浜中町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月6日
沖縄県与那原町との友好都市協定について
2025年3月6日、浜中町議会の一般質問で、谷村敦議員が「沖縄県与那原町との友好都市協定について」質問し、町長 齊藤清隆、企画財政課長 渡部幸平が答弁しました。
- 質問者
- 谷村敦 議員
- 答弁者
- 町長 齊藤清隆、企画財政課長 渡部幸平
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 谷村敦
通告に従い、一般質問を行います。質問事項は、沖縄県与那原町との友好都市協定についてです。浜中町は、令和7年度に沖縄県与那原町との間に友好都市協定を結ぶ運びであります。町政執行方針にある地域間交流の推進が具現化し、与那原町、浜中町の文化や経済、そして、教育といった面にさらなる充実と発展がもたらされることを期待するものであります。与那原町との交流は、両町商工会青年部が平成7年に姉妹提携したことをきっかけに、翌年より、少年少女交流体験事業として、児童らが、夏は浜中から、冬は与那原から相互に訪れ、ホームステイを中心に人を育てる事業として続いてきました。今回新たに友好都市レベルでの交流となるに当たり、浜中町や関係団体等を含め、両町に実りあるものとなるよう取り組んでいかなければなりません。今後のプロセスとビジョンを伺います。一つ目の質問です。与那原町との友好都市協定締結の確認に至った流れはといった質問ですが、補足として話しますと、友好都市協定のお話は先だって報道でも取り上げられておりました。そして、新たに令和7年度町政執行方針の中にも盛り込まれておりました。浜中町商工会青年部がかねてより与那原町の商工会青年部との間で姉妹提携を締結し、交流している中で、来町していただいた際には、町長のお時間もいただき、表敬訪問の対応や懇親会を通して意見交換もなされてきたと思います。そこからもう一歩進んだステージで両町の関係性が築かれるということですので、町長レベルでのお話にまで進むことになったいきさつを伺えればと思います。
答弁 町長 齊藤清隆
ただいまのご質問にお答えしたいと思います。沖縄県与那原町と本町の関係ですが、議員がおっしゃるとおり、平成7年2月、昆布の生産地と消費地ということで両町の商工会青年部の交流が始まり、姉妹都市提携を結び、その翌年度から少年少女の交流事業が始まりました。商工会青年部が実施主体となって継続していたこの交流事業ですが、本町の子どもたちに与える影響は本当に大きく、大変有意義な研修であると実感しております。私も、町長に就任して初めての町政執行方針にも連携都市の話を盛り込ませていただきました。そのような中、昨年5月に広島県で開催されました日本港湾協会の総会でお互いが港湾管理者として出席し、与那原町の照屋町長ともお会いすることができました。そこで対談を交わす中で、実は照屋町長も私と同じ考えを持っておりまして、両町の商工会青年部の姉妹都市提携から30年を迎える令和7年度を節目として、お互いに行政という立場としても何とか友好都市提携を結びたいといったような強い思いを共有して帰ってまいりました。議員もご承知のとおり、昨年8月3日から、与那原町の照屋町長のお計らいもありまして、与那原町へ訪問してまいりました。そこで、改めまして令和7年度に友好都市提携を結ぶという互いの思いを確認してまいりました。以上がこれまでの経過です。
質問 8番 谷村敦
齊藤町長と与那原町の照屋町長が出張先で思いがけず対面できる機会がありまして、交流体験事業を通して両町の30年にも及ぶつながりがあることから、さらに発展させ、今回の友好都市提携としての交流関係が生まれるということは両者の思いがあってのスタートだと認識させていただきました。これは、町長の外交先での柔軟な運びによってもたらされた結晶の一つかと思います。それでは、これらを踏まえて次の質問に参ります。二つ目として、北海道と沖縄県は距離もあることから、タイトなスケジュールとなるとは思いますが、両町の調印までのプロセスをお聞きします。現段階で予想されている範囲で両町長の調印に至る動向をご回答ください。
答弁 町長 齊藤清隆
ご質問にお答えをいたします。日本列島の端から端という位置関係で、移動は1日がかりです。両町の調印についてですが、照屋町長とは、お互いのまちを訪問し合っての調印としたいということ、また、できれば少年少女の交流事業に合わせて調印式の場に子どもたちも同席させた上で調印式を行いたいという思いを共有しているところです。現時点で具体的な日程等は決まってございませんが、ただいま申し上げましたとおり、少年少女の交流事業の日程に合わせるということでありますので、夏はこちらから与那原町に向かって与那原町での調印式を、また、冬の1月、2月には与那原町から子どもたち、町長、関係者がこちらに来まして2回目の調印式を行いたいという話を照屋町長との間でしております。そのようなことから、令和7年度におきましてはタイトなスケジュールでの調印となります。商工会の関係者、そして、子どもたちも引き連れていくのですが、2泊3日の日程で調印式を行ってまいりたいと考えております。
質問 8番 谷村敦
交流体験事業に合わせての調印となるとの回答でした。冬の2月頃に与那原町から来町していただいた際にも町長が調印式に同席して行うということでした。そして、今年と来年の2年にわたって調印までこぎ着けるということを確認できました。それでは、三つ目の質問になります。現段階での具体的な事業やイベントなどの構想がございましたらご回答をお願いします。
答弁 町長 齊藤清隆
イベント、それから、事業の展開については、友好都市提携の締結後となりますので、先ほど申し上げましたとおり、夏、冬の両町での調印が終わり次第といったスケジュールになろうかと思いますので、本格的には令和8年度からの実施になろうかと思っています。現段階での私のイメージですが、例えば、両町の店舗、飲食店も含め、人の集まる場所でお互いのまちのブースをつくり、そこで特産品を販売する、あるいは、特産品を贈り合って、できれば学校給食で郷土料理として提供し合う場面がつくれればなと思っているところです。それから、まずは、浜中、与那原の町民全体の友好都市だという機運が高まれば、観光人材もしくは職員の交流といったことが実現可能になろうかと思いますが、照屋町長と話しているのは、まずは無理のない交流から始めようということです。いかんせん、今回、友好都市提携ということですが、ほかの地区では友好都市提携を破棄したという事例もありますので、財源的なことも含め、お互いに無理のない交流、息の長い交流にしたいと考えております。また、先ほど申し上げましたとおり、少年少女交流事業については、浜中の次代を担う子どもたちのためにも生涯にわたってこの事業を残したいという両町長の思いがありますので、ご理解をいただければと思います。
質問 8番 谷村敦
町長もいろいろと考えているのですね。例えば、商工会青年部は、先ほど町長がおっしゃられたように、姉妹都市提携30周年の節目でもあります。こういったものも取り込みながら、友好都市提携の締結記念の弾みにも生かせるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 齊藤清隆
再質問にお答えします。30周年の節目というところについての質問が聞き取れなかったのですが、両町の青年部ということですか。もう一回お願いします。
質問 8番 谷村敦
友好都市提携の締結というイベントを行うとのことでしたが、商工会青年部による姉妹都市提携30周年の節目でもございますことから、そちらも取り込んでやっていくという考えはいかがでしょうかということです。
答弁 町長 齊藤清隆
当然ながら、両町の商工会青年部の交流から始まった姉妹都市提携であります。今後、令和7年度から行政も携わって友好都市提携になりますが、商工会青年部、そして、これまでの役員も含め、みんなで機運を高めていきたいと思っております。
質問 8番 谷村敦
友好都市としての活動が本格化してきた際には詳しく町民に発信していただきたいですし、その成果報告も含め、友好都市の意義が広く周知されることを期待しております。それでは、四つ目の質問に移ります。与那原町との交流のきっかけである商工会青年部が行う少年少女交流体験事業は、コロナ禍を除き、浜中側からの訪問は26回を数えます。有意義な体験事業として評価は高いですが、児童のサポート人員を補うのに苦慮しているのも現実であります。町としての青年部以外からも協力する体制の模索など、事業継続に向けた取組の考えはございますでしょうか。
答弁 町長 齊藤清隆
ご質問にお答えします。交流サポートに苦慮しているという話はこのたびの報告会の中でも商工会青年部から聞いております。そして、与那原町との友好関係については、何といいましても少年少女の交流事業が柱だと考えております。これまで30年にわたり活動してくれた商工会青年部と密に話をさせてもらい、何が必要かなど、今後の展開も含めて話をさせていただきたいと考えています。そこでは、青年部の負担軽減のために行政として何ができるかということも考えますし、当然ながら、人員が足りなければ人員の補充も含めて考えていきたいと思います。さらには、いずれ後方支援といった形でサポートしたいとも現段階では考えております。
質問 8番 谷村敦
町長としても事業継続に心を砕いていただいていることを改めて感じましたし、力強いご答弁をいただきました。その中で、交流体験事業に参加する児童は過半数が女子児童です。引率としてサポートする商工会青年部側も可能な限り女性引率者を含めながら事業を行っておりますが、場合によっては確保できない事態も考えられます。これからのきめ細かいサポート体制を維持していくに当たっても、町との連携が可能でなれば参加していただく児童や親御様にとってもさらに安心なものになるかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 齊藤清隆
お答えします。サポートに当たっては、女性の子どもたちが多いということで、同行には女性もといった話だと思うのですけれども、当然ながら、そういった話も含めて商工会青年部と詰めてまいりたいと思っていますし、まずは子どもたちのために何ができるか、最善のサポートを町としても考えたいと思っていますので、ご理解を願います。
質問 8番 谷村敦
町と商工会青年部や商工会との間で最善のサポート関係を築いていくに当たり話し合う機会があれば、さらに柔軟な対応も可能な交流事業継続につながるのではと捉えております。町長のサポートに対するお気持ちは大変ありがたく、力強いご答弁をいただきましたので、これからも見守っていきたいと思います。それでは最後に、五つ目の質問に行きます。地域おこし協力隊の募集期間が終わりました。そう長くはない募集期間でしたが、数名の応募をいただいたようです。先ほどまでの質問にも関わってきますが、友好都市提携が結ばれ、その生かし方や新たな事業の構築などをしようとする際、多彩なアイデアや今までになかった視点、そして、何より新たな人材も必要となります。これに不可欠なのは地域おこし協力隊の力と考えますが、募集結果とその詳細をお伺いいたします。
答弁 企画財政課長 渡部幸平
ただいまのご質問にお答えいたします。本町の地域おこし協力隊については、昨年11月20日から今年1月20日まで、2か月間ということで、そんなに長くない期間ではありましたが、募集をさせていただきました。職種としては、タウンプロモーションや観光振興に関するものなど、町が取組を加速させたいと考えている八つの区分で募集をいたしました。募集に当たりましては、町のホームページのほか、全国に広く周知を図るため、北海道が運営している北海道地域おこし協力隊ポータルサイト、また、全国に移住に関する情報発信を行っている一般社団法人移住・交流推進機構―JOINが運営しているサイトにおいて募集に関する情報を掲載させていただいたところです。その結果、八つの職種のうち、移住交流コーディネーターについて、1名募集のところに1名、タウンプロモーション推進員について、2名の募集のところに4名、観光振興PR支援員について、2名募集のところに2名、合計で7名の応募がありました。その後、応募された方について、締切り後に担当者による1次選考のウェブ面談をいたしました。そして、2月21日には町長、副町長、担当課の3者による最終選考となります2次選考を実施しております。応募していただいた皆様からは浜中町のまちおこしに力を注ぎたいという強い思いが感じられまして、これまでの経歴を生かし、本町における活動で能力を発揮していただけると判断させていただいたことから、応募された7名全員の採用を決定したところです。なお、最終的な採用の内訳としましては、応募された方の考え方などを聞いた上で調整を図った結果、移住交流コーディネーターは1名、タウンプロモーション推進員は4名から3名、観光振興PR支援員は2名から3名という内訳となっております。そういったことで7名を令和7年度から採用することになっておりますが、議員がおっしゃるとおり、与那原町との間で友好都市提携が結ばれまして、その生かし方や新たな事業を構築する場合に様々なアイデアや人材が必要になります。私どもには持ち合わせていない視点で地域の活性化に取り組んでいただく地域おこし協力隊は、まさにそういったところをカバーしていただけるのかなと期待しているところです。先ほど、町長の答弁の中で、与那原町との事業やイベントについては令和8年度がスタートと申し上げましたが、地域おこし協力隊の活用については7年度からということでありますので、隊員が着任しましたら、これまでの与那原町との関係、経緯等を説明しまして、その後、打合せを通じながらアイデアなどを相談していきたいと考えております。
質問 8番 谷村敦
貴重な人材であります地域おこし協力隊でありますので、何らかの形でいずれ友好都市提携関連の事業に携わることもあるかもしれません。今回の募集によって集まっていただいた協力隊員が花開くことを切に願っております。最後に、地域おこし協力隊の募集は今後も継続して行っていくのかどうか、お伺いいたします。
答弁 企画財政課長 渡部幸平
ただいまのご質問にお答えいたします。先ほど、8職種で、結果的には7名、3職種の採用になると申しましたけれども、採用のなかったもので申しますと、フラワーコーディネーター、建築エンジニア、地域スポーツコーディネーター、地域ブランド開発コーディネーター、ルパン三世地域活性化支援員という五つの職種があります。その上で、現在の考え方を整理します。フラワーコーディネーターについては人員を2名から1名にして再募集をかけたいと思っております。また、建設課の所管である建築エンジニア、地域スポーツコーディネーターも再募集をしたいと担当課長から聞いております。地域ブランド開発コーディネーターとルパン三世地域活性化支援員については、このたび採用される見込みの方からルパン三世関連の仕事もしてみたいといったお話がありまして、協力隊が来ましたらそういった話もさせていただき、調整するということも考えておりますので、現時点では、この二つの職種については募集をせず、協力隊と相談しながら対応してまいりたいと考えている状況であります。
質問 8番 谷村敦
これは質問ではないのですが、募集が来なかったものと再募集ということも了解いたしました。ルパン三世関連やブランド構築のことに関しても興味がある方がいらっしゃるというのは大変いい話だなと思います。今までのことを含め、与那原町との友好都市提携が今後の両町の発展と振興に大きく寄与することを期待し、質問を終わります。