みんなの議会

浜中町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日

観光貢献度の可視化について

2022年9月7日、浜中町議会の一般質問で、渡部貴士議員が「観光貢献度の可視化について」質問し、商工観光課長 久野義仁、企画財政課長 佐々木武志、農林課長 渡邊馨、水産課長 細越圭一、管理課長 舟橋正誉、町長 松本博が答弁しました。

質問者
渡部貴士 議員
答弁者
商工観光課長 久野義仁、企画財政課長 佐々木武志、農林課長 渡邊馨、水産課長 細越圭一、管理課長 舟橋正誉、町長 松本博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 渡部貴士

通告書に沿ってご質問させていただきます。観光貢献度の可視化についてご質問をさせていただきます。観光業は地方創生の切り札ともされ、当町は、自然、文化、気候、食という観光振興に必要な四つの条件を兼ね備え、地域に存在するさまざまな資源そのものが売りとなり、国内外からその魅力を体験するために人々が訪れて滞在し、消費活動を行うことで地域の経済や雇用が支えられ、その地域の振興に大きな貢献をし得る産業であると考えています。こうした中、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって観光需要は大きく減少しましたが、いかに観光客が地域経済に貢献しているのかや、新たな観光事業が地域の暮らしにどう役立つのかをわかりやすく伝える必要があると考えています。総務省の家計調査によると、定住人口一人当たりの年間消費額は約120万円とされ、四人家族であれば、約480万円となります。観光庁の旅行観光消費動向調査では、日帰り国内旅行者一人当たり約1万5000円、宿泊国内旅行者一人当たり約5万円、訪日外国人旅行者一人当たり約15万円とされています。定住人口一人の減少は日帰り旅行者80人、宿泊旅行者24人、外国人旅行者8人分相当とされ、当町の人口ビジョンとリンクさせながら考察する必要があると考え、以下をご質問させていただきます。当町の現在における観光課題をどのように捉えその解決に向けての観光政策をどのように考えているのかお伺いいたします。

答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)

それではご質問にお答えいたします。本町は霧多布湿原を中心とした国定公園を初め広大な放牧地と豊かな漁業資源、その他貴重な野生動植物などの生息地として注目されるなどバラエティーに富んだ価値の高い観光資源に恵まれております。現在の観光形態は団体旅行から個人・グループ型旅行へ移行し、見る観光から体験、食という新たなスタイルへと変化しており、さらにはインターネット環境の急速な普及により、多様な観光情報が気軽に利活用できる社会基盤整備が確認されていることから、今後、観光客のニーズに合わせた観光情報の発信が求められております。また、魅力ある観光地づくりのため観光客を受け入れる環境基盤の整備が必要不可欠であり、交通手段の確保、宿泊施設の充実、ガイド等の人材育成、さらには新型コロナウイルス感染症により今までにない新たな旅行スタイルの確立など、観光振興と感染症対策の両輪をどのように回していくかが課題となっております。本町の将来を見据え、地域ならではの高付加価値な商品やサービスを開発し、観光振興による持続可能な事業を構築し、交流人口、関係人口の確保により、地域消費額の増大を構築するための観光地域づくりが必要であると考えております。以上です。

質問 10番 渡部貴士

ありがとうございます。今のご答弁いただいた内容で十分理解いたしました。僕が思っている部分とかなりの共通点があると思いました。それで、今、課長のご答弁の中でも持続可能な観光、観光地域づくり、これが僕の中でもキーワードになっていると思っています。それで、コロナと上手なつき合い方も含めて、新しい観光旅行スタイルを構築しなければならない。その中で新しい時代の価値感、コロナによってもたらされた部分が大きいかと思うのですが、ここをどういうふうに取り組んでいくか、対策できるかが大きな課題とも言いました。それで、ご答弁の中にもあったのですけれども、観光客がやはり地域の経済にどのように貢献しているのかというのは、地元の人はわりとわかりにくいかと思います。観光公害という言葉もあります。ただコロナによって観光客の往来数はかつてより多くないと思うのですが、今後、ポストコロナというか、この後どのように観光客が流動していくのか。そして、新しい時代の価値感という意味で浜中ファンをどのような形で増やしていくというか、今期からふるさと納税に関しましては、商工観光課のほうに移管されました。返礼品も増え、観光事業の方も新しく返礼品に加えられるということでお伺いしております。浜中ファンを増やすということについては、他に今後、新しい事業何か展開考えがありましたらお願いいたします。

答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)

コロナ感染症の問題、観光業においてはこの感染症対策と合わせた観光施策というのが非常に難しい状況でありますし、それから新たな浜中の観光の魅力を発信する、議員から今ふるさと納税というお話がありましたが、やはり今この4月から商工観光課にふるさと納税推進係が配置されまして、やはりただ単に寄附者を集めるということではなくて、浜中町を知らない方にも浜中町をまず知っていただく、その寄附から関係人口、交流人口まで繋げていくというのが本来のふるさと納税の趣旨・目的であると私は思っております。そういった意味では、本町のふるさと納税の返礼品というのは、本当にメイドイン浜中なんです。そういったことからいってもやはり本当に魅力を発信するアイテムとしてはすごく有効な手段ということで、今、ふるさと納税返礼品の全事業者さんとヒアリングも既に終えました。それで、このふるさと納税のこれまでの傾向、それから売れ筋、そうでない商品、さまざまあります。どういった商品が今このアフターコロナの中で求められているのか、そういったところも事業者さんとしっかりお話させていただきました。そういったことも繰り返しの答弁にありますが、ただ単に寄附を募るのではなくて、しっかりそこには観光という目的も盛り込んだ返礼品に今後はしていきたい。今ちょうどパンフレットを刷新して来年の3月には納品される予定になっております。このパンフレットには返礼品のカタログという意味だけではなくて、やはり浜中町の魅力をふんだんに発信する、そういったことで、今回刷新する予定となっております。そういったことからも、ふるさと納税返礼品だけが観光発信のアイテムではないですけれども、なるべく魅力を発信できる、かつ、交流人口、関係人口を増やす一つの手段としてさまざまな仕掛けはしていきたいと思っております。今、明確に何ということをご答弁申し上げるのは難しいですが、少しずつ動いてはおります。そういったところは都度、議会の方にも私たちの考えている案はしっかり報告させていただきながら、進めていきたいと考えております。以上です。

質問 10番 渡部貴士

ありがとうございます。理解しました。質問の全体の部分で人口と人口ビジョンとの兼ね合いに関しても質問させていただいています。定住人口一人減少することによって、これだけの観光客を誘致できれば経済の消費として相当分となる、当町は年間80人ぐらいの人口減少で推移しております。ただ、観光の部分というと、アフターコロナという部分ではありますが、国定公園に指定された、あとラッコを観賞されに来ている方もいると思います。その意味で、新しい時代の価値感、観光のスタイル、ニューノーマルな観光業というところで、この観光客がもたらしてくれる経済的な効果を人口ビジョンの部分と比較考察していただいてのご意見が何かありましたら伺いたいと思います。

答弁 企画財政課長 佐々木武志(企画財政課長は2024年3月まで)

ご質問にお答えいたします。本町の人口ビジョンにつきましては、第2弾と2020年の3月に改定させていただきました。議員おっしゃいますようにやはり定住人口一人当たりでそれに換算する国内旅行者とか、訪日外国人の経済効果といったところの決算と言いますか、数字だと思いますけれども、やはり人口ビジョンに関しましては、やはり浜中町で産業だけではないですけれども、しっかりと働いていただいて、それで残っていただく、プラス人口減少を食い止めるためにどのような施策をやっていっていいか、それが創生総合戦略ですけれども、あくまで人口ビジョンについては長期的視点、社人研の推計もございますけれども、そこまでいかなくても施策を盛り込んで、これだけ人口目標を立てていこうというものでございますので、そういう視点に立って今後もおそらく改定すると思いますけれども、取り組んでいきたいと考えております。

質問 10番 渡部貴士

自治体による移住を促進するような人口施策、これはどの地域でも課題、問題になっていることかと思います。ただ、やはりこれは地域同士で人口の奪い合いになって、抜本的な問題解決にならないのではないかと。そこで交流人口、関係人口、要はいわゆる観光をきっかけにして来ていただいたお客様に浜中ファンになってくれる方とどのような交流をしていくかがやはり人口減少に対する経済の落ち込み、その部分をカバーできるのではないかと思いまして、観光とこの人口という部分を合わせて質問させていただいております。やはり経済の活性化を考えながら持続可能な地域づくりをしなければならないと思っています。雇用の創出、地域の魅力向上によって交流人口を生んでいくその結果、地域の暮らしが豊かになっていくのではないか、なってほしいという思いもあるんですけれども、先ほど、ふるさと納税の件でもご答弁いただきました。やはり地域に対しての寄附なんですよね。何か食べたい、何かしたいという部分ももちろんあるんです。返礼品で各自治体でいろいろな工夫をされています。やはり納税する方は、寄附の思いが強いんですよね。やはり地域のファンになってくれた、全部ではないと思いますが、高級な海産物や乳製品を何か食べたい、だから寄附をするのもあるんですけれども、それでも浜中ファンになってくれた方々は、その地域を応援したいという意味での寄附になってほしいという思いが強くあります。そこで、ふるさと納税の件もご答弁いただき、人口の部分とリンクさせるという部分でも承知いたしました。そこで、第6期浜中町まちづくり総合計画の中で「基本目標の一つ目に産業の垣根を越えて、みんなで築き上げる活力あるまちづくり、それは農林水産業、商工業、観光業など浜中町の恵まれた自然環境や地域資源を有効活用した産業振興など、産業界が一体となった活力あるまちづくりを目指します」とされています。そこで、質問の中にも書かせていただいております、観光業がいかに地域経済に貢献するのかということを考えたときに、観光と商工は1セットになるかと思うのですが、産業の垣根を越えたという部分が大きなキーワードになるのかと思いました。そこで、この観光と農林、水産、教育の部分で、観光とどのように垣根を越えてどうお互い利活用していったら、お互いに相乗効果でなお考えられるかという、何か考えや施策等がありましたらお願いいたします。

答弁 農林課長 渡邊馨(農林課長は2026年3月まで)

産業と観光を結びつけるのは簡単なことではないと思っております。しかし、先ほどお話ありましたとおり、まちづくり総合計画、そして令和4年度の執行方針にも垣根を越えてみんなで築き上げる活力あるまちづくりと謳っており、それぞれ今申し上げられたとおり、農業、林業、水産業、商工業、観光業ということで位置付けされておりますので、これらの施策を結びつけられるような取り組みを担当課間で連携し協議することも必要と考えております。農業で言えば、農協がコープ浜中において、ソフトクリームをネットで配信するなど目に見えた動きもしておりますので、これも一つの農業と観光を結びつけた施策というふうに捉えております。以上でございます。

答弁 水産課長 細越圭一(水産課長は2024年3月まで)

ご質問にお答えいたします。先ほど農林課長がお話されたことと繋がることがあると思うのですけれども、水産業としましては、おいしい海の幸をつくって、消費者の方に消費していただく。あと今コロナの関係で補助金で各漁協のほうにホームページもつくり、ふるさと納税とリンクするような形でつくっておりますので、そのことを踏まえましても水産業としましては、消費する方においしい物を届けるということが必要だと思っております。以上です。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

教育委員会、教育の関係で代表して、ご答弁させていただきます。観光につきましては、児童生徒が町を知る上で学びの素材というふうになってございます。具体的には高校でおきます浜中学においても、観光テーマとして研究している、また、社会教育分野では中高生ボランティアリーダーでうまいもん市とか岬まつり、それらのイベント協力を通しながら観光客との触れ合い、町の紹介をしているというようなこともございます。学校現場では、観光に限らず作業とか幅広く、町のそういった素材を活用しながら教育現場で取り入れているという状況でございます。以上です。

質問 10番 渡部貴士

ありがとうございました。一つ提案なんですけれども、これは僕も従事しているので、わかりやすいというか体験した部分で提案させていただきたいと思います。体験型観光、これは最近よく耳にする言葉です。アクティビティをやるということだけではなくて、産業の手伝い、具体的な例というか解り易いものでいうと、ここでは昆布干し、先ほど先輩議員の質問の中でも昆布干しの陸廻りさんが人材不足というご質問がありました。そこで、僕のいう観光貢献度の可視化、観光客の方に民泊をしていただいて、できれば漁家がいいかと思うのですが、そのまま昆布干しの体験をしていただくというのはどうでしょうかということで、提案させていただきたいと思います。僕は漁家の家に生まれ、子供の頃昆布の手伝いをしていました。一時地元を離れましたが、帰省して継承しています。子供のころは、子供が親の手伝いして当たり前と、確かにそうなんです。そういうふうに育てられました。ただ、やはりちょっと子どもながらにそういうふうに教育されたんですけれども、ちょっとその家業をすぐ継ごうという気にはならなかったんですよね。手伝いして当たり前という僕の親の教育が良くなかったのかもしれないです。ただ、最近、体験型観光、随分ありがたい言葉が生まれたというか耳にするようになりました。観光の方がお手伝いしたいと言ってくれるんですよね。昆布干し体験をしてみたい。昆布がこんなに長いと知らなかった。天日で干せた昆布はおいしいと言ってもらえる。それが浜中ファンに繋がるのではないかということで、この次の質問に合わせての提案になります。そこで今、水産課の課長にもご答弁いただいきましたけれども、僕が一つ提案させていただきたいと思ったのが今の観光客の方に、昆布干し体験をあっせんするというか、そこは水産課だけではなくて例えば観光課と協議をしながら、そういう人をどのように漁家に割り当てていくのかとか問題はちょっと多いと思うのですが、これは体験型というプログラムにはなりうるものだと思いますので、今すぐご答弁いただくものではないと思いますが、提案させていただき、そして、次の質問に移らせていただきたいと思います。特定危険家屋の解体費用として町から補助制度があります。観光客からは、飲食店や宿泊施設の少なさを指摘されることが多く、観光客の民泊を受け入れてくれる個人に対して、家屋の改修補助や空き店舗を利活用することへの補助制度はありますでしょうか。

答弁 企画財政課長 佐々木武志(企画財政課長は2024年3月まで)

お答えいたします。現在の空家解体補助につきましては、浜中町古家空家等除却補助金交付要綱に基づきまして、基本的には、居住の用に供していた空家を対象として補助の名称通り、古家空家の判定を受けたものを対象とさせていただいているところでございます。空き店舗や倉庫など、居住用以外の家屋は補助対象外となっております。あくまで空き家対策の目的となっているところでございますけれども、町民の安全安心良好な生活環境の形成を図るという点では、放置できない課題であるという認識でいるところでございます。まずは、特措法による空き店舗などの家屋につきましては空家等調査の対象を拡大して実態把握にも取り組んでいきたいと考えておりますのでご理解いただきたいと思います。

質問 10番 渡部貴士

危険家屋の解体等については理解しました。僕がここで伺いたいのは、もう危険家屋、撤去しなければならない家屋に解体費用として50万円が助成補助される。先ほどの先輩議員の質問の中でも、空き家バンクの質問がありました。これから政策として動かれるということで、その中のご答弁の中で、空き家予定というか、将来的に可能性があるという住宅についてのご答弁もあったかと思います。僕がお伺いしたいのは、解体しなければならない、要は傷みきってしまうその前に、空き家になってくると利用方法についてもちょっと難しいと思うのです。なので僕は民泊を受け入れたい。ただ、家屋はちょっと傷んでいるという方に民泊を受け入れてくれるという条件付きでというか、それはやはり宿泊施設が、今後、減少していくであろうその対策を考えたときに、これは浜中町の観光のスタイルとして民泊制度をいかがでしょうかという提案になるんですけれども、やはり現状の家屋の状態では観光客をちょっと受け入れられないけれども、改修費用とか補助してもらえるのなら観光業の部分をちょっとお手伝いしたいと言ってくれる個人の方がいるのではないかと思います。やはりそういった、以前に民泊をされた学生さんたち、何年か後にこちらに帰ってきてその民泊を受け入れた方々の話を聞いたときに、やはり田舎の親戚のおじさん、おじいちゃん、おばあちゃんもいると思うのですけれども、そのような関係の構築ができているのではないかと僕は強く思いました。僕も観光業に従事していまして、やはり家族連れで来てくれる方、特に子供さんの世帯はおじいちゃんも都会なのでお盆や夏休みに田舎に遊びに行くということがあんまりない方もいらっしゃるようです。そこで、田舎の親戚になりうるのは民泊を受け入れてくれた、そういった個人の方が対象になるのではないかと思いまして、今回このご質問をさせていただいております。今僕が申し上げたのは、地域のファン、浜中のファンになってもらう。それはいろんなきっかけがあると思います。もともと浜中の出身、親戚がいる、ルパンが好き、ラッコが好きなどいろいろあると思うんですけれども、やはりその中でも大きな部分としては、観光で一度訪れた、もう1回行きたいと。一度だけだったらまだファンではないと思うんです。遠くの方はなかなか来られないかもしれません。そういう意味でふるさと納税で寄附、応援をしていただくという新しい制度もあると思うのですが、やはり浜中を好きになった、地域の人と交流をする、そしていつか移住したいというふうに繋がるかもしれない。移住はすごい大きなハードルだと思います。移住の前に地域の方との交流があって、いろいろな情報を仕入れた中で移住したい、そこそこの制度を利用するというふうに繋がってくると思いますので、ちょっと長くなってしまいましたけれども、今後、第2のふるさとづくりを掲げるというか、そこに対して浜中のファンを増やすという意味で基本目標の一つ目に掲げられている、産業の垣根を越えてみんなで築きあげる活力あるまちづくり、もう僕はこのフレーズすごい大好きになって自分で実践してみようと思いました。今、各課長にご答弁いただきましたけれども、町長、大変失礼ですけれども、この産業の垣根を越えてという部分で何かお考えがありましたら、お願いいたします。

答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)

お答えになるかどうかわかりませんけれども、産業の垣根を越えて、しっかりそれは産業でしっかり食べていけるというまず基本的にはそこがあると思うんですよね。それがあって垣根を超えていけるのではないかと思っているんです。今言ったのは一次産業、特に農業ですとか漁業はしっかりあります。ただ今ちょっと弱いのが観光なのかもしれません。そういう意味では、しっかり観光振興含めて、そういう人たちが頑張ってもらえるような環境になっていないのかもなので、私は個人的にそう思っていますけれども、もう少し私たちもしっかり支援をできることも含めて、やっていってはじめてなってくるのでないかなと思っています。特に今、農業は昔から見るととんでもない事業展開をしていまして、ちょっとやそっとで手伝いに行くとかはなっていないですよね。産業としては何なんでしょう応援のしようもないっていう状況にあるのかなと今思っているんですけども。漁業サイドも養殖も含めて頑張ってやっている。ただ、今赤潮ですとか、流氷ですとかいろいろな害があってそれでも、今やってきている。もう少し、そういう意味からすると観光もしっかり何か生き延びるといったらおかしいですけれども、やっていけるような応援が行政としては必要なのかなっていうふうに思っているんですけども、ちょっと答えになってないかもわかりませんけども、私はそう思っているところです。以上です。

質問 10番 渡部貴士

ありがとうございます。町長の考えは農業と漁業、この基幹産業の2本柱がしっかりして観光がというご説明だったかと思います。おっしゃるとおりだと思うんですけれども、僕はもう漁業に従事しておりまして、帰ってきて十何年かになりました。周りを見ると、後継者もどんどん減ってきている。あとここの課題は、観光の方が地元のものを食べたい、お土産にしたいという部分の弱さかなと思っております。それを私たちに示してくれるのが観光の方です。自分たちでも気づいている部分です。ただ、なかなかそこに向かえない部分は個人で解決するものなのか、それともまちづくりの政策なのか、ただ、僕は観光が新しい産業の柱になるというわけで質問をしているわけではなくて、漁業を支える、農業を支える、そういった意味で観光業はもう少し頑張れるのではないか、まさに地方創生の切り札になりうるのではないかとこのご質問をさせていただいて、今、町長にもご答弁いただいたんですけれども、基幹産業を支える観光業になってほしい、先ほど、商工観光課長のご答弁にありました観光地域づくり、これは何回も言ってしまいますけれども、観光が新しい柱になるというわけではなくて、2本柱を支えうるという部分で新しい時代に向けて取り組んでいける部分が大きいのではないかと思いますので、ご提案とさせていただきました。町長にご答弁いただいたんですけれども、最後また改めて私のほうから私の思いを説明させていただきましたので、ご答弁いただきましたら最後とさせていただきたいと思います。

質問 10番 渡部貴士

ちょっとわかりにくい質問で申し訳ございませんでした。やはり僕がちょっと私の話になってしまうんですけれども、どちらにも従事しているので気付いてきた部分があります。お客様から聞く話が、観光に来るとおいしいものがたくさんある。けど、買うところがない。これどこで食べられるんですか。あるんですけれども、やはり飲食店の数が少ないとなかなかそこに行くことができない。予約もとれない。そういう意味で、新しいお店ができる。道の駅や何かのお土産を買うところがあれば、そういったものを購入してお土産にもできる。そしてそれは、新しい商品が生まれれば、返礼品にもなりうるのではないかという意味で、観光客の方が私たちに示してくれた。気付いてはいたけどなかなかできない部分を再度投げかけてくれている部分かなと私はそう思ってこのような質問をさせていただいているんですけれども、私が考える、観光が基幹産業である二つを支えるという部分では、要は加工品ですとか、販売品、そういったところから経済の部分で支えることができないだろうかと、そして浜中ファンを増やすという意味で、消費を増やすという意味で浜中ファンを増やすという部分では、観光が大きなウェイトを占めるのではないでしょうかという部分でのご提案になります。

答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)

基本的に浜中町の第一次産業というのは、物を生産してミルクになって、そして出ている。そして加工というのは会社で加工しているけれども、直接は売っていないですよね。だいぶ経ってから回ってきて売れるかもしれませんし。ただ、一次産業の町なんですよね。加工して何か作るだとか、何か海のものを獲ってきて魚を売る、それは魚を売ることはできると思うんです。店屋でも加工して何か食べさせるというのはやはり飲食店だと思うんですよ。そうなってくると飲食店だとか、そういうお店屋さんがしっかりやっていかないと。それに今聞いていると観光客が来てもどこでもその手のものが手に入らないということもあると思うんです。それはちょっとうちの町は第一次産業の町で一部加工しているのもありますけれども、それをどんどん広げていくしかないと思うんです。そして第一次産業を支える。間接的にはそうなるような気がするんですけれども。ちょっと私が的が外れているのかどうかわかりませんけれども、しっかりこのまちづくりに関して言えば第一次産業の町からどうなるか、どう進めるかっていうことになるのではないかというふうに私は思いますけども、答えになってないかもわかりませんけれども、以上です。

質問 10番 渡部貴士

承知しましたということしか言えないかと思います。町長の思いとしては、一次産業ありきの町だということで理解いたしました。ただ、私がそこの質問の中で書かせていただいている消費活動を行うことで、地域の経済や雇用が支えられ、これは観光だけではなくて人口が増えていけばこの部分は支えられるかもしれないですし。ただ、観光によって気付かされた部分が多いのではないでしょうかということでの質問でした。町長に2回答弁いただいた中で、承知しましたという答弁にしかならないんですけれども、最後の質問という形で終わりたいのですが、観光課の課長に最後質問させていただきたいと思います。観光地域づくりという言葉、ありましたけれども、ちょっと触れにくい部分かもしれませんが、まちづくりという言葉がありました。その違い、何か観光地域でまちづくりということに繋がると思うんですけれども、そこで何かご答弁させていただきましたら、最後の質問とさせていただきます。

答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)

それでは観光地域づくりの考えというか、目指すべきところということになるのですが、先ほど冒頭で魅力ある観光地づくりのためということで、やはり浜中町の魅力を観光の分野としてどう発信するか、それはやはり観光業というのは町内さまざまな方と連携して行っている一つの産業だと思っています。先ほど町長の答弁もありましたとおり、やはり産業が衰退していくと、これは、それと比例して観光業というのもやはり減少していくと。そういった意味では、やはり浜中町は、基幹産業であるこの農業・漁業、まずここが持続的に産業として成り立っていくことがやはり観光業としての一番のパイプだと思っております。ただ昨今この新型コロナウイルスの影響によって観光業の容姿というかかなり変わってきています。また、観光客のニーズも国外から国内に向いてこの新型コロナウイルスの影響によって、もともとはこのコロナ前は5億9000万人ぐらい国内旅行者おりましたが、この2年間で2億8000万人まで落ち込んだということでほぼ半減しています。ただ、このコロナ禍がやはり多少回復して、国外から国内旅行者が今非常に増えてきていると。かつ北海道の特にこの東部の観光旅行者というのは増加傾向にあるということはもうデータで示されております。そういった中で、今浜中町がこの観光業としてどういう姿があるべきか、観光地域づくりとしてどうあるべきかというのは、やはりコロナも踏まえた観光客のニーズに沿った形の観光業というのは求められてくると思います。具体的なその観光施策は今申し上げることはできませんが、やはりさまざまなニーズ、観光客から浜中町に対する要望というのはたくさん受けております。浜中町こうなったらもっと魅力あるよね、こうなったら毎年行きたいよね、こうなったら何カ月もいたいよねということでキャンピングカーで来られて2カ月3カ月滞在されている方もいらっしゃいます。そこには浜中の魅力っていうのがやはりある方だと思っています。そこをしっかり観光業を推進する上での貴重な意見として私たちも捉えていますし、そこが先ほど議員おっしゃった垣根を越えたという部分では、観光課だけではなくて、各課横断したこの観光に対するさまざまな戦略っていうのをやはり考えていかなければならないと思っております。当然、人口ビジョンでこの人口減少がもう避けられない状況ではありますが、観光業も人口減少の一つの対策アイテムとしてやはりこれは有効に活用するべきだと担当課長としては思っておりますし、新たなこの観光施策という意味では当然議員もアウトドアやられています。やはりそういった直に観光客の声を聞いている事業者の方から、さまざまなニーズを取り入れながら、行政としてもこの観光業の施策というのは力強く進めていきたい。また、昨年国定公園にも昇格なりました。やはり準備というか、体制は整っていると思います浜中町は。そういった意味で、そういうのも踏まえながら観光業というのは、新たなやっぱりステージに移ってきていると思っていますので、しっかりその辺は行政としてもやらせていただきたいと思っています。以上です。

出典:浜中町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる