浜中町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日
各種選挙における投票所のあり方について
2021年12月8日、浜中町議会の一般質問で、落合俊雄議員が「各種選挙における投票所のあり方について」質問し、選管事務局長 赤石俊行、副町長 齊藤清隆、町長 松本博が答弁しました。
- 質問者
- 落合俊雄 議員
- 答弁者
- 選管事務局長 赤石俊行、副町長 齊藤清隆、町長 松本博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 落合俊雄
2点目についてであります。これも簡単です。各種選挙における投票所のあり方についてお尋ねをさせていただきます。最近実施されました国政選挙においても、その投票率は決して高いものではなかったと思います。投票率の向上を図るために、各自治体もさまざまな取り組みを模索する中で、本町の考え方は。また、期日前投票所の複数設置、移動投票所の設置などを含めて、この際お尋ねをさせていただきたいと思います。まず、町内の有権者は4702人か3人だったと思います。このうち期日前投票を行った割合はどの程度だったのか。これは当然集計ができているのでおわかりだと思いますので、まずその辺からお答えをいただきたいと思います。
答弁 選管事務局長 赤石俊行
お答えいたします。本年10月31日に施行された第49衆議院議員総選挙における選挙時登録者数4705人のうち、期日前投票者数については1196人で25.42%、約4分の1の方が期日前投票を行ったという結果になってございます。
質問 9番 落合俊雄
期日前投票は1196人、25%で4分の1というお答えでした。結構なウエートですという感想がまず一言。これまでの期日前投票の割合よりは多少増えたかなと私は感覚的に思います。私の知っている人の中でも期日前投票をした方複数おられますけれども、その投票の動機が新しい庁舎を見に行きたいということで、せっかくできたから行ってみたいということで、期日前投票を選択された方が結構いたと思われます。そういうことを含めて期日前投票は一定の制約があったものが、投票率をアップするために緩和をしたというか、要件を緩和してささいな理由でも何とか投票できるという事になったのだろうと思います。そういうことで、一生懸命期日前投票を推進している状況はあるのであります。その中において釧路管内においても期日前投票所を複数設置しているところもあると思います。一部については商業施設の1カ所に期日前投票所を設けてそこでやっているという話が以前からありましたけれども、本町としてはそういうお考えはないのか。基本的には期日前投票をやるために必要な人員、要するに投票に関わる人間、選挙事務に関わる人間プラス、投票管理者含めて言うと、最低限3人かそれぐらいいれば恐らくこれは可能だと見ていますが、そういうの含めてどうなのだろうと極端に言いますと、場所的に言いますと、支所があるところ複数の職員が常に常駐しているところ、わかりやすいのは茶内支所ですね。あそこは常に複数の職員が常駐して仕事をしていますよね。そこで、窓口で期日前投票をしたいと言われたときにわかりましたといって受け付けて、当然管理者はそこに管理職が2名ほどいますので、管理者としての資格は有していると私も考えますので、単純に選挙前の選挙事務の講習を一定程度受けてしまえば事務を遂行することは可能ではないかと。結果的に投票時間に関しても今やっているような午後8時までとかそういうことではなくても、たとえば9時5時でもいいわけです。要するに開庁している時間内でやることも可能でしょうし、期日前投票を集計する作業もありますので、日曜日が投票日だとすれば例えば金曜日までだけど何日間かできますよとか、そういう現実的な対応措置を講ずればこれは実施可能じゃないかと私は端的に思うのでございますが、その辺のお考えについてはどうかなと。考え方についてお聞きをしたいと思います。
答弁 選管事務局長 赤石俊行
お答え申し上げます。管内においては複数カ所、期日前投票所を設置しているところがございまして、釧路町と白糠町それぞれ2カ所ずつ設置しております。議員先ほど申し上げた釧路町についてはイオンモールに設置されております。本町でも期日前投票所を複数設置する考えはないかということでございますが、現在、本町では御存じのとおり役場庁舎1カ所で開設をしているところでございます。現状においては職員の体制、システムの整備等が整っていないことから増設する考えは現状では厳しいと思っております。職員の体制としては期日前投票所には最低3名の従事者が必要ですので、毎回選挙の都度に会計年度任用職員2名を募りまして、その従事に当たっていただいているところでございますけれども、この人員確保についても非常に毎回苦慮をしているところでございます。これからさらに投票所を増やすとなりますと、職員については総務課の職員が選管事務局を兼任しておりますので、選挙があった場合は日常の総務課の業務と並行しておりますので、なかなかその持ち場を離れることは難しいとまた、他の課の職員にお願いすることも同様に通常業務の合間に対応していただくことはなかなか難しいと。しっかりとそのスペース、そして集中して従事に当たっていただく職員が必要になると思っておりますので、毎回会計年度職員をこれまでも何とか2名ずつ確保をしていたところですけれども、またさらにそれ以上探さなければならないことについては非常に難しいと思っております。選挙管理委員会のほうでもこういった話は、させていただいておりますけれども、現時点で委員会の見解としては、まだ増設することに関して体制が整っていないということで、もう少し様子を見ていきたいという見解でございます。以上でございます。
質問 9番 落合俊雄
投票機会を積極的に有権者に与える、そういうのは、最低限必要なことではないかと。少なくとも、選挙管理委員会として投票率を何とか向上したいという観点からいけばこういうものが一つ重要な案件ではないかなと私は思いますよ。何といっても町民、有権者に対する利便性をしっかりと確保するという部分を含めていきますと、人がいないとか、何とかというのは、それは内輪の話で町民にとってはどうでもいい話であります。基本的に投票行動をしたい人にどう応えるかというのは、最低限必要努力は必要でしょうと。私は思います。その中で全国的に若い世代の投票率は圧倒的に低いと言われています。高齢者なると物凄い義務感から投票するという行動に移っているのですが、若い人はそういうのはなくて、行くか行かないか当日になってから、気が乗らないから行かないとかそういうこともあるのかもしれませんが、本町において若い世代の投票行動はどうなっているのかわかればお知らせをいただきたいと思います。また、投票所を設置するに当たって、投票立会人を確保するのが大変だと前から聞いておりますし、私もこの10年ぐらい、そちら側におられる管理職の複数名の方からお電話をいただきまして何とか立会人をやってくれないかということを頼まれました。私は性格が良いものですから断らないでやりました。10回ぐらいやったかもしれません。その中で管理者として、そこに来られた方と雑談しながら1日過ごすのでありますが、実際に立会人の選任に当たって、大変だという話はあるのですが、この立会人を選ぶときにお願いするときに年齢的な制限だとかそういうものはあるのでしょうか。何となく私の受けとめ方としては、暇な年寄りを探すというふうにしか一面的に受け取れないのですが、その辺については何か条件があるのでしょうか。あればお聞かせをいただきたいと思います。
答弁 選管事務局長 赤石俊行
お答えいたします。まず前段の今回の衆議院選挙における若年層の投票率でございますけれども、まず全国平均については、10代が40.49%、20代が33.85%、30代については44.75%となっております。本町につきましては10代が57.14%で20代については55.83%、30代が58.93%と、50%台で推移しております。全国の平均値から見るとまだ上回っていますが決して高いものではないかなと思っております。投票立会人の選任が大変だということで、投票立会人については各投票所に2名ずつ選任しております。選挙がある都度この選任については議員おっしゃったとおり大変苦慮しているところでございます。これについては以前までは各投票区内において選挙人名簿に登録された方の中から選任しなければならないとされておりましたけれども、令和元年の公職選挙法の法改正がございまして、例えば霧多布の投票所であれば霧多布地区で投票する人間、茶内であれば茶内から探さなければならないという縛りが緩和をされまして、町内で選挙権を有するものであれば、どの地区から選任してもいいということで、以前から見ると大分間口が広がって選任しやすくはなっておりますけれども、依然として苦慮している状況は変わっておりません。立会人の選任に際してはこれまでもどうしても今までやっていただいた方に連絡してお願いしている現状でございますので、やはりこの立会人さんも高齢化が進んでいるのも事実でございます。何とか若い方に呼びかけていきながら、新しい立会人のなり手を探していきたいと思っております。それで年齢的な決まりはあるのかということでございますけれども、立会人の選任に当たっての年齢要件については、法的には選挙権を有する者の中からということのみですので、18歳以上の誕生日を迎えた方であればどなたでも権利があるということになっております。以上です。
質問 9番 落合俊雄
私も投票立会人を辞めたいからこういうこと言っているわけではないです。基本的に大変だと言いながら経験者にすがる状況はいかがなものかなと私も感じていますし、投票所に足を運んでくれた人たちにはいつでも変わるよと声掛けはしているのですが、なかなかうんとは言ってもらえない現状があります。先ほどの若い人の投票率が決して高くないと、本町においては50%半ばを超えるという、全国平均から見れば高い。全国の投票率が全世代で50%台半ですから、それを見ると若い人の投票行動は本町は決して低くはない。されどそんなに高いものではないと思います。全体として67、8%だったと記憶していますが、何でこんなこと言ったかというとやはり立会人をすると、やはり選挙に対する関心は一定程度持たざるを得ないのですよ。一日ずっとそこに座っていますからどういう人が来るのだろう、あの人は来るのかなと色々なことを考えながらただ1日過ごすのですよ。そうしたときに、こういう立会人に年齢的な制限がないとお答えありました。私もたしかそうだと思ったのですよ。それならば、あえて年寄りに頼まずこういう若い世代に選挙に関心を持ってもらうという意味から、積極的に若い世代に声をかけて、基本的に日曜日ですからどこかにお勤めになっている方でも日曜日はだいたい休めるかなと思いますし、極端に言うと18歳以上なった高校生だって有権者ですから、当然そこにそういうものを学校で選挙について学習をさせるという話がでたらなかなか中立的にこういうものに対する事を子供たちに教えることができないということもあるのですけれども、ただ有権者となったときにやはり自分はどう考えなきゃいけないか喚起を促すためにも、こういう世代も含めてしっかりと選挙に関心を持ってもらうという意味合いから、こういった世代に積極的に働きかけたらどうかと私は考えています。だからこんな質問をしているのです。今のところ、その辺についてしっかりした方向は示されていないようでございますので、今後検討するのかも含めてお答えをいただければありがたいと思います。立会人確保が難しいと言われている中で今回含めて町内の投票所は15カ所設置されています。これ以前10年ちょっと前ですか、確か16カ所あったのが1カ所統合したという記憶は私もあります。そういった中で町のホームページに、選挙人名簿登録者数が載っているのです。親切に。そこを見ると地区によっては霧多布地区が一番大きくて1400人台、続いて茶内、市街地含めて1020人ぐらい。という大きなところもありますが、一方で一番少ない投票所は有権者40人ちょっと、いわゆる有権者が100人を下回っている投票所が5カ所か6カ所存在しますし、100人前後というところを含めますと、この15カ所ある投票所のうち半数が、それぐらいの有権者しか存在していません。これは人口減少の結果ですから何とも言えないです。昔から見ますと有権者の数が減ってきている。だけど投票所は変わらないという話でこれまでずっときていますが、私ずっと立会人をやっていますと、投票所にこられる方、特に農村部はそうですけれども、歩いてこられる方は皆無ですよ。皆さん車で投票所にこられます。以前、大分前ですけれども何人かは私の地区も歩いてこられた方おりました。でも今おりません。ということから考えると、今後、人が足りない、確保できないと言いながら投票所はこれだけ維持していくことで相当無理していないかと。それだったら、現状に即して投票所の再編ぐらいは考えるべきではないのかと単純に私は思います。そういうことを含めて、どう考えられているのか。また、投票時間です。霧多布は7時から8時までですね。あと茶内含めて7時から7時までと時間短縮していますよね。それ以外の地区は4時間短縮していますよね。8時から5時まで時間短縮をして開設していますが、特に農村地区を私はずっと担当していますのでよくわかるのですが、午後3時以降仕事の関係もあって、投票に来る人はほとんどいません。まれにあっても1人。今回も4時過ぎて1人来ただけです。結局この開設時間、4時間短縮しているとは言いながら、実情に即した対応はできないのかと。これは選管のほうで、少なくとも投票開始から2時間置きぐらいに集計とっていますよね。必ず。定期的に、今、何人来て何%と報告していますから、当然この集約ができたと思うのですけれども、時間帯別に見て有権者の投票行動、どういうことになっているか、実際把握できますよね。時間帯別の。そういうことを含めてお答えをいただきたい。また、ついでですが今回の衆議院選挙に当たって釧路管内のどこかでどういう理由かわかりませんが、移動投票所を設置して行ったところがありますよね。移動投票所を設置せざるを得なくなった状況、どういう背景があってそういう措置をとったのかも含めてお答えをいただければと思います。
答弁 選管事務局長 赤石俊行
お答えいたします。まず投票所の集約の関係についてでございますけれども、現在の本町の投票所については15カ所ございまして、そのうち有権者数100人を下回る投票所については現在7カ所でございます。近年一番直近では平成23年度に姉別地区ですけれども、いわゆる北と南地区で1カ所ずつ投票所がありました。その際、姉別地区の方から全体で1カ所でいいということで、地域の方の要望で1カ所にさせていただきまして16カ所から現在の15カ所となっております。その際、当時、小規模の投票所についても実は集約を打診した地区がございましたが、集約されては困るということで、そういった地域の意向で集約することは断念したという経過もございます。この投票所の集約につきましては、国や道からの指導といたしまして投票数を減らすことによって、投票の機会を奪うことのないようにと指導されておりますし、やはりこれは地域の御意向もございますので、そういったことを進めるに当たっては慎重に、まず地域の皆さんの意思を尊重して進めていかなければないならないと思っております。今後さらに極度な人口減が進めば、この投票所の集約の関係、期日前投票所の増設の関係も含めて改めて考えていかなければならない時期は来ると思っております。現在のところはまだ様子を見ながら検証をさせていただきたいと思っております。続いて投票時間の投票行動ということで、それぞれの地域、産業形態ごとに特徴が違ってまいりますけれども、やはり酪農地帯については夕方になるにつれて、投票にこられる方は少なくなっていく傾向でございまして、夕方4時以降については数件か全く来られない状況がございます。投票時間の繰り上げ繰り下げにつきまして、法的には投票所については午前7時に開き午後8時に閉じる。ただし、特別な事情がある場合には開く時間を2時間の範囲内で繰り下げ、または閉じる時間を4時間の範囲内で繰り上げることができる。ということで規定をされております。現在、本町では投票所15カ所中14カ所、時間の繰り上げ繰り下げを行っております。朝1時間繰り下げて8時からとしているところが12カ所、夕方につきましては1時間繰り下げて7時までとしているところが2カ所、これは浜中と茶内。2時間繰り下げて6時までとしているところが5カ所これが海岸地区5カ所、3時間繰り下げて5時までとしているところが6カ所これが農村地帯ということで、現在、指定をされております。投票時間につきましても選挙管理委員会にお諮りした上で、北海道と協議し承認をいただくものでございますので国、道の指導といたしましても投票所の集約の関係と同様に少しでも投票にこられる可能性があるということであれば、投票所の数、投票時間の縮小については、有権者の投票の機会を狭めることがないようにと指導されておりますので、この関係につきましてはまた、地域の意向を確認しながら検証していきたいと思っております。続いて管内において移動投票所を今回設置したところがあるということで、この移動投票所については報道で出ておりましたけれども、管内の標茶町で実施をしております。その理由としましては移動投票所は、これまで投票所として使用していた地区の施設が閉鎖をしてしまって使えなくなったということで、その地区の投票所がなくなってしまったので、そこへ出向いて今まで投票所があったところにテントを立てて期日前投票所を設けたと聞いております。実施したのは1日間のみということで、そのかわりと投票日当日については、その地区については投票所がなかったということでございます。その地区については、50人の地区、その日そこを利用された方は13人と聞いております。以上でございます。
質問 9番 落合俊雄
さまざまなことをお聞きし、さまざまな自分なりの考えを申し述べました。すべてのこの場で決まるものではないことは十分承知しています。されど私も含めてやはり有権者に投票行動をしっかりとってもらいたいという思いは最低限持っているつもりであります。これ以上やってもどうかと思うので副町長、あなたも選管事務に携わったことが恐らくあると思いますし、あなたから私もささやかれたことはございますので、今までのやりとりを聞いていてどのように受けとめておられるか。それをまずお聞きしたいと思います。
答弁 副町長 齊藤清隆(副町長は2023年9月まで)
今議員言われたとおり、議員を投票立会人にしたのは私でございます。それから長い歳月が経っておりますけれども、決定権は選挙管理委員会でございますし、人選につきましてもなかなか思うように見つからないということをもあって、さっき議員からも言われたとおり18歳以上であれば、立会人は可能だということもございますので、直近の町議会議員選挙の際にそういったことも含めて考慮した上で立会人の選定をしてまいりたいと思ってございます。以上です。
質問 9番 落合俊雄
再来年の町議会選挙なんていうお答えを副町長されましたが、来年夏には参議院選挙があるのですよ。2年続けて国政選挙あるわけですよ。だからそんな町議選挙までに待つなんてことをせずにしっかりと検討していただくように選管にはお願いをしたいと思いますし、最後に、設置者である町長、選挙管理委員会を設置しているのは町長でございますよね。設置者として選挙管理委員会に対し、そういう点に関して積極的に働きかけるというお考えはあるのかないのかを最後にお聞きして終わりたいと思います。
答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)
今言われましたけども、積極的にということは私からはできないと思っています。ただ、時間ありますよね。一番きついのはずっと座っているということも含めてその苦痛はわかっています。それからできる限り時間を短縮というか終わりの時間も含めて、そういうことはぜひ地域のほうにも問いかけて今後進めていきたいと思っています。ただ、統合ということになってくるとちょっと難しいかもありませんけれども、浜中町で15ですけれども、ほかの町でもう20を超えるところもあるのです、管内でも。それを考えたらうちはそんなに多い方ではなくて、少ないほうなのかもわかりません。そんな意味でしっかり投票率も管内では浜中町は高い方ですから、そういう意味で少し安心しているのですけれども、これをしっかり維持する、また、少しでも上げてく、それが投票管理者、それからいろんな事含めて、時間も含めて、今後、お話をして地域の方々にも問いかけていきたいと思っています。それを選管のほうに繋げて行ければと思っていますので、よろしくお願いいたします。