みんなの議会

羽幌町議会 平成23年第6回定例会 2011年9月14日

(1)中央埠頭完成に伴う諸問題について/(2)離島振興法改正及び離島振興計画について

2011年9月14日、羽幌町議会の一般質問で、寺沢孝毅議員が「中央埠頭完成に伴う諸問題について」「離島振興法改正及び離島振興計画について」について質問し、町長 舟橋泰博、建設水道課長 山口芳徳、総務課長 井上顕が答弁しました。

質問者
寺沢孝毅 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、建設水道課長 山口芳徳、総務課長 井上顕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 4番 寺沢孝毅

私からは、2点にわたりまして質問したいと思います。まず、1点目ですが、羽幌港中央埠頭完成に伴う諸問題についてお尋ねいたします。第10次港湾整備計画が平成24年度をもって終了予定であり、平成25年4月1日より羽幌港のフェリー発着場所が中央埠頭へ移転します。それに伴い、フェリーターミナルの新設、北るもい漁協荷さばき施設及び事務所の移転、上下水道などのインフラ整備、アクセス道路整備などが計画されています。これまでもこれら事業について議論が重ねられたところでありますが、以下について質問いたします。まず、1点目、国道から中央埠頭までの福寿川河岸整備を供用開始までにすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。2点目、国庫補助対象外となる漁協事務所部分についての町補助について町長の意向をお伺いいたします。次に、離島振興法改正及び離島振興計画策定についてお尋ねいたします。羽幌町は、天売島、焼尻島の2島を行政区に持ち、両島ともに漁業、観光を基幹産業として栄えてきました。ところが、近年漁獲の落ち込みや海獣による漁業被害等により漁業は大変厳しい状況であり、また観光も景気低迷や観光志向の変化などにより入り込み数が落ち込み、こちらも年々厳しさを増すばかりです。人口減少や高齢化がそれに追い打ちをかけ、離島はさまざまな問題を抱える現状にあります。問題の主な項目ですが、生活面では医療、福祉への不安、日常生活に必要な灯油、ガソリン等の高騰、ガソリンについては今年度国庫補助で若干安くなっております。それから、住民の足であるフェリー運賃や運航体制、高齢者の通院、検査に要する宿泊、交通費負担、生活排水処理の問題などがあります。産業関連では、漁業への海獣被害の長期化、漁業後継者や労働力不足、魚箱や漁獲物の運賃負担にある利幅減、エコツーリズムの推進や観光施設の維持管理、観光振興の効果的な手法についてなど問題がございます。教育関連では、天売高校の存続、乳幼児保育への不安などがあります。島独特の自然環境の保全も大きなテーマですが、この夏天売島のウミガラスが7羽巣立ったことは大変明るいニュースとして全国に伝えられました。離島特有にも見える問題には、当町のような過疎地域の問題を顕著にしたものであり、離島の問題解決は過疎地域振興の道筋であり、離島振興は過疎地域振興そのものと私は考えます。折しも国では、平成24年度末で期限切れとなる離島振興法の改正、延長に向け、全国離島振興協議会が離島振興法改正検討会議を設置して7月に報告書を取りまとめ、政党の中にも専門部を置いて調査するなどさまざまな動きが出ています。改正内容によっては、離島の問題は劇的に解決の道筋が見えるかもしれません。また、当町では羽幌町総合振興計画が今年度で期限切れとなり、次年度以降の計画を策定中であります。現状の計画は、離島地域の記述が市街地区の項目に併記、包含される形になっていますが、島という独立した地域であることから、計画も独立させたほうが問題や目標を明確化できるものと考えます。以上の観点から、以下の質問をいたします。1つ目、離島振興法改正に向けた当町の取り組みはどのようになっているでしょうか。2点目、羽幌町総合振興計画とは別に天売島総合振興計画、焼尻島総合振興計画を策定してはどうかと思いますが、いかがでしょうか。以上、ご答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

寺沢議員のご質問1件目、中央埠頭完成に伴う諸問題についてお答えをいたします。羽幌港整備につきましては、平成9年3月に策定した新羽幌港長期計画基本構想に基づき、平成21年度完成を目標に計画の推進を図ってきたところでありますが、自主財源の減少や地方交付税の縮減など町財政を取り巻く厳しい状況から、町負担の平準化のため完了目標年度を平成24年度に繰り下げて実施することといたしまして、中央埠頭を含む基本構想に基づく整備は平成24年度に完成の見込みとなっております。1点目の福寿川の河岸整備についてでありますが、内容として1つ目は羽幌橋から南2条通りまでの砂利道に関する部分、2つ目は福寿川河口部の右岸域で、現在小型船の係留施設として利用されている部分に対する整備のことと思います。まず、1つ目の羽幌橋から南2条通りまでの砂利道に関する整備についてでありますが、中央埠頭の供用開始までに整備しなければならないものとして、アクセス道路の改修や歩道のはがれた部分の改修が優先されるところでありますので、当面は現状のままでの使用を前提として、必要に応じて路面整正、砂利の補給などで対応したいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。次に、2つ目の小型船の係留箇所についてでありますが、現在この場所を利用している小型船は船外機船で10隻ほどであります。この利用形態に関しましては、古くから港湾管理者にとって懸案事項となっているもので、現在も解決されていない問題として残されております。この場所での現状の利用は、河川区域の中で船舶の係留施設として河川占用をする形で行われているものであり、暫定的な施設とならざるを得ない状況にあります。また、この河川区域を港湾区域に変更しようとする試みについては、過去に何度も要望を行ってきたところでありますが、河川法が適用されますことから実現に至ってはおりません。したがって、港湾の利用形態から狭隘となっていることは理解しながらも、当面の間は引き続きこのような利用をお願いしなければならない現状にあります。ただし、現在進められている10次計画以降の計画で港内の静穏度対策として船揚げ場南の整備を行う協議を進めておりますことから、その船揚げ場を整備し、現在河川に係留する船舶が使用できるようにしたいと考えておりますことにご理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の漁協事務所部分の町補助についてお答えをいたします。北るもい漁業協同組合は、平成16年に天塩、初山別、羽幌、苫前の各漁協が合併し、できた組合でありますが、荷さばき施設と組合事務所の整備、取得計画については合併時の事業経営計画書及び漁業振興計画において平成19年度の整備が計画され、町村への支援要請については関係町村で構成する漁業振興検討協議会で事前協議を行った上で支援要請を行うこととし、支援要請額については期待値として計上しております。しかしながら、建設予定地の整備が遅滞したことなどから、事業年度が延びておりましたが、本年度国の産地水産業強化支援事業の採択により、次年度の荷さばき施設整備が計画され、事務所についてもあわせて整備を行うこととなっております。このような状況の中、漁業振興検討協議会において荷さばき施設及び事務所の整備に対する支援のあり方について協議がなされており、荷さばき施設は利用状況から羽幌町の支援とし、事務所については今後協議を進めることとなっております。本町といたしましても合併当時からの経緯や現況を踏まえ、関係町村と協議を深めながら補助についての検討を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、2件目、離島振興法改正及び離島振興計画についてお答えをいたします。離島振興法は、離島住民の生活の安定及び福祉の向上を目的として昭和28年7月に10カ年の時限法として制定、公布されたものであり、以後5度にわたり有効期限をそれぞれ10カ年延長するとともに、離島振興における基本法として諸施策を拡充しながら、生活環境の整備や産業の振興など一定の成果を上げてきているところでございます。しかし、離島地域の現状は人口減少や高齢化の進行、第1次産業の不振や観光の低迷に加え、近年の公共事業予算の大幅な削減、国際的な燃油価格の高騰等により依然として厳しい状況に直面しております。一方、近年離島の国家的、国民的役割の重要性はますます高まり、この振興対策は国家的課題であるとの認識に立ち、長期的な視点で継続して取り組む必要があると考えております。1点目の離島振興法改正に向けた取り組みについてでありますが、現行の離島振興法は平成25年3月末をもって期限を迎えます。前段でも申し述べましたとおり、制定から60年を迎える離島振興法は、時代とともに充実、強化を図ってきたものの、離島ではいまだ厳しい条件格差があることは否定できません。今後も継続して振興対策に取り組む必要性から、離島振興法の改正、延長に向け本町も加入しております北海道離島振興協議会やその上部組織の全国離島振興協議会として実現に向けた取り組みを行っております。具体的には、全国離島振興協議会に有識者や離島関係市町村長で構成する離島振興法改正検討会議を設置し、平成22年9月から本年5月まで延べ8回にわたりこれからの離島のあり方などについて幅広く検討を重ね、今年5月に要旨報告され、7月には報告書が取りまとめられているところであり、これらをもとに7月4日、離島関係衆参国会議員及び関係省庁に対し、離島振興法改正・延長実現に関する要望書を提出する要請活動を行っております。本町といたしましても本年8月23日に私を含みます北海道離島振興協議会構成首長5名全員で民主党、国土交通省、農林水産省、道内選出国会議員及び各政党離島振興関係専門部の議員各位に対し、北海道離島振興対策に関する要望書を提出する中央要請行動を行ったところであります。この中でも特に離島振興法の改正、延長について強く要請をしてまいりました。また、明年2月には東京にて全国離島振興協議会主催の離島振興法改正・延長実現総決起大会も予定されており、今後におきましても天売島、焼尻島を有する羽幌町として国・道を初めその他関係機関に対し離島振興法改正、延長実現に向け積極的に活動してまいりたいと考えております。2点目、天売島、焼尻島総合振興計画の策定についてでありますが、現在次期総合振興計画策定に向け、昨年度実施しました天売、焼尻両島を含みます町民アンケート等の声をもとに評価と課題を洗い出し、これらを踏まえた中で基本構想、基本計画案策定に向けた作業を進めております。次期総合振興計画では、これまで同様に離島地域に係る施策等を登載する考えではありますが、島の現状やこれまで幾多に及ぶ離島町政懇談会等で寄せられたさまざまなご意見やご要望をお聞きするたび、依然として市街地との条件格差に絡むご要望が多いものと痛感いたしており、将来における島のあり方についてきちんと形づくって取り組まなければならない時期にも来ていると考えております。しかし、本町における離島は道内における全域離島自治体とは違い、一部離島という難しい面も持ち合わせていることもあり、これまでもその対応には慎重を期してまいりましたが、島が持っている重要な位置づけや今後予想される厳しい社会環境を考えるとき、現在進めております次期総合振興計画に併記、包含される形のみでは限界もあると思われますことから、これとは別な形で計画をつくるための検討を進めたいと思います。これには、まず島民皆様の将来を見据えたご意見やご要望を把握した上で、何が天売、焼尻にとって、そして町全体にとって大事なことか、島民の皆様ともお話し合いをさせていただきながら取り進めていくことが重要であると考えます。そのためには、今後どのような体制づくり等が必要か検討をしなければなりませんので、計画の方向性も含めいましばらくお時間をいただきますようご理解を賜りたいと存じます。以上、寺沢議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 4番 寺沢孝毅

まず、港湾の計画関連から質問していきたいと思うのですけれども、答弁の中にも平成9年に出されました羽幌港長期計画基本構想、これに基づいてこれまで中央埠頭の整備が進められてきたというふうにありました。私もかなりもう古いものにはなりましたけれども、ここに持って常に見ながら進捗状況を比べてきたわけなのですけれども、この中にこういう文言があるのです。かなりもう大前提というような部分に書かれている記述です。これ福寿川についての記述なのですけれども、福寿川河口部に当たる中央地区は、いわゆる今の中央埠頭の場所です。離島生活航路、離島観光、地域住民や観光客の交流拠点としてまちづくり計画であるリバーサイド計画と連携を図る生活交流ゾーンとするというような文言です。ですから、中央埠頭ができることによってあそこのホテルとか海鳥センター、バラ園のある地域と、それからフェリー埠頭が移転する中央埠頭が連動して、一体化して、そしてそれぞれの場所が行き来をして交流できるという、そういうものを目指すのだという意味ですよね、これ。そこで、私も今回福寿川関連の質問になったわけなのですけれども、具体的にそれをやる前に優先しなければならないことがありますよという答弁があります。その1つがアクセス道路の改修、歩道のはがれ、これをまず最優先にしなければならないとありますが、もうちょっと詳しくというか、簡潔でよろしいですから、具体的にどういうことを優先してやらなければならないのか、まずそこをお聞きいたします。

答弁 建設水道課長 山口芳徳(建設水道課長は2013年3月まで)

お答えいたします。アクセス道路につきましては、ただいま振動調査ということを行っておりまして、地盤がどのぐらいのそういう重たい車の振動に耐えられるかという、今調査を行っているところであります。その調査の結果に基づきまして、この路盤で大丈夫という評価をそこで行いまして、もし若干振動が強いようであれば路面の修正、あるいは舗装を一体化するというような、そういう作業も24年度で必要になってきますので、そういうことは今年度中に見きわめた上でアクセス道路の改修ということをまず最優先で行わなければならない。それと、あわせまして住民から要望出ています歩道の傷んでいる部分、あるいは側溝のはがれている部分、ふたがとれたというか、ふたが壊れている部分と、そういったような改修もあわせて行わなければならないので、そういった面をまず中心に行おうというふうな考えであります。

質問 4番 寺沢孝毅

アクセス道路の振動調査とか、それについては常任委員会のほうで調査項目として上げていますので、そちらで主に議論をしたいと思うのですけれども、まだこれは調査は完了していないということなのですか、今の答弁からいくと。

答弁 建設水道課長 山口芳徳(建設水道課長は2013年3月まで)

お答えいたします。振動調査自体は完了、8月中に行われました。ただいま現在調査したデータの分析中でありまして、それが9月末ぐらいに報告が来るという状態になっております。

質問 4番 寺沢孝毅

舗装を厚くするというのは、当然経費かかることですけれども、そこら辺まだ見えていないということですね、いわゆる。それから、もう一点確認したいのですけれども、河川区域を港湾区域に変更しようということで要望を繰り返してきたと。何度ぐらいあって、なぜできないのか、端的にちょっと教えていただけますか。

答弁 建設水道課長 山口芳徳(建設水道課長は2013年3月まで)

これにつきましては、平成2年、それ以前と二、三回港湾区域にするということで、港湾計画の中にも盛り込みながら、折衝を行ってきているところなのですが、やはり河川部局との話し合いがつかないで、結局は港湾計画のほうも断念するという形で現状に至っているということでございます。

質問 4番 寺沢孝毅

今平成2年、それ以前というふうにおっしゃいましたよね。かなり古い話ですよね。北海道は、河川の河岸をそういう漁船の係留場所として利用しているところは余りないようですけれども、本州に行くと普通にあります。係船機がきちっとあって、そして漁船が係留されている。なぜできないのかというところが私は不思議です。もっときちっと物事を整理をして要望すると、それは可能な話になるのではないでしょうか。要するに余りきちっと要望されていなかったというようなことなのではないかなと私は思うのですけれども、その辺もあわせて常任委員会のほうで議論をしたいと思いますので、ここではこれで一応確認を終えたいと思います。町長、私天売に住んでおりますので、こちらに来るとサンセットプラザなんかに泊まることがあるのですが、あそこの客室からは非常によく福寿川が見えます。現状フェリー埠頭はちょっと離れたところにありますので、今の時点では余りよく見えないのですけれども、恐らく中央埠頭に移ってくるとホテルの敷地と福寿川があって、その先に港があるという光景がもう本当に一望できるのです。ホテルとか海鳥センターの福寿川沿いというのは、非常にきれいな道路、それから歩道が整備されております。ところが、国道をまたぐと砂利道で、通っていい場所なのかどうかというのがちょっと不安になるような、そんな状況なのです。先ほど私は、この港湾の基本計画の文言を読まさせていただきましたけれども、やはりあそこは早期にきちっと計画的に早く一体化できるよう、交流ができるように整備すべきではないかと思いますが、これまで具体的に検討されたことってございますか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

端的な答えにならないかもしれませんけれども、今計画の中での文言等、また確かに議員がおっしゃられるとおり私も同じ経験を上のほうから見た中で、また漁協だとか水産にかかわる方々とお話ししていても、中央埠頭ができ上がった暁、またターミナルができて、そして荷さばき場等ができたというところでは、人の動きがやはり海のほうに動きやすくなる状況ができ上がるといったところでは、リバーサイドから海への連動した、港への連動したその形というのが非常にいいロケーションとしてありますねというようなことは、国交省のトップクラスの方ともお話ししたことがございます。そういった意味では、非常にそうなることがやはり環境整備も含めた中でその計画に書かれてあるとおり目指す形なのかなというふうに自分でも理解はいたしております。ただ、それに取り組んだことがあるのかということでは、そういうお話が出たことがございます。私もあの橋の下を歩けるものなのかなと思ってあそこまで行ったこともございます。ただ、国道232号線を横断するという形よりも何かしら河川敷歩けないだろうかというような、そんな目的を持ってちょっと行ってみたのですけれども、そんなことも含めて、やはり何かしらのアクセスをつけることによって、また一層中央埠頭の役割というか、住民に対する、またいろんな方々、宿泊客も含めて有効な何かしらの手だてはあるような気がいたしております。私の記憶では、そのことについてどうこうするということでなくて、アクセス道路の論議だけで終わっていたような気がいたしております。今後今議員が言われたことにつきまして、どの程度それが可能なものとなるのかということも含めて少し検討に入りたい。今すぐできるかどうかということは、先ほどの何を優先するかということにもつながっていきますけれども、検討してみたいなというふうに思います。

質問 4番 寺沢孝毅

これまでの議事録をちょっと拾ってみました。もう何度も何度も常任委員会、それから議会の一般質問でこの話題は出できているだろうと。私もたくさん記憶があるのですけれども。そうしたら、案の定、たくさんやっぱり出てくるのです。過去3年ぐらいの主立ったものをちょっと拾います。平成21年12月議会の一般質問です。これも私が一般質問をしたものなのですけれども、当時の西村課長に対して、河川、福寿川の護岸の整備について尋ねております。まだまだ供用開始までちょっと余裕があったので、それとあわせて計画を考えていきたいという、そういう答弁をしているのです。それから、これは常任委員会です。平成22年1月19日開催、これもどなたが質問したのか、ちょっとここには書かれていないのですけれども、ホテルの人たちが港に行くために当然通るので、整備をしなくてはいけないのではないのかと、そういう質問に対して、検討しなくてはならないと答えています。景観的にもよくなく、それから長雨のときには水浸しになるのですよと。よくわかりましたと、了解しましたと、そういう常任委員会のやりとりがあります。それから、平成22年7月22日、これは港湾の進捗状況についての議論ですが、質疑の後、中央埠頭供用開始にあわせて福寿川沿いの護岸整備について美観及び安全面から早期に検討するよう意見を付したと。常任委員会が担当課にそういう意見を付して閉じているわけです。当然検討しなければならないと思うのです。町長、ぜひとも私供用開始にあわせて整備するべきだと思いますけれども、当然財政のことやさまざまなほかの事業のことも考えるとそうもいかない場合もあるかと思います。しかしながら、これだけ長く議論してきて何も進んでいないわけですから、せめて年次計画でもきちっと示した上で、利用者、それから一般町民の方にご理解を得るということが必要なのではないかと思いますけれども、急いで年次計画を立てていただきたいなと私は思います。いかがでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

その必要性、今さまざまな論議の中でそういう方向性がある程度出ている中での全く手つかずの状況ということでございますし、24年度、25年度からの供用開始ということも含めながら、先ほど私もちょっと現場のほうに足を運んだ経緯も何度となくありますけれども、そんな中でどの程度のものが考えられるのかということも含めて、早急に年次計画をといっても中身もまずはどの程度のものになるのかということもかんがみ、立てていかなければならないと思います。議員のおっしゃられることを重く受けとめながら取り組んでみたいというふうに思います。

質問 4番 寺沢孝毅

先延ばしになればまた置き去りになりますので、早急にお示しいただけるように努力をしていただきたいなというふうに思います。次に、漁協の事務所部分に対する補助のことなのですけれども、答弁の中で合併当時の事業経営計画書というものを出されて、今後検討していきたいという、そういう中身でした。私も漁協の荷さばき施設、つまり事務所の移転というのは、漁協の合併に伴う振興策の一つとして含まれていたものですから、やはりそういう立場に立って検討を始められるということについては賛成でございます。もうちょっと詳しく見ていきますと、補助対象外部分について答弁の期待値という形で出てきていますよというのがありましたけれども、3分の1補助してほしいという、そういう数字が掲載されておりました。4町村で話をして、そして割合とか、そんなものがまずは議論として始まるのかなというふうにイメージしているのですけれども、そういうようなことで受けとめてよろしいでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

期待値ということで出てくるのだと思います。基本的には、産業振興も含めて以前からこの話についてはあったお話でありますし、額そのものがまだはじかれているのでしょうか、ちょっと私には。そういうことも含めて3分の1という割合でできる限り産業振興ということ、また合併振興策ということも含めながら取り組んでいきたいというふうに思います。期待値というよりもできるだけ期待にこたえていきたいということでご了解いただきたいと思います。

質問 4番 寺沢孝毅

わかりました。それから、関連したことなのですが、フェリーも、それから漁協の施設も新しい場所に移転することに伴いまして、1つ私非常に心配していることがあります。それは、フェリーターミナルからこれまであった食堂と売店のスペースがなくなるという点です。先般の常任委員会の中で初めて提示されて、私自身非常に驚きとはちょっと一種違った、本当にそれでいいのだろうかという言葉に出しがたい不安感を持ちました。なぜそうなったかという説明も当然あったわけなのですけれども、実際に今やられている方が次、どうでしょうかという話をしていったら、なかなか難しいという話があったりとか、そういう説明を常任委員会の中で受けたわけなのですけれども、それでそのスペースがなくなったわけなのです。これは、やはり観光の最も重要な部分の施設として、そういった機能は当然私はあるべき、必要なのではないかなというふうに思うわけなのです。一たん削ってしまうと、今度新たにということはなかなか難しい。なくなることによって、今一生懸命例えば町ににぎわいをとか、あるいは観光に対していろいろやろうとしている中で、これは間違いなくマイナスになるのです。だから、そこに至るまで、私はどのような議論をされたのか、そこを問題にしたいのですが、町長、その部分についてどのようになっていましたか。

答弁 建設水道課長 山口芳徳(建設水道課長は2013年3月まで)

私のほうからただいまのご質問のなぜ食堂、売店を削ったかというような議論の経過についてちょっとご説明を申し上げたいと思います。当初は、そういう最初のスタートは現状という形でスタート、つくるという形で話は進められていたところなのですが、その経過の中でこの話が出たのは庁内の打ち合わせの中で昨年、平成22年12月でございますけれども、食堂については観光シーズン以外の利用が今されていないと。そして、必要性があるのかという議論がされております。必要性があるということもありましたが、かなり今現状の施設は広い部分を使っているということで、観光シーズン以外は使わないということで、現状新しい補助事業をいただきながらつくる施設にそういう遊休の部分をつくっていいのか、あるいは補助の対象にならないというような議論もありまして、縮小したいということでありました。できれば設けないという形で一応意思統一をされて話を進めたのですが、またフェリーのほうから何とかならないのかというご要望もいただきまして、一度交流施設としてある程度のスペースをつくっていたところを軽食等を食べられるぐらいのものをつくったらどうなのかということで、いろいろその件に関しましてはだれがやるのかということがまず議論になりました。やる人がまずいなかったというのが実態であります。そういうことから、そういうスペースを利用してできるのであればやりたいということで、観光協会、それから商工会に声をかけまして、そういうスペースでやってくれる人というのを募集をさせていただきました。ところが、やはり名乗り出ていただける人がいないというような中で、これはやっぱり断念せざるを得ないということで、交流スペースということは残しておりますが、そういう中で決定がされてきたということであります。売店につきましても引き続きやっていた業者がいたわけなのですけれども、どうしても採算が合わないということで撤退せざるを得ないということで撤退して、その後もやる人がいないという状況が続いておりますので、そういった利用者というか、そういう方がいないという中で、ちょっとそういうものを設けられないという現状になっております。

質問 4番 寺沢孝毅

私が問題にしたいのは、難しい状況は十分わかります。人が、フェリー、観光客がどんどん減っていく中で、採算を考えるとなかなか難しい。だけれども、難しいからといってそこのところでではやめましょうであれば、この町は衰退する一方なのです。そのときにどのような努力をするか、どのようなアイデアを出し合うか、そこをどれだけやったかということを私は問題にしているのです。単純にこうやって切ってしまったら、あともう復活のしようはほとんどなくなるのです。私は、このことだけではなくてすべてのことに今のことは通じると思うのです。もうフェリーターミナルは設計に入っていますから、非常に私は残念でなりませんし、これでいいのかという思いで、本当に何か打つ手はないかということを考えています。1つアイデアとして私残っているのは、荷さばき施設、事務所、漁協、今これからちゃんとした設計に入るわけですけれども、そこにそういったものができないだろうかということも考えています。漁協でも一度検討したそうです。しかし、採算性とか、ではだれがやるのか、いろいろ現実的なことを考えたときにやっぱり削るしかなかったというところなのですけれども、もう一度私はこのことを真剣に考えて、少なくてもそういうスペースをつくっていただきたい。供用開始までまだ時間があるわけですから、何とかその難局を乗り切る知恵を出していただきたいなと思いますが、町長、いかがでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

今荷さばき施設の話も出ておりましたけれども、当初は先ほどのロケーションというか、ホテルからのリバーサイド施設側から中央埠頭というふうのアクセスの関係のときにも出てきたことの一つでもございます。いわゆる荷さばき施設等に物販等海産の、今ちょっと名前ど忘れしましたけれども、漁協のほうでやっている、その形をどこかで持てれば、そういうところでの人の動きも活発になるねというようなプランがあったこともございました。そういった意味では、やはり協力体制をとりながら、また確かに補助の中で難しい部分はフェリーターミナルのほうですけれども、いろいろ抱えながらのものでもございます。そういった意味も含めて、可能性があるのかないのかも含めて、また漁協との連携の可能性もあるのかということも含めながら、少し検討、取り組んでみたいなというふうに思います。

質問 4番 寺沢孝毅

休憩も入れて3分、残り3分しかないということですか、さっき休憩しましたけれども。そういうことね。

質問 4番 寺沢孝毅

それでは、離島の振興法とか、そちらのほうに移りますけれども、独自の計画をつくる、検討してくださるということで、非常にうれしく思っております。島の方々も大変喜ぶのではないかなと思います。早急に体制づくりをそれぞれの島でしなければいけないと私は思います。当然このたびの町の総合計画に合わせた形のスケジュールの中でやらなければ宙に浮いた計画になるので、その連動性ということも考えなければいけないと思うのですけれども、そのような進め方でよろしいかどうか、ちょっと確認をしたいと思います。

答弁 総務課長 井上顕(総務課長は2015年3月まで)

お答えいたします。ただいま寺沢議員のほうからスケジュールについてのご質問だと思うのですけれども、今答弁書にもありましたとおり現在総合振興計画、羽幌町全体の部分が進んでおります。それで、これにつきましては当然島の部分についてはその中に従来どおりの形で入れ込むというような形で今考えております。ただ、それを来年3月までに策定、完成ということの予定の総合振興計画に今町長の答弁がございました島独自の別な形での計画というものを全く同時期に完成させるというのは物理的にできないと思っています。当面事務方としましてもできる限りすぐ作業には取りかかりたいと思いますが、答弁書にもありますとおりまず島の抱えている問題、そして島の声を確認というか、把握して、何が問題なのか、そして島のこれからの将来描く姿、こういったものも含めながら、新しい計画のほうに登載していきたいということも考えていますので、若干今の総合振興計画より後になるということを考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 4番 寺沢孝毅

最後ですか。私は、やっぱりそれではなかなかうまくいかないと思います。先般の町政懇談会の中でも町長は、みずから離島の独自の振興計画必要ではないですかということを羽幌町総合振興計画に絡めておっしゃられました。私は、本当に力強く思ったのです、あのとき。これで島の人たちにも一緒に行政の中身について入ってもらって考えることができると。より問題も身近に感じてもらえるだろう。そういうタイミングでやってこそ、私は島の方からもいろんな声が出て、そして頑張ろうという意欲が出て、うまくいくものだと思うのです。さらに、来年度時間置いて、これでは効果が薄いです。ぜひとも、いいですか。事務方の方は役場から一回一回来る必要ないのです、天売まで。支所長がいるのです、役場、天売支所、焼尻支所、それぞれ。支所長が吸い上げて、それを総務課に連携をして、本当に必要なときに総務課の担当者が来られれば何の問題もなくできると思います。私たちはずっと島にいるのです。それは、事務方の都合であって、何とか私は支所長の対応でできるような工夫をしていただきたいというふうに思うことが1点。それから、離島の抱えている問題、町長も全国離島振興……

質問 4番 寺沢孝毅

これで終わります。一番の問題はフェリーです。運賃の負担が非常に大きいということがすべてのネックになっています。今回の離島振興法は、単なる一部改正ではなくて抜本的な改正をしようとしているのです。その中の全国離島振興協議会の文言の中にこういう一文があります。離島住民は、非常に運賃の負荷を強いられている。距離当たり運賃の比較で鉄道などの公共交通機関に比べて著しく高い運賃負担をしているのだと。要するに鉄道並みにするのが本当は妥当なのだという、そういうことなのです。私比べました。羽幌、天売間27キロ、札幌、朝里ぐらいの距離です。これJRだと530円です。旭川、深川30キロ、これ特急乗っても1,730円です。こういう料金が妥当だというのです。こういうことをこの法改正によって何とか実現しようとしているのが全国離島振興協議会です。したがいまして、より具体的な本当に強い働きかけを私はお願いしたいなというふうに思うのですけれども、今の2点について答弁いただきまして、終わりにしたいと思います。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

今離島振興法の改正については、改正のたびに北海道離島振興協議会の役員をやっているということもございますし、離島島民の持つ悩みということではすべて同じだということも、そして今の運賃の話ですけれども、確かに全国離島が先頭になってやっていますけれども、我々は北海道離島の、全国離島でもそれぞれ条件が違うということもございますけれども、北海道離島一丸となって要請活動を強く求めていきたいというふうに思います。先般北海道5町で回ったときに、それぞれの政党の中の専門部会みたいな離島の関係する集まりがございます。議連がございます。そんな中で非常に離島に対する理解度の深い方々がたくさんおりまして、そういった意味では北海道離島の悩む部分というのも本当に理解していただいていると。それ理解していただくだけで終わるのでなくして、それが形になって何とか離島住民の振興につながるという動きに持っていきたいというふうにこれからも力強く動いていきたいというふうに思います。島の振興計画についてですけれども、先般町政懇談会の最後、締めのときにお話ししたときにちょっと私が思っていたことが言葉として出たわけです。島何度となく通っているうちに、やはり島の方々といろいろなお話をしたり、今年の場合は振興局長等の随行も含めながら、島のさまざまな方々のご意見を聞いたという経緯もございます。そういった中でやはり一つ一つあれをこうすれ、あれをつくってくれとか、これを直せとかというところの要望とは違った、このままでいいのだろうかというような島の将来を見て、いろいろ島民みずから考えなければならぬというようなお話がここ数年やはり出てきているように思ってなりませんでした。振興局長も初めての赴任ということでしたけれども、やはりそういうように感じたようでございまして、いろんな意味でそういう島の振興、将来のあり方、島の目標とする姿というものを描きながら、一つ一ついいねというようなこともございまして、私自身の気持ちも伝えたつもりでございました。取り組みとしては、総務課長、担当のほうで物理的にと、期間的にということだというふうに思います。ただ、やる努力をしなければならぬだろうと。すぐ動き、どういう段取りで、どういうプランで動いていくのかというようなことも含めて、すぐ形、それが最終的に数カ月でまとまるのかどうなのかということは別にしても、すぐ取り組むということで進めていかなければならぬということです。

出典:羽幌町議会 平成23年第6回定例会 2011年9月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる