みんなの議会

羽幌町議会 平成22年第7回定例会 2010年12月9日

特別養護老人ホームしあわせ荘の雨漏りについて

2010年12月9日、羽幌町議会の一般質問で、大山新太郎議員が「特別養護老人ホームしあわせ荘の雨漏りについて」質問し、町長 舟橋泰博、建設水道課長 井上顕が答弁しました。

質問者
大山新太郎 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、建設水道課長 井上顕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 大山新太郎

通告に従い、一般質問いたします。特別養護老人ホームしあわせ荘の雨漏りについてです。特別養護老人ホームの屋根の板金については、特許出願中の複層防水工法が在来工法より信頼性がかなり高いということで採用されたわけです。その信頼性のもと工事が施工され、昨年末に引き渡しが行われました。その複層防水工法が本当に信頼性のある工法なのか、または施工上の問題があったのか、改築後1年もたたないうちに春先と7月、8月に3回もの雨漏りがあったことは到底考えられるものではありません。特別養護老人ホームの改築については、町長は町民にすばらしい財産をつくるというお話がありました。財産をつくるということは、羽幌町民のお金を使うということです。そこで、春先の雨漏りに対して補修の結果とその後の経緯についてどのようになっているのか。また、7月、8月の雨漏りはいずれも同じ棟で、それぞれ別な場所で雨漏りがありました。この棟の屋根をふいたときの月日と天候の状態はどうだったのか。この原因と補修についてどのように対応したのか。また、羽幌町として今後この問題をどのように考えているのか。以上の点について質問いたします。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

大山議員のご質問にお答えをいたします。特別養護老人ホームしあわせ荘の改築工事につきましては、本年11月10日に2期工事の多床棟が完成し、11月26日には入居者の引っ越しを終えております。今年度は明年2月末までに旧棟の解体を行い、来年度は車庫建築及び外構工事を施工し、3年間にわたる改築工事の完成を迎える予定であります。さて、ご質問の特別養護老人ホームしあわせ荘の雨漏りについてでありますが、平成21年11月に完成いたしました1期工事のユニット棟及び管理棟において、本年春先から11月にかけてすが漏り、雨漏りが発生いたしましたことから、漏水箇所の鉄板の張り直しやシールのやり直しなどで対応しております。再度漏れる箇所もありましたが、原因箇所は違うものの、同様に補修を行った結果その後の雨漏りはありません。なお、一部において補修が残っておりますが、今後天候を見ながら対応することとしております。また、これらの原因としては施工不良が要因と考えられますことから、これらに係る補修につきましては業者の瑕疵責任で実施しております。以上がこれまでの経過、原因、補修の結果及びその後の経過であります。次に、これらの屋根をふいた月日と天候についてでありますが、施工は平成21年8月10日から行われ、9月17日までにはほぼふき上がっています。1日で終了する作業ではないため、施工の期間中には雨天や風の強い日もありますが、天候を見計らって作業を行っております。次に、町として今後この問題をどのように考えているのかについてでありますが、先ほども述べさせていただきましたが、それぞれの漏水箇所につきましてはその都度考えられる原因を調査し、当該箇所の補修や張りかえを業者の責任で行っておりますが、今後においても同様に対応していただくよう考えております。最後になりましたが、当該工事の3層複合防水工法は、在来工法より信頼性が高いとの判断のもと採用したものでありましたが、一連の事態が施工上の原因とはいえ、結果的にこのようなことになったことを重く受けとめ、今後における公共施設の建設等に当たっての教訓としてまいりたいと考えております。以上、大山議員の答弁とさせていただきます。

再質問 9番 大山新太郎

それでは、再質問します。自分は、議員になって今まで、このような工事について1年もたたずに3カ所も雨漏りをするというようなことは初めて経験することであります。恐らく理事者もそうではないかというふうに思っておりますので、その辺はどうですか、理事者。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

雨漏りのことについては、初めての経験です。

再質問 9番 大山新太郎

恐らくこのような工事は、本当に皆さんも初めてだと思っております。この工法については、特に信頼性があるということで、在来工法よりいいということで採用したわけですが、答弁にもありましたように原因は施工不良だということです。これは本当に余りにもひどい話で、その後漏水箇所については業者の瑕疵責任で直している次第でございます。ただ直せばいいというふうに普通はとれるのですが、瑕疵責任というのは恐らく有効期限が2年ではないかと思っておりますので、その辺いま一度確認したいと思います。

答弁 建設水道課長 井上顕(建設水道課長は2011年3月まで)

お答えいたします。今議員お話しのとおり、瑕疵責任は通常は2年でございます。

再質問 9番 大山新太郎

やはり瑕疵責任は2年ということは、先ほど来町長がすばらしい財産をつくるというふうに前回言っており、そしてまた羽幌町民も大変期待していたわけです。特に瑕疵責任の2年間というのは、非常に業者にしてみれば、受け渡しした後基本的に2年たてば、あとは町側のほうで適当に直すのでないかという、そういう考えにとられかねないところもありますので、その辺の考えは町はどう思っているのか。

答弁 建設水道課長 井上顕(建設水道課長は2011年3月まで)

お答えいたします。私が先ほどお答えしました通常の瑕疵2年というものに加えまして、町が今回この工事を施工するに当たりまして共同企業体との中で契約書を結んでおります。その中の条文に、その瑕疵が請負側の故意または重大な過失により生じた場合には請求する期間は10年とするという条項がございます。このままこれを読みますと10年ということになるのですけれども、この辺につきまして先般来共同企業体及び設計事務所のほうを交えまして今後の対応について今協議している最中でございます。

再質問 9番 大山新太郎

協議は協議でいいのですけれども、雨漏りのする棟というのはユニットのちょうど3列の真ん中で、その部分が大であり、いっそのことこの際そこの部分の漏れている部分の屋根を張りかえるというふうに求めることもできないのかどうか。

答弁 建設水道課長 井上顕(建設水道課長は2011年3月まで)

お答えいたします。それも含めまして今後協議していきたいと考えています。

再質問 9番 大山新太郎

今後においては私どもの町民の財産ということですので、それを町民の不利益にならないようにしっかり理事者の賢明なる判断と、そういうものを期待しているのですが、その辺は理事者はどうなのですか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

今回のこの施工上の問題ということで、私も過去にそういう業種にかかわっていたということもあって本当にびっくりしたような状況でもありますし、施工業者にはその旨申し上げてきたということもございます。しかしながら、これだけ大きな問題として、町民の多額な財産を使いながら、そして本来ならば末永く財産として守っていかなければならない、そんな立場でいながらこのような問題が起きているということについては、非常に残念な気持ちでおります。今担当課のほうからもお話ありましたとおり、これらのどこに本当の責任があったのかということも含めながら今お話し合いを続けているところであります。町としては、住民の財産ということのこの観点は変わることはございませんし、それを守らなければならないのが我々の務めでもあるというふうに思っておりますので、そのスタンスで関係業者と話し合っていきたいというふうに思います。

再質問 9番 大山新太郎

もう一点、施工の工事の期間中のできれば施工の工事日程表など、恐らくこの場ではないと思いますので、もしとれるのであれば、ぜひともとって提供していただきたいなというふうに思っております。先ほど町長の答弁にもありましたように、ぜひとも一日も早く町民が安心してそのものを使用できるような、そういう体制をとっていただかなければ、自分としては恐らく1カ所漏ったところは、あのユニットについてはできているとこ6棟ぐらいは順次漏れてくるのではないかなというふうに考えておりますので、その辺だけ十二分に気をつけ、よく内部で協議して、速急に議会のほうに、または住民に知らしめるようにお願いいたします。その辺どういうふうに答弁いただけますか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

もちろん今これだけの大きな問題、また課題にもなっていることでありますので、ご報告申し上げたいというよりも情報としてもきちっと伝えていきたいというふうに思います。

出典:羽幌町議会 平成22年第7回定例会 2010年12月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる