羽幌町議会 平成23年第8回定例会 2011年12月15日
(1)TPP、環太平洋連携協定協議参加について/(2)本町農業振興について/(3)食育の取り組みについて
2011年12月15日、羽幌町議会の一般質問で、橋本修司議員が「TPP、環太平洋連携協定協議参加について」「本町農業振興について」「食育の取り組みについて」について質問し、町長 舟橋泰博、産業課長 三浦義之が答弁しました。
- 質問者
- 橋本修司 議員
- 答弁者
- 町長 舟橋泰博、産業課長 三浦義之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 8番 橋本修司
それでは、まず1番目にTPP、環太平洋連携協定協議参加について質問いたします。今年11月11日、政府はTPPに対する協議参加を表明いたしました。TPPは、農林水産物の関税撤廃による地域経済、社会への甚大な影響にとどまらず、我が国のすぐれた医療制度や金融、保険、サービスなどあらゆる分野に関する国の仕組みの改悪につながるものであります。TPPに参加し、関税撤廃した場合の管内の影響試算の発表によると、留萌振興局管内では167億円の損失、農業経営体では7割もの減少となると算出されました。我が町にとっては、地域崩壊の危機になるものと考えます。しかし、一方ではマスコミ報道によると世論調査ではTPP参加の賛否はほぼ同数との報道もあり、残念な思いであります。TPP参加に対する町長の見解を伺います。2つ目に、本町農業振興について質問いたします。我が町農業の今年の作況は、米の作柄につきましては作況指数107となり豊作でありましたが、昨年のいもち病菌が圃場にあるということで、例年になく薬剤などに経費がかかった年でもありました。今後3年間は、まだ菌が残っているということから、今年も同様の対応が必要ということになります。一方、畑作物につきましては長雨などの影響により全般的に作柄はよくありませんでした。農家戸数の減少、後継者不足、農産物の価格低迷など、さまざまな課題を抱えております。このような状況を踏まえ、今後の羽幌町の農業振興に対してどのように考えているかお伺いをいたします。3つ目であります。食育の取り組みについてであります。平成17年6月に食育基本法が成立し、自治体には食育推進基本計画を策定し、教育現場における展開のみならず、生産者や食品関連業者や消費者など幅広い取り組みを展開することが定められました。今後羽幌町としてどのように対応しようと考えているのかお伺いいたします。以上であります。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
橋本議員のご質問1件目、TPP協議への参加についてお答えをいたします。TPP、環太平洋連携協定は、太平洋に面した国々でお互いの工業品、農業品を含む全品目の関税を撤廃し、金融や医療サービスなどの貿易制限措置を撤廃して自由貿易圏をつくろうという構想のもとに、2006年シンガポールなどの4カ国で協議を始め、2015年の実施を目途に協議が進められている協定であります。2011年には、米国を初め5カ国が参加を表明し、他の国も参加を検討している中、本年11月には日本も協議への参加方針を表明いたしました。関税、貿易制限措置の撤廃により国内製品の輸出が促進されるという反面、輸入において海外製品の流入、外国企業の参入が促進されることになります。この影響によりまして、北海道経済においては約2兆円もの損失が見込まれ、管内においても留萌振興局により農業で167億円、農家の約7割が離農との試算もされ、まさに大打撃を受けることになります。このようなことから、第1次産業が基幹産業である我が町といたしましては、TPP参加に反対をしてまいりました。今後もさまざまな機会を利用し、強く反対を訴えていきたいと考えております。次に、2件目、農業振興についてのご質問にお答えをいたします。本町の農業は、水稲を基幹作物とし、小麦、大豆などの畑作及び酪農と多岐にわたっている農業形態となっておりますが、農業を取り巻く環境は農業者人口の減少、後継者不足、農産物の価格低迷などさまざまな問題を抱えている状況にあります。このような中、平成22年度に広範囲で発生したいもち病においては、水稲に多大な被害をこうむったことから、本年その対策として薬剤の購入費用の一部を補助しております。その効果として、本年は病害もなく豊作となりましたが、いもち病は強い菌への対応として複数年での対応が必要なことから、新年度予算においても対応を考えているところでございます。後継者対策といたしましては、農地取得等に対する補助、農業経営にかかわるものとして資金の支援や設備、改修費などへの補助、必要に応じて施策を講じているところでありますが、今後もこれらの施策を有効に活用していただき、農業経営の安定化を図りたいと考えております。また、今後のさらなる高齢化や後継者不足、消費者ニーズなどに対応するため、関係団体等との協議や国や道と連携を深めながら対策を進めていきたいと考えております。次に、3件目、食育の取り組みについてのご質問にお答えをいたします。食育につきましては、肥満や生活習慣病の増加、食の安全性の問題、食を大切にする心の問題などを、個人の問題ではなく、国が社会全体の問題として取り組む必要性があることから、平成17年6月に食育基本法が成立しております。その目的は、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむことができるよう、食育を総合的かつ計画的に推進することとなっております。また、国において食育推進基本計画の作成が定められ、都道府県及び市町村においては食育推進計画を作成するよう努めることとされております。食育に関しては、既に学校給食の充実や生活習慣病の予防のための栄養、食生活に関する取り組み等がそれぞれの立場で実施されておりますが、食育として一体的に実施するためには、教育関係者や農林漁業関係者、食品関連事業者、消費者等の幅広い取り組みが求められ、これら関係者との連携が必要となります。また、北海道においては、食育推進計画が策定されておりますが、留萌振興局が管内のモデル版作成を検討していることから、これらの状況を踏まえながら今後関係者と連携を図り検討していきたいと考えております。以上、橋本議員に対する答弁とさせていただきます。
再質問 8番 橋本修司
それでは、まずTPPの件から再質問いたします。今回、町長は管内の町村会の会長でありますので、これまで参加反対の立場でおられたことは十分理解をしておりましたが、改めて町民に対して見解を伺った次第であります。TPPは、皆さんもご存じのように、農業はもちろん医療、金融、サービス、24分野にわたる規制、撤廃を求める自由貿易であります。この協定では、実態はご存じのようにアメリカが主導権を握っておりまして、実質的にはアメリカと日本の日米の自由貿易協定になるのだろうというふうに言われております。この協定の中身は、日本の社会の仕組み、今までつくり上げた仕組みがひっくり返されるというような状況になるのではないかと思っております。言葉では、自由、自由というと大変耳ざわりのいいことであるかのように聞こえますが、実態としては限りなく、それを認めれば最終的には弱肉強食の時代が来るということになってしまうわけであります。TPPにつきましては、賛成、反対、それぞれいろいろな主張をしております。しかし、明らかに間違った報道もあるのもまた事実であります。具体例を言いますと、先日テレビで見たのですが、アメリカの牛肉が今現在38.5%の関税がかかっているということなので、TPPに参加しますと、その分が安くなると。約4割近くが安くなるのだというような報道が実際ありまして、私も見ました。実際には、我々の消費者に手元に届くまでの間には流通経費がかかっているわけですから、試算によりますと実際には5%程度安くなるだけだというようなことが実態のようであります。それから、牛どんの話も出ていましたけれども、牛どん1杯100円になるという話があって、これも実は流通経費もあれば、また店舗の家賃やら人件費があって、それらが安くなるわけでありませんので、実際には牛どんは今までどおりというようなことも言われているようであります。そういうようなことがもろもろたくさん報道とは、僕らはどうしても報道に頼ってしまうのですが、大きな間違いをしている報道もあるということであります。これらの状態がもしなったとすれば、地域も当然崩壊をいたします。町長の答弁にもありましたが、国内製品の輸出が促進されるという表現がありましたが、これもまた間違った報道の中の一つであります。アジアの経済成長を取り込めという、一方ではそういう理論が成り立つようでありますけれども、実は日本にはもう輸出する先がないと。韓国、中国がもし協議会に入るとすれば、その可能性はあるのかもしれませんが、アメリカも輸出を受け入れるわけでありませんので、実質的にはどこにもないというようなことが実はあるようであります。それらあわせて考えて、先ほど質問もいたしましたが、現状の状態でいきますと、影響は留萌管内では252億円、今農業と地域経済を合わせて252億円があると言われておりますが、それがまず85億円になると。その内訳が農業では154億あるうちが53億になるという試算があるようであります。そこで、課長にお伺いしますが、羽幌の影響額というのを試算をしたことがあるのかお伺いをいたします。
答弁 産業課長 三浦義之(産業課長は2012年3月まで)
お答えします。TPPによって羽幌町の影響額がどの程度になるかということで、北海道の試算の例を参考にしながら、羽幌町に当てはめるとどのようになるかということで試算をしてみました。主力である米ですとか小麦とか、その品目によって影響額というものをそれぞれ北海道ではパーセントで示している中で、米に関しては90%が被害を受けるだろうという中で、もろもろの数字を採用いたしまして、羽幌町の被害額を計算した結果、農業ということに関しては約11億7,000万円という数字をはじき出しております。
再質問 8番 橋本修司
11億7,000万が減るということですよね。私も私なりに試算をしてみましたら、今のような数値をもとにしてやると、今農業生産が約16億から17億、羽幌町であります。今課長答弁ありましたように、米は約90%減るということで、1割しか残らないだろうという計算です。それから、小麦とか豆類は壊滅状態、ゼロという試算をしました。あと酪農、畜産については、7割程度は減るだろうと。残っているのは3割ということでやると、約2億円程度しか残らないという私なりの計算になります。ですから、16億が約2億ということになります。それから、商業、工業、それらをあわせて考えますと約3割しか残らないというようなことで、これに雇用労働もそれに相応した形で影響が来るだろうということで、言葉どおり地域が崩壊するというのはよく聞きますけれども、当然それが連想できる数値になりました。今農地は、羽幌では2,300ヘクタールあります。これらがすべて荒廃をしてしまうという可能性は十分にあると私は思っております。このTPPに対しまして、先ほども言いましたように、マスコミが偏った報道をしているためかどうかわかりませんが、この間の新聞では世論調査でTPP参加賛成者が約52%、反対と言われる方が38%という結果が出ております。先ほど質問でも言いましたけれども、道内の調査では約半々というようなことで、どれを見ても賛成者も相当いるということで、残念な結果になっているのは事実であります。そこで、町長の答弁では今までどおり強く、あらゆる機会を利用して強く反対をするというような表現をいたしましたが、なかなかTPPに関するそれぞれの主張というのは経済学的なものもあって、私たち一般人にはなかなか理解ができないところも実際あるわけです。そこで、それぞれの双方の主張もあるようでありますけれども、メリット、デメリット含めて、町民にわかりやすく説明することができないのかなというふうに思います。これは、昔のガット・ウルグアイ・ラウンドのような農業だけの問題ではないわけです。あらゆる分野に影響しているということで、答弁でもありましたけれども、それぞれの団体と連携してやっていくというようなことでありますが、ぜひ的確なというか、平易なわかりやすい言葉で住民に知らせる、周知、理解をしてもらうということができないものなのかということを考えています。方法はいろいろあると思いますが、その辺のことでお考えあるかどうか、町長お伺いします。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
議員のご質問にお答えをいたします。今言われたとおりの状況、社会状況というか報道も含めた中での、また政府の今の動き方の状況、粛々と進められている。また、以前10月の後半からの集中的な反対運動というような陰も薄く感じられてきているような気もいたしております。しかしながら、本当にその理解度、TPPの交渉の品目も含めた、どう変わっていくのかとか、どう推移していくのかという推しはかれない部分がたくさんある。そんなこともそういう意識の変化につながっているのかなというふうにも思います。そういった意味では、今農業の分野での数字が今お話しされておりましたけれども、他分野においても非常に厳しい状況が生まれてくるということであるというふうに思っています。北海道のほうもいろんな試算を出したり、留萌振興局管内でその数字を整理したり、また羽幌町でも数字を自分の地域にどう変化あるのかなということも取り組んではおりますけれども、なかなかそういうことが住民の方々にわかっていただくというか知らせるということも、理解度の関係もあるでしょうけれども、非常に難しいものだというふうに思います。ただ、どの程度我々が正確なものがつくれるのかということもございますけれども、やはり情報提供というか、そういうことを知らせるというのも我々の役目の一つではないのかなというふうに思います。原課のほうといろいろと相談をしながら、どの程度のことができるのか。また、我々もそうなると、その分野の方々のお話も聞かなければならないでしょうし、いろんな動きをしなければならないということもついて回るわけであります。そういうことも含めて、ちょっと原課と検討しながら、また各産業の方々との意見聴取というような形にもなろうかと思いますけれども、そんなところで少し一歩踏み出してみようというふうに思います。
再質問 8番 橋本修司
今回の、1週間ほど前ですか、農業新聞なのですけれども、具体的にそういう形でやっているところがありました。たしか記憶では月形町だったと思うのですが、新聞大ぐらいのチラシをつくりまして、それを各戸に配布しているような感じだったと思います。ちょっと正確でないものですから、わからないですけれども、そういうようなことをやっている地域もありますので、ぜひ参考にしていただきたいと思いますし、また農業団体もいろいろとこういう冊子つくって、わかりやすく、僕らでも読んでわかりやすいような状態の表現もしていますので、それらも団体と協議して、何らかの周知、理解をしてもらうような方法をしてもらえればなと。とにかく世の中を変えるのは、やっぱりこういう地方の末端の声も結集してやらなければ世の中は変わらないと思いますので、ぜひ検討いただきたいと思います。話がちょっと農業からずれるようですけれども、医療の話でありますが、今回の医療制度もこのTPPの中に入っているわけですけれども、よく聞く話ですけれども、アメリカがこの医療に参入すると、今までは日本は高度医療で低額の料金で手術をしてもらったと。でも、今度からはもしかすると手術代1,000万ですよと、そんなような時代が来ると。そんなことを言っているお医者さんもおりますので、それらも含めてわかりやすく周知をしていただいて、声を結集していただきたいというふうに思います。それで、2番目ですけれども、次の羽幌町農業振興についてですが、農家戸数も減少しております。それは、依然として変わらないのですが、また後継者の不足しているのも現状と変わりません。ただ、時代的な背景もあるのだろうと思いますが、最近若干Uターンの現象があるように感じておりますけれども、しかしそれにしても後継者不足というのは実態であります。先ほども言いましたが、羽幌町の耕作面積は2,300ヘクタール、この面積を現状の農家で守っていかなければならないというふうな状態です。10年前には農家の戸数は210戸いたのですけれども、10年間で50戸、60戸ほど減りまして、今150戸ほどという結果になっております。今後も、果たして農家減少して、この農地を守っていけるのかということを考えると大変不安な状態であります。そのようなことから、農地の継承、それから流動化、それらに対してきちっとした政策支援をしなければならないのではないかなと思っております。そんなことから、町長も今年度町単独で農地購入に対する支援と改修に対する支援をやったわけでありますが、それではお聞きしますが、まずこの町単独の事業について、どのような形で組合員に周知をしていたのか。それと、実際今年1年どのような実績が上がったのかお伺いいたします。
答弁 産業課長 三浦義之(産業課長は2012年3月まで)
今年から羽幌町単独事業として農業経営安定化促進事業ということで、対象者の農道ですとか橋梁ですとか、それを改修した場合の補助をやるということ、それから農業後継者対策として農業後継者の農地の取得への補助ということで2つの事業を新しく今年立ち上げました。これにつきましては、JAさん、オロロン農協さんを通して実行組合長さんを経由して各農家の方に周知をしたということでご理解願いたいと思います。実績としては、農業経営安定化促進事業につきましては、今年については3件、それから農業後継者対策事業につきましては2件という実績があります。
再質問 8番 橋本修司
まず、農業安定化対策というのは施設改修の事業です。これが3件、そして後継者対策、これは農地の補助、助成、これが2件ということで、今年200万円ずつたしか予算を見ていたのですが、その2件、3件でどの程度の予算を消化される予定なのか。済みません、お願いします。
答弁 産業課長 三浦義之(産業課長は2012年3月まで)
もう少し詳しく説明すればよかったのですけれども、農業経営安定化促進事業につきましては、改修内容については橋梁ということで、3件の方が申請をいたしまして、約148万円支給しております。それから、もう一つの農業後継者対策ですけれども、これにつきましては2件の方ということで、1人は賃貸借、もう一人が売買ということで、合わせまして86万円程度、今年については支出をしております。
再質問 8番 橋本修司
大変効果が上がっていると評価していいと思うのですが、その周知のされ方が、実は僕も農家なのであれなのですけれども、周知を僕は見なかったのです、その書類を。農協にちょっと確認したところ、回覧というか、農家の人たちはみんな組勘の書類の中に挟めて入れたというような話で、そうか、僕は見逃したなという話でしていたのですが、周知をすることはきっとそれで、これだけ利用されているわけですから、問題なかったのかもしれませんが、ただこの補助制度の要領見ると、町で手続することになっているのです。農協では、ある程度営農指導という分野がありますので、農家の人と農協がそれぞれ今後の経営について相談しながらやるというのが一応前提になっておりますので、そういう意味からすると、農協もワンクッション挟んで、申請手続をするのであれば農協ともきちっと相談をして、そして町にも申請をするというような方法のほうが組合員も相談もしやすいし、手続上もスムーズにいくのではないかなと、そんなふうに感じましたので、その辺についてお伺いします。
答弁 産業課長 三浦義之(産業課長は2012年3月まで)
申請の方法につきましては、現在羽幌町の窓口ということで直接来てもらう形になっておりまして、これは農協さんが窓口になることも可能かとは思うのですけれども、その制度に該当するのかとか、詳しい内容を再度農協の職員が聞かれたとしても、そこまで答えられるのかどうかということもありまして、その辺のマニュアルをつくれば対応も可能かと思いますけれども、一応そこで農協で受けて、またさらにこちらで申請を受理してということになって、中身の精査する段階でまた新たに本人への確認ですとか、いろんなことも煩雑さが逆にふえるのかということもありまして、窓口については一本ということで、羽幌町へ直接来ていただくという方法をとっております。ただ、相談窓口としては、いろんなマニュアルをつくりながら周知をしたり受けたりすることは可能かと思います。
再質問 8番 橋本修司
農協とよく相談をして、スムーズな形でやっていただきたいと思います。今日新聞で農水省の今後の方針ということで、TPPをにらんだ新たな取り組みの骨子が発表されました。この内容を見てちょっと思ったのですが、土地利用型の農業にかかわるということで、要は農地の流動化を促進するというようなことだと思いますが、これを見て調べてみましたら、実は国が新年度の予算の中で個別所得補償経営安定推進事業というのを新たに組み込まれるようであります。その辺について、何か情報が入っているかどうかはいかがですか。
答弁 産業課長 三浦義之(産業課長は2012年3月まで)
今日の新聞も見て、ちょっと状況、この予算がついたのだなということで見て、情報としてはまだ入ってきていない状況にあります。
再質問 8番 橋本修司
僕も慌てて調べたので、よく余りわからないのですけれども、簡単に言うと農地の貸し手に補助するという制度のようです。それをやるためには、羽幌の地域の中で今後の農地をどうするのだというような計画を立てるということです。その計画が、新聞にも出ていましたが、地域農業マスタープランという、そういうプランをつくって、どういう形で農地を守っていくかという計画を立てなさいと。その計画を立てた町には、農地の貸し手に幾ら幾ら出しますというようなことで、それはある意味国の政策ですから、農地を大規模化するための施策なのです。ですから、これが正しいかどうかわかりませんけれども、こういう新たな仕組みで事業が組まれるということでありますから、これらも絡めて農地の維持、確保、これについて努力をしていただきたいというふうに思います。それで、実は羽幌町も今総合振興計画を立てて、農業にわたることも含めて今後の10年間を見越しています。実は、農協も今農業振興計画を立てている最中で、平成24年から5年間だと思いますが、計画を今立てている最中であります。農協がこれから5年間何をしようかと考えるのと、町がこれから10年間考えることと、上手に話がうまくかみ合っているといいのですけれども、その辺のお話し合いというのはできていますか。
答弁 産業課長 三浦義之(産業課長は2012年3月まで)
農協さんとは常日ごろ情報連携をしながらきているのですけれども、今後のことも含めまして、年が明けました段階でこちらから申し入れをして、これからの計画ですとか流れについてやるということでの勉強会も含めてやるような状況になっております。
再質問 8番 橋本修司
ぜひお話し合いをしていただければと思います。というのは、やはり農業のこれからをどうするかということを考える上で、予算というか、お金もかかわってくる問題もきっとあると思います。今町は、総合振興計画の中で実施計画を今立てるわけです。それと本当はリンクして組み入れながらやるとスムーズにいくのかなと私なりに想像いたします。ですから、そういうことも含めて、まだちょっと時間あるように私は思いますので、早急にやっていただけるものと思いますが、町長いかがですか。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
総合振興計画の中での今後10年間、またそれぞれの産業団体のほうでも計画というものはお持ちになるという形の中で、やはり町の支援だとか、お互いにその計画の流れの中で一つの形を求めていくということでは、非常に産業団体がどう考えているかということは大変重要なことでもありますし、言ってみれば普通にやはり団体等との計画等は我々も知っておかなければならない。そして、いわゆる産業団体の計画に町としてどの程度支援とかできるのかということも大きな課題ですので、今これから実施計画だとかというのは軒並みいろいろと調べ上げて、そして時系列にずっと並べていかなければならないという作業もありますので、そのところで密にしていきたいなというふうに思います。
再質問 8番 橋本修司
最後になりましたけれども、食育についてお伺いします。あと3分ですから、結論だけ言います。町長の答弁で最後、留萌振興局が管内のモデル版作成を検討しているから、これから関係者と連携を図りながら検討をしていくということの答弁をいただきましたが、これではやるのだかやらないのだかわからないので、私としてはそういうモデル版をつくることを検討しているのであれば、羽幌町としても具体的にどういうものをつくるのかということを考えながら、そして振興局がモデル版をつくるのであれば、それと突き合わせをして羽幌は羽幌なりの独自のものをつくっていくと。そういう前向きな策定に向けて取り組むのだという答弁を欲しかったのですが、いかがですか。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
行政の悪い癖で、何かモデルだとかマニュアルだとか、そういうものを検討しながら、またそれを参考にしながら失敗の起きないような、そんな形をすぐ求めるものですから、こういう答弁の言い回しになりましたけれども、食育について言われて久しいわけでございまして、各町村での推進計画というものもある意味ではもう義務づけられて形になっていなければならないものなのかなというふうにも思うところもございます。非常に子供たちの健康だとか、また食に対する意識だとかということでは非常に重要なことでもありますので、積極的に取り組んでいくという意味合いでこの答弁をとらえていただきたいというふうに思います。
再質問 8番 橋本修司
最後質問しませんけれども、とにかく食についてはそれぞれ取り組みしておりますので、それを一体的に総合的にどう我が町は取り組むのだということで、結果最後は人が成長するというか、立派に育つということは、羽幌町にとっても有利なことでありますので、そういったことです。それと、考え方がたくさんあるようでありますけれども、私は健康に関しては当然で、食育の計画の中にぜひ産業振興というものも絡めてやっていただければ、将来的には観光にも、また1次産業振興にもつながっていくのではないかという思いもありまして、今回質問させていただきました。以上です。
再質問 8番 橋本修司
要りません。