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浜中町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日

津波避難訓練のあり方

2022年6月8日、浜中町議会の一般質問で、田甫哲朗議員が「津波避難訓練のあり方」について質問し、防災対策室長 石塚豊、町長 松本博が答弁しました。

質問者
田甫哲朗 議員
答弁者
防災対策室長 石塚豊、町長 松本博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 田甫哲朗

通告に沿いまして2点について質問させていただきたいと思います。まず1点目であります。津波避難訓練のあり方はということで、お考えを伺いたいと思います。先ほど1番議員の一般質問にもあったとおり、国の改正特措法が成立したことによって、新たな道が見えてきたかなと思っています。それで、町としては、北海道が公表した千島海溝型地震による津波浸水想定に基づき、この度、町防災計画及び町津波避難計画が改正され、示されております。この内容につきましては、細かいことは申しませんけれども、一部現状認識と違った表現もあるかなと思っておりますし、今後それらについても、必要な見直しを行いながら、より現実に合ったものになっていくものと理解しております。この特措法の改正によって、今後、懸案であった津波防災減災のハード事業が加速していくものと期待しています。そうあるのだろうと思っております。その上で、今回はハードではなく、ソフト対策として最も重要であろうと思われる津波避難訓練のあり方について、町の考え方を伺いたいと思っております。まず最初に、昨年度中に浜中町防災会議委員が数回開催されているのだろうと思いますけれども、この開催状況と主な協議内容について、お示しいただきたいと思います。

答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)

お答えいたします。浜中町防災会議は、災害対策基本法に基づきまして設置されている機関でございます。浜中町地域防災計画の作成、浜中町の地域に係る防災に関する重要事項の審議などを目的として設置されているというものでございます。令和3年度につきましては、年度末の3月28日に開催され、議題といたしまして、浜中町地域防災計画の修正、浜中町津波避難計画の修正を行ってございます。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

3年度中はこの1回のみということで。その中で今回の計画等の改正が行われたと理解したいと思います。新聞報道でございましたけれども、本年10月に関係機関と多分連携されるのだと思うのですけれども、浜中町総合防災訓練というものが実施されるというような報道がございました。10月を予定しているということでありますけれども、通常の避難訓練と当然違ったものなのだろうなと思っておりますので、総合防災訓練の規模及び内容、10月ということですけれども、実施時期等が示されるのであれば、示していただきたいと思います。

答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)

お答えいたします。浜中町総合防災訓練につきましては、先ほど言いました浜中町防災会議におきまして、令和4年度の防災事業の中で10月に浜中町総合防災訓練として、示させていただいたところでございます。これは町の災害対策本部の機能強化と災害対策に当たる関係機関との連携強化を目的として開催するもので、具体的な日程、内容、規模等については、今後検討していくという形になります。現時点では災害対策本部訓練として、図上訓練、情報収集、伝達訓練、こういうものを想定しておりますし、関係機関との機能強化につきましては、情報共有訓練、連携訓練、こういうことを想定するというところでございます。その中で何より各関係機関担当者同士の顔の見える関係構築を図るということを訓練の最大の目的にしたいと考えてございます。また、新庁舎、あるいは防災広場を活用した訓練も可能であれば、実施していきたいと考えてございます。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

もう少し具体的な内容が詰まっているのかなと、10月ですので。関係機関との調整も考えれば、もう少し詳しい内容が聞けるのかなと思っておりましたけれども、以前これについて私は質問しておりまして、今室長おっしゃったとおり関係機関との顔の見える関係を普段から作っていくこと、これの重要性というものについて答弁がされております。その上で、いざというときに、やはり頼りになるのは、自衛隊という組織になるのだと思うのです。それで今回実施される防災訓練の中に、自衛隊の関係者の方、今言ったように防災広場と、例えば、防災ヘリがとまるにしても、専門家が見る上で色んなものが見えてくるという思いもありますので、参加いただける組織と具体的に現在協議されている、例えば、了承をもらっているというものがあるのであれば、再度示していただきたいと思います。

答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)

お答えいたします。具体的な内容については、まだこれからということでございますけれども、自衛隊、あるいは北海道、開発局の方には、こういうことをするので協力願いたいというお話はさせていただいているところでございます。ただ、具体的な日程だとか内容だとかについては、今後という形になります。それでイメージといたしましては、やはり以前平成26年頃に内閣府が浜中町で行った防災訓練がございました。確かゆうゆで行って、その時は自衛隊さんに車両を出していただいたり、それの輸送訓練なり、あるいはあの時は自衛隊さんが炊き出しを行ってくれたというようなこともございました。また、令和元年には、北海道が訓練を行いましたけれども、この時も道の防災訓練を浜中町で行った時に、自衛隊さんに協力をいただいたということもございますので、イメージ的にはそのような形で考えております。また、自衛隊ですので、ヘリコプターなりそういうものの、例えば、防災広場での離発着だとかできればお願いしたいと思ってございます。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

総合防災訓練につきましては、毎年開催するというような、性質のものには多分ならないのだろうと。ですから、せっかくできる機会ですので、より多くの関係者の方と当然、担当課長だけじゃなく、理事者等とも面識を持ってもらうということも大事かなと思っておりますので、ぜひそれらも含め進めていっていただきたいと思います。3.11東日本大震災から11年が経過しました。私の記憶の中にはテレビの映像、防潮堤を越えて車両なり家屋が流されている映像は、今でも記憶に新しい、鮮明に覚えております。それで、お聞きしたいのは、今回もこの5月に避難訓練が実施されましたけれども、3.11以降10年間の避難訓練への関係者、職員だとか、消防署員を抜いた一般住民の参加率の推移、また、わかるのであれば、大まかでも構いませんので年代別の参加率等を示していただきたいと思います。

答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)

お答えいたします。東日本大震災以降の津波避難訓練につきましては、震災の年も含め令和2年を除き毎年実施してございます。一般住民の参加率の推移でございますけれども、震災直後の平成23年17.9%、平成24年32.1%、この時が過去最高を記録してございます。その後、平成25年23.8%、平成26年20.2%、平成27年23.3%とここまでは20%台で推移してきたというところでございますけれども、その翌年の28年には15.5%ということで、天候も悪かったというのもあったらしいのですけれども、震災後最低を記録したということでございます。その後、29年に16.9%、30年に16.4%、令和元年18.5%、令和3年16.4%、今回が18.6%となってございます。近年につきましては、16%から18%台で推移しているという形になります。それで、この結果を見ますと、震災直後の5年間では平均が23.5%、最近の5年間の平均で17.4%でありますので、この間に6.1ポイントほど低下してきているという状態になっています。ただ、震災前の5年間の数字もございまして、震災前の5年間で12.6%という状態でございましたので、そのときと比べれば現状においてもまだ高い数値となっていると捉えてございます。震災前の5カ年の平均が12.6%。震災前のです。そういうことで、それよりは現在はまだ高いということでございます。それと、年代別でございますけれども、今回、令和4年度の避難訓練の年代別ということで、避難者を100とした場合の構成でございますけれども、10歳未満が4%、それと、10代が1.8%、20代が2.7%、30代が5.9%、40代が7.4%、50代が15.5%、60代が27.3%、そして、70歳以上が35.4%という形になってございます。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

全体の参加率は、先ほど震災前から比べると高い数字であると申し上げましたけれども、総じて高いとは言えない数値かなと思っております。その上で、年代別ではどういう参加率になっているのかなと思いましたので、伺いました。当然、過去の経験等も踏まえ、高齢者の方というのはそれなりに危機感を持って訓練されているというものが改めてわかりました。逆に、その当時を経験していない年代という方は、やはり参加率が低いのかなということが見えてきたかなと理解いたします。これについては、後ほどまた伺うかもしれませんけれども。次に今回細かく、通告書を出しておりますけれども、通告書の内容には入っておりませんけれども、一つ気になるのが、避難時の要支援者の方の訓練というものについて、どうなっているのかということもお伺いしたいと思います。と言いますのも、例えば、その地区におきましてAさんがBさんという援護が必要な方を迎えに行くことになっているという決め事がされているべきであろうし、そうなっているのかなと思いますけれども、例えば、このAさんの避難訓練をするに当たって実際にBさん宅に行って、足の悪い方だとか色んな方がいらっしゃいますので、その方を訓練に参加させるというのはかなり難しいのかなと思いますので、せめてBさん宅の前に行って、その方を車に乗せるまでの時間を加味して、それでAさんが避難をするという、こういう現実に即した避難訓練というのは実施されているのでしょうか、現状。

答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)

お答えいたします。避難訓練におけます要支援者の訓練の関係につきましては、町において特に把握はしてございません。お話聞きますと各地域で、例えば、車で避難する避難訓練がある地域でありますと、支援をする予定の方を車に乗せて避難訓練に参加されるとか、そういうお話とかは聞いておりますけれども、町としてはその関係について具体的に把握はしていないという状況でございます。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

把握はしていないと。これは相当前にも伺っております。ただ、要援護者の方の名簿を、福祉が担当になると思うのですけれども、その方たちの名簿を各町内会・自治会にお知らせして、そして対応をお願いしているというのが現状であると思います。それが多分現実的な対応だと思うのです。ただ、そこを把握されていないというのはいかがなものなのかなと。町が主導する形で行っている避難訓練の中で、少々それは手討ちじゃないのかなと思うのですけれども。あくまで住民に任せているので、そこは把握する必要はないという考え方なのか。それについて現状の認識を再度問いたいと思います。

答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)

お答えします。要支援者の関係について、この避難訓練に関しましては、先ほど言いましたとおり、現状では把握していないということでございます。把握する必要があるのではなかろうかという部分でございますけれども、この部分については、やはり地域にお任せしているという実態もございますし、町としては訓練時において、そういう対策を立てるという部分については、まだそこまで訓練の内容が整っていない部分もありますので、将来的には課題としていきたいと考えてございますが、現状としてはそこまで進んでいないというところでございます。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

時間も無くなりますので、これ以上については伺いませんけれども、せっかくやる訓練でありますので、やはり実態に即した形で実施されてこそ、この訓練の成果が出てくるのかなと思っておりますので、今後の検討課題とおっしゃいましたので、検討していただきたいと思います。前段聞きました、参加率、年齢別も含めてですけれども、決して高い参加率とは言えないのが現状であろうかと思います。その認識については、先ほど震災前から見ると向上していると。震災直後の5年間くらいは、20%台であったと。5年経過して今18%台くらいに落ちているというこの現状の認識ですね。他の自治体と比べても高い方だという考え方ではないのだろうと思いますけれども、参加者が向上していかない、むしろ減っている要因はどのように担当として考えておられますか。

答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)

お答えします。訓練参加者が向上しない要因でございますけれども、詳しくは調査してございません。ただ、さまざまな要因があろうかと考えてございます。強いて言えば、東日本大震災から10年以上経過いたしまして、防災意識の希薄化、風化、こういうものがあるのだろうと考えてございます。先ほど議員おっしゃいましたとおり、震災を知らない世代も社会に出てきている状況もございますし、また、災害に対して自分は大丈夫だという俗に言う正常性バイアスと言われる心理特性もあると。その延長線上で訓練には参加しなくても大丈夫だという考えもあるかと思ってございます。また、5月24日ということで固定しておりますので、平日の早朝に訓練を行うことが多いため、時間帯的に参加できない方もいると思います。この参加率の課題でございますけれども、その他さまざまな要因があると思いますけれども、やはり我々としては、参加率も訓練の一つの課題という捉え方はしているところでございます。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

意識の低下というか、そういうものもあるというお答えでありましたけれども、間違いなく3.11の直後は、担当も含めてそれは凄い衝撃を受けた。これは間違いないことだと思っております。今回、五百数万円かけてCG映像を作って意識の啓蒙を図るということでございます。これにつきましては、防災教育の資料ともなるのでというお答えもありましたので、この是非については問いません。ただ、危機意識を普段の生活の中で持ち続けることは、容易なことではないのだろうと私自身、自分のことを考えてもそう思います。ましてやその危機意識だけで避難訓練に参加するということを続けていくことも、これまた難しいものなのだろうなと思います。でも、やらなければならない。やるべきであるし。ただ、現状の8割弱の方が訓練には参加されていないというのが現状であります。行政として担当課として、地区ごとの避難経路を作成したり、避難のルールを策定したり、いかに迅速に避難できるかということに取り組んでいる中で、約8割が参加されないという避難訓練の現状をみたときに、いざという時に経路、ルール等を守ることができるのでしょうか。私はかなり混乱するであろうし、いざという時には逃げるという方も当然いらっしゃる。だから訓練はいいのだという方もいらっしゃると思います。いかに早く逃げられるかということを考えて、ルールなり、制度なりを住民と協議した中で作っているわけであります。ですからやはりそれは、相当数周知されて守っていただかなければ、避難計画そのものが狂ってしまうということになるのだと思うのですけれども。担当としては、避難訓練に参加する方が少ない現状を今言ったように、いざという時にこういうルールが守られる、大丈夫だというふうに今認識しておられるのでしょうか。

答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)

避難訓練に関してのご質問でありました。避難訓練の参加率が、8割が逃げていないということも含めるとすれば、やはりこの災害の訓練というのは少しでも人の命を守るということでずっとやってきました。本当は70、80%あればいいかなと思っていますけれども、このことに関して言えば、訓練をやり続ける、そして訓練の必要性を伝える、そして自分の命はしっかり自分で守ってもらうとずっと言われてきていますし、これからもそうだと思うのです。確かに率が良くない、上げたいと思っているのです。ただ、周りからすると、最初の質問もありましたけれども、防災ということから言うと、ある程度のものもできているのです。例えば、防潮堤の関係ですとか、避難道路の関係ですとか、避難施設も含めて安全なところに作ってくれたとか、何か変なところで安心感もあるのかなと思っています。ただ、この訓練だけを言うとすれば、もし来たら困るから練習をしている、その練習ができなかったらだめだよということはしっかり私どもそう思っていますし、それを肝に銘じてこれからも参加者を上げていくことも含めて、私たちの最大の課題だと思います。ハードでやる、そしてソフトでもしっかりやっていく。そのためにはどうしたらいいのかということも含めて、今後の大きな課題ですし、これからもずっと続く浜中町、霧多布の漁村部にある津波に関して言えば、継続される課題だし、そういうことだと思って位置付けて、担当も町長もこれからも進めていきたいと思っています。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

見事に町長答弁というのはぶれておりません。以前もこれについてお伺いした時に、間違いなく継続していくこと、これが重要であるという認識のお答えでありました。現状、10年経過した中で、気持ちとは裏腹になかなかここが伝わっていかないというジレンマも当然持っておられるのだろうと理解いたします。浜中町津波避難計画書の11ページ、第6章津波避難訓練の実施という項目を読ませていただきますけれども、円滑な住民避難と津波対策の問題点の検証を行うために、毎年1回以上の津波避難訓練を実施する。また、自治会や関係機関等の協力を得て、地域住民が参加しやすい時期の検討、いろいろな場面を想定した訓練等を実施するよう努めると明記してあります。まさに、町長が答弁なさった内容そのものであろうと思います。ただ、なかなか参加率が上がらない避難訓練を考えますと、1から10まで行政が主導で実施することが本当に住民のためになるのでしょうか。そういう視点で私は今回質問をさせていただきたいと思っております。以前視察してきた被災後の奥尻町、また、南海トラフが想定されている高知県黒潮町の担当課の話では、住民が主導で避難訓練が実施されているというお話でございました。行政は先ほど来言っているように、避難施設や避難路、今後加速するであろうハード対策、それと、地域住民と協議を重ねて避難ルール等を作り、さらにこの援護が必要な方等の対策も作り、その上で避難訓練の実施、それ自体は自治会・町内会に委ねることで住民意識も変わり、意識の向上にも繋がり、しいては訓練参加率の向上にも繋がるのではないのか。現状のまま行政主導でいくら継続が大事であるといって続けていて、果たして、それが本当に町民のためになるのかという部分では、私は疑問を持っているものであります。ただ、計画書にあるとおり、例えば夜間ですとか、あるいは厳冬期、こういう条件が過酷な場合の訓練も当然必要になりますので、そういうものについては町がしっかり計画を立てて、そして実施していくと。その上で、通常行っている避難訓練については、住民に委ねるという選択をし、そういう考え方があってもいいのではないのかなと思うのです。先に述べたように、危機意識だけを持ち続けるのも大変ですし、それだけで訓練に参加するということも現状難しいのが示されております。訓練とは先ほど町長申し上げましたけれども、改めて言うまでもなく、1分1秒でも早く高台に逃げるための練習であります。先の防災講演会の時にも、多分、言われたであろうと思いますけれども、避難といいますか、この防災の1丁目1番地は自助であります。先ほど町長も言ったように、自分で自分の身を守る。これが大前提であります。その観点から立つのであれば、私は行政主導を貫くのではなく、住民に任すところは任すという考え方があってもいいのかなと。そのことが大事なのではないのかなと思っております。その上で改めて伺いますけれども、仮にそれが可能になった場合には、自治会・町内会がそれぞれ考えて、例えば防災訓練と言うとなかなか参加しにくくなるという部分もあったとしたら、期間だとか時期だとか時間帯だとかいろんなものを考えた上で、防災訓練、避難訓練を実施した後に町内会のレクリエーション等を企画するなど、1人でも多くの住民が参加できるような仕組みを町内会・自治会で考えていくということも可能になってくるのだろうと思います。町として今後も、町主導でやっていくという考え方を貫くのか、それとも抜本的に見直すことも考えながら検討していく方向になるのか。さらに申せば、この地区は懸案であった庁舎もできました。避難道路も整備されました。ほぼハード対策においては、霧多布地区はできたものだと理解しております。ですからこそ、霧多布地区からまずは率先して住民主導の避難訓練が実施できたとしたならば、今後、徒歩避難の可能性も出てくる他の地区についても大きな手本になるだろうと考えますけれども、基本的に避難訓練のあり方について、今後の考え方を伺いたいと思います。

答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)

お答えいたします。浜中町津波避難計画では、議員おっしゃいますとおり、年1回以上の訓練をうたっているということで、現在、年1回5月24日に全町の避難訓練を実施しているところでございます。避難訓練を自治会・町内会に委ねての訓練のあり方、見直しというお話でございますけれども、地域主導で訓練を行う、地域の事情に合わせて訓練を実施するということに関しましては、確かに、地域の参加率の増加、あるいは防災意識を高めてもらうということについて有効であると考えてございます。ただ、全ての地域で付帯的で効果的な訓練が実施できるかどうかということに関しては、もう少し議論をしていかなければならないのかなと考えてございます。本来であれば、自主防災組織という部分もございますけれども、これが主体的となって実施することが理想ではなかろうかと思ってございますけれども、現状においては、自治会・町内会が役割を担っているというふうになってございますし、地域によっては避難訓練に対する温度差といいますか、取り組みの違いということもございますので、まずは地域に委ねる部分については、関係者、あるいは自治会・連合会含めてご相談させていただきたいと考えてございます。以上です。

答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)

避難訓練の中で、住民が避難するということが、ずっと前面に出ていますけれども、まず、町を守る、人を守るという立場からすると、うちの職員は練習というのをしないといけないのです。うちの組織含め、それと消防団も含めて、警察、それからいろんなところとやって情報収集して、災害があったときに対応する練習、訓練を各関係機関も含めて連携してやっています。その中で自主防災組織が動いてくれるというなら別ですけれども、まず基本的にうちの町を守るとなると、津波から守る、陸閘を閉める、いかに水門を閉めて、時間わかりませんから、船を出さないようにするだとか、いろんなことが考えられるのが訓練だと思います。ずっとやってきているのは、チリ津波のことを通じてやっていますから、それに合わせたというとおかしいですけれども、あれが1番大きな災害でしたから、これからもその程度の災害が来たとすれば、そういう形でやっていくことが一つの見本だと思っています。これは私ども確かに参加率が悪いからどうのということではなくて、悪くてもしっかりこれからもやっていかないとなりませんし、私どもも地域住民にそのことも伝えていきたいし、別に考えないでください。併せてうちの町の訓練だということも含めて、職員、機関、団体そして地域住民が足並み揃わなかったら、逃げられない、命が守れないのではないかなという気がするものですから、しっかりこれからも今言われたことも含めて、私どもも教訓していきますし、これからも訓練がもっともっと強化されること含めて、やっていきたいと思っています。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

これについては、ここで終わりたいと思います。今後、私から尋ねることもないのかなと思っております。

出典:浜中町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる