みんなの議会

浜中町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日

霧多布港上架施設等における廃船の危険性

2024年3月7日、浜中町議会の一般質問で、谷村敦議員が「霧多布港上架施設等における廃船の危険性」について質問し、水産課長 細越圭一、町長 齊藤清隆が答弁しました。

質問者
谷村敦 議員
答弁者
水産課長 細越圭一、町長 齊藤清隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 谷村敦

それでは、二つ目の質問をさせていただきます。霧多布港上架施設等における廃船の危険性はといった質問でございます。浜中町の港湾周辺に見られる所有者不明や半壊状態にある廃船の放置問題は、議論に上がるものの、いまだ解決のめどが立っていない大きな問題であります。浜中町の景観に関するアンケート結果でも、空き家や路肩のごみなどとともに、放置廃船が景観を損ねているとの問題意識の高さが見てとれます。特に、霧多布港上架施設内の廃船の一部は、漁船の体をなさないほど朽ちているものもありまして、近くを通る人や車にとって危険なものとなっているのも事実であります。浜中町沿岸部における景観と安全のための放置廃船に対する現段階での状況を伺いたいと思います。まず一つ目として、放置されている廃船を景観及び環境の面からどのように捉えておりますでしょうか、お尋ねいたします。

答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)

ご質問にお答えいたします。霧多布港におきまして、議員は廃船と言っておりますが、現在崩れ落ちているものについては、漁船登録があるため、半壊している船舶と言わせていただきます。半壊している船舶が霧多布大橋から見られ、景観はよくないものと思っておりますが、環境面からしますと、港湾用地の敷地内にございますので、環境面については最低限守られていると思っております。

質問 8番 谷村敦

景観を害しているとの認識をお持ちであることは承知いたしました。港湾用地内なので、環境には影響がないとおっしゃいましたが、その根拠はどのようなものか、お知らせ願います。

答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)

崩れているところはあるのですけれども、その周辺につきましては、次の質問にもあるとおり、危険ということを確認するため、月1回、港湾内を見て回っていますと油等は漏れていないということも確認しておりますので、現状では最低限守られている状況だということです。

質問 8番 谷村敦

お聞きいたしまして、基本的な捉え方と認識は確認いたしました。これを受けて二つ目ですが、崩れ落ちそうな半壊状態の廃船の近くを人が歩くこともございます。この点に関して、危険と認識したことはないか、お尋ねいたします。

答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)

ご質問にお答えいたします。崩れ落ちそうな廃船といいますか、半壊している船舶につきましては危険であると認識しております。そのことから、先ほども申しましたが、月に一度、日常点検としまして霧多布港内を点検しております。また、町内で震度4以上の地震が発生した場合は霧多布港内を点検することとなっており、そのことにつきましては国土交通省釧路開発建設部根室港湾事務所に報告することになっていることから、船の横転などについてもきちんと確認している状態となっております。

質問 8番 谷村敦

半壊状態にある船が安定しているのかどうか、危険性はないのか、船底がきちんと地面についており、ふらふらしていないのか、そういったことは確認しておられますでしょうか、お尋ねします。

答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)

その件につきましては、月1回、見回っている途中に確認している状況にあります。

質問 8番 谷村敦

安定はしていると申されましても、見た目もそうですし、危険だと思います。入ろうと思えば入っていけますし、いたずらしてしまう人だっていないとも限りませんよね。車だって通りますが、そういったことに対してどんな対策を考えておられますでしょうか。

答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)

今後の対策としましては、半壊している船舶に立入りできないよう、ロープ等で関係者以外進入禁止の対策を講じたいと思っております。また、その他の対策として、長年の朽ちた船ということだと思うのですけれども、平成26年5月に浜中漁業協同組合の組合長宛てに、霧多布港湾の管理者であります町長名で、その船舶内の破損状況が著しく、半壊している船舶について、このまま放置されると全壊するおそれがあり、第2船揚場の利用者やレジャーを楽しむ利用者に被害をもたらす危険性があることから、霧多布港漁船上架施設委託契約第1条第4号及び第4条の定めるところにより処理していただくよう文書で通達しております。こちらについては、年に一度、上架施設の委託契約を浜中漁協と結んでおりまして、その関係で漁組にきちんと管理していただきたいという通知を出しております。

質問 8番 谷村敦

今おっしゃっていただきました上架施設委託契約書の第1条と第4条について、差しつかえなければご説明をお願いします。

答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)

第1条は委託により施設の使用料徴収の事務をお願いしたいということが、第4条には、管理の原則としまして、施設等を漁船上架の設置の趣旨に従い、適正かつ良好な状態で管理するものとするということで、景観上問題がないように管理していただきたいという趣旨が記載されております。

質問 8番 谷村敦

現在の上架施設の状態が果たして第4条にありました適正かつ良好なものとなっているのかどうか、甚だ疑問ではございますが、それを踏まえて、質問の三つ目をさせていただきます。今まで何年たってもなかなか進まない事態でございますけれども、さらなる進展のために漁協側との協議などはどのようにしていきたいと考えているのか、また、協議などをされているものがあれば、その方針や経過について伺いたいです。お願いします。

答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)

ご質問にお答えいたします。漁協とは直近でありますと令和元年に協議を行っておりまして、その半壊している船舶につきましては、所有者本人が死亡されており、所有者のご家族も経済状態から厳しいということになっております。これらの協議の中から、現在の船はすぐ処分できないということですけれども、そのとき、今後、これから廃船を増やさないようにするため、組合員を脱退される方には所有されている船舶の今後について確認していただき、そのときに処分を希望される方については処分業者を紹介していただいたりしております。また、浜中漁協につきましては、数年に一度、組合員を対象に船外機付漁船の処分を行っているという状況と伺っております。

質問 8番 谷村敦

今後、さらに状況を悪化させないためのルールづくりは少なからずともなされてきたことは承知いたしました。良好な港湾の利用と管理にご協力をいただいている漁業者様には、まず感謝を申し上げなければなりません。しかしながら、半壊状態にまで進んでしまった漁船もある現状を解決に向けて前進させていかなければいけないということも決して忘れてはなりません。昨今、浜中町は、ラッコ、そして、先ほどもありましたようにテレビドラマなどでも注目され始めまして、今年はさらに多くの観光客が来町してくださることと思います。浜中町景観条例も施行されます。まさに無視できない段階まで入ってきているということをお互い感じていると思います。齊藤町長率いる令和6年度からの新体制の下、一歩ずつでも現状の改善に向けて前進していっていただきたいと思います。先ほどの執行方針でも本町における景観形成を講ずるべく取り組んでまいるとおっしゃっていただきました。こういった願いは、私だけではなく、町民、そして、仕事をしていると観光客などからの声も多数聞かれます。こういった思いと願いを改めて申し添えまして、質問を終わらせていただきたいと思います。

答弁 町長 齊藤清隆

ただいまの議員からの思いをしっかり受け止めまして、まず、港湾管理者として、いま一度、浜中漁協とさらなる協議をしてまいりたいと思います。それから、景観の面からも本当に問題でありますので、早急な対応が必要とまちとしても考えております。その旨、漁協と詰めさせていただきますので、よろしくご理解願いたいと思います。

出典:浜中町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日 議事録 PDF(71ページ) 間違いを知らせる