浜中町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月6日
魅力ある景観形成について
2025年3月6日、浜中町議会の一般質問で、川村義春議員が「魅力ある景観形成について」質問し、住民環境課長 細越圭一、町長 齊藤清隆、建設課長 川村則彦、副町長 石塚豊、上下水道課長 南秀幸、商工観光課長 赤石俊行、農林課長 渡邊馨が答弁しました。
- 質問者
- 川村義春 議員
- 答弁者
- 住民環境課長 細越圭一、町長 齊藤清隆、建設課長 川村則彦、副町長 石塚豊、上下水道課長 南秀幸、商工観光課長 赤石俊行、農林課長 渡邊馨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 川村義春
通告に従い、一般質問を行います。魅力ある景観形成についてと題して質問をさせていただきます。令和7年度の町政執行方針に掲載の魅力ある景観形成についてに関わっての質問であります。1点目として、本町において、景観条例が令和6年4月1日に施行され、景観計画が10月1日に策定されています。この景観計画に基づいて魅力ある本町の景観形成に取り組むという執行方針が出されておりますが、具体的に取り組む事例についてお示しいただきたいと思います。
答弁 住民環境課長 細越圭一
ご質問にお答えいたします。初めに、浜中町景観条例及び浜中町景観計画の目的についてです。景観条例においては、第1条で「町民、事業者及び行政が協働して浜中町の豊かな自然と美しい景観を守り、創り、及び次世代に継承することを目的とする」と定めており、景観計画においては、霧多布湿原などを中心とした貴重な自然景観、雄大な牧草地がある景観などを保全し、観光地として価値を高めるとともに、豊かな自然環境を守り、次世代に引き継ぐことができるよう、浜中町らしい景観形成を推進していくことを目的としておりまして、まずは、今の景観を守り、次世代へ引き継ぐということが一番の重要ポイントと考えております。そのために何ができるかですが、現状としましては、再エネ事業者からの問合せに対し、景観計画があること、景観計画の内容とそれに沿った必要な措置を取っていただくように説明すること、また、広く景観計画を知ってもらうことが景観を守るという視点で重要なことと考えております。さらに、係をまたぎますが、空き家対策、ごみ拾い活動に対する支援、協力等も景観を守るという点で重要なことだと考えております。今後は、景観形成はまちづくりでありますので、景観計画の目的、方針に沿ったまちづくりができるよう、各課連携の下、景観計画の運用に取り組んでまいりたいと考えております。
質問 5番 川村義春
ただいま住民環境課長から説明がありました。まさに、景観計画は、景観を守り、次世代に引き継ぐためものですよね。私もトラスト活動をやっていますけれども、大事な環境を次世代に引き継ぐことを基本にしていますので、そんなことでこれからもやってほしいなと思います。なお、空き家対策もごみ拾いもその中の一環だよ、町民と一緒になってやるよというPRをしていくとのお答えをいただきました。そこで、町民に知っていただくためにはどういう方法があるのかなと私も考えてみましたけれども、一番手っ取り早いのはダイジェスト版をつくって全町民に配付するということだと思います。こういう計画ができました、これに基づいてごみ拾いをするほか、景観を維持していくのだよということを伝えていくべきだと思いますが、それについてお聞かせをいただきたいと思います。
答弁 住民環境課長 細越圭一
ご質問にお答えいたします。景観計画は80ページもあるものですから、議員のおっしゃるとおり、景観計画があるよということに加え、その内容を知っていただくため、簡易な概要版を作成したいと考えております。今回の答弁調整の中でもその話が出ておりましたし、やっていきたいと考えております。
質問 5番 川村義春
1番目の質問については了解いたしましたので、そのように積極的に進めていただきたいと思います。次に、2点目以降の質問をさせていただきます。四つありますが、一つずつ質疑をさせていただきますので、ご了解ください。まず、令和元年12月定例会の一般質問で、観光地として誇れる美しいまち、心地よいまち、楽しいまちであるためには施設整備や景観管理が重要であり、現状把握に努めるとともに、浜中らしい景観の維持、創出に向け、景観条例、景観計画の策定を求めていました。関連して以下伺います。(1)ですが、本町の景観条例の制定、景観計画の策定は令和4年度の予定から延期されておりましたけれども、所管課の努力によって今年度に策定されました。ちょっと時間がかかりましたけれども、本当によかったな、やっとできたなと安堵しております。この景観計画では、景観エリアを定め、景観重点区域を定めております。連動しての話になりますが、再生可能エネルギー発電施設の設置を抑制する条例についても今定例会で提案される予定であり、その条例改正の折に詳しい質問をしたいなと思っていますが、その前段で質問をさせていただきたいと思います。景観計画と景観条例ができて、観光地として誇れる美しいまち、心地よいまち、楽しいまちに格段と近づいていくと私は思っているのですけれども、まず、町政のトップとして、町民に条例による取組の推進への理解と協力を求める事案があればお答えをいただきたいと思います。
答弁 町長 齊藤清隆
ただいまのご質問にお答えをしたいと思います。再生可能エネルギー発電施設の設置条例とも絡めてのご質問とともに、まずは町民の理解についてであります。再生可能エネルギー施設の設置に当たりまして、そこが町有地や民有地ということであれば、町民の皆様の理解と協力を得らなければならないということで、理解を得られるための取組を町としても進めてまいりたいと思っております。いずれにしても、景観のまちづくりについては、町民の皆様、そして、事業者の皆様にもご理解とご協力をいただかなければなし得ないと思っておりますので、その点も踏まえまして、これからの取組をしていきたいと思います。加えまして、この4月から、霧多布を拠点とし、地域おこし協力隊の方々の活動がスタートするわけですが、地域のにぎわいの創出も含め、にぎわいのある景観づくりについても大いに期待しているところであり、これからの活動に期待をしております。
質問 5番 川村義春
景観計画に関しては、重点エリアが前に示されていましたよね。また、景観づくりのイメージも出ていまして、主に道道周辺については道路から何メートル以内には太陽光発電設備をつくったらまずいですよという話も聞いております。先ほど言ったように、再生可能エネルギー発電施設の設置に関する条例の一部改正に関わって聞いておきたいと思っているのですけれども、今回、条例の中身を見ても、どこをどうするのかが見えてこないのです。規則に委ねるというような中身になっているということで、図面で示せとは言いませんけれども、その規則は示していただけるのか、もうできているのかどうかを聞いておきたいのです。景観計画と連動してということで、抑制区域が景観の重点区域と重なっているのかどうかも知っておく必要があると思っておりますし、町民の皆さんにも知ってもらう必要があるのではないかなと思います。先ほどダイジェスト版の話をしましたけれども、その中では大事な部分も出てくるはずです。そして、再生可能エネルギーの抑制区域が重なっていれば、そのエリアでの設置は遠慮してもらう、町長が事業者に対して規制する、許可しないということも条例の中にありますよね。それを説明していただきたいなと思っておりますが、再度お答えをいただきたいと思います。
答弁 住民環境課長 細越圭一
ご質問にお答えいたします。今回の再エネの条例改正の中身についてですが、禁止区域だけだったものから抑制区域をつくらせていただきます。議員のご指摘のとおり、指定する場所ですが、素案はもうできておりまして、まず、この条例が通りましたら抑制区域を設けます。さらに、別表第2として、今の案では、河川区域や砂防指定地、国定公園、鳥獣保護区、新たにつくりました景観重点区域、そして、ラムサール条約登録湿地などを加えることになっております。また、地図上という話も議員からありました。今年度内につくれるかを申し上げることはできませんが、令和7年度は抑制区域のゾーニングをするということで動いているところでございます。
質問 5番 川村義春
現条例では禁止区域を設けていると言われました。何回も言っているように、なぜ改正しなければならないのか、一部改正でもいいので、やってくださいと言っているかです。禁止区域は規則に委ねられているとは言われますが、地すべり区域など、法的なものだけだったのです。そこは法で絶対に建てられない場所です。でも、そこ以外であれば、事業者は幾らでも民有地を買って経済産業省に届け出れば設置できたわけです。でも、それをちゃんと抑制しましょうということで新たに出したというのは分かります。今、課長から説明がありましたので、それについては了解しましたが、きちんと規則を定めていただきたいと思います。それでは、次に移ります。令和元年12月の定例会の一般質問で聞いたハマナスロードの景観整備についてです。翌年にすぐ種を買ってきて、担当課の方々が一生懸命いろいろな花を植えてくれました。でも、やっぱり塩害で枯れてしまうということです。ただ、6年度に植えた花が案外もっているとのことでしたので、その経過と今後の計画について説明をいただきたいと思います。
答弁 建設課長 川村則彦(建設課長は2025年3月まで)
それでは、ハマナスロードの景観整備についてのご質問にお答えいたします。まず、植栽ますの一部での花植えでについてです。今年度に引き続き、厳しい環境に強いとされるベコニアを植えたいと考えており、今年度と同数の200株の苗購入の予算計上を行っているところです。昨年度は一、二週間ごとに職員が水やりを実施しておりましたが、今年度は人が手をかけない状態ではどうなのかを観察したところでございます。屋外であり、気象条件等も異なりますが、結果的に生育はあまりよくありませんでした。このことから、来年度は定期的な水やりが必要と考えているところであります。なお、来年度の植栽の時期ですが、観光シーズン前の時期に実施したいと考えております。
質問 5番 川村義春
ハマナスロードの植栽ますの一部しか今はやっていませんけれども、ベコニアが塩害に結構強そうなので、令和7年度もベコニアを植えていきたいという話でありました。今は墓地の水取り場から上がってくるところの交点にあるところで植栽しているわけですけれども、実際は、役場のほうから上がっていって、ハマナスロードという看板がある上海岸に降りていく手前のところからずっと岬のほうまでハマナスロードという名前がついていて、これは観光パンフレットにも多分載っているはずで、ハマナスは浜中町のシンボルでもあります。活着しているところもあるのです。歩道の植栽ますの中にあったハマナスを裏手の歩道の裏側のほうに移植したはずなのです。それで、ついているところは結構ついているのです。あれは活着率が結構いいと思いますので、今ついているものを途中からでも切って挿し木するだけでも増えていくのではないかなと思っているのです。多いところもあれば、まるっきりないところもあるので、ないところにはそういう手だてを取ることも考える必要があるのではないかなと思っているのです。植栽ますについては、観光客が来る前に植えて、水やりも定期的にやりたいということですが、職員の手でやるのは大変なことだと思うので、別な手だてを考えているのかどうかも含め、お聞かせをいただきたいと思います。
答弁 建設課長 川村則彦(建設課長は2025年3月まで)
ハマナスの状況についてお答えいたします。以前、植栽ますから路肩に植え替えておりますハマナスについてです。これは浜中町を代表する花で、なれ親しんだ花です。ただ、大変申し訳ないのですけれども、実は、今年度、その実態を詳しく調査しておりませんでした。聞く話によると、若い芽が出ている箇所があると伺っております。先ほど、挿し木等で育つということでしたし、町を代表する花でもございます。規模が大きければ職員ではできないところもありますけれども、令和7年度は、まず、実態調査を先に行いたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 5番 川村義春
今の答弁はハマナスに関しては実態把握をするということですね。植栽ますはどういう計画でいますか。それだけ聞いておきます。
答弁 副町長 石塚豊
お答えいたします。植栽ますの今後についてです。ハマナスロードという名前がついているという上での植栽ますについてですが、あまり手がかからないということで、延長も長く、面積も広くということかと思います。取りあえず、令和7年度についてはベコニアを200株植えて、水をやりながら状況を見ていきたいということです。なお、今後についてですが、当初、ハマナスを植えるということで整備されていましたし、非常に場所も広いので、全面的にベコニアその他の花を植えるのは現実には難しいのかなと思っております。その中で、例えば、一部の植栽ますのところに部分的にほかの花を植える、あるいは、ハマナスを一部持ってくる、あるいは、ベコニアは単年草ですけれども、例えば、環境に強い多年草のものがあれば植えてみるなども考えながら、これからどうしていくかを協議したいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
質問 5番 川村義春
まちの人の声を伝えるのも私たちの仕事なので、申し上げます。まちの人から聞きますと、標茶町に行けば沿道にコスモスがきれいに咲いていて、弟子屈町のほうに向かっても、それぞれのまちの中に花があるということです。浜中町においては、国道から茶内に入りますと、塩害が関係ないですから育つのです。すごくきれいで景観にマッチしたまち並みがあります。しかし、霧多布に入りますと、大橋から降りたところから防草シートが張られていて、幾らかぽつぽつと木が植えられているというような状態です。当時、なぜこういうことになったのかということで、釧路土木現業所の厚岸出張所まで行ったら、これは町からの要望でそういうふうになりましたと言うから、議会でも聞いたのですけれども、やめてもらいました。3区のほうからずっと残っているということですが、なぜそうなったかといったら、自治会に任せていたけれども、もう対応できなくなった、花植えも草取りもできないという話で、それであれば別な方法があるのではないのということでやってきた経過があります。浜中町全体がきれいなまち、景観にマッチしたまち、楽しいまち、美しいまちになってほしいということからのこの質問なのです。今、防草シートがハマナスロードにあるのですけれども、蓋がされていて、風でゆらぐのか、蓋がばっと飛び出ていて、結構見えています。観光シーズンもああいうふうにしておくのが果たしていいのかということもあります。防草シートは防草シートのままでも、蓋を取ったらそこは土なのです。そこにハマナスを部分的に植えても、多分、草はその辺しか出ないから、管理しやすいのではないですか。そんなことも考えていただけないものかなと思っています。それに関して、副町長、お答えください。
答弁 副町長 石塚豊
お答えいたします。ただいま議員からご指摘をいただいたのは、アゼチ岬に通じる観光道路であるということで、観光客の方も見えられ、浜中の景観では非常にすばらしい場所であります。現在は防草シートを敷いているということでありますけれども、例えば、剝がれていたり、飛散したりしている状態では非常にまずいですので、適切に対応していきたいと考えております。それでご理解をお願いしたいと思います。
質問 5番 川村義春
それでは、魅力ある景観形成の(3)について質問をいたします。景観が主ですから、本来であればふるさと広場のほうが先だと思っていたのですが、こういう書き方になってしまいました。そのまま行きますので、よろしくお願いします。湯沸にある旧霧多布上水道施設及び霧多布ふるさと広場周辺の環境整備について伺います。まず、湯沸山の貯水池を活用した上水道施設については昭和33年の12月に完成しているとのことであります。僕らはダムと言っていますが、正式には取水堰と言うようです。飲用水とするためのろ過槽もろ過池と呼ぶそうでありまして、訂正をさせていただきたいと思います。これらが老朽化し、仮にダムが大きな地震等によって決壊した場合、下流域の住民に多大な影響を与えることになるので、この施設の早急な点検が必要ではないかということがまず一つです。あわせて、こちらのほうが重大かなと思っているのですが、使用不能なトイレの点検も含め、貯水池周辺の木柵が倒れていたりしております。それから、取水堰の上にある鉄柵の歩道も結構傷んでいますし、また、草刈りについても、1度や2度はやっているのでしょうけれども、遊具が置いてあるところも結構ぼうぼうと茂っている状態にあります。町管理の施設だと思っていますが、町管理のエリアであるのかどうかをまず確認しておきたいと思います。それから、トイレについてです。トイレが手前と奥のほうと2か所あるのです。奥のほうは見ていませんが、手前のほうのトイレは結構汚れていたり傷んだりしていますし、あずまやも木製だということで、いつ朽ち落ちるかが分からないような状態にあると思います。観光客がトイレに立ち寄ったりしているみたいですから、町設置のものですので、解体などを検討されているかどうか、お答えをいただければと思います。
答弁 上下水道課長 南秀幸(上下水道課長は2025年3月まで)
湯沸山の旧霧多布上水道施設に関するご質問にお答えいたします。この施設は、旧湯沸浄水場の施設でありまして、取水堰、ろ過池は定期的に点検をしております。また、老朽化が進んでいることは確認しております。竣工から66年が経過しており、地方公営企業法で定める法定耐用年数の60年を超過している施設です。それぞれの状況を申しますと、取水堰は、高さ約6メートル、幅約8メートルのコンクリート構造物です。先日、コンクリート構造物に知見があります建設業者に協力をいただきまして、目視点検を実施させていただきました。取水堰の支柱や擁壁等のコンクリート構造物に亀裂、一部欠落が見られるものの、堰本体からの亀裂等による漏水は確認されておらず、堰本体が近年に崩落する危険性は少ないものとの見解が得られております。しかしながら、この施設は昭和56年以前の旧建築基準で施工された施設であり、千島海溝沿いの巨大地震が発生した場合には崩落の危険性があることから、今後、解体、撤去が必要と認識しております。ろ過池に関してですが、水槽構造物で、現在、3か所の入り口は木製の板で閉鎖し、侵入できない状況となっております。このろ過池は、縦12メートル、横23メートルの鉄筋コンクリート製の水槽が地下に埋設されているもので、取水堰と同様に旧建築基準で施工され、竣工から66年が経過しており、劣化が進んでいる状況です。なお、こちらも耐震性がなく、埋設されている水槽が地震によって倒壊する可能性も考えられることから、解体、撤去が必要と認識しております。
再質問 5番 川村義春
一緒に質問しましたけれども、先に再質問させていただきます。湯沸山の貯水池はロケーション的にはすごくいいところで、鯉もいるし、小さな子どもが遊びに来ることもありますので、大きな地震が来た場合にもし取水堰が決壊すれば、下流に住む住民にも大きな影響を与えるのではないかという地域の声がありました。それで質問したわけですけれども、今聞いてみますと、昭和33年に設置してから66年がたったということですね。耐用年数が60年ということですが、現在、亀裂も入っていないし、大きな地震が来れば分からないけれども、今の状態では決壊の心配はないということで、まず安心しました。それから、ろ過池についても同じ年につくっているのでしょうから66年がたっているにもかかわらず、そんなに劣化していないということですが、耐用年数は60年で、耐震性もないということでした。いずれにしても将来的には解体したほうがいいという話ですけれども、多分、取水堰、もろ過池も構造物としては相当大きなものですから、それを壊すとなれば、池の水を全部出してからでないとできないのではないかなと思います。あそこの周辺はすごく景色がいいし、総務経済常任委員会の道外視察研修の口頭報告で、例えば、あそこを活用して観光施設を整備することも考えてはということで話をしたのですけれども、池を残すとなれば相当な改修費がかかるだろうと思います。聞いていいのかは分かりませんけれども、どのぐらいの費用がかかるのでしょうか。
答弁 上下水道課長 南秀幸(上下水道課長は2025年3月まで)
お答えします。まず、取水堰の解体工事は、超概算になりますけれども、6000万円から7000万円です。こちらは、解体に係る仮設費が大変大きくなるということです。池を一旦仕切って、鋼矢板などで仕切りまして足場等を組みながら解体していくという工事になりますので、仮設費自体が莫大な経費となります。また、ろ過池の解体工事は、こちらも概算ですけれども、2000万円から3000万円の推定費用となっております。参考ですが、取水堰自体を現建築基準法に沿って改修する場合は仮設費用が、また、鉄筋などがむき出しになっている部分もありますので、鉄筋の打ち直し、そして、コンクリートのかさ増しが必要であり、それらを合わせますと約1億円以上という概算の数字が出ております。
再質問 5番 川村義春
今聞いて、費用が随分かかるなとびっくりしました。私の思いとしては、いいロケーションですから、池を何とか残して、グランピング施設とかにしてと思っていたのですけれども、町内には解体しなければならない公共施設がたくさんありますし、やっと旧琵琶瀬保育所に解体の予算がついたという状態です。まだひび割れとかはしておらず、大きな地震に見舞われない限りはもちそうだという気もするのですけれども、どうなのでしょうか。耐用年数の60年から6年も経過しているということですよね。これは町長に聞きたいのですけれども、今後の解体に向けての筋道を聞いておきたいと思います。
答弁 町長 齊藤清隆
ご質問にお答えをいたします。湯沸浄水場の施設である取水堰とろ過池の解体に当たりまして、原課が事業者と一緒に点検し、概算でありますけれども、費用を出してくれたということです。ただ、その財源につきましては一般会計からの繰入金になります。今、数字を示しましたとおり、高額な事業費がかかりますので、そういったことも含めますと二の足を踏みますけれども、いかんせん発生の確率が高まっている日本海溝・千島海溝周辺海溝型の巨大地震に重きを置きますと、早いうちに解体の方向に行かなければならないと町長としては考えております。ただ、議員が言われたとおり、あそこは、私たちが小学生の頃にふるさと広場として整備しましたので、本当にいい遊び場でしたし、ロケーションもすごくいい場所です。また、観光地として、キャンプも含め、議員が言われるとおり、グランピングの施設として使われれば最高ですが、いかんせん、調べるために深掘りしますと、そういった費用がかかりますし、池の水を抜いての工事になるということであります。今の財源状況も含め、今後、早急に協議させてもらいたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。
再質問 5番 川村義春
今、町長からそういう話がありましたし、十分に検討して対応していただければと思います。
答弁 商工観光課長 赤石俊行
霧多布ふるさと広場についてお答えをいたします。ふるさと広場につきましては、昭和52年から53年に整備されて以来、47年が経過しております。ここに当時整備されたトイレなどが今もなお設置されております。ただ、一定の役目を終え、平成19年度に水道の給水を止めており、トイレについてはそれ以降の使用を中止しているところです。ただ、議員がおっしゃったとおり、あずまやや遊具はそのまま残っている状況です。草刈りも平成27年度までは実施していたところですけれども、それ以降は実施していません。ただ、町有地ですので、町管理の敷地になります。トイレについては、今後、直して使うという予定はございませんので、解体し、撤去したいと思っておりますけれども、先ほど申し上げたとおり、財源等の問題もありますので、まず、町有施設の解体リストに掲載し、財源のめどが立ち次第、順次、解体、撤去に向かっていきたいと考えています。そのほかのあずまやなどもいずれは解体したいと考えているところです。
再質問 5番 川村義春
施設については町の管理であり、いずれは解体の方向で考えているということです。でも、景観のことも含め、将来、あそこのエリアを使うとすれば、壊すものは壊したとしても、町有地ですから管理はきちっとやるべきだと思うのです。ましてや、池の周りの木柵が結構倒れたりしていますので、あれは直しておいたほうがいいなと思います。あれだけは早めに手をかけていただくよう、お願いしておきたいと思います。それでは、(4)に入ります。湯沸山には霧多布ふるさと広場につながる遊歩道が整備されておりますが、エゾシカも利用しているようですし、生息数も急激に増えていると聞きます。去年の段階では、50頭近くがいると聞いていました。課長の答弁では、くくりわなを増やし、定点カメラを設置して対応したいという話もありました。過去には、令和3年度が11頭、令和4年度が9頭、令和5年度が9頭ということで29頭の実績があるのですが、令和6年度は何頭を駆除されたのでしょうか。また、今後の捕獲の関係です。今年度予算では前年度と同じく52万8000円が予算化されておりますが、たくさん捕って町民の安全を図ってほしいのです。湯沸地区の方は衝突事故を起こして車を傷めていたりする人が結構いますし、琵琶瀬のほうから大橋を渡って霧多布に入ってくのですが、そこで親子連れの鹿をはねた、ただ、振り返ってみたら鹿はいなくて車だけが傷んだという話も聞いていますから、今後の対応についても含めてお答えをいただければと思います。
答弁 農林課長 渡邊馨(農林課長は2026年3月まで)
お答えします。まず、くくりわなによる令和6年度の実績についてお答えします。6年度につきましては、3月3日の速報値ですが、28頭の駆除を行っております。今後の対策についてですが、湯沸地区内に生息している個体数管理として、現在実施しているくくりわな猟は継続して行います。また、酪農学園大学との共同研究を継続して行います。今年に入ってから湯沸地区内にいるエゾシカ2頭にGPS首輪を装着することができました。その個体を追跡調査した結果、榊町地区と湯沸地区を往来していることが判明しました。その2頭のうち、1頭は大橋経由、1頭は潮路橋経由のルートで往来しておりました。その結果を踏まえると、今後は榊町地区の個体数管理も重要になってくるのではないかと捉えているところです。
再質問 5番 川村義春
的確な答弁をいただきました。酪農学園大学も含めての調査をしていただいたということです。私もあそこを通るのですが、決まった時間に鹿の群れが浜に下りていくのです。そして、夜になると、その鹿がすみよい湯沸に上がってくるのかなと思っています。榊町でも何らかの仕掛けをしないと減っていかないと思いますが、その対策はどうなのでしょうか、お聞かせください。
答弁 農林課長 渡邊馨(農林課長は2026年3月まで)
お答えします。榊町地区についてです。奥のほうには鳥獣保護区があるのですが、市街地は鳥獣保護区になっていないことから銃の使用ができます。ただ、地元との協議の中でも銃の使用を望んでおられないということもありまして、地元と協議した結果、今年に入ってからくくりわなではなくて箱わなを設置しており、既に4頭ほどを駆除しております。あわせて、湯沸地区でくくりわなを設置している方に榊町でもできないのかどうかを打診しようかと考えているところです。
再質問 5番 川村義春
できるだけ多く捕獲して住民の安全、安心を図っていただきたいと思いますので、よろしくお願いし、終わります。