広尾町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月7日
(1)帯広・広尾間の高規格道路の整備状況と豊似ICから広尾ICまでの事業化について/(2)広尾町立国保病院の地方独立行政法人化に当たっての取組について
2019年3月7日、広尾町議会の一般質問で、小田英勝議員が「帯広・広尾間の高規格道路の整備状況と豊似ICから広尾ICまでの事業化について」「広尾町立国保病院の地方独立行政法人化に当たっての取組について」について質問し、町長 村瀨が答弁しました。
- 質問者
- 小田英勝 議員
- 答弁者
- 町長 村瀨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。
質問 9番 小田英勝
私は、2点についてお伺いいたします。1点目の帯広・広尾間の高規格道路の整備状況と豊似IC(仮称)から広尾IC(仮称)までの事業化についてであります。帯広・広尾自動車道の忠類大樹ICから大樹IC(仮称)、大樹IC(仮称)から豊似IC(仮称)までを分けて、約 10 年で完成予定ということでございます。調査測量も進んでいると承知しておりますが、現況についてお伺いしたいと思います。また、豊似IC(仮称)から最終点広尾IC(仮称)までの事業化に向けての発信と現在の取り組みについて、どの程度進んでいるのかをお伺いいたします。次に、2番目の広尾町立国保病院が地方独立行政法人として4月からスタートするに当たっての取り組みについてをお伺いいたします。本町の国保病院のあり方については、議会の調査特別委員会で報告を受け、調査検討を行ってきたところであります。医師や役員の体制についても固まったとのことでありますが、町民からは病院の今後について不安の声が多少とも聞かれます。町民に愛され信頼される病院を目指して、新生国保病院を町としてしっかりアピールしていただきたいと思いますが、お聞かせいただきたいと思います。また、体制の充実を図る観点から、北斗病院との職員の研修強化が必要不可欠と思いますが、どのように考えているかお伺いいたします。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
小田議員の質問にお答えいたします。1点目の高規格幹線道路帯広・広尾自動車道の整備状況についてであります。この道路の本町までの早期延伸につきましては、町内外の関係機関、関係団体の協力のもと、その実現に向けて要請活動を行ってまいりました。平成 28 年2月 26 日に国土交通省道路分科会北海道地方委員会におきまして、広尾市街地まで全線新設とする対策案が決定され、計画段階評価の手続が完了したところであります。それを受けまして、平成 28 年3月 10 日に国土交通省事業評価部会で審議され、予算化の対応方針が正式決定となって、忠類大樹から豊似間が新規事業として採択されたところであります。1点目の今日までの整備状況についてであります。平成 30 年度につきましては、忠類大樹から大樹までの区間でありますけれども、用地買収に着手をしておりますし、現場的には橋梁下部の工事を実施しているところであります。大樹から豊似までの区間につきましては、路線測量、道路予備設計、橋梁予備設計、それから地質調査を実施したところであります。平成 31 年度の事業内容でありますが、予定としては、忠類大樹から大樹までの区間につきましては用地買収、橋梁の橋台の工事の実施が見込まれております。また、大樹から豊似までの区間につきましては、詳細設計、用地測量の実施が見込まれているところであります。2点目の広尾町までの事業化についてであります。今後につきましても、期成会を中心に豊似・広尾間の新規の事業化の採択と、一日も早い全線開通を目指し、要請活動を行ってまいりたいというふうに思っております。広尾町までの事業化についてでありますけれども、今後、計画段階評価の手続が完了後、5年を経過するまでに豊似から広尾市街までの新規事業が正式決定されない場合、再度計画段階評価を行うことになっております。これまで道内におきまして、計画段階評価の手続完了後、新規事業の正式決定がなされない実態がないことから、北海道開発局においても、計画段階評価における必要な手続が不明だというところであります。期限内に豊似から広尾市街までの新規事業が正式決定されるよう、全力で要請活動を行ってまいりたいと思っております。2点目の国保病院の地方独立行政法人化の問題であります。病院の地方独立行政法人化につきましては、本議会の冒頭において行政報告をさせていただきました。2月 26 日、北海道知事から法人設立の認可をいただいたところでありまして、議員の皆様には特段のご理解とご協力を賜りましたこと、改めてお礼を申し上げるところであります。ご質問にありましたとおり、町民の皆様には独法後の町立病院の運営についていろいろとご心配をおかけしたところであります。このほど4月以降の外来診療体制が具体的に決まりましたことから、広報3月号に折り込みチラシの形でお知らせをさせていただきました。当面、常勤医師3名体制でのスタートとなりますが、整形外科の計良院長に来ていただくほか、連携する北斗病院からの派遣により、新たに総合診療科、耳鼻咽喉科の専門外来が開設されることになりました。また、継続する診療科におきましても、消化器内科の専門医による内視鏡検査、脳神経外科が隔週から毎週の診療になることなど拡充が図られておりまして、常勤医師が1人減ったことによるご不便を極力かけない体制が維持できたものと考えております。さらには、要望の多かった午後の受け付け時間を 16 時まで延長するなど、町民にとってより利用しやすくする取り組みも進められております。今後、本町の医療の拠点である町立病院が町民に愛され信頼される病院として発展するよう、期待をしているところであります。次に、研修による職員の資質の向上に関するご質問であります。既に今年の1月から、看護師を中心に連携する北斗病院へ派遣し、研修を実施しております。規模の大きい病院の業務のやり方や患者との接し方などを経験することにより、より刺激を受けているものと研修の効果に期待をしているところであります。独法後におきましても、連携病院が実施する部門ごとの技能向上研修などにも積極的に参加し、これまでお叱りを受けることが多かった職員の接遇等も含め、資質の向上に努めていきたいと考えているところであります。以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
再質問 9番 小田英勝
それでは、高規格道路について再質問させていただきますが、過去にも高規格道路の事業化の査定で、400 億円をかけて広尾まで総事業枠は確定ということを聞いております。それで、その中で今は大樹忠類から豊似までの 15.1 キロですか、あと残り 14.1 キロの豊似・広尾間の部分が再評価のネックがあるということを聞いております。それで、環境調査にひっかかるということを聞いておりますけれども、その点の関係省庁なり、これは環境省の審議会とか、いろんな手続を踏むのだと思うのですけれども、その辺の流れの取り組みは、どのようなことになっているかもお聞きしたいと思っております。ただ、この高規格道路は広尾までつながって初めて効果をなすということで、重要港湾十勝港も抱えておりますから、十勝の振興局の上層部でも、将来行く行くは、南十勝は本当に夢のある、そういうエリアだということも、隣の大樹町の航空基地の町ということもあろうかと思いますけれども、その点を踏まえて再度お答えいただきたいと思います。それと、もう今年で1年かけて懸案の国保病院が独立行政法人に移行になって、重い荷物がやっと終わりますから、この次は今度は高規格道路に、これは産業振興にも、これがなければ、例えば豊似までで終わると、将来はつながらないということになると、広尾の本町は、いよいよ袋小路みたいな形で、これは観光も含めてそういう大きなネックになるということですから、是が非でもこの開通に全力を挙げて、やっぱり町長、国保病院が一応形になりましたから今度は全力を挙げて、そのことについては町を挙げて取り組んでもらわなかったら、任期中とは言いませんけれども、もう一年ありますから、その辺、心してやっていただければと、そのことについて決意のほどをお聞かせください。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
高規格幹線道路、広尾町まで計画段階評価で認められたわけであります。住民の方にも署名などを行っていただきましたし、関係団体を含めて中央要望もした結果、認められたところであります。ただ、豊似で切られた、切られたという言い方は中央にすると怒られますけれども、豊似までつけていただいた、あと残り豊似から広尾までが残っているということであります。これも先ほど答弁したとおり、5年以内に次のところが認めないと、またゼロからスタートだという極めて厳しい状況に置かれておりますから、平成 31 年度、全力を挙げて残りの区間、豊似から広尾まで事業化に向けて、あらゆるチャンネルを使いながらやっていきたいというふうに思っております。今、環境調査のことも言われました。確かに、今も豊似から広尾までどの路線がいいか、予定路線がありますけれども、その予定路線に環境で問題ないかというところを、今、調査をしているところであります。希少な猛禽類などがいるかいないか、山を走るわけでありますから猛禽類というのはいるのですね、山には。ですけれども、そこの路線を通ったときに支障がない工事ができるかどうかという、そんな環境調査であります。いるからだめだということではないのです。どこの山を通ってもいるわけでありますから、路線を通ることによっての影響のない工法などの検討を今しているところであります。議員おっしゃったとおり、病院の問題、一定のめどが立ったわけでありますが、この高規格道路というのは、やっぱり命の道路だというふうに言われているところであります。医療の問題、それから議員おっしゃったとおり、産業振興にも大きな影響を及ぼす高規格道路でありますから、しっかり取り組みを進めたいというふうに思っております。きのうの新聞に、帯広で公共投資の重要性ということで高規格道路のシンポジウムが開かれた記事が載っております。高規格道路が通っているところと通っていないところ、所得の格差があるのだという提案もシンポジウムの中で言われているようであります。まさしくそのとおりだというふうに思っておりまして、しっかりとこの対策について取り組みを進めていきたいというふうに思っております。
再質問 9番 小田英勝
せっかく国保病院が、懸案のところが解決しましたので、全力を挙げて頑張っていただきたいと思います。それで、次に国保病院のことについて、再度質問させていただきたいと思います。4月1日から正式に国保病院が独立行政法人になって、北斗病院との業務提携が完成してということで流れが、新聞報道等もされておりますが、そこで私は、この新しく生まれ変わったという意味をやっぱり強くアピールすべきだと思うのです。病院の運営については、もういろんな、過去何十年もこのことについては、維持しなければならない、どうしよう、繰り入れが、もう間に合う間に合わない、これ以上ということの流れで、今回こういう独立行政法人ということで受け皿として北斗病院がいいよということになって、肩の荷を半分はおろしたところではないかなと思っておりますが。それで、この際、新生国保病院というイメージで私は思っておりますが、たまたま町内一円にチラシを配って、こうなっているのです。これ私もうちにあったものを持ってきたのですが、さすがにこれは。ショッピングセンターフクハラでもカラー写真のきれいなあれなのです。いかにもこれ新生国保病院ですかというのには、いささかちょっと、お粗末とは言えないけれども、確かに紙代もカラーを入れればお金は少しはかかると思うのですけれども、この点やっぱり本当に新しくなりましたと、これ医師の紹介とかなんとかもなっていますが、私はせめてこれ、いろいろ科目こんなに充実しましたよという意味だと思うのですけれども、ですけれども、やっぱり初めて院長になる方のあれは、皆さん、せめてこれカラー写真入りの、これはこういう偉いような顔の人が病院長になってということは、やっぱりこれは最低限必要だと思うのです。余りこのことについて言いたくありませんが、そういうことのやっぱり、おお、こんなのかと、これ必ず病院のことをどこか壁に張るのですよ。そうすると、医者の先生も院長の顔もわからないで、漢字の名前だけのあれをやったって、これはちょっと不親切というような感じがしますので、今、少し経費削減ということでそれはわかりますけれども、やっぱり新たな一歩ということの意味を含めて、せめてフクハラの商品広告のようなカラー写真のこういう皆さんということは最低限必要だなと思っております。それともう一点、私ごとで申しわけないのですけれども、たまたま北斗病院の耳鼻科に鼻血ぶうで入院しましたよ。そうすると、北斗病院に行った方はわかるのですけれども、このシステムが、カードでもってすぐぱっぱっとなって、それがすぐ診察の自分の番号でもって診察室の前に掲示されるようになっているのですよ。それで、再診の場合は、そこを再診の受診カードをぱっとやると、そうするとリアルタイムでとんとんとんと行ったら、はい、何番さんと、もう時間、待たさないのですよ。ですから、最終的な待ち時間がうんとあるというのが患者にしてはいらいらのもとですから、それをどうか、そんなにシステムはお金はかからないと思うのですけれども、そういうリアルタイムの画像処理をやれるような、できるだけ待ち時間をなくして、そのシステムが納得できるような、そういうふうな取り組みを考えていただければ、なお新生国保病院ということに感じるのかなということで再質問でお答えいただければと思います。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
町立病院の問題に関しましては、昨年1年間かけて議員の皆様方、そして町民の皆様に説明をし、独法についてのご理解をいただいたところであります。まさしく町立病院というのは地域の住民、暮らしを支える核となるところでありますから、今後、独法化になるわけでありますが、医療の安定化、それから良質な医療を提供するなどして取り組みを進めていきたいというふうに思っております。ただ、経営形態が変わったからといって解決するわけではなくて、まだスタートしておりませんし、これからがやっぱり大きな試練の場だというふうに思っておりまして、これから職員、独法の中でしっかりと気持ちも新たにして取り組みを進めていかなければならないと思っているところであります。住民の方に支持をしていただく病院になっていただかなければならないわけでありますから、今、周知の方法で物足りないとご指摘も受けたところであります。当面、周知という形で入れさせていただきました。4月になったら広報などを通じて新しい理事長、新しい院長の談話とか、今、議員がおっしゃったとおり、多くの先生が来るわけでありますから、その顔写真なども載せながら、どういう先生なのかというところも周知をすることがやっぱり大切かなというふうに思っているところであります。そういった意味で、しっかり広尾だけではなくて近隣の南十勝、それから日高を含めてそういった周知のチラシをまきながら、多くの人に安心してかかっていただく病院を目指して進めてまいりたいというふうに思っております。(「システム」の声あり)済みません。システムにつきましては、今いろんな病院へ行くと、診察券を入れると自動受付になるシステムになっています。本町は、まだまだそこまではいかないのだというふうに思っておりますけれども、将来的にはいろんなことも、住民の利便性のことも独法の中で検討していきたいというふうに思っているところであります。