みんなの議会

羽幌町議会 平成23年第5回定例会 2011年6月16日

羽幌町の地域活性化及び雇用対策事業について

2011年6月16日、羽幌町議会の一般質問で、寺沢孝毅議員が「羽幌町の地域活性化及び雇用対策事業について」質問し、町長 舟橋泰博、副町長 本間幸広が答弁しました。

質問者
寺沢孝毅 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、副町長 本間幸広

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 寺沢孝毅

私からは、羽幌町の地域活性化及び雇用対策事業について質問いたします。生活保護費の受給者が全国で60年ぶりに200万人を超えました。受給者は、これまで65歳以上の高齢者世帯や世帯主が障がい者、傷病者の世帯が多数を占めてまいりました。しかし、今回の背景には2008年のリーマンショック以降の不況で、失業した現役世代の生活保護申請が急増したことが指摘されています。働く意欲があっても、仕事がないため生活保護を受けざるを得ない事態は断じて見過ごすことはできません。さらに、若者の就職難も深刻度を増し、この春卒業の大学生の就職内定率が調査以来最低を記録したことも忘れてはいけません。当町においても、安定した仕事につけない若者の就職希望の声を多数耳にします。こうした深刻な状況に対し、町として有効な手を打てているのでしょうか。当町には、可能性を秘めた1次産業があります。国民の主食である米は、オロロン米ななつぼしとしてその食味は全道のトップクラスであり、アマエビの漁獲高は全国一であるなど、誇れる農水産物があります。他の産業の事業者と協力する中でこれらをさらに活用し、販路を拡大していくことが地域活性化の一つの近道と考えます。町として現役世代、特に青年層の雇用を支え、適正な人口構成を維持し、地域産業の活性化及び魅力ある地域づくりを推進する必要があることは言うまでもありません。以上の観点から以下の質問をするとともに、私から提言させていただく政策につきまして、町長のご意見をお聞きいたします。まず、1点目、羽幌町における現役世代の失業率の現状はどのようなものか。2点目、地域産業の活性化及び雇用の現状に対する町長の認識は。3点目、産業活性化及び雇用対策のための当町独自の事業を行うべきと考えますが、私から次のような骨子の事業を提案いたします。それに対する町長のお考えをお聞きしたい。事業の骨子ですが、当町の産業活性化のための新しいアイデアの事業化とそのための雇用に対して、町内事業者または事業者間でつくる団体等に必要額の一定割合を町が補助する。具体的内容ですが、人件費及び事業費を1年間補助する。あらかじめ町の予算枠を決める。公募方式とし、町外専門家委員、例えば羽幌町活性化アドバイザーという名称をつけてはどうかというふうに思いますけれども、こうした方により選定する。重点分野を町長があらかじめ決める。補助事業者は追跡調査による資金以外の継続支援を行う。雇用の目的達成までの間、継続実施する。以上であります。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

寺沢議員のご質問にお答えをいたします。1点目の羽幌町における現役世代の失業率の現状についてでありますが、完全失業率については総務省が毎月全国規模で調査している労働力調査があり、これによりますと昨年10月の5.1%をピークに本年3月まで減少を続け4.6%となっておりましたが、4月に4.7%となり、先月に比べ0.1ポイント上昇している状況にあります。過去においては、バブル崩壊後の平成14年の5.5%が最悪の数字であり、これに近い数字であることから、完全失業率は悪化しているものと思われます。この調査以外の完全失業率の調査は行われていない状況にありますが、失業情勢の調査資料としてハローワーク管内での雇用失業情勢があり、これによりますと新規求人倍率で0.99倍、有効求人倍率で0.73倍となっており、いずれも前年同月分を上回っている状況にありますが、雇用の現状は大変厳しいものととらえております。次に、2点目の地域産業の活性化及び雇用の現状についてでありますが、地域産業の活性化は農業や漁業、林業といった1次産業の生産性向上、付加価値を加えた加工業や製造業、建設業などの2次産業、そして小売業やサービス業など3次産業の発展が欠かせないものと思います。また、産業間相互の経済連携及びその効果により地域全体の活性化が図られることから、これら各産業への振興策が産業全体を通した振興につながるものと考えております。また、雇用の現状ですが、産業分類別就業者の構成比で最も多いのが3次産業で63.5%、次に1次産業で21.1%、2次産業で15.4%の順となっております。就業年齢別では、50歳代が最も多く27%、次いで40歳代19%、30歳代17%、60歳代14%、20歳代13%となっており、産業別の就業年齢においても同様の傾向が見られ、青年層が少ない状況となっております。このような状況ではありますが、活気のあるまちづくりには町の将来を担う若者の雇用の場を確保することが重要と考えております。しかしながら、1次産業を初めとする各産業において、景気の停滞から雇用が拡大せず、青年層においても厳しい状況となっているのが現状であります。3点目の産業活性化及び雇用対策のため当町独自の事業を行うべきとのご質問でありますが、国においては平成21年度から緊急雇用創出推進事業として離職者や失業者に対して新たな事業についての人件費補助を実施し、羽幌町においては平成21年度で4事業10人の雇用、22年度で7事業13人の雇用を行っております。その他の雇用対策事業として通年雇用支援制度や試行雇用奨励金事業などがあり、北海道の事業としては地域若年者雇用奨励事業が予定されております。このように国や北海道において各種雇用制度がある中で町にとって独自の事業を見出すことは容易ではありませんが、検討すべき課題と考えております。議員提案の事業の骨子による新しいアイデアの事業化と雇用に対しての補助制度は、その新しい事業が産業活性化にどのような効果をもたらし、雇用の拡大につながるものなのか、しっかりと判断した中で進めていく必要があるものと考えております。また、制度の中身についてもご提案がなされておりますので、貴重なご意見として受けとめさせていただきます。いずれにいたしましても、産業活性化及び雇用対策は大変難しい問題ではありますが、常に考えていくべき課題であり、今後も元気な羽幌を目指し、誠心誠意頑張ってまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。以上で寺沢議員の質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 4番 寺沢孝毅

私、3点にわたって質問したわけですけれども、1点目と2点目は現状と、それから町長の認識をお尋ねいたしました。一番私が町長に対して聞きたいなと思っていたのは、3点目の部分でございます。全体を通して具体的な中身がなかなか見えてこないということと、それからどこに重きを置いた答弁なのか私にはなかなかわかりません。つかめません。ちょっと町長の答弁を、現状の把握から、それから3点目の答弁拾ってみます。まず、現状の把握と、それから町長の認識についての答弁なのですけれども、雇用の現状は厳しい、産業間相互の経済連携及びその効果により地域全体の活性化が図られる、各産業への振興策が産業全体を通した振興につながる、町の将来を担う若者の雇用の場を確保することが重要、ここまでが現状の分析と町長のそれに対する認識でございます。私の3点目に対する町長の答弁ですけれども、独自の事業を見出すことは容易ではありませんが、検討すべき課題、貴重な意見として受けとめさせていただきます。大変難しい問題ではありますが、常に考えていくべき課題。これが3点目に対する、私が拾った答弁なのです。これでは、私が具体的にこういったことをやってはどうかという質問をしたのですが、それに対する具体的な答えが返ってきていないのです。答弁と言えるのでしょうか、これで。何か町長、具体的に産業の活性化、それから雇用対策に対して政策をお持ちであれば、この場でご披露していただきたいのですが。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

寺沢議員の今回の3点目の産業の活性化ということでございますけれども、新しいアイデアということの中での、それを事業化に進めてAからFまでのこれらのことについての考えの中で進めていってはどうかと、取り組んでいってはどうかということでございます。そのことについて、流れとして産業をつくり出すと、事業化ということの中では大変、いわゆる大切なことでもありますし、事業提案として真摯に真っ正面から受けとめたつもりでございます。そういった意味では、非常に今の現在の中での雇用対策ということでは大変難しい状況があるというふうには思っていますけれども、我々の今までの動きとしては、産業の活性化がやはり雇用につながるという考え方が基本となって今までの政策としてさまざまな取り組みをしてきております。全く違う新しい観点からの提案というふうに受けとめてはおります。ただ、今後のいわゆる今の現状を打破する、やはり雇用の拡大を広げていく中では、さまざまな問題を抱えているわけでございますので、今議員が言われているこのアイデアというか提案というものを受けとめながら、また新たな我々の知恵を絞っていかなければならないというふうに考えた答弁でございます。

質問 4番 寺沢孝毅

もう一度、ではお尋ねしますけれども、私が提案したこの具体的な中身について、これから具体的に検討に入るという、そういう意味の答弁書だったのでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

入る、入らないということより、議員のこの発想というか、この提案について私も同感するところがございます。そのことについて、今いわゆる取り組むべきという議員のお話だというふうに思いますけれども、我々はこれをやはり実現性があるのか、またそれについて進む道というか、相手がいることでもありますし、その検討に入るということでございます。その検討ということの中身はどこまでなのかということもあるでしょうけれども、やはり一つ一つの小さな可能性にでもかけていかなければならないというのが今の我々のスタンスでもありますし、そういった意味ではどういう言葉があれなのでしょうか、取り組みに入っていきたいというふうに思います。

質問 4番 寺沢孝毅

それであれば、そういう具体的な答弁が私は欲しかったなというふうに思います。例えばAからFまで、具体的にきちっとご提案したわけですから、それについて、これについてはこういう問題があるとか、これについてはこういったことができそうだとか、そういった検討がされて、この場で私は議論したかったのですが、出てきた答弁が非常に抽象的で雑駁な印象を受けたものですから、私が提案した中身以外に町長はもう既に具体的な雇用対策の政策をお持ちなのかなという、そういうふうにも考えたのですが、その辺町長どうなのですか、お持ちなのですか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

議員がおっしゃっていられるのは、いわゆるここに書かれている議員提案の、議員が提案している中でのそれができるのかできないのか、やるのかやらないのかという、そういう論議だというふうに期待をなさっていたというふうに思います。ただ、我々としては、この提案の中身の一つ一つということではなくして、この大枠の新しいアイデアの事業化ということについての取り組み、アイデアというものについてのある意味での賛同をしているわけです。人件費が1年間にするといいのか悪いのかという論議ということではなくして、そういう答弁でこの提案については今後これからの検討材料とするということの答弁でありました。ただ、今再度の質問の中でありました雇用についてということですけれども、今までのスタンスはあくまでも産業の活性化という中での雇用の拡大ということでのスタンスで今までもずっと取り組んできております。

質問 4番 寺沢孝毅

私は、非常にこの町の将来について危機感を強く持っております。雇用、それから産業のことももちろんですが、そういったことがやはり原因で、人口減なんかもかなりのスピードで進んでいくでしょう。それを放置しておくと、町自体の機能もどんどん、どんどん停滞していって、本当に住みづらい地域になっていくのではなかろうかという強い危機感を持っております。そういう危機感は、町長はいつもあちこちでお話しされているので、共通の認識でお話をできるのではないかなという思いで質問させていただきました。町長の答弁の中にこういう問題、常に考えていくべき課題だというふうにありますが、いつまでも考えていてはだめです。どこかでちゃんとした政策を打ち出して、そしてそれを町民の方に理解をしていただいて、行政と住民の方々がやはり必死になってこの町をさらによくしていきたい、活性化していきたいという思いを抱かなければうまくいかないと思います。その意味では、もっとリーダーシップを私は発揮していただきたいし、町長だけではなくて、役場の幹部職員の方にも政策的な部分をもっともっと前面に出してやっていただきたいというふうに思います。一つの例ですけれども、今年のたしか4月に国の緊急雇用対策で北海道を通じて我が町にもある程度まとまった予算が来るぞということで、何かこれに絡めた事業はないかということが役場庁舎内に連絡されたと思うのですが、なかなかそれに対してこういった事業をやるべきだという声が上がらなかった。幾つかはあったのでしょうけれども、それをチャンスととらえてやはりたくさんのこういうことをやってはどうかという声が出なければ私はおかしいのではないかと思うのです。政策形成能力という質問を私一度町長にお聞きしたことがありますが、そのとき職員も研修を積んで、そういう危機感を持った中でどういう政策が必要なのか、役場内でも議論していきたいという答弁をいただきました。どうも、それが私は機能していないのではないかなというふうに強く質問をするに至るまでも感じたのですが、町長ちょっと引き締めてリーダーシップを発揮していただけませんか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

ただいま議員の骨子といいますか、やはり政策的なものをどんどん、どんどん前面に出しながら役場職員一丸となったまちづくり活性化ということに取り組むべきだということだと思います。何回となく議会でのその趣旨の質問も受けておることも確かであります。そういった意味では、やはり一つ一つのものの小さな考え方でなくして、トータルで政策的なものを考えていかなければならないということでは、今年の春からいろんな一つの課題を持った中で統計的にどうこれを取り組んでいくのだというようなことも今役場の中で横断的な動きが始まっているところでもございます。そういった意味では、議員が今まで指摘されてきていた行政の中での、いわゆる取り組み方と、政策提言の仕方ということでは、おっしゃられるとおりだというふうに思います。これからご指摘のとおり、我々の目標とするところは地域の活性化であり、やはり住民の方々が元気で暮らせる地域づくりということでございます。そういった意味を強く踏まえながら取り組んでいきたいというふうに思います。

質問 4番 寺沢孝毅

質問の内容を、私の提言をした具体的な政策内容にちょっと移させていただきますけれども、我が町にはほんの少し後押しすることによって、さらに伸びていくような、そういう産業とか事業所なんかがあると思うのです。そういったところに人件費、これは新しく雇用するということに限るのですけれども、新しい雇用に対する人件費、それからさらにその事業を拡大し、我が町の活性化につながるような事業のアイデアに対して、その事業費、これは一定割合ということになろうかと思うのですけれども、補助をしてはどうかなというふうに私は考えます。例えば水産加工業者が何社か集まって、商工会なんか窓口になって、イサバヤ食堂でしたか、新しい地元の産品を生かした加工品をつくりました。これからどんどん、どんどんPRをして消費の拡大、需要の拡大をしていかなければならない段階に来ているのですけれども、しかしながら商品はできたのだけれども、その経費だとか、あるいは人手の問題だとか、やはり当たるわけです。そういったことですとか、本当にこの町のすばらしい産物を私はただ単にそのものを加工しなくても、販路拡大するだけでも一つの仕事が生まれ、雇用が生まれると思うのです。そういったことに町の補助金を使い、それを各事業者ですとか事業者同士でつくる団体からアイデアを募集して、公募の中から選ぶということをするとすればいいのではないのかと思っています。その効果として、やはりやる気が出ますよね、まず。事業者も、こういうことがあるのだったら、その制度を使って頑張ってみようというやる気、それから何かできないだろうかというアイデアも生まれてきます。そういった取り組みを考えていってはいただけないかなと思いますが、町長どんなふうに思いますか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

今イサバヤ食堂だとかという新しい品々を開拓しながらあちこちでこの名前の中でさまざまなものを売っていると、加工品を売っているということの中での、やはりそれをバックアップするような何かやる気を起こすような制度設計ということだというふうにとらえますけれども、そういうことだというふうに思います。今までもある意味ではPR活動だとかさまざまな動きの中では間接的な支援というのは金銭的にもあったかと、人的にもあったかというふうに思います。また、制度設計ということでおっしゃられるというふうに思いますので、やはりそういうものも一つ一つ考えながら地域の元気、地域で特に若者たちがこの町で頑張っていく姿がお年寄りの方々にも元気を与えるということもございますし、そういった意味での若者たちの力をこの町に生かすという観点からは、そういうことも何かしらの元気の出る施策として考えていかなければならないというふうに思います。ただ、さまざまな分野での活性化というものが求められております。羽幌の特産物、羽幌の売りというものでは、やはり中心になって若者たちが我々年代を引っ張り出すような、そんなような元気さというのも我が身に、30年前を振り返りますとそんな時代もあったのかなというふうに思います。そういった意味では、今我々がそういったサポートするというか、考えの中でバックアップすることが大変重要なことではないのかなというふうに思っています。

質問 4番 寺沢孝毅

本当にサポートというのは、非常に私も重要だという認識の中でこういったご提案をしているわけですけれども、もう一つ大事な視点としまして、我が町に住んでいる人間がそれを考えるだけではなくて、もちろんそういうことも必要なのですけれども、我が町の外に住まわれている専門家とか、十分こういった経験を積まれた方々のお知恵をかりるということも大事な一つの今後の視点ではないかなというふうに思います。そういった方を絡めてやることによって、さらにずっとそのアドバイザー的な立場になっていただいて、この町にずっとかかわり、そしてプラスになるアドバイスをいただき続けられるのではないか。そんな視点をお持ちになってはどうかなと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

一つ一つが寺沢議員の本当に大変意義のあるというか、ご提案だというふうに聞いております。さまざまな分野でやはり外の力というか、外から見た目とか外の知恵だとかというものを活用するというのは本当に重要なことだというふうに思います。今議員の視点というのは、産業だとか活性化だとかということかというふうに思います。ちょっとそういうところからはずれるかもしれませんけれども、やはり人材の育成、職員の研修とかという分野も含めながら、やはりいろんな方々が外から来ていろんなお話を聞いたり、またいろんなアイデアを聞いたりということは継続的に続けている分野もございます。そういった意味では、やはり視点を変えた見方、または考え方というのは大変重要なことだというふうに思います。産業分野についても、またいろんな町の政策提言というか、そこにつながるものといたしましても大変重要なことだというふうには思っております。

質問 4番 寺沢孝毅

こういったことを、例えばやるとした場合に、やはりそこで一番大事になってくるのは、その中で町長がどのようなことに力を入れ、そしてどの分野を伸ばしていこうとするのかということだと思うのです。すべてオールラウンドにということはなかなか財政的には難しい面もあります。そこがやはり町長の前面に出すべき政策部分ではないのかなと思うのですが、町長、その辺もし重点を置いてやるとした場合にどのようなお考えを持たれるのか、ぜひともその辺聞いてみたいのですが。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

重点化の取り組みということだというふうに思います。今までの取り組みでは、やはり各産業に一様に目を向けながらということのスタンスでずっと進んできたように思います。ただ、町を売るとか、さまざまな町の形態というのはやはり目には入りますし、耳にも聞こえてきます。そういった意味では、ある一定の売りという中では重点的な取り組みというものが必要かというふうに議員のご意見としておっしゃられているのだというふうに思います。非常に重要なことだというふうに思いますけれども、そんな中で羽幌町、いつもあちこちであいさつする中で言っているのは、やはり1次産業を中心とした、先ほど質問書の中でもおっしゃられていましたとおり、水産または農産というようなことでの売りの部分はたくさんございます。そういった意味では、そういうものからの中心的な動きになっていくのかなというふうに思います。ただ、今ここで何か重点的なものを答えろと言われておりますけれども、今までの自分の感覚的なものからすると、やはり1次産業中心のものというふうになっていくと私自身胸の中を想像できるというふうに思っております。ただ、今までは産業の活性化ということでは総花的な見方をしているスタンスであったというふうに思います。

質問 4番 寺沢孝毅

そういう面では、私が考えていることとそう違いはないのかなというふうに思うのですが、もう一つやはり財源というのは非常に大事な議論になろうかと思います。国とか道からもさまざまな補助金とか、あるいは交付金制度があるのですが、町でこういった仕組みをつくったときにそういったものも一緒にリンクさせながら事業化できるのではないかと思うのですけれども、その辺どなたか、財政とかわかる課長さんでも結構ですので、その可能性についてちょっとお話し願えればと思います。

答弁 副町長 本間幸広(副町長は2011年9月まで)

ただいまの寺沢議員のご質問にお答えいたします。具体的なそれぞれの中身はそれに合わせた、逆に言うとその政策的なことを優先し、それに有効な財源、制度を活用できるものがあれば積極的に活用してまいりたいと、そういうふうに考えております。

質問 4番 寺沢孝毅

そういうような恐らく制度もあろうかと思いますので、ちょっと調べる価値はあるのかなというふうに思います。最後に、商工会とか、それから若手事業者とか、いろんな方と懇談していたときに、こういった組織が今つくられて動いているというのを聞いたのですけれども、それは地域活性化戦略会議という会議であります。当町の産業団体とか消費者団体だとか、さまざまな方の代表者でつくられた、言ってみれば地域活性化、それから雇用、そういったものを含む、今後どうしていったらいいかという具体的な手だてを講じようとしている会議なわけです。やはり町の多くの方々がそういったことに不安を感じ、そして何らかの施策を求めているという背景があると私は思いました。商工会も私はこういったことを考えているのだけれどもという相談をいたしましたら、それは全面的に積極的に町も取り組んでもらいたい、そんな声もいただきましたし、若手の事業者からはそういう制度があるのであれば非常に利用しやすいと、そんな声もいただきました。町の声をいろいろ酌みながら、ぜひとも来年度に向けて町長、具体的な施策として私は実現していってほしいというふうに強く思うわけですけれども、いかがでしょうか。これ最後の質問にしたいと思います。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

戦略会議の今の動きだとか発足当初からのいろんな背景だとかというのは、私この後副町長に答えさせます。やはり事業者等々が今課題となっていることだとか、いろんなことが即動いていただけるような流れに持っていくというところは、各産業の方々もそうでしょうけれども、ある意味では必要な流れなのかなというふうに思います。それが本当に適切なことなのか、きちっとした公平感を持った中で有意義に使われる、使われるというか動きにつながっていくのかということの判断は我々がすることであるというふうに思いますし、地域活性化戦略会議のメンバーは多種多様なさまざまな分野の方々が集まってきている会議でもございます。そういった意味では、今言われるような流れの中での非常にスムーズに流れる、意見が通る、通せる、そんな組織はやはり必要かなというふうに思います。ちょっと戦略会議の内容については、副町長のほうからお話をさせます。

答弁 副町長 本間幸広(副町長は2011年9月まで)

考え方については町長からお話ししたとおりですが、具体的に今動いている地域戦略会議の動きと申しますか、その辺も若干ご説明して、説明にかえたいと思います。町の産業団体あるいは商工会を中心にした方々で町のそれぞれの皆さんの思いも含めて、まず役場のほうへご要請があり、それに伴って町としても当然スクラムを組んで取り組むべき課題ということで地域戦略会議というものを立ち上げ、現在鋭意協議検討しているところでもございます。その中に当然、目的としては本町の経済回復、それから活性化を目指してという大きな目標を掲げながらやっていますけれども、基本的な姿勢としてはそこに人材の育成であったり地域資源の活用であったり、それから交流連携の場づくりであったりというような基本方針を決めながら、現在その中にも雇用創出プロジェクトという項目を持って取り組んでいるところでございますが、ちょっと若干内部検討、協議に時間を要しておりまして、もう少し時間がかかるかと思いますが、いずれ何かしらの方向性を見出して取り組んでいく準備をしているところでございます。以上でございます。

質問 4番 寺沢孝毅

町長のもうちょっと積極的に何か意欲のあふれる答弁、最後に聞きたかったのですけれども、組織ができたからそこに町が加わってやるとか、例えば私が一般質問してこうしたからやるということではなくて、みずからの危機感と、それから絶対にこれをやらなければいけないという、そういう思いでぜひとも政策実現をしていっていただきたいというふうに私は思います。いかがでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

何て答えたらいいのでしょうか、わかりましたということよりも、これからやはりまちづくりという、活性化のあるまちづくりということ、目標は一つだというふうに思います。そういった意味では、先頭に立ちながら積極的な提案ということ、そして職員一丸となった議会への提案ということも含めながら強く取り組んでいきたいというふうに思います。

出典:羽幌町議会 平成23年第5回定例会 2011年6月16日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる