みんなの議会

浜中町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月10日

新型コロナウイルス感染拡大で、学力格差の懸念は

2020年6月10日、浜中町議会の一般質問で、川村義春議員が「新型コロナウイルス感染拡大で、学力格差の懸念は」について質問し、指導室長 渥美清孝、管理課長 舟橋正誉、教育長 佐藤健二、企画財政課長 金澤剛、町長 松本博が答弁しました。

質問者
川村義春 議員
答弁者
指導室長 渥美清孝、管理課長 舟橋正誉、教育長 佐藤健二、企画財政課長 金澤剛、町長 松本博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 川村義春

通告に従い一般質問を行います。一般質問の最初ですけれども1点目は、新型コロナウイルス感染拡大で、学力格差の懸念はということでお聞きします。新型コロナウイルスの感染拡大防止で長期休校となっていた小中高校は、緊急事態宣言が5月25日に全面解除されたのを受け、6月1日から学校が再開しております。まだ完全に感染が収束していない状況の中で、本町児童生徒の学力格差が懸念される。以下、質問いたします。1点目、長期休校は本町の教育環境にどのような影響がありましたか。また、休校中に行った家庭学習の実態を説明いただきたいと思います。

答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)

まず、臨時休業の影響について御説明いたします。昨年度3学期後半の臨時休業は、令和2年2月27日から終了式が行われる3月24日までの27日間とし、その間18日分の授業日が休業となりました。この間、卒業式や修了式について参加者を限定した形による分散登校を実施いたしました。今年度は臨時休業を4月20日から5月31日までの42日間とし、この間26日分の授業日が休業となりました。この間6回の分散登校を行いました。今、申し上げた昨年度18日分、今年度26日分の授業日が減ったことによりその期間、通常の学校教育活動を行うことができませんでした。令和元年度においては、臨時休校が年度末だったため、本来学ぶべき内容をほとんど終えていたことが幸いではありましたが、一部教科の内容と年度のまとめの学習が十分できないという影響がありました。令和2年度においては、年度始めの行事や学習を計画の通りに実施できないという影響がございました。次に、家庭学習の実態について御説明いたします。令和元年度2月から3月にかけては復習を中心として、令和2年度4月から5月にかけては復習に加えて、教科書やドリルなどを用いながら新しい学習にも取り組みました。どちらも児童生徒の学習に著しい遅れが生じないよう、学校と家庭との連携による家庭学習用の課題やプリントによる学習が中心でした。その際、留意しましたのは、学習状況をなるべくこまめに把握する為に担任から家庭に電話をしたり、課題やプリントの回収の頻度をなるべく高くしたりするような工夫を行ったところでございます。以上でございます。

質問 1番 川村義春

ただいま室長から影響と休校中に行った家庭学習の実態をお聞きいたしました。いずれにしても休校は、全部合わせて27日と42日で69日が休校になり、そのうち休業日が2月27日から3月24日まで18日間あって、4月20日から5月末までの間26日間あったということで、この休業日というのはよく私は分かりませんが、休業日というのはどういう位置づけなのですか。土曜日とかそういうものではなく例えば、文化祭とか学校行事のこと言っているのですか。

答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)

授業日です。

質問 1番 川村義春

休業日ではなく授業日ですか、聞き漏らしまして失礼しました。それと、休校中の家庭学習の関係ですけれども、計画通り実施できない状態もあったということで、その対応としては復習や教科書ドリルあるいは家庭学習のプリントなどを用いて学習状況を把握したということですが、それはいいのですけれども、例えば冒頭で言ったように指導要領で定められた学習内容が、どの程度きちんと出来たかということで、分散登校もしているとは思うのですけれども、その中で予定通りの学習が出来たのかどうか、その辺を改めて教えて下さい。

答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)

臨時休業中の学力の状況の把握でございます。当然予定していた授業が出来ていないという状況ですので、現時点では本来この期間にする予定だった学習が十分になされていない状況であるのは間違いございません。ただ、その状況をまず把握するということが大事でございますので、臨時休業中に出した学習課題を回収して、その状況を各学校で見て、または子どもたちから話を聞いてどの程度今の時点で学習がきちんと行われた状況になっているのかを把握している状況でございます。

質問 1番 川村義春

家庭によっては児童生徒の学習の遅れや生活の乱れ、これを心配する保護者も多いと聞きます。授業数を確保するために、今後遅れを取り戻すといいますか、そういう時期に何日くらいの日数が必要と思っていますか。その辺を教えてください。

答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)

現状、遅れている学習を年度内にきちんと保障するということが、まず私たちに課せられた課題でありますし責務だと認識しております。先ほど申し上げた臨時休業中に短くなってしまった授業日数については、夏休みや冬休みの長期休業中に授業日を設定しまして、年間を通して無理なく学習内容が定着するような日数を計画しております。具体的に申し上げますと、夏季休業につきましては、27日間の予定から10日間に短縮をいたします。冬季休業につきましては、21日間の予定から12日間に変更いたします。それ以外の日を授業日といたします。結果は、年間を通して先ほど申し上げました潰れてしまった授業日を除いて、年間で204日間の授業日を今年度は設定する予定でおります。この204日間という授業日につきましては、通常の年度であれば十分1年間の学習内容を子供たちに伝えることができる日数になっているところでございます。以上です。

質問 1番 川村義春

文科省が示した休校で不足する授業日数は最大で45日程度と言っています。お聞きしたいのですけれども、この45日は授業日数だけであって、学校行事は入っていませんよね。それで今指導室長から言われたように、年度内に現状としては授業日数を保障する必要があるということで、夏休みが27日間の予定を10日間に縮め、授業を進めるということでしょうけれども、それと冬休みが21日間から10日間に変更するということで、年間204日間を設定すれば十分対応できるということで分かりました。そのようなことで、生徒の動向とかもきちんと捉えやられているなと思っております。ありがたいことだと思っています。2点目の質問にも重なるのですけれども入らせていただきます。家庭環境によっては児童生徒に学力格差が生じていないのか。例えば、極端なこと言うと所得の多い家庭については自らが塾に通うとかで補っている部分があったり、あるいは低所得者の子供たちについては、ドリルも買えないとかそういう部分があって随分格差は出てくるかと心配しているわけです。そんな検証が必要であって、個々に応じた指導が今後必要になってくるのだろうと思っていますが、授業再開のガイドラインの留意点が、道教委から示されていると思いますけれども、学力をはじめ学校生活の空白を補うための具体策、先ほどの夏・冬休みの休校も絡んできますけれども、もう一度その辺の考え方といいますか、対応についてお知らせいただきたい。

答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)

まず、先ほど申し上げたように現状把握が大事でございます。したがって、児童生徒から提出された課題やプリントの評価を行っているとご説明しましたが、加えて小学校においては単元ごとのテスト、中学校・高等学校においては定期テストなどによって継続的に学習状況の把握に努めて、すべての児童生徒が漏れなく、学習指導要領に示された各教科内容等を身につけさせることを目指して、家庭環境に児童生徒の学力差が生じないように取り組んでいるところでございます。まずは日数をきちっと保証した上で、その中で年度中で指導内容を入れ替えたり、場合によっては重点化を図ったりして子供たちの不利益が生じないように、学校と連携して取り組んでいるところでございます。

質問 1番 川村義春

ありがとうございます。道教委から学校再開の留意事項として学びの保障の観点から、児童生徒や教員の感染が判明しても直ちに地域一律に一斉休校はしない、時差通学や分散登校を選択肢とするようにとありましたが、本町についてもそういう方針でいくのかどうか。それと子供たちにとってはとても大事な文化祭とか運動会や修学旅行。特に修学旅行は3年生と6年生とっては、一生の思い出になる部分が出てくると思います。行事に対する対応の仕方についてお知らせいただきたいと思います。

答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)

今のお話にありましたとおり、道教委からは例え感染者が出た場合においても一律に休業とするのではなくという指導を受けております。本町においても現状を把握し、併せて新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐための精一杯の対応した上で、学校を開いていけるような方向を探っていくという道教委の方針と重ねた形で進んでまいります。学校行事につきましては教科の指導学習だけではなく、非常に子供たちの成長のために重要な意味を持っているものでございます。基本的にはなるべく実施できるような方向性を持っております。3密を避けるという観点から実施の方法を変えて、多くの人が集まらないように工夫をするとか、あとはこれまで文化祭で行っていた発表の内容を工夫して、現時点でできる内容に変えて行っていくことを考えながら、なるべく予定していた行事は実施する方向性で考えております。これは修学旅行・宿泊研修もしかりでございます。ただ、運動会につきましては、実施時期が6月、7月という時期でございました。4月5月の段階で判断しようとした時に、十分な練習の時間も取れないし、今の状況が1カ月前ではどうなっていたか分からない状況でございました。もし運動会を実施の方向であとに動かした場合、その他の教育活動に大きな悪影響を及ぼしてしまうことを考慮しまして、大変苦渋の決断であったのですけれども、行事としての運動会・体育祭は6月、7月においては中止をするという判断をさせていただきました。ただ、それに代わる形で例えば参観日に子供たちの運動の様子を見てもらうとか、体育の様子を見てもらうような形での実施というのは、各学校で今後工夫されるかと思っております。以上でございます。

質問 1番 川村義春

本当に適切な答弁をいただいたと思っております。家庭の経済状況などによる学ぶ機会の格差を解消するために、今定例会の補正予算の小中学校ともにGIGAスクール構想の実現に向けた通信ネットワーク整備工事として、パソコン購入費8500万円が計上されておりました。今後この内容については、予算審議されるものと思いますけれども、このパソコンや通信ネットワーク整備をすることによって、全町の小中学校のオンライン授業が可能になるのかどうかを伺っておきたいと思っております。それと、高校についてはパソコンが相当普及されているように思っています。これも道教委と関連した方向で町立高校と言っても道と連携しながら授業をしていると思いますが、高校はどう思っていますか。オンライン授業が出来るのかどうかも含めて、できれは教育長の方から答弁をいただければと思います。

答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)

今のお話にありましたとおりオンライン授業につきましては、子供たちの臨時休業中の学習支援において大変有効であると言われております。文部科学省もできる限りその方向性を進めるように指導を道教委、並びに私たちにしてくれているところでございます。5月下旬にICTの家庭における環境の調査をいたしましたので、その結果についても御説明させていただきたいと思います。まず、家庭環境にインターネット回線がない児童生徒につきましては小学校で12.6%、これは32名にあたります。中学校において13.1%、これは17名にあたります。高等学校で21.8%、これは17名にあたります。町全体でおきましては14.3%、これは66名にあたります。14.3%の児童生徒の家庭にインターネット環境がございません。ただ、このインターネット回線もほとんどがADSLもしくはポケットモバイルWi-Fiということでございます。特にオンライン授業に必要である光回線に限定して考えますと、自宅に光回線が引いてある児童生徒につきましては、小中高合わせまして106名でございます。この106名という人数は全児童生徒の22.9%にあたります。したがって町においては22.9%の児童生徒においては家庭に光の高速のインターネット回線がございますので、ここにつきましてはオンライン授業をするにしてもかなりスムーズに進めるという状況でございます。そういう状況でございますので、正直今の段階でオンライン授業を全町一斉に進めるということは、一定の課題を持っているところでございます。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

議員から質問がありました、補正予算の学校のコンピューター整備ですが、今室長の方から答弁しましたインターネット回線の部分になりますが、今回、後ほど審議していただく一般会計のパソコンの関係につきましては、学校内のネットワークと1人1台当たるような端末の購入という形になりますので、外部に出るものではないということで校内整備ということで押さえております。

答弁 教育長 佐藤健二

この度のコロナの感染症によりまして、長い期間に亘って各学校が臨時休業いたしました。やはり学習状況がなかなかスムーズにいかないということで多くの影響を受けたわけですけれども、その中で各学校の先生方は色々な課題等を出して、また受け取るなど貴重な教育活動をしていただいたわけですけれども、その中にオンライン学習等の双方向のやりとりが可能になるICTは、やはり教育委員会としても強く望むところであります。また、コロナによらず災害等の状況においても非常に有効な手段であり、今後の子供たちの学習活動を考えた時に個別の活動が可能になるようなツールがどうしても必要になってきます。また浜中町としましては各学校が小規模でありますので通信機能を活かしながら、他地域の同じような環境の学校と様々な交流ができる可能性も多いに出てくるということで、そういう面では今後是非オンライン学習に向けての取り組みをより進めていきたいなと思っております。以上です。

質問 1番 川村義春

今教育長の方から3点目に質問をする内容についてのご答弁をいただいたような感じがしておりますので、そういうことで押さえておきたいなと思っております。教育長の方もオンライン授業は有効であると言っていただきましたので、教育長からの答弁はいいです。それでオンライン学習の導入等に向けて設備面の課題と高速通信網の実態について町の方から答弁がいただければと思いますのでよろしくお願いします。

答弁 企画財政課長 金澤剛(企画財政課長は2021年3月まで)

それでは私の方からの本町の高速通信網の実態の関係について御答弁申し上げます。現在の本町の整備状況を申し上げます。学校におきましては霧多布小学校・霧多布中学校・霧多布高等学校の3校含むいわゆる市内局番62局の地域に限定されておりまして、そこは光が提供されている区域ということになっております。その率なのですけれども、平成30年度末現在におきまして35.94%。その後、昨年度ですけれども令和元年度に湯沸地区と琵琶瀬地区に提供が開始されていまして、40%強くらいにはなるのではないかと押さえているところでございますけれども、62局以外の区域は未提供ということで押さえているところでございます。そういう状況でございますのでリアルタイムでの動画配信によるオンライン学習を全体通してというのは当然難しいのかなと押さえているところでございます。

質問 1番 川村義春

オンライン学習を含めて光回線の導入についての実態といいますか、それを今、企画財政課長から説明いただいたところであります。総務省が発表した光ファイバーの整備状況が出ていますけれども、本町は道内で最下位です。報道上は35.94%ということで、こういうことから先ほど教育長からも答弁ありましたように早期に光回線の導入が必要だということのようであります。私は平成31年3月定例議会で検討事項としていた課題のその後はということで、再度質問をしていまして31年度から新たな制度が創設されたので道通信局と協議する。その結果また6月議会でも同じように聞いたのですけれども、光回線整備のためのアンケート調査の回収率を高めてくれということを各自治会にお願いして回収率が上がったのではないかと思うのですけれども、その上でNTTと協議をしていくというものでありました。そういうことでNTTとの協議が進展しているのかどうか。進展しているとすればその内容について御説明をいただきたいと思います。

答弁 企画財政課長 金澤剛(企画財政課長は2021年3月まで)

ただいまの御質問にお答え申し上げます。これまでの取り組み状況とこれまで予定していたものと、今国会で審議されている補正予算の中身も含めましてお答え申し上げたいと思います。町長がNTTの方へ赴いております。答えとしてはNTTさんの方からは前向きに取り組むというお答えをいただいたところでございます。当初、今月中旬に光回線サービスエリア外の町民及び企業、団体等に対してサービスの利用希望調査を行うという予定でございました。これは予定どおりで、今月中の自治会配布で各御家庭に配布するとともに、企業等については郵便で送付するという予定になってございます。それによりまして利用を希望される方の人数それから利用希望場所の住所と必要の回線数などを把握した後に、必要な設備や光回線施設距離、整備の方法などをNTTと協議し概算の事業費を算出するということで予定をしていたところでございます。その後の事業ということで、令和3年度の実施設計、4年度の本工事ということで計画をしていたところでございます。現在、国会審議中でありますけれども、国の第2次補正予算に高度無線環境整備推進事業として501億円が計上されております。全国的に高速ブロードバンド整備を進めるということで本町としましてもこの事業にのって、事業を前倒したいということで、NTTと協議をしているところでございます。当初、この事業につきましては事業主体を町と考えていたところでございます。しかし補助事業なりますので、国の予算の関係もありますので事業を早期に実現しなければいけないということを鑑みまして、事業主体を町からNTTとしまして、町としてはNTTの行う事業に対して負担金をお支払いするという形で事業を推進していきたいと考えてございます。この負担金なのですけれども、補正予算は今定例会では計上させていただいておりません。次回ということになるかと思うのですけれども、9月の定例会では間に合わないことが想定されますので、予算の補正につきましては改めて臨時会等の御相談もしなければいけないと考えているところでございます。

質問 1番 川村義春

相当進展をしたということで、先が明るいなと思っています。それでお聞きしたいのは、501億円の高速通信網のお金を貰ってそれで事業を行うということですけども、NTTが事業主体でそれで事業者は一体どのくらいで、過去に聞いた時は10億円ぐらいかかると聞いていました。その10億円を当時の情報通信基盤整備推進事業補助2分の1があるので、それでいくと半分の5億円。その5億円を1年ずつ過疎債や起債を使ってすれば、5年で整備ができるのではないのかという話を私はした記憶がありますが、今回一気にコロナウイルス対策の関連経費ということで、通信環境整備として学校関係含めてそれに使えるということですから、一気に前倒しして行われると思うのです。その事業に対して事業費、それから財源がどのようになるのかをお知らせいただきたいです。

答弁 企画財政課長 金澤剛(企画財政課長は2021年3月まで)

ただいまの御質問にお答え申し上げます。国の補助事業でございますけれども、自治体が事業実施する場合については補助率2分の1、民間事業者の場合について補助率3分の1ということになってございます。NTTの協議の中でございますけれども、あくまでも現段階でのお知らせをしたいと思います。消費税抜きの数字になりますけれども、現在想定されている事業費につきましては10億5700万円。当然10億5700万円の中には補助対象経費と補助対象外経費というのが含まれるわけでございますけれども、それに対してNTTが国から補助される額はおよそ3億円程度と伺っております。単純に計算しますと差額分を町で負担ということになるのかなと思うのですけれども、実は民設民営ということになりますのでNTTで整備した後に回線使用料等で回収できる部分がありますので、その分を加味するということで現在の予定ではあくまで税抜ですけれども、4億9500万円程度を町に負担していただきたいというお話をいただいております。問題はその4億9500万円に対してその財源はどこから来るのかということになろうかと思うのですけれども、地方創生臨時交付金がこういうものにも活用できますよという通知が来てございます。NTTが補助金を貰う額が上限になりますので、3億円程度ということになろうかと思いますけれども、その3億円程度のうちの8割は地方創生臨時交付金の特別枠ということで、1次で6900万円ほど臨時交付金いただいたのですけれども、2次でその倍というふうになっていますけども、それとは別の部分の特別枠ということで、80%充当することが可能というふうに把握しております。4億9500万円から3億円引いた残りの部分については過疎債で対応という形で考えております。結果、事業実施する当該年度の一般財源の持ち出しはなく、今年度以降の過疎債を借り入れた場合の償還に負担が生じる形になると想定しているところでございます。

質問 1番 川村義春

財源の見通しも立ったと思っていまして、非常に嬉しい思いでいます。高速通信網の未整備地区には朗報でありますし、それから企業にとってもテレワークの気運が高まっているわけで、町のような自然環境のいい場所で例えば空き校舎を活用し、浜中町に来て仕事が出来るという環境が光回線の導入によってできるわけです。そうことを含めると、産業振興の面でもかなり裨益するものと思っております。それで町長は今の財源を含めて何年間で実施するのか。今の臨時交付金とか地方創成交付金を用いて行うわけですから、本当に短期間だと思うのですけれども、この年度中に導入するというような決意を少し述べていただきたいと思います。

答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)

少し経過をお話します。3月26日に札幌のNTTに行ってきました。その時に先ほど産業振興と言われましたけれども、農協の組合長さんにも同行を願いました。農協の組合長さんからも、今酪農家が要望していることを含めて強くNTTに要望したところであります。そういう意味では3月26日の段階では、今年は調査をして、来年は実施設計をし、着工が令和4年になると。そうすると令和5年から使えるということです。そこまで辿り着いて町長としては、やっと先が見えた公設民営の事業でありました。その後コロナの影響も受けてブロードバント、それから教育の関係で、都会ではできるが田舎ではできないなどがずっと影響して、先ほど企画財政課長が回答したような形になってきました。それも実際には、今週の月曜日です。NTTが本町に訪れて、そして今の話になってきました。そうなってくるとこれは補正予算ですから、補正予算ということは今年お金を貰って、せいぜい事業を繰越しても令和3年にやらないといけない事業ということは、当初3月の段階では3年かかったのが、逆に言うと2年でやらなければならないことになったというのが今の実態です。その辺の意味からすると、NTTさんが来てその話をもらいましたけれども、町長は3月にNTTに行き、北海道の支店長と会ってお話をしたという事がしっかり生きています。今事業をやろうと手をあげているのは浜中町ぐらいですから、逆に優先的に来るのではないかと思っています。それと今度は公設民営から民設民営になっているということですから方式も変わって負担金事業になってくるので、そのことも含めて期待もしていますし、コロナの影響を受けて教育も含めて、それから産業も含めてそういう方向に移ってきたのかなと思っております。今はそういう状況です。

質問 1番 川村義春

町長から決意のほどを述べてもらいましたがコロナのお陰でICT環境が整うということで、3年度中にできるとのことで大いに期待をして、次の質問に移りたいと思います。

出典:浜中町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月10日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる