みんなの議会

羽幌町議会 平成23年第5回定例会 2011年6月16日

(1)羽幌町総合振興計画ほっとプラン21について/(2)羽幌町の特色を生かした教育活動について

2011年6月16日、羽幌町議会の一般質問で、小寺光一議員が「羽幌町総合振興計画ほっとプラン21について」「羽幌町の特色を生かした教育活動について」について質問し、町長 舟橋泰博、教育長 石川宏、総務課長 井上顕、学校管理課長 熊木良美が答弁しました。

質問者
小寺光一 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、教育長 石川宏、総務課長 井上顕、学校管理課長 熊木良美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 3番 小寺光一

私のほうから町行政について大きく2点について質問したいと思います。1点目、羽幌町総合振興計画ほっとプラン21について、平成14年度に平成23年度を目標年次として10年間という長期的展望に立った羽幌町総合振興計画ほっとプラン21の策定がされました。10年前の時代背景の中で町民が主体となったまちづくりを掲げ、町民の要望や期待、次の世代に託す思いの詰まった内容となっていました。あれから10年が経過し、町民が主体となったまちづくりになっているのでしょうか。また、今年度が最終年度に当たり、新たな計画の策定が必要となり、昨年より次期羽幌町総合振興計画の策定作業を進めるために住民アンケートや現状分析、課題の抽出、将来像、基本目標の設定を終え、今年度中に新しい振興計画が決定し、公表するスケジュールになっていると伺っています。羽幌町総合振興計画は、町の将来像、基本理念、基本目標を示す最上位計画とあり、羽幌町の未来への大変重要な計画です。しかし、残念ながら住民への理解は深いとは言えないのではないでしょうか。長期の振興計画をつくることが目的ではなく、いかに責任を持って実行していくことが一番重要な点だと考えます。そのために、現状だけではなく、過去の経過や結果をしっかりと把握し、分析することによって、次の計画をより現実的なものにしていく必要があると考えられます。そこで、次のように質問いたします。1点目、平成14年度作成の羽幌町総合振興計画ほっとプラン21について、この10年をどのように評価しているのでしょうか。2点目、達成されていない計画があれば、何が原因と考えているでしょうか。3点目、その評価を踏まえ、今後新しい振興計画にどのように反映し、実行していく予定でしょうか。続きまして、2件目についてです。羽幌町の特色を生かした教育活動について質問します。今年度の教育行政執行方針が出され、小学校の改築や図書館の充実などハード面だけではなく、学校、家庭、地域社会との連携や人員などのソフト面、また文化、スポーツ、交流などさまざまな整備の計画が盛り込まれています。その中で羽幌町だからできる独自の教育活動が今後必要と思われます。学校教育の中でふるさとを学び、体験することによって、やがては地元のすばらしさを伝えていく人材が育っていくことが期待されます。そこで、次のとおり質問します。1点目、羽幌町にはすばらしい自然とともに国定公園にも指定されている天売島、焼尻島があります。十数年前までは小学生が見学旅行として島を訪れ、また中学生は緑の村での宿泊研修を行うなど郷土のすばらしさを知る機会がありました。しかし、現在では天売、焼尻を訪れたことのない子供たちがたくさんいます。教育の中で地元にあるすばらしい自然を体験する機会を持つことが重要と思われますが、どのように考えていますか。2点目、日本には羽幌町にしかない北海道海鳥センターがあり、また羽幌の歴史や文化を知ることのできる羽幌町郷土資料館、焼尻郷土館もあります。子供たちが羽幌の自然、歴史、文化などを知る機会として教育の中でも既存の施設を積極的に活用し、資料やプログラムを有効的に活用していくことが郷土教育として必要と思われます。それぞれの施設の活用と今後の施設の役割、また学校教育との連携をどのように考えているのでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

小寺議員のご質問にお答えをいたします。2件目につきましては、私の答弁の後に教育長のほうからご答弁を申し上げます。それでは、1件目、羽幌町総合振興計画ほっとプラン21についてお答えをいたします。羽幌町総合振興計画ほっとプラン21は、平成23年度を目標年次として基本理念に心と心をつなぐハートコミュニケーションはぼろを掲げ、羽幌町の現状と課題を踏まえながら平成14年度に策定したもので、本町の将来像を描く最上位計画と位置づけ、まちづくりの方向を描いたものであります。この計画も平成23年度で計画期間の満了を迎えますが、地域社会を取り巻く環境は急激な変化に直面しており、社会経済のグローバル化の進展、少子高齢化社会の到来、地方の過疎化、国、地方の財政悪化など厳しい社会情勢となっております。また、地域主権や地方分権改革といった地方自治体のあり方も見直され、さまざまな政策課題に対し長期展望に立った効率的、効果的な施策の展開や縮小する財源の選択と集中による地域独自の魅力ある特色あるまちづくりが求められております。そのような中、今後10年間を展望した新しい総合振興計画を策定する必要があり、平成22年度から作業に取りかかっております。次期総合振興計画の策定方針としては、現在の計画でありますほっとプラン21での基本理念である将来像、心と心をつなぐハートコミュニケーションはぼろや基本目標である地域の自然がはぐくむ豊かな町、(2)、だれもが居場所と生きがいを持って暮らせる町、(3)、安心で魅力的な田舎暮らしができる町など、基本的な目標、方針を踏襲しながら取り進めることとしております。また、今回策定する計画は、この考え方を前提に、議員もお話しのとおり現計画の評価、反省点を明らかにすることで新たに追加するべき内容や見直しすべき内容が明らかになるととらえておりますことから、昨年度は小中高校生を初め幅広い年代層の町民とともに企業の方々のご意見も反映させるための町民アンケートを実施しております。今年度は、この町民アンケートや町政懇談会等の意見を踏まえ、現況分析、課題の抽出や将来像、基本目標の設定、全体構想、実現方策の検討を行い、計画書の原案を策定した後、総合振興企画調査審議会への諮問、答申を受け、平成24年3月には策定、公表とのスケジュールとなっております。さて、1点目のご質問、平成14年度作成の総合振興計画の評価についてでありますが、現在役場内の各課等において現況分析、課題の抽出のための評価調査を進めております。具体的には、町民アンケートの結果等を踏まえた町民目線での評価を大前提に、ほっとプラン21にある主な施策について、その達成状況や取り組み内容、達成、不達成の理由、また同じく現況と課題については総合的な課題の達成状況について調査し、これらをもとにこれからの課題を明らかにするものであります。その後、この調査結果を集約し、庁内の作業部会や住民組織でありますまちづくりはぼろ、議会常任委員会等へお諮りする予定であり、この10年間の評価につきましてはこれが終了した後になると考えております。次に、2点目の達成されていない計画の原因についてでありますが、この10年間を振り返りますと、国の三位一体改革による地方交付税の大幅な減少や町村合併協議が不調に終わったことによる自立と共生へのまちづくり計画、いわゆる自立プランの策定など、時代や社会環境の変化に伴う財政計画への影響などもありました。総合振興計画との整合性は十分図るべく対応を進めてきましたが、これらの影響により達成されていない計画があることも予想されます。現時点では、1点目でのご答弁で申し上げましたとおり、評価調査結果の集約後にこれら達成されていない計画の有無及び原因について明らかになると考えております。次に、3点目の評価を踏まえた新しい振興計画への反映と実行についてでありますが、今般の町民アンケートが町民、企業、行政による協働のまちづくりを推進するための有効な手段としてとらえており、これを踏まえての評価調査に基づく結果を新たな総合振興計画に最大限反映させることが心と心をつなぐハートコミュニケーションはぼろの実現につながるものと考えております。また、事業の実施に当たっては、自立と共生へのまちづくり計画、自立プランや財政の健全化を念頭に置きながら、その実現に向けて努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 石川宏(教育長は2013年3月まで)

続きまして、私から小寺議員のご質問2件目、羽幌町の特色を生かした教育活動についてお答えをいたします。1点目の地元の自然を体験する教育活動についてでありますが、羽幌小学校では5学年を対象に宿泊研修を毎年実施しており、主たる目的としましては集団行動の大切さやルールを学ぶこと、学校施設外での生活を体験することにより公の場での礼儀を学ぶこと、計画や準備の活動を通し、企画力や実践力を身につけること、次年度の修学旅行を見据え、集団宿泊を経験することなどであります。議員お話しのとおり、過去に焼尻島で長期間にわたり宿泊研修を実施しておりましたが、平成5年度から緑の村や道立少年自然の家で実施し、平成17年度からは研修施設である道立青年の家ゆーすくるおとえにて実施をいたしております。実施場所の変更につきましては、20年近くの期間経過から明確な理由を把握することができませんでしたが、当時の関係者の記憶によりますと、100名を超える参加児童等への食事提供に際し、観光時期とも重なり、協力された方々の負担、ご苦労は大変なものがあったと伺い、この解消が変更への一因として大きかったとのことであります。天売島、焼尻島における自然体験学習の提供についてでありますが、両島は雄大な自然の美しさ、厳しさを兼ねそろえており、動植物と島民との共存、そして離島であるとの特殊な環境など、最も身近で恵まれた学習の場の一つとして考えております。しかし、現在のところさきに述べましたように設備の整った道立の施設などにより各学校における主体的な事業として、学習指導要領に沿った総体的な判断に基づき実施されている状況にあります。このようなことから、今後も各学校として年間学習計画の中でその効果、効率性、経済性、さらに安全性などを考慮し、各事業を展開することとなりますので、ご理解を賜りたいと思います。2点目の既存施設の郷土教育への活用と今後の役割、そして学校教育との連携についてでありますが、郷土の自然風土、歴史や文化について学習することは、社会状況が大きく変化する中において、ふるさとへの感謝の気持ちの芽生えと郷里による心の支え、代々と受け継いだ命の継承など、ふるさとに対する誇りや愛着がはぐくまれるものと考えられております。当町においては、小学校3学年以上を対象として、副読本の活用における羽幌の発祥から現在までの歴史や郷土芸能の継承など、自然を含め歴史や文化に関する学習展開のほか、小学校6年間に及ぶ教育課程のうち1学年及び2学年の単元によるまち探険や4学年の単元において羽幌町郷土資料館の見学などを実施いたしている状況にあります。施設活用と役割につきましては、学校教育関係における活用はさきに述べましたとおりでありますが、郷土資料館は社会教育施設面と観光施設面の二役を担っている施設でもあると考えております。社会教育施設としての役割は、郷土の文化、歴史等の資料の収集、保存を行い、各学校の社会科授業などでの活用や町内を初め多くの方々に来場いただき、当町の歴史や文化を知る機会を提供することと考えております。また、学校教育との連携につきましては、現在の活用状況を継続することにおいて、ふるさとに対する誇りや愛着がはぐくまれるよう、これからもふるさと教育を推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上、小寺議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 3番 小寺光一

ご答弁のほうありがとうございました。私のほうから再度質問させていただきます。今回なぜこのようなほっとプランについてまず質問したかといいますと、今年度は目標の最終年度ということと、来年度以降の新たな計画を立てる本当に重要な年であると認識しています。そこで、質問したのですけれども、ただ評価を3点ほど評価、評価ということでお伺いしたのですけれども、評価の仕方についてはお伺いしてはいるのですけれども、現時点では町長のほうでは評価はできているのでしょうか。町長としての評価は、現時点で終わっているのでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

評価の仕方についてはご答弁申し上げましたとおりでありますし、その中でのさまざまな分析というものも入り込んでくるわけでございますけれども、私町長としてのという意味合いがちょっと解せないのですけれども、評価としてはまだこれから整理されるというところであります。

再質問 3番 小寺光一

評価ということで、手法としては住民アンケートの中で評価をもらい、それを各今部署に回して、役場の中での評価、検討をしているという段階ということでお伺いしたのですが、この中で住民アンケートを何回か答弁の中で重要視しているということでお伺いしました。ただ、住民アンケートについてですが、住民アンケートの内容のほうについて、全般ですね、その中に私の認識の中では評価に値する項目は1項目と。そのほかは、今の現状のアンケートと、これからについてのアンケートだと私のほうは認識しています。そのアンケートを評価に結びつけるところは、その1項目においてそれを重点に評価をしていくということで考えていらっしゃるのでしょうか。

答弁 総務課長 井上顕(総務課長は2015年3月まで)

小寺議員の質問にお答えいたします。今小寺議員がお話しされたのは、町民アンケートの中にございましたが、現在の総合振興計画ほっとプラン21の取り組みについてどのように感じているのかということを恐らく指しているのでなかろうかと私解釈しておりますが、まさにそのとおりでございまして、この辺が一番、今回アンケートの目的でもあります次期アンケートへの町民の意向を入れるという部分では、非常にこの辺を最重要課題という形でとらえておりました。そのほかに、直接的なものではございませんが、さまざまそれぞれのアンケートの中で記述式なものもございますから、そういった中で住民の意向も把握しながら今後の振興計画における資料という形でとらえております。以上です。

再質問 3番 小寺光一

取り組みについてということで26項目あると思うのですが、その中で前の14年度に作成したものに関して高く評価する、まずまず評価するという割合が50%を超えているものが8項目、それ以外余り評価できない、評価できない、あと知らない、わからない、そういう面が26項目中18項目あります。これを受けて、それがアンケートの、14年度に作成されたものへの町民のアンケートの中での評価だと私は認識していますが、それを踏まえて町側、特に町長なのですけれども、町長はそのアンケートを踏まえて現状でどのようにお考えになっていらっしゃいますか、お願いします。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

数字については、非常に厳しい数字だというふうに思います。我々評価というものは今後につながるものでありまして、その評価の結果を見ながら、やはり自分たちのつくる、政策上での、策定上での取り組み方を考えていかなければならないという分野にもなりますし、そういった意味では評価というよりも、それを真摯に受けとめながら今後に生かしていくというスタンスであります。

再質問 3番 小寺光一

大変住民主体のということで前回作成されたと思います。今回このアンケートについても、幅広い年齢層、小学生、中学生、町民、企業ということで、小学生、中学生については具体的な項目というか夢や希望の項目が入っているので、それ以外の町民の中から私はちょっとピックアップしたのですけれども、幅広い年齢層ということなのですが、幅広い年齢層からのアンケートでそれを抽出した形でそれをもとにしていくのには、この年齢層で本当にいいのかどうか、そこをお伺いします。

答弁 総務課長 井上顕(総務課長は2015年3月まで)

お答えいたします。今回のアンケートに関しましては、町民アンケート、それから小学生アンケート、中学生アンケート、そして企業アンケート、当初こういう形で考えておりました。というのも、先ほど町長の答弁でも申し上げましたとおり、今回の新しい計画は今の町長がつくりました計画だということもございます。そして、その基本的な物の考え方を踏襲するということで、実は今の現状の振興計画が平成14年からできておりますけれども、このときは平成12年9月に18歳以上の町民を無作為に抽出しまして、配布数1,500人に対して調査をしております。今回そういうこともとらえる中で、今回はそういった今言ったこともありますので、全員そういう数多くしないで、ある程度中身を、例えば町民アンケートでも数を考え、あるいはそしてこれかの世代を担う、例えば小学生あるいは中学生、こういった方、それと企業という視点からも参画していただくということで、それらのアンケートを考えました。それで、町民アンケートにつきましては、やり方なのですけれども、今羽幌町には方面区ございます。その方面区に大体6人程度の数を考えまして、一応6世帯で588世帯の配布をしております。これは、具体的に各方面区には年代をどうだこうだというお話をしておりませんが、期待していたより、この後に出てきますけれども、10代、20代、30代という方々の年代層のアンケートが非常に割合が少なかったということも結果的にございました。それから、小学生アンケートに関しましては、6年生、これを対象にしまして60件程度、それと中学生につきましても3年生を対象に67件、それと企業アンケートにつきましては70社ということで全体的なアンケートをとらえておりました。ところが、先ほど申しましたとおり、20代、30代の町民アンケートが非常に少なかったと、回答率が少なかったということで、その後に、2月に入ってのことなのですけれども、20代、30代を対象にしまして追加アンケートを行っております。これについては、町内にあります産業団体、農協さん、漁協さんとかありますけれども、そういった団体4団体、それと私立幼稚園2園に合計で90人の依頼をしております。それと、これはご承知かと思いますが、当初羽幌町の子供たちの純粋な意見を聞きたいということで小中学生しか対象としておりませんでしたけれども、住民組織委員会でございますまちづくりはぼろのご意見もございまして、高校生についても必要ではないかということの声ございましたので、その点につきましても必要という判断をしまして追加実施しております。これについては、羽幌高校及び天売高校に依頼申し上げまして、羽幌高校については2年生、天売高校につきましては1、2年生、合計で69人の方にお願いして実施しておりました。ということで、今回合計944人の方に依頼を申し上げまして、783人の回答をいただき、回収率は82.9%という形になっております。いかんせん町民アンケート、指摘のとおり幅広い年代という形で希望しておりましたけれども、なかなかそうはなっていない実態がありますが、これらの声を生かして、次期アンケートに生かしていきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 3番 小寺光一

追加したということで初めて伺ったのですけれども、きっと私の資料で見ますと、これが追加した資料なのかちょっと定かではないのですけれども、ホームページのほうからきのうとった数字によりますと、19歳以下、20代、30代、40代、合わせて15.5%、50代、60代、70歳以上の方の割合が83.1%と。これ追加したとしても、かなり年代にばらつきが、特に先ほども答弁のほうでありましたけれども、若年層のアンケートの結果が回収できないということもあったとは思うのですが、もしこの住民アンケートを重要視して今後展開していくのであれば、本当にこれでいいのかということを今後検討していただきたいと、そう思っています。それと、評価、しつこいぐらいに評価という話をしているのですけれども、なぜその評価が大事かというと、その評価をもとに今後計画していくと。それも10年単位での長期の評価をしていくということで今行っていると思うのですが、いつごろをめどにその評価をまとめ、その次の計画に移る予定でいらっしゃいますか。

答弁 総務課長 井上顕(総務課長は2015年3月まで)

お答えいたします。今評価につきましては、役場内の各課に依頼申し上げまして、何とか今月中という形でとらえておりましたが、今週中にも恐らくそのまとまりができると思います。それをもとに、また役場の中にあります庁内の作業部会、これを経まして、今月下旬にまちづくり委員会、まちづくりはぼろを予定しておりますので、何とか下旬までにはその辺まとめてお示しできるような形になると今考えております。

再質問 3番 小寺光一

それでは、その評価が終わってから計画の策定が始まるということで認識はよろしいですか。

答弁 総務課長 井上顕(総務課長は2015年3月まで)

お答えいたします。その評価が終わりまして、予定ではその後議会の総務産業常任委員会にもお願いしまして、その部分についてご説明申し上げたいと今考えております。それを終わりましたら、具体的に今度は、先ほども出ていましたけれども、計画策定に向けて準備に入っていきたいと今考えております。以上です。

再質問 3番 小寺光一

私の疑問としては、今月中に評価をして、それを踏まえた内容で来年の3月までに今後の10年間の計画を9カ月でつくるのかというのがとても不安に思います。普通一般企業の場合、長期計画を立てる場合には前期、中期、後期ということで各評価をして改善していくということで一般企業なら行っていると思うのですが、今までこの平成14年度に作成したほっとプランについては、今年度、去年以外ですね、前期で、中期で、そういう検討というか、その中で見直し等、そういうことは行われていましたか。

答弁 総務課長 井上顕(総務課長は2015年3月まで)

お答えいたします。総合振興計画につきましては、将来像の設定あるいは基本目標の設定、全体構想案、実現方策の検討、計画書原案という形で流れができています。それで、この部分については、既に議員のほうもご承知かと思いますが、基本計画とかできた後、実は実施計画というのを必ずつくります。その実施計画というのは、当然今後10年間見据えて考えている計画なのですけれども、具体的な取り組み内容、こういった事業に何年度に幾らぐらいお金をかけてこういうことをやりますよというような計画でございます。その実施計画につきましては、3年ごとに実はローリングといいますか、見直しかけています。ですので、前回の計画につきましても、というか今の計画につきましても3年ごとに見直しをかけていますので、そういう形で今後も進めるためにやっております。

再質問 3番 小寺光一

3年ごとに実施計画の中で見直しが行われているということで伺いました。ぜひ、この計画とても大事な計画になっています。アンケートの中にもありますけれども、反映されているという意見と余り反映されていない、全く反映されていないということが4割ぐらいあります。ぜひその割合を住民の思いと、あとそれを執行していく行政の中での動きということをなるべくあわせていくように、より現実的にしていっていただきたいなと思います。プランを立てることが、先ほども言いましたが、目的になっているような気がしなくはないです。プランを立て、実行してチェックをして、その後また検証すると。そして、またプランを立てると。よく言われることだとは思うのですけれども、プラン重視、あと行動、事業を行うことが重要ではなくて、その後のチェック、それとアクション、検証ですね、そこをより具体的に大事に計画を立てていっていただきたいなと思います。町の本当に10年という長いスパンでの計画ですので、町民主体、言葉はいいのですけれども、今町長が今後10年、これから目指すという舟橋町長の色を出したような10年の計画を立てていただきたいというふうに望んでいます。現段階で今後10年、町長がこの町にとってどのようなものが大事であるか、どのような方向を向いて走っていくか。特に私たち議員もそうですけれども、行政の先頭に立つ上で今後10年についてどのようなリーダーシップを発揮していただけるかお伺いします。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

総合振興計画という観点から申し上げれば、やはり住民の方々の幸せを願っての取り組みということだというふうに総枠の中ではまとまるのかなというふうに思います。ただ、今町長としての色だとかリーダーシップだとかという言葉になりますと、やはり先ほどのほかの方々の質問にも通じるものがあろうかというふうに思いますけれども、それぞれの時代に応じた中での積極的な取り組みということを念頭に置きながら、地域の振興を願っていくということであります。総合振興計画とちょっと観点が違うような気がいたすのですけれども、やはり住民の幸せを願うための取り組み等は何なのかということ、そしてそのときそのときの時代背景もつかみながら、的確に察知しながらそのときの有効な手だてと、取り組みというものを積極的に色を出しながら、またリーダーシップをとりながら取り組んでいきたいというふうに思います。

再質問 3番 小寺光一

ぜひ来年3月に向けて最大限に内容と現在の検証、成果を踏まえた中で取り組んでいっていただきたいと思います。続いて、羽幌町の特色を生かした教育活動についてということでご答弁いただきました。私の時代には島に行って、私の年代では今聞いても島に行ったことがあるかという質問では、ほぼ100%、小学校のときに1回行ったよという答弁があります。ただ、今の高校生年代に行ったことがあるかといったときに、半数以上が行ったことがない。そのような状況で羽幌を巣立っていく子供たちがいます。そのような現状を本当にすばらしい羽幌のふるさとの自然、天売、焼尻も含めてですけれども、体験しないで羽幌を巣立つ子供たちについて、町長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

私も町長になってから天売島、焼尻島はある意味では、数がちょっとわからないぐらいなのですけれども、行っています。それまで私も振り返って小さいころを見ますと、やはり行ったのが2回ほど、小学校卒業するまで2回、青年会議所に入ってから4回ほど行きました。そんな程度で、その当時のことをちょっと思い浮かべますと、羽幌の方々が余りにも、25キロ先の2つの島が非常に遠く感じていると。子供たちがあの時代とはちょっと違って、今自然の大切さだとか、やはりその空間だとかというものが非常に重要視されている、精神的なものに対しても重要視されている時代の中で、なかなか子供たちは行く機会がないということ。そして、その子供たちを育てている親の意識も、余りそういう意味では強くないのかなというふうに思うことがございます。そういった意味では、私は自分の子供のころから育ってきたその過程の反省としても、やはり地域の子供たちにこのすばらしい自然を感じていただきたい。そして、いろんな意味で体験をしていただきたい。そして、そのよさを知っていただきたいと、そういう気持ちでいっぱいであります。どちらにしても、今島のほうではさまざまな取り組みの中で地元のみならず、いろんなところの方々に声をかけながらさまざまなイベント事業を起こしております。そういった意味では、北海道の中の羽幌なのかもしれませんけれども、やはりいろんな意味で羽幌のよさ、島のよさ、自然環境のすばらしさというものを発信していただいているというように思います。今議員のおっしゃられるのは、地域の子供たちということだというふうに思いますけれども、私としては数多くの方々、親も通じながら、子供のみならず島へ足を運んでいただいて島のよさを体感していただきたいなというふうに思っています。

再質問 3番 小寺光一

町長と私の意見もほぼ同じだとは思うのですけれども、同じ質問を教育長、現在、先ほどと同じなのですが、子供の半数以上が島を訪れたことがないという現状についてどうお考えでしょうか。

答弁 教育長 石川宏(教育長は2013年3月まで)

お答えいたします。今町長が言ったことに尽きるのだろうというふうに思います。以前には、そういう島へ議員も行った経験があるということで、やはりいろんな要素があって、条件があったり事情があったりして今行かなくなってしまっているという状況でありますけれども、議員がおっしゃるとおり、郷土の本当に身近にあるそういう自然または自分の町を知るという意味からも、そういう豊かな自然を体験するということは大切だというふうに私も思っております。そういう自然などへの触れる機会につきまして、先ほど宿泊学習というか、それだったのですが、学校教育のみならず、いろんな形の中で取り組めるものはないかというふうなことも含めて、これから私のほうもそういう認識の中で考えてみたいというふうに思います。

再質問 3番 小寺光一

現在羽幌町ではなくて、ほかの地域でそういう研修を行っているということで、その決定にはきっと各学校の主体的事業ということで各学校が決定していくのだとは認識しています。ぜひ教育委員会のほうでも、先ほど今後のまちづくりの中でも地域独自の魅力ある特色のあるまちづくりと。まちづくりの中には人づくりも含まれていると私も認識しています。本当にこの地域にあるものを生かしながら、学校教育の中でそれを均等にと言ったらおかしいですけれども、すぐにということではなくて小学校の6年間の中で、または中学校、高校も含めて、ほかの今修学旅行誘致とかさまざまありますけれども、ぜひ地元の子供たちが本当に触れる機会を教育の観点からも進めていっていただきたいと。そのために、教育委員会からもぜひそういう方針なり予算なり、そういうものをつけた中で学校がよそではなく、この地元羽幌を選んでもらえるような、羽幌に住んでいる子供たちが行けないのに、ほかの地域の子供たちが行くというのではなくて、まず羽幌の子たちを連れていく、見せる、体験するということを方針の中でぜひ話し合って提案していただければなと思います。続いて、既存の施設、先ほどの答弁の中では郷土資料館の利用ということがあったのですが、北海道海鳥センターについてもとてもすばらしい施設だと思います。これも地域だけではなくて、観光の面からでも重要な施設であると思います。そこで、教育だけではなくて、まず観光面からそれらの施設を現在どのように評価しているかというのをお伺いしたいと思います。お願いします。

再質問 3番 小寺光一

ちょっと質問の内容を変えます。私のほうで認識不足で申しわけなかったです。教育関係でさまざまな連携が必要だと思います。施設はそれぞれ課が担当がまたがっていることから、それらの施設をどのように活用していくかということでお伺いしたかったのですけれども、今回に関しては教育という面で考えてみます。答弁の中で、その活用がされているということですけれども、今後より具体的にその施設を活用していく中でその取り組みが、海鳥センターのほうには触れられていなかったので、その点についてどうでしょう。

答弁 学校管理課長 熊木良美(学校管理課長は2014年3月まで)

お答えいたします。施設の活用ということなのですが、先ほどの答弁の中で町内にあります資料館等についての中身は触れさせていただきました。その具体的な活用方法といたしましては、小学校4年生の授業におきまして、羽幌町の今、昔の違いであるだとか羽幌町の産業、農業、石炭の産出、こういうようなものにおいて学習をしております。また、さらに産業面におきましては、農業、漁業においての昔からの農具、漁具の学習、こういうものも展開をしております。ただ、海鳥センターについては現在のところ活用しておりません。今後学校側においての主体的な判断というような形になるかもしれませんが、うちのほうといたしましても町内にある施設ということで協議はしてまいりたいと思います。

再質問 3番 小寺光一

ぜひ各関係課協力して、子供たちのために、また町民以外にも学ぶ施設として既存の施設を上手に活用していっていただきたいなというふうに思っています。よろしくお願いします。以上です。

出典:羽幌町議会 平成23年第5回定例会 2011年6月16日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる