浜中町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月7日
観光危機管理の充実について
2019年3月7日、浜中町議会の一般質問で、成田良雄議員が「観光危機管理の充実について」質問し、防災対策室長 石塚豊、商工観光課長 戸井洋典が答弁しました。
- 質問者
- 成田良雄 議員
- 答弁者
- 防災対策室長 石塚豊、商工観光課長 戸井洋典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 成田良雄
それでは、通告に従い質問をさせていただきます。今回は、3件にわたって質問いたします。まず初めに、観光危機管理の充実についてでございます。多くの観光地を有する我が国にとって、観光業は主要産業となっております。また、政府は、東京五輪パラリンピックが開かれる2020年までに、年間の外国人観光客を4,000万人まで増やすことを目標とし、観光立国の実現を目指しております。こうした中にあって、9月には台風21号の上陸や、北海道胆振東部地震で大きな被害が発生し、ブラックアウトによる停電などで観光客に大きな影響を与えました。とりわけ外国人観光客にとっては、多言語での災害、交通、避難情報が十分でないなど、災害時の対応に大きな課題を残した訳でございます。災害の多い我が国においては、観光の危機管理は重要であります。そこで、浜中町における観光客、外国人観光客を含む、その観光客に対する防災や災害時の支援体制などについて、以下質問をいたします。まず初めに、先ほど、同僚議員の中で、担当課が近年の観光客の入り込み数を、浜中町は43万人、冬季間は約3万強ということで発表されました。すなわち、10カ月で約40万人。1カ月に直すと4万人と。そして1日に直すと1,300人以上、このようになるわけでございます。夏の6カ月間位に集中しておりますけども、浜中町にも多くの観光旅行者が来ております。そこで、まず初めに観光旅行者に対する避難場所、また、避難経路などの計画は定めているかご答弁お願いしたいと思います。
答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)
お答えいたします。観光客に対します避難場所、避難経路などの計画でございますけれども、浜中町地域防災計画では、「災害の危険がある場合は、必要と定める地域の住民、居住者、滞在者その他の者に対し、避難のための立ち退きを勧告または指示すること」としておりまして、観光客に対しても、指定区域内に滞在する場合は適用するものでございますので、地域防災計画において避難場所、避難経路など、避難対策を定めているとこでございます。以上です。
質問 6番 成田良雄
今、担当室長が答弁しましたけども、了解しました。そこで、そういうふうに定めておりますけども、やはり、どのように観光客、特に外国人に対しての質問もされてますけども、やはり防災計画になってますけども、現状を見れば、日本人であれば、即、防災無線など、そういうので聞こえてわかりますけども、外国人では日本語を言ってもわからない人も観光客にはたくさんおります。そこで、浜中町の防災計画の第4章に災害予防計画と、その第9節に避難行動要支援者等対策計画ということで、(8)番に、これ294ページになりますけども、外国人に対する対策と、こう謳っているんです。そこの文面を読みますと、「言語、生活習慣、防災意識の異なる町内に居住する外国人を要配慮者として位置づけ、災害発生時及び災害発生のおそれがあるとき、敏速かつ的確な行動がとれるように様々な機会を捉え、防災意識の普及、啓発を図るため、外国人向けパンフレットを配布するとともに、地域の防災訓練、避難訓練等の参加や防災教育の指導等を行う」と。アとして、多言語によるパンフレット、広報紙等の配布。イとして、避難場所、避難施設、避難経路等の標識、表示盤の多言語このように謳ってるんですけど、皆さんも町内回ってると思いますけども、多言語になってるところは、ほとんどないと思います。そういう意味で、特に今、各自治体でも、隣町でも多くの外国人観光客が来るところは多言語化表示をされております。そういう意味で、浜中町はすばらしい霧多布湿原。また、先ほども議論なってますけど、ルパン三世なり、また、道の駅を作ったら多くの方が来ますし、また、浜中の牛乳も、やはり世界に誇る浜中牛乳として、日本はもちろんですけども、世界に名を馳せているハーゲンダッツの原料となってます。また、ウニにおいては、日本一の豊洲市場初競りで、日本一の値段をつけたということであり、注目され、これをするためにも、いろんな日本人はもちろんですけども、世界から、この43万人の中に入ってると見受けられます。そういう意味で、その災害に優しい町としても、やはり模範となる浜中町でございますので、この多言語化表示などを進めていくべきと思いますが、災害時の情報の多元化、標識、また外国人に対する避難場所の運営など、言語パンフレットなり広報紙の配布なり、そういうことをされておりません。そういう意味で今後、どのように進めていくか、ご答弁をお願いします。
答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)
お答えいたします。まず、避難の関係でございますけれども、観光客、外国人限らず、この避難の周知方法、こちらにつきましては、行政防災無線の屋外拡声機による伝達。それと、緊急速報メールの配信等とございまして、避難場所までの避難誘導板を設置しておりますので、それによって、速やかに安全な高台に避難するという避難でございます。これに関しましては、避難、津波避難に関する標識の関係、こちらにつきましては、避難所への誘導の標識板、これと避難所の案内板というものがございますけれども、こちらについては英語の表記がされてございます。ただ、防災マップですか、津波防災マップにつきましては、外国語の表記はございません。また、中国語、韓国語等と対応した、外国語に対応した標識や標識看板、津波防災マップ、こういうふうになっていないというところが現状でございます。防災行政無線につきましては、先ほどご説明しましたけれども、屋外拡声機での避難周知と。これについては、Jアラートからの自動起動によって、日本語のみの配信となっているということでございます。外国語となりますと手動ということになりますけれども、現在、外国語のできる、外国語の対応のできる職員がいないというな状況でございますので、対応できていないということが現状でございます。また、緊急速報メールにつきましても、エリアメールといわれますけれども、これも基本的には日本語のみの対応ということで、こちらについては、翻訳と言いますか、そういう部分、使用者側が設定していただければ、外国語に対応できるというな部分もあるようでございますけれども、町側から発信する部分については、基本的には日本語のみという状況になってございます。それで先ほどですね、地域防災計画の中で、外国人に対する支援ということで、議員さんの方から今いろいろと言われております。外国人向けのパンフレット等と言われてございますけれども、私ども、外国人観光客に対する伝達の部分、これは大変重要なことだと認識しておりまして、地域防災計画には、確かに多言語によるパンフレットだとか広報紙、こういうものの配付だとか、標識の多言語化を進めるということになってございます。現状では、なかなか進んでないというような部分が実態でございますけれども、どのような対策を講じたらよいか、効果的な推進方法、こういうものも考えたいというふうに思ってございます。その中でひとつ、国土交通省の観光局から、「訪日外国人旅行者の安全確保のための手引き」というものが出されております。この手引は、この地域防災計画や津波避難計画、これの作成のする外国人旅行者への対応を記載するための指針となっているというものでございますので、こちらも参考にしながら、実態に即した対応を考えていきたいというふうに考えてございます。以上です。
質問 6番 成田良雄
今、室長から発表になりましたけど、現状は、そのような現状だということでございます。今後、やはり推進方法の検討の上、進めていってもらいたいなというふうに思います。今、出ました外国人来訪者や障害者等の安全な避難指導のために、消防庁また国土交通省、官公庁から発表されたパンフレットでございます。これは北海道に1,250枚きて各自治体にもきていると思いますけれども、この様なものを利用して、そういう時に言葉では喋れないので「火事です」という字を書いたもの、日本語は火事ですけれども、分かりやすく表示し、喋らなくても済むようなものを用意すべきというふうになっていますので、現状は、まだまだですけれども今後、この様なパンフレットを利用して推進してもらいたいなというふうに思います。それで3番目ですけども、観光関連施設の耐震化はどのようになっているかということでございますけども、浜中町は少ないんですけども、湿原センター、また酪農展望台、琵琶瀬展望台とありますけども、その辺どの様になっているかお聞かせ願いたいと思います。
答弁 商工観光課長 戸井洋典(商工観光課長は2022年3月まで)
観光関連施設の耐震化についてお答えいたします。浜中町における観光関連施設の大半は、昭和56年6月1日改正の建築基準法の新耐震基準に適合しており問題ありませんが、琵琶瀬展望台、昭和44年建設で、平成13年に改修。それと、湯沸岬展望台、昭和40年建設で、平成21年に改修しておりますが、この2つの施設については、旧耐震基準の建物でありますので、不特定多数の方が利用する施設でもありますので、まずは、耐震診断を実施したいと考えております。以上です。
質問 6番 成田良雄
そういう意味で今、課長からお話しありましたとおり、どうぞ耐震診断をしてもらいたいなと思います。この問いの最後でありますけども、町長の執行方針の中で、新たに地震津波対策計画の策定など、全面的に見直しを進めてまいりたいと、こう述べられました。どうか観光客、また外国人に対しての対策を、もっときめ細かく計画を立ててもらいたいと、このように思いますが、最後、ご答弁をお願いしたいと思います。
答弁 防災対策室長 石塚豊(防災対策室長は2023年9月まで)
お答えいたします。外国人に対する対応の関係含めて、これ先ほど来から話しておりますけれども、新年度、浜中町地域防災計画の見直しを予定しているというところでございます。それで、その中でも、いろいろな避難の関係を含めて、さまざまな課題が現在の津波防災計画にあると。その課題を、1つ1つ検証しながら、やはりより良い実効性のあるものにしていきたいということでございますので、この外国人や、観光客。この辺についても、現状あまり対策という部分では示しておりませんけれども、昨今の外国人の来日が多いとの部分を含めて、どのように地域防災計画に反映できるか、検討していきたいというふうに思いますので、ご理解をお願いいたします。以上です。