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浜中町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日

公共施設長寿命化計画の優先順位は

2021年9月8日、浜中町議会の一般質問で、田甫哲朗議員が「公共施設長寿命化計画の優先順位は」について質問し、総務課長 赤石俊行、生涯学習課長 澤邊昭彦、管理課長 舟橋正誉、企画財政課長 佐々木武志が答弁しました。

質問者
田甫哲朗 議員
答弁者
総務課長 赤石俊行、生涯学習課長 澤邊昭彦、管理課長 舟橋正誉、企画財政課長 佐々木武志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 田甫哲朗

2点について一般質問させていただきたいと思います。最初に公共施設長寿命化計画の優先順位はということを軸に寿命化計画及び総合計画の実施計画について伺いたいと思います。まず、長寿命化計画は現在の各施設の老朽化への対応策として、従来までは改築、建て替えということを軸に進めていたものを、目標使用年数を80年とし定期的な改修を施すことで、今後40年間の維持更新コストの削減、及び予算財政の平準化を図るとともに、この計画を策定することによって公適債の活用が可能になるものと理解しておりますけれども、まずこの理解でいいかどうかを確認させていただきたいと思います。

答弁 総務課長 赤石俊行(総務課長は2024年3月まで)

お答え申し上げます。本計画につきまして、ただ今議員おっしゃったとおり、施設の維持コストの削減、予算の平準化、さらには公適債を活用するような場合には必要不可欠な計画として、国の閣議決定に基づくインフラ、寿命化計画、それを踏まえ基本的な方針として、公共施設等管理計画を策定、それに基づく個別の施設の対応方針を定める長寿命化計画が平成30年に策定されてございます。以上でございます。

質問 2番 田甫哲朗

この計画は、学校教育系、社会教育系、町民文化系、スポーツレクリエーション系の各施設の劣化状況評価などを踏まえた上で計画が示されております。この中で長寿命化の方針として、以下のような施設を除き、建て替えから長寿命化改修に切り替え、部位改修を併用した整備を行いますとあります。言い換えれば長寿命化を実施しない、あるいは実施できない要件が数点ございます。その中の一つに校地、要は学校の敷地ですね。校地環境及び施設周辺の安全性が欠如している施設と記載されておりますが、安全性が欠如している施設というのは、本町の場合どのような立地条件を考えての記述でしょうか。

答弁 総務課長 赤石俊行(総務課長は2024年3月まで)

ただいまおっしゃったとおり、この方針の中で施設の長寿命化を目的とした改修が相応しくない、既存の建物の長寿命化をするべきではないという条件の一つでございまして、その中で校地環境、あるいは周辺施設の安全性が欠如している施設を除くという記述がございます。これはどのような立地条件かというところでございますけれども、これは校地環境、いわゆる学校敷地の環境ですとか、施設の周辺環境その状態が当該施設を今後、この場所で継続維持していく場所として相応しくないという場所であると判断された場合で改修を行うことで、この場所で長寿命化を図ることは望ましくないということでございまして、例えば建設当初は全く想定されていなかったのですけれども、その後、隣の建物が地盤沈下してこちらの施設の方に向かってくるだとか、崖の上あるいは崖の近くに建設されていて、山が倒壊、崩れてくるときに一緒に倒壊してしまう恐れがある。そういった立地条件があった場合に、その場所で長寿命化を図るというのは相応しくない。長寿命化でなくて安全な立地の基で改めて建て替えることが、望ましいだろうという見解の記述でございます。その上で本計画は、策定した時点では本町の施設の中ではこういう項目に回答する施設はございません。以上でございます。

質問 2番 田甫哲朗

あくまで計画作成上の一部であるというような答弁かなと思うのですけれども。この長寿命化計画では使用年度80年と目標を定めて、長寿命化を進めようという計画でございますよね。築80年ですから、例えば20年経過していれば向こう60年ということで、40年経過していれば今後40年ということに施設によって異なると思うのです。築後80年までこの施設を使用するという大命題の基にこの計画があるわけですよ。言い換えれば80年、要は40年後、50年後まで施設が使えるか使えないかという判断をした上で、投資じゃないですけれども予算付けしていって改修しようということですよね。その上で、本町にはそのような立地条件はないと、そういう認識ということでございました。それで、最初申したように学校教育系、町民文化系、スポーツレクリエーション系の計画には、今言ったような文言がしっかりと載っております。ただ、社会教育系の計画には、立地条件等に関する記述が一切ございませんけれども、これはどういう理由なのでしょうか。

答弁 総務課長 赤石俊行(総務課長は2024年3月まで)

教育関係につきましては総合文化センターですとか円朱別地域文化会館がございまして、基本的には当初からこういった想定はないということで、このような想定されていなかったということであります。関係する施設につきましては、総合文化センターですとか円朱別地域文化会館が該当する施設でございますけれども、当初から条件は必要ないというか、該当しないということで想定は最初からされていないということでございます。以上でございます。

質問 2番 田甫哲朗

ちょっと理解できないのですよ。要するに最初の答弁は当町には該当する施設はないと。他の施設も。であるけれども、基本的な考え方として計画を載せたのだと、この文言を載せたという答弁だったかなと思うのですけれども。今の社会教育系施設に関しては、2施設だけなので、全くその必要はないと判断したから載せていないととれるのですけれども、矛盾していませんか。他にも対象となる施設がないわけですよ。うちの今の学校含め、公の集会施設含め、スポーツ施設含め対象がないにも係わらず載せたと。社会教育系に関しては、対象はなくても載せるべきじゃないですか。これは。どういう整合性かちょっと理解できませんので、再度4つの計画併せて答弁いただければと思います。

答弁 総務課長 赤石俊行(総務課長は2024年3月まで)

基本的にはどの計画も考え方というのは一緒でございますけれども、たまたま、社会教育系にはこの記述の部分は、想定されていなかったということで、当初30年の時に計画を作った時点では、そういった考えでこの部分は省かれていたところでございますけれども、再度、策定当時のことを調べまして、後ほど回答させていただきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。

質問 2番 田甫哲朗

今の件についてはこれ以上申しませんけれども、本来であれば同様にするべきだったのではないのかなと考えます。それで今、話に出た社会教育系、うちの場合は総合文化センターと円朱別小学校跡地の地域文化館の2施設がございます。地域文化館については、今後の需要と見込みを考えて改修計画は行わないと長寿命化は行わないとなりまして、総合文化センターのみがこの計画の対象ということであると思います。この中で総合文化センターの改修計画は、劣化評価のC部位の修繕を優先し、平成39年度といいますから、令和9年度になるのだと思うのですけれども、長寿命化改修を行いますと明記してございます。それで、ホームページに掲載があります総合計画の実施計画が、令和5年度までの実施計画が載っております。その中では明年度に長寿命化実施設計費2000万円、5年度には改修費4億8000万円の計画額として記載されております。以前の予算審議の折に、文化センターに関しては今後9億円くらいの改修費が必要になるというような課長の答弁もございました。であるとすれば、5年度だけじゃなく6年度にもわたって改修が実施されるのかと思うのですけれども。まず、現在実施設計をするのにあたってどういう改修内容を考えておられるのか。まずこの説明をいただきたいと思います。

答弁 生涯学習課長 澤邊昭彦(生涯学習課長は2024年3月まで)

御質問の改修工事の内容ですけれども、現在のところ実施設計に向けて協議はしておりません。原課として今後要望して改修していきたい内容を御説明したいと思います。外部に関しましては、屋上防水工事、外壁タイル前面及び、躯体損傷分の改修。内部では、ロビー及び視聴覚室の雨漏り箇所の天井改修、排煙設備改修、エレベーターの更新、受電設備であります変圧器等の取り替え、ロビー等の水銀灯をLED化、ステージの昇降装置の更新、舞台吊り物ロープ及びワイヤー等の取り替え、給排水設備の改修、空調及び暖房設備の改修、最後に郷土資料室のリニューアル等でございます。

質問 2番 田甫哲朗

まず前段、現時点では長寿命化の実施設計までは考えてないという答弁だったかなと思うのですけれども、聞き間違いでしょうか。聞き間違いならごめんなさい。要は次年度、端的にいきます次年度の実施設計費2000万円は当初予算で計上するという考えなのか。そこをまずお願いいたします。

答弁 生涯学習課長 澤邊昭彦(生涯学習課長は2024年3月まで)

言葉足らずですみません。実施設計に向けての協議というのが、建設課とまだ協議してないということで御理解願いたいと思います。議員おっしゃったとおり、令和4年度に向けて長寿化の実施設計を行うということで現在進んでおります。

質問 2番 田甫哲朗

要は実施設計の中には、今課長が詳しく答弁くださった長寿命化を図る上では必要な改修全ての実施設計になるという理解でよろしいですね。まず、予定していたとおりC部位は劣化診断によりますと、屋上と外壁が文化センターの場合C部位と判定されておりまして、これは極力早い段階で改修が必要ですよというような、要はABCDまであるのですけれども、下から2番目の改修が必要な部位と理解します。今現在の雨漏りが発生しているわけですから、雨漏り対策などがこれはもう当然待ったなしの状況なのだと思います。まずC部位の改修を優先と書いているのです。尚且つ、令和9年度から実施設計を行いますと書いてある中で、約5年前倒しする計画になるわけです。次年度の実施計画を実施して2000万円で、5年度から4億8000万円、多分6年度もとなるのだと思うのです。この5年も前倒しして実施しなければならないというような、現状、切羽詰った状況というのはどういうものがあるのでしょうか。

答弁 生涯学習課長 澤邊昭彦(生涯学習課長は2024年3月まで)

前倒しについての御質問ですけれども、大きく2点ございまして、まずは施設設備の経年劣化及び供給されている設備がございます。特に先ほどの改修内容でもお話ししましたけれども、充電設備については月次点検において9カ所の指摘がございます。また水銀等においては2021年に生産停止、エレベーターにおいては2023年より部品提供が終了し保守困難と通知を受けておりますので、早期改修が必要であります。2点目としては、議員心配してくださっている雨漏りです。深刻な状況にありまして、ロビーや階段付近、視聴覚室や障害者用トイレで現在みられます。このままにしておくと、電気設備の漏電も起きかねない状況にあります。御存じのとおり、先月オープンしました宮川博元記念ギャラリー及び4月にオープンしましたルパンコレクションの展示室も備えております。数々の貴重な作品を展示、保管しておりますので、今後それらの展示室にも雨漏りが発生することも考えられますので、早期に解消しなければないという理由であります。以上です。

質問 2番 田甫哲朗

この計画は確か30年です。今から2年、3年くらい前にできた計画です。言い換えれば3年経った今、当初予定というか考えていたものより相当劣化が進んで、前倒しが必要なったという答弁になるのだろうと思うのですけれども、要は3年のうちにそれらが必要になったという認識でよろしいですか。

答弁 生涯学習課長 澤邊昭彦(生涯学習課長は2024年3月まで)

設備については、例年指摘受けていますので、3年間で悪化したということはありません。ただ、先ほど申し上げたとおり3年間の間に展示室が2カ所もできたということで、貴重なものの保管をしっかりしていきたいという観点から早期に改修したいと考えています。

質問 2番 田甫哲朗

前段申しましたように、この長寿命化計画の優先順位はということで大きな質問の趣旨に立っています。それで、雨漏りは現在どころか相当昔からですね。雨漏りしていて対策が必要だっていうのは重々理解していますし、是非実施すべきである。ただ、今言ったような長寿命化計画で文化センターは確か築30年くらいと思うので、向う50年文化センターを使用するためにこういう改修が必要になるのですという計画であると認識しているのですよ。ただ、優先順位ということで考えれば、限られた財源ですから、他にも優先すべき施設があるのではないのかなと僕自身考えます。それで伺いますけれども、学校教育施設で劣化診断の結果にC部位があり改修が必要であるよという学校はどこで、どういう部位があるのかお答えいただきたいと思います。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

学校施設におきましては、部位劣化状況の評価のCなのですけれども、これにつきましては茶内小学校の屋根・屋上、それと茶内中学校の校舎の屋根・屋上と茶内中学校の体育館の屋根・屋上、霧多布中学校につきましては外壁、電気設備、機械設備がCの判定となってございます。現在使っている学校につきましては以上のとおりです。

質問 2番 田甫哲朗

この計画が出たとき第一小学校にも触れましたけれども、他の学校にも色々ございます。現在使われている学校施設でC部位があるのが霧多布中学校と茶内小学校と茶内中学校であると。何度も言いますように、文化センターは来年実施計画をして令和5年、6年で総額9億円くらいになるという改修が優先なのか。私茶内ですので茶内小学校に行って見てきました。当然原課も把握していると思うのですけれども、まず、小学校の職員室が雨漏りしていまして、一部天井の建材が多分業者の方が入って天井裏がむき出しですよ。そこの下にたらいを置いて、要は雨水が他に流れ行かないようにそこだけで受け止めようというような僕でもできるような対策かなと思うのですけれども、それが実施されております。尚且つ、理科室がございます。理科室は本当に至るところに雨漏りの跡がありまして、天井の建材、石膏ボードじゃないですが、白い塗料みたいなものがふやけて落ちて、それが何カ所もございます。尚且つ、一部にはカビも発生しております。行った時にある方がドローンで茶内小学校を上から撮った映像を見せてもらいました。それを見ますと、本当に防水シートなのですよ。アスファルトをやったようなものじゃなく防水シートのように僕は見えるのですけれども、本来、緑である色が白くなってしまって今にも2階の4年生・5年生・6年生の教室の辺りもいつ雨漏りが起こってもおかしくない状況だったなと私自身は見てまいりました。そういう施設、ましてや学校教育施設、子供たちの教育に関係する施設で現在使われている所でこういう劣化が認められる中で、どの事業を優先して、いずれこれは公適債をうちの財政事業できますと最大の50%くらいが、対象になるのかなと思うのですけれども、せめてどれが優先すべきものなのだということを内部で検討されたことがあるのでしょうか。それとも、各担当の原課ごとにこういうものは判断されて予算要求するという考え方なのか、まずこのあたりを伺いたいと思う。

答弁 企画財政課長 佐々木武志(企画財政課長は2024年3月まで)

御質問にお答えをいたします。議員おっしゃいますとおり、施設の長寿命化もしくは改修といったものについては、文化センターそれから学校施設問わず、これから非常に課題なっていくものと考えております。まず、内部での協議という点に関しましては、今後建設課も含めまして、予算策定時、総合計画のローリングも絡んできますけれども、やはりそこで、どの事業を優先させるかということを原課それから建設課、企画財政担当と併せてしっかりと協議した上で、予算の策定に向かうという方法をとっていきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

質問 2番 田甫哲朗

是非そのように本当に現状を建設課も含めて見て、優先すべき事業をしっかり詰めた中で、文化センターの改修をするなとは言っていません。私は。急ぐのであれば、本当にC部位の改修、雨漏りは絶対優先的に必要だろうという中で、是非しっかりと内部で検討し、先ほど教育行政方針の中でも今年度初めて教職員とのディスカッションをやったということですので、是非そういう面でもしっかりとした上で事業実施していただきたいと思いますので、これについては終わりたいと思います。

出典:浜中町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる