであります。なかなかご質問の期待に応えることができませんけれども、しかし、サンタランドというのは、恐らくサンタクロースでまちおこしというのは日本で広尾町だけではないかというふうに思っております。そういった利点を生かしながら、今後どういうサンタランドのまちづくりができるのか、それぞれの若い人から、それから高齢者も含めて議論をしながら、いいまちづくりを進めていきたいなというふうに思っているところであります。

出典:広尾町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月7日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる