みんなの議会

浜中町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日

本町の自然環境や景観を生かした観光客の誘致に関して

2024年3月7日、浜中町議会の一般質問で、川村義春議員が「本町の自然環境や景観を生かした観光客の誘致に関して」質問し、商工観光課長 久野義仁、町長 齊藤清隆が答弁しました。

質問者
川村義春 議員
答弁者
商工観光課長 久野義仁、町長 齊藤清隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 川村義春

それでは、最後の質問に入りたいと思います。3項目めの質問については、提言となります。ですから、例えば、参考にします程度でいいと思うのですが、執行方針の9ページから10ページにもありますとおり、観光客が来たくなる魅力ある施設整備をということについて提言をさせていただきます。本町の自然環境や景観を生かした観光客の誘致に関しては、他町村に誇れる施設整備が急務だと私は思っております。1点目は、町内にある全ての観光施設のトイレを年次計画で水洗化し、常に清掃が行き届くようにしていただきたいと思います。それが口コミとなって観光客がまた浜中に行きたい、浜中のどこのトイレもきれいだし、水洗だよというだけでもPR効果が相当あると思うのです。そんなことでリピーターも増え、交流人口も増加していくかなと思っていますので、ぜひ、そういうことを年次計画でやってもらえないでしょうか。トイレの水洗化に対する国定公園の補助制度についてネットで調べてみたら、地方公共団体が交付金事業として整備できるものということで、自然環境整備交付金が国定公園等の整備事業であるのです。例えば、自然環境整備交付金は、計画期間が3年から5年で、総事業費は4000万円を超えるものとなっています。トイレの水洗化には相当な事業費がかかるので、こういったものを活用し、ポイントを絞って行っていただきたいと思っております。例えば、琵琶瀬の展望台や霧多布岬のトイレなど、これらは国定自然公園のエリア内ですから活用できるのかなと思います。一気にあれもこれもとなれば町の財政も大変なことになるので、年次計画をつくってはどうかということです。それでもこういった補助制度があって、有利な地方債を使えるとなってくれば整備が進むのかなと思いましたので、その検討をしていただきたいと思います。2点目ですが、景観にマッチしたグレードの高い宿泊施設として注目されているグランピング施設、コテージやバンガローなどを整備し、手ぶらでキャンプやバーベキューを楽しめ、自然体験ができ、なおかつ、ペットと一緒に泊まれるコテージなどがあれば、旅行者の利便を図ることができて、浜中町のPRが一層進むのではないでしょうか。湯沸岬にあるバンガローは相当老朽化してきています。十勝の更別村にサーキット場があるのですが、あの周辺にキャンプ場があって、コテージもあって、とてもきれいなところでした。そういったものを参考にし、つくれば観光客の誘致や利便性を図ることができるのではないかなと思っています。提案ですが、それに対する意見があればお答えをいただきたいです。

答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)

今、5番議員より2点のご質問がありましたので、順にご答弁を申し上げたいと思います。まず、1点目についてです。国定公園の整備につきましては、今、議員より説明がありましたとおり、環境省所管の自然環境整備交付金により、一定の要件の下、整備が可能となっております。交付金の採択要件につきましては、北海道が策定する北海道自然環境整備計画への掲載が必要となりまして、本町においては、現在、湯沸岬の遊歩道の整備を計画に掲載しているところであります。ご質問のありました観光施設のトイレの整備につきましては、本交付金の交付対象事業として整備可能ですが、国から道へ交付される国立公園整備事業と国定公園整備事業の二つの整備事業の予算配分が十分ではない状況でありまして、優先度して国立公園のほうに予算配分が流れてしまう状況にあります。特に、釧路管内におきましては、釧路湿原国立公園と阿寒摩周国立公園の二つの国立公園を有しております。厚岸霧多布昆布森国定公園につきましては、現在、計画に対して全体的に整備が遅れております。今後、国定公園の整備に関しましては、ご質問のありましたトイレの整備も含め、観光施設の一体的な整備に向け、予算の関係はございますが、引き続き国や道へ根気強く要望してまいりたいと考えております。次に、2点目についてです。まず、グランピングの基本的な考えについて申し上げたいと思います。グランピングとは、宿泊、食事、寝具などが事前に用意されている施設で、ある種のホテルの一室が野外にあり、快適さを味わえ、価格設定は高価格帯ではあるものの、特に富裕層や海外の旅行者に大変人気のある宿泊形態になっております。本町は、現在、霧多布岬とMO-TTOかぜてにキャンプ場を有しておりまして、特に霧多布岬キャンプ場は、テントサイトのほか、バンガローも設置しておりまして、大自然を望むロケーションやラッコ鑑賞に訪れる観光客の方も多く、毎年、多くの利用者の皆様から大変高評価をいただいております。また、最近では、ドラマのロケ地として、霧多布岬をはじめ、利用されておりまして、観光客の間で大変話題となっている状況です。今後、仮にグランピングを浜中町で進めるといった場合に特に問題となりますのは、現在利用されているリピーターがあります。このキャンプ場を目的に来られるリピーターの方が全国にたくさんいらっしゃいまして、そういった方とのすみ分けは当然必要になってくると思います。中にはグランピングを望まないキャンパーの方もいらっしゃいますので、そういった整理が必要となってきます。本来は、議員からあったとおり、霧多布岬キャンプ場にグランピング施設があるのが望ましいかもしれないのですが、面積的なことも考え、MO-TTOかぜてにグランピング施設を設置するという考えもあろうかと思います。ただ、国定公園の外になってしまうので、公園のPRとしてはちょっと弱くなってしまうということもありますし、施設整備、また、管理面の問題が出てくると思います。そういった一つ一つ一つの課題をしっかりと見据えながら今後のキャンプ場の整備を考えていかなければならないのかなと担当課としては考えております。

質問 5番 川村義春

まず、1点目の水洗化のことについてです。今、課長が答弁されました自然環境整備交付金については、なかなか予算が確保できない、国立公園のほうに予算が多く行くというような話でした。確かにそうだと思うのですけれども、必要があれば、首長をトップに、直接、環境省に行って陳情する、要望するということも必要ではないかなと思うのです。多くの誘客を求め、また、浜中町の第3の産業ですから、そういった意味では、ぜひそういうことも含めて考えていただきたいと思っております。次に、2点目のグレードの高い宿泊施設、グランピング施設についてです。今、課長が言われたとおり、すみ分けが大変だということは私も十分に認識しています。ただ、この前、ドラマの「Eye Love You」では、あそこの岬でロケがされたということで、その後、あの地にたくさんの観光客が来ていたということです。灯台の下まで入っていけないにしても、見に来ているということです。それにプラスして、ラッコも影響しているのでしょうけれども、たくさん来ています。今の形態がいいとすれば、それこそ、今の施設をもうちょっときれいにする、改善するということも大事でしょうし、グランピング施設については、言われたように、MO-TTOかぜての公園の中につくるのも一つの方法かなと私も思いますが、そういう方向でいろいろな角度から考えていただければ私の提言が生きると思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。答弁は要りません。これで終わらせていただきます。

答弁 町長 齊藤清隆

議長からリクエストがありますので、お答えしたいと思います。まず、トイレの水洗化の件です。議員が言われるとおり、霧多布岬キャンプ場のトイレ、琵琶瀬展望台のトイレは町側も本当に懸念しているところであります。ただ、担当課長が申し上げましたとおり、国立公園のほうに予算が流れてしまって、なかなか国定公園のほうに予算が来ないということもありますので、環境省や北海道に強く要望してまいりたいなと考えております。二つ目のグランピングについてです。グランピングを望む人、それから、浜中町の霧多布岬のキャンプ場、もしくは、MO-TTOかぜてのキャンプ場がよくて来られているキャンパーの方が非常に多いのです。そういった玄人向けのキャンプ場が我がまちにあるという強みがありますので、担当課長が言われましたとおり、グランピングを必要とする方々とのすみ分けも必要になってくるのだろうと思っていますので、場所や財源も含め、検討しながら前向きに進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。

質問 5番 川村義春

議長、配慮をありがとうございます。終わります。

出典:浜中町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる