浜中町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月13日
霧多布高等学校入学者KPI達成への具体策は
2020年3月13日、浜中町議会の一般質問で、田甫哲朗議員が「霧多布高等学校入学者KPI達成への具体策は」について質問し、高校事務長 海道政俊、管理課長 舟橋正誉、指導室長 渥美清孝、教育長 佐藤健二、町長 松本博、福祉保健課長 渡部直人が答弁しました。
- 質問者
- 田甫哲朗 議員
- 答弁者
- 高校事務長 海道政俊、管理課長 舟橋正誉、指導室長 渥美清孝、教育長 佐藤健二、町長 松本博、福祉保健課長 渡部直人
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質問 2番 田甫哲朗
それでは通告に従いまして質問させていただきます。まず、霧多布高等学校入学者KPI達成への具体策はということで、お伺いしたいと思います。少子化が進む中、昨年度の霧高入学者数が21人となり間口が減りました。町内4中学校からの入学率は42%でありますが霧中から62.5%、散布中から50%、浜中から20%、茶中から35%になっております。昨年の予算審議の中で、同僚議員から間口が減ったことに対しての質問があった中で私の感じ方としては、どうも危機感というか、そういうものが感じられなかった答弁だったかなと感じました。それで、私は間口そのものよりも、要するに地元の中学校からの進学率、これがどうなっているのかということで今回質問にさせていただきたいと思います。高校であれば浜中学の継続やスキルアップの検定料の補助など、特色、魅力あるこの◎開会宣告取り組みを実践して、その成果というのは一定程度見られるのかなと思っております。しかしながら、現状の半数以上が、町外の学校へ入学している状況になってきている中で、将来の高校の運営を考えますと、やはり町内からの中学生、町立高校であることからも、やはりこの地元の中学校からの進学率、これをいかに上げていくのか、そういう取り組みが必要ではないかなと思います。それでまず現状を知りたいので、過去5年の町内中学校からの入学者数と、割合を教えていただきたいと思います。
答弁 高校事務長 海道政俊(高校事務長は2021年3月まで)
お答えします。各5年間の町内中学校からの霧高への入学者数と割合についてお答えします。平成27年度町内卒業生51名に対しまして、入学者数28名で54.9%、平成28年度町内卒業生68名に対し、入学者数32名で47.1%、平成29年度町内卒業生62名に対し、入学者数31名で50%、平成30年度町内卒業生62名に対し、入学者数36名で58.1%、令和元年度町内卒業生50名に対し入学者数21名で42%となっております。平均しますと50.5%となっております。
質問 2番 田甫哲朗
この数字ですね。昨年審議の中で同僚議員から、入学者数の推移等を聞かれた時に、この数字が出てきて過去にもこの50%を割って20人台になったこともありますよということで、これはその時々の子供の数なり、その時々の状況にもよってこういうことがありますよという説明だったかなと思っているのですけれども、昨年42%ですね。それが単年度で割ってこういう流れの中でというのであれば、そう心配もないのかなと思うのですけれども、ただやはり少子化という1番の原因があるのだとは思いますが、ちなみに今年度、令和2年度の状況を説明いただきたいと思います。これも学校別に分かればお願いします。
答弁 高校事務長 海道政俊(高校事務長は2021年3月まで)
令和2年度の町内各学校からの入学者数というよりも出願者数の割合ということで御説明します。霧多布中学校卒業生21名に対し出願者数が7名で33.3%、茶内中学校卒業生24名に対し出願者数が11名で45.8%、浜中中学校卒業生13名に対し出願者数が4名で30.8%、散布中学校卒業生6名に対し出願者数が1名で16.7%、合計で町内卒業生が64名に対して出願者数が23名ですので、35.9%であります。なお、3月4日入学選抜学力検査で出願者23名が全員、無事終えております。合格発表は3月の17日となっております。以上です。
質問 2番 田甫哲朗
前段お話のあった昨年度の入学率で、勝手に思っているのですけれども、地区によってばらつきがあるのかなと。例えば去年の例で見ると霧中から62.5%に対して茶内、浜中からは20%、35%と地区の関係にもよるのかなと思っているわけですけれども、今の数字を見ますと逆転しているという現象がありますよね。ということは、立地だとか地区によったものではないのかなという中で、すぐにそういうことの分析をしっかり進めていく必要もあるだろうと思うのです。それで、前段申しましたように少子化が進む中、今後、来年度を含め向こう10年くらいの中学生の数も知っておきたいので、令和2年度の各中学校の学年別の人数、及び5年後10年後の各学校の中学生の学年別人数が分かれば説明いただきたいと思います。
答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)
お答えいたします。令和2年度と令和5年度と令和11年度の数字をお知らせいたします。2年度、5年度、11年度ということで報告いたします。まず霧多布中学校1年生16人、5年度12人、11年度11人、2年生16人、20人、20人、3年生19人、18人、7人、散布中学校1年生2人、7人、6人、2年生8人、1人、2人、3年生3人、6人、6人、浜中中学校1年生4人、8人、7人、2年生6人、5人、13人、3年生6人、2人、11人、茶内中学校1年生19人、20人、17人、2年生15人、18人、16人、3年生20人、17人、15人、中学生合計でいきますと令和2年度は134名、令和5年度も同じく134名、11年度につきましては131名という数になります。
質問 2番 田甫哲朗
ちなみに令和2年度が中学生の数が総数134名で、令和5年度も同じで令和11年度が3名ほど減るということですね。そう極端な減少傾向ではないのかなと思うのですけれども、減っていくというか、減っているという現状だろうと思うのです。それで、これはうちの町だけの問題ではなく、管内はもちろん、どこの地区も同じ傾向にあるのだと思う中で、そう考えますと、どこの高校も今後生徒数の確保に力を入れてくることは考えられる訳でありまして、じゃあうちの高校としてもそういう取り組みも必要になってくるだろうという思いがあります。当然、同様の認識の中の総合計画の中でも考えられていて、KPIという目標の数字も出されております。それで、昨日配っていただいた総合戦略がございます。その中で霧多布高等学校の魅力づくりということで謳われておりまして、具体的にというか、取り組み状況も書かれております。読ませていただきますけれども、「施策に関する基本的な方向性ということで、町内外から霧多布高等学校に進学する生徒のために、学校生活を送る上で独自性のある支援を強化します。また、生徒数の減少を防ぐとともに、霧多布高校ならではの教育活動を展開し、魅力に溢れた町立高校を目指します。」という中で、それを達成する具体策としまして継続もありますし、学校給食の実施、生徒スキルアップの事業、遠距離通学者に対する定期券助成事業、遠距離通学者のためのバス運行事業、特色ある教育活動の推進ということで、浜中学環境産業視察研修、海外交流派遣ほかとあります。さらにその特色ある教育カリキュラムの創設、町独自による学習支援員の配置ということで、こういう事業を展開していく中で、極力生徒数の確保を目指そうと考えられておられるのだなと思います。ただ私が思うには、要は経済的といいますか、財政的支援が大変父兄にとっては助かる話でありましょうし、喜ばれていると思うのですよ。ただ、例えばスキルアップ一つをとっても、検定料を助成しますよというだけで、その資格をとる前段のそういった生徒への支援といいますか、要するに経済的なものだけじゃなくその生徒が、個々に目指す色々な事があると思うのですよ。その目的、そういうものに対するこの支援の体制というものが、やはり子供たちが学校選ぶ上でも一つの要因になってくるのだろうと考えます。これも私的な感覚で申し訳ないのですが、僕も2人ほど子育てをして、子育ての経験がある中で中学校卒業間近になって高校を選ぶ段階になって、中学校の時からしっかりと自分の目標を持って高校を選ぶ生徒というのは、多分クラスの中で、ほんの一握りかな、そういう方は自分で、しっかりと目標に向かった学校を選んで行かれるのだと思うのですよ。ただ、親の子ですから、うちの子はそういう状況ではなくて、むしろ高校に入ってから自分の将来というものについてしっかり考えられるようになって何とか今、自立してくれていますから、多分僕はそういう子供たちなのだろうと思うのですよ。ということは、しっかりとした目標が定まらない中で高校を選ぶ、そういう環境の中で例えばうちの学校に来たら、一緒に目標を見つけながらそれに対して、こういう支援がありますよと。要は経済的なものじゃなく、そういった支援体制というものがあれば、これはやはり、大きな魅力になるのではないかなと思います。その上でKPIも示されておりますけれども、今現在の現状の認識、そしてKPIも作ってこういう趣旨の政策も書いてはおられますけれども、このKPIを達成するために、これで本当に達成できるかどうかということも念頭に置きながら、今後の展望もお聞かせください。
答弁 高校事務長 海道政俊(高校事務長は2021年3月まで)
お答えします。個別支援制度というのが本校ではありまして、この現状は希望する3年生で4年制大学を目指す生徒、それと看護専門学校を目指す生徒、公務員を目指す生徒に対して随時週3回ほど小論文とか、テキストによる問題演習、定期的な個別学習を今実施しているところです。希望する2年生では4年制大学と看護系の大学を目指す生徒に対して1年時より夏季休業等も使いながら、本校の教員が対応して実施しているのが現状であります。また、学校運営協議会、コミュニティースクールですが、現在4地区の学校で導入されております。そこに本校からも教頭先生がアドバイザーとして出席するなどして本校に対しての協力、また要望などを持ち帰り、その都度、学校内で協議しているのが現状であります。また、町内児童生徒が予想以上の減少傾向の現状から近隣の中学校、厚岸の中学校へ出向いて学校説明会を実施しているというのも一つあります。また、KPI達成の展望についてですが、これはあくまでも目標値で期待数も込めての数値でありまして達成に極めて厳しいものがあると、今現在、認識的しておりますが本校教職員はこの目標値に少しでも近づけるように日々教育活動に取り組んでおりますので、御理解願いたいと思います。以上です。
質問 2番 田甫哲朗
個々の生徒に合わせて、多分これが町独自による学習支援の配置というとこに当たるのかなと。それでKPIですね、単なる目標値という言葉で使われたのですけれども、そうではないのでしょう。やはりKPIというのは作ればいいというものではないのです。もちろん目指すからには少しでも高い目標を定めてというのもわかりますけれども、ちなみに令和5年度ではこのKPIでは41人が霧高への進学者数ですね。11年度には37人というKPIが示されておりますから、要はこの数字を達成するという意気込みのもとに、やはり取り組んでいくのがKPIで、その評価をするわけですよね。全く達成の見込みのないような数字をここに掲げたのですかということなのですけれども、そこはどうなのでしょうか。少しでも今やっている施策の中で実現できる目標を掲げたと僕は捉えていたのですけれども、まずそのKPIに対する認識を伺います。
答弁 高校事務長 海道政俊(高校事務長は2021年3月まで)
このKPIの数値につきましてはうちの教員とも協議しながらこれをつけたのですけれども、それによって、やはり町内だけではこの数字に近づくのはちょっと難しいということで、今年度から厚岸町の中学校のほうに出向いて学校説明会などを実施しているのが現状であります。以上です。
質問 2番 田甫哲朗
そうですね。厚岸町なりに出向いて霧多布高校の魅力を伝えてというのも、逆もこれから出てくる可能性がありますよと僕は前段、その各学校がこれから釧路市内や管内も含めてですよ。要はそういう動きというのはこれから出てくるのだろうなという中で、どうやって地元の中学生の最低でも50人、できれば60人という数字を、まずそこをどうやって確保するのかなという、それがなければ目標数値はまず幾ら町外に求めたって、達成できるわけがないのであって、少々本当にハードル高い数字を掲げられたなと思っていますけれども、それもそういう意気込みがある数値でなければ、はなから単に目標数値としてという言葉を使われたのでは少々納得できません。それで、率直に今現状の対策で、この数値に近づけるという認識でおりますか。
答弁 高校事務長 海道政俊(高校事務長は2021年3月まで)
お答えします。今の質問ですけれども、一応、本校では、その達成するのには、今本当に厳しい状況にあります。ただそれを、教職員全体で各中学校に発信し、できるだけ本校に入学者数を増やしてもらうようにやっていきたいと思っております。
質問 2番 田甫哲朗
正直、町独自による学習支援の内容というのは今、説明いただいて僕の勉強不足なのでしょうけれども、個々に4大なり短大なり看護学校なり、子供が目指すものに対して、夏季休業なり冬季休業を使って支援していますという話ですけれども、正直それって、そう認識されてないかな。要は学校説明会に行って、折には説明はされているのかもしれないけれども、じゃあ実際に父兄にそこまで伝わったか。町内の人にそういう取り組みが伝わっているかといったら、かなり疑問があるのかなと。大変すばらしいことだと思います。前段申したように高校に入って目標を見つけてという子供たちが多い中でね。ですから、時間もかけたくないので端的に聞きますけれども、弟子屈高校の取り組みの中で公営塾を弟子屈町として開設しました。私自身は弟子屈町のホームページの上での情報しかないので、事前に通告してありますので、もし、ホームページでの情報も加えた中で、もう少し公営塾の内容、弟子屈町の取り組みが分かっているのであれば説明いただきたいと思います。
答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)
お答えしいたします。議員おっしゃられましたとおり弟子屈町で公営塾が開催されております。この内容についてですけれども、民間塾との契約によって高等学校と連携した施策になっております。具体的に申し上げますと、弟子屈高等学校の生徒を対象にして、学習に対する予習、復習、定期テスト対策、受験対策など、無料で個々の要望に応えた指導が行われております。弟子屈町につきましては、講習会形式で長期休業中に現在は行われていると伺っております。釧路市内における進学塾に通いにくい生徒の学習を補う取り組みがなされておるそうでございます。あわせて、弟子屈町につきましては来年度以降、平日中の開催も検討されていると現在押さえております。以上でございます。
質問 2番 田甫哲朗
これって新聞報道されて僕も何なのかなと思ってホームページで検索したものでありまして、要するに今現在、似たようなことと言ったら語弊あるのですけれども、今現在、高校でできる範囲で高校の先生方の協力いただいて個々の取り組みを実施されていると。それで前段申しましたように、認知されていないというか周知されてない取り組みかなという中で、こういう弟子屈町のような取り組みが新聞に出ます。これってどういうものかなと調べた結果がこういうものだと。これってPRと言ったら語弊がありますけれども、要はこういう取り組みをうちの高校ではしていますよということをより多くの人に知ってもらうことによって、多分、今後、高校目指そうかという方達が出てきて、そういうものに繋がるのだろうという認識であります。それでその新聞ですけれども前年度、弟子屈町は夏季と冬季の休みを利用して、多分試験的にやってみたと。それで、前年度スタートした当初、塾生は1年生で18名、2年生で12名、3年生で9名という数字が出ております。それで、その検証を加えた結果、今、室長が言われたとおり今年度から通年での開設という方向で、これも結構な金額であります。通年で開設としますと二千数百万円という予算をとってでもこれを実施に踏み切ったという背景には、やはりうちの高校と同じような状況になりつつある中で、試験実施をした結果、これはやはり子供たちの声なり、父兄の声を聞いてこれを実施するに値するものだという判断のもと、今年度、多分予算措置がされたのではないかなと思います。これは、私は大変魅力ある取り組みかなと思います。これをできれば、うちの学校でも今行っているものをさらにグレードアップした形で実施できれば、KPIに少しでも近づくであろうし、魅力ある取り組みかなと思いますけれども、今後、弟子屈町の実態等を調べながら、本町での導入というものも検討されるのかどうか伺いたいと思います。
答弁 教育長 佐藤健二
まず、霧多布高校の今年度の受験者数、私自身も23名ということで非常に危機感を感じております。特に霧多布高校につきましては、浜中町の今後に向けた大きな生命線になると受け止めております。まずは高校の進路に向けて、中学生の保護者並びに生徒がどのような形で進路選択をするかと考えた時に、やはり教育活動、特に学業、それと部活動、さらには卒業後の霧多布高校の進路の部分、この3点に亘って総合的に考えながら高校を選ぶのかなと思っております。そう考えた上で、今現状の霧多布高校は、議員もおっしゃられているように非常に頑張っておると思います。先生も含め、そして学校長もリーダーシップを発揮しながら進めています。ただ、実際に高校を選ぶ際には、先ほど議員さんがおっしゃられたように、8割ぐらいの生徒は将来の展望ではなくて、まずは高校という。ですからそこの部分、中学校の生徒さんを対象に、霧多布高校が今取り組んでいる内容を保護者並びにその生徒さんにPRしながら、そして、例えば釧路市内の高等学校で進めている以上に、自分の進路に向けてプラスアルファになるのだよということを今後、より一層、霧多布高校と協力しながら進めていく所存でいます。御理解願います。
質問 2番 田甫哲朗
多分、データというものはないのでしょうけれども、これも自分的な感じ方なのですけれども、高校時代を町内で過ごすか町外で過ごすか、高校卒業後、それぞれ地元を離れ大学なり専門学校なり、仮に行かれて、仮に一旦離れてしまうのですが、この高校時代を町内で過ごすことによって、Uターンと言いますか、要は地元に帰ってくる割合というのは感覚的に上がってくるのではないのかなという思いがあります。もちろんデータは無いですし、僕の私見なのですけれども、この高校時代を町内で過ごしてもらうということは、ゆくゆくはこの人口減少に幾らかでも抑止力になってくるだろうし、減少に歯止めがかけられると、そういうものになって繋がってくるのではないのかと思います。それで教育長、断言はされませんでしたけれども、公営塾については、考えていただけるのかどうかも含め考えて、仮に委員会からこういう取り組みをしたいのだというものがあった中で、町としてもしっかりそれをバックアップしていく財政的な面も含め、バックアップしていくということも必要になってくると思うのでそういう時に、一緒に高校生の確保という面で、町としても一緒に支えていくよという考えももっていただきたいのですけれども、副町長でも結構ですので将来的にそういう考えがあるのかどうか。
答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)
町立の霧多布高校ですけれども、今支えていると思っています。やっているのです。それを浜中学でも報告されていますけれども、ああいう形で報告されているということは、やはり町のほうの支援もしっかりしているということで、霧多布高校のための支援だったら、しっかり教育委員会で協議して、これからも進めていきたいと思っております。以上です。
質問 2番 田甫哲朗
はい。2点目に移らしていただきます。中学生、高校生と乳幼児のふれあい学習の実施をということで、御提案したいと思います。近年、児童虐待や育児放棄、いわゆるネグレストの事件等が新聞テレビで報道され、耳にする機会が多くなったように感じております。国も児童虐待防止法を改正し、対策に動き出しております。要因としまして色々考えられますけれども、経済的な貧困問題、あるいは育児に関する知識の不足、また、核家族化による育児の孤立、結果、育児ノイローゼというようなものに繋がっていくということも考えられます。自己中心的というか自分自身を中心に考えてしまう人たちも出てきている。そういう様々な要因があるのだろうと考えます。それで、町としても子育て支援ということで、産後ケアから始まって、保健師によるさまざまな相談体制なり、子育て支援センター等でできる対策を今、一生懸命されているということも認識しております。ただ、やはり根本的な要因というのはやはり愛情ですね。要は子供に対してもそうですし、よその子に対してもそうですけれども、愛情というものの不足が根本要因にはあるのかなと考えます。もちろんその親になられた方の育った環境、それが大きなものかなと思いますけれども、ただ、それこそ昔でしたら本当、5人6人兄弟というが多かった中で、現在少子化になってきた中で、ましてや核家族化になって、実際自分が赤ちゃんと言いますか、乳幼児と接する機会が、なかなか無いまま親になって、結果、親になってみて赤ちゃんと接した時のギャップといいますか、驚きといいますかそういうものも起因しているのかなと思います。もちろん大多数の親はそうではなくて、しっかりと子育てをしているわけですけれども、そういうニュースが多くなってきているのかなという思いもあります。それで、現在まで過去も含めてですけれども、例えば育児相談で育児放棄に近いような事例というのは、浜中町であったのでしょうか。
答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)
浜中町における児童虐待の対応件数についてお答えさせていただきます。過去5年間の相談件数を申し上げますと平成28年度2件、平成29年度4件、平成30年度5件、令和元年度は2月末で3件の相談対応を行っております。一時保護や施設入所至るケースは現在のところありません。以上です。
質問 2番 田甫哲朗
相談件数で重大化というかそうでないまでも、これくらいの件数が実際あったという中で、町内でどうこうじゃなく、要は町内で育った子供たちが将来親になった時にそういうことを招かないことが多分どこの地区も取り組んでいってほしい問題で、それで、中学生・高校生というこの多感な時期に、なかなか乳幼児と接する機会がない中で、現在、職場体験などで保育所に入ったりという事業を展開されていますけれどもほんの一部ですよね。ですから、できるのであれば、教育体験として教育を通じて乳幼児と接する機会を作ることによって、子供に対する愛情というか、要は赤ちゃんに対する配慮、赤ちゃんってこんなものだなということを幾らかでも体験することによって、潜在的な抑止力といいますか、要はどこかで気持ちの中、記憶の中でこういうものが、蓄積されていると抑止力になっていくのではないのかなと思うので、授業時間数等いろいろあるでしょうけれども、せめて年2回くらい、子育て支援センターも今2カ所で開設していますし、そういうところと連携しながら、極力そういう機会を作っていってほしいなと思うのですけれどもその考えを伺っておきます。
答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)
御提案いただきましたふれあい学習に関わることにつきまして、中学校の現状とこれからの方向性について答弁させていただきます。なかなか議員おっしゃられますとおり授業時間数の確保は難しい中ではございますが、御提案くださいましたふれあい学習に類するものとして、現状の中学校の3年生が家庭科の学習の中で、幼児の生活と家族に関わる単元を構成しまして、幼児の発達や子供が育つ環境としての家族の役割や、幼児とのよりよい関係性作りについて学んでおります。その際、各地区の保育所との連携によりまして、実際に中学校3年生が保育所を訪問して園児たちと一緒に遊んだり、体験的に触れ合ったりなどの学習を行っております。現状今行われておりますこれらの学習に対しまして、議員がおっしゃられます乳幼児期にある子供と接することを通して愛情を培うことが実現していきますよう、さらなる充実を図ってまいりたいと考えております。
答弁 高校事務長 海道政俊(高校事務長は2021年3月まで)
付け加えまして高校の方ですけれども、過去に本校で家庭科の授業の中で実施した経緯は聞いておりますが、家庭と学校との調整が難しくなりまして実施できなくなったと聞いております。また、2学年でインターンシップで毎年4、5名の生徒が町内の保育所で幼児と触れ合う機会を得ております。本校としましても、来校形式で中学校の取り組みと内容が重複しないような実施が望ましいと考えておりますので、今後学校と担当課と協議していきたいと考えております。
質問 2番 田甫哲朗
高校事務長、よくわからないのが、以前にそういうこともあったけれども、できなくなったという答弁だったかなと思います。今、中学校と重複しないような形で何かを考えていきたいという発言だったかなと思うのですけれども、重複しないとはどういう意味ですか。同じような内容では取り組まないという、別なものを考えるという答弁なのか。僕はこれは、重複しても全然構わない話であって、接する機会を作っていくという考え方があるのか、ないのかが今の答弁では定かではなかったので再度答弁いただきたいと思います。
答弁 高校事務長 海道政俊(高校事務長は2021年3月まで)
今のお答えの中で重複しないということにつきましては、中学校の場合は保育所に出向いて行っていると。高校の場合は、学校に来てもらって学校の中でやってもらうことを考えております。
質問 2番 田甫哲朗
要は、調整が難しくなったので実現できなくなったということですよね。そういうことですよね。恐らく。だから何でそこに拘る必要があるのですかと言うのですよ。子育て支援センターなり保育所なりと連携して、高校生が行ってそういう機会を作ることだって考えていかれていいのかなと思うのですけれども、学習時間の関係等々でそういう、高校生がそういう場に行くという時間が取れないというのであればそのようにお答えしていただければいいし、学校に子供たちが来て貰わなければならないという理由が、正直、わからないので再度答弁いただきたいと思います。
答弁 福祉保健課長 渡部直人(福祉保健課長は2021年3月まで)
現在、町の事業の中でやっている部分をちょっとお話しさせていただきたいと思います。中高生を対象に思春期性教育をやっておりますけれども、これについては直接お子さん方と触れ合う機会ではないのですけれども、その部分の育児の関係、子育ての大切さ、将来に向けての分を含めて、学習を深めているところです。先ほど高校事務長が言われていたのは、赤ちゃんと触れ合い、体験学習は、平成18年度まで実は実施しておりました。これはお母さん方に御協力いただきながら、直接高校の方に行って触れ合いの機会を作っていたのですけれども、先ほど事務長が言っていましたとおり、なかなか母子の確保が難しくなったのと、衛生上の関係で声をかけてもなかなか確保できなくなった部分もありますし、それと高校さんの中でカリキュラムの変更等もあったと聞いております。いずれ調整ができれば、そういう赤ちゃんとの場ですね、こういう触れ合いの機会は、作れたらなと私どもも思っていますので、事業の部分については高校の教育のところと調整させていただきたいなと思います。以上です。