古平町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日
少子化問題について
2025年6月17日、古平町議会の一般質問で、佐藤未知時議員が「少子化問題について」質問し、教育長 三浦史洋、町長 成田昭彦が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤未知時 議員
- 答弁者
- 教育長 三浦史洋、町長 成田昭彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 佐藤未知時
まずは成田町長、二期目のご就任おめでとうございます。これからもよろしくお願いいたします。では、少子化問題についてお尋ねいたします。つい最近、過去最低の出生者数と出生率が発表されたばかりですけれども、毎年香川県の全人口とほぼ同じ90万人が減少しているのが現状です。当町では遠くない将来、児童の入学者ゼロという日も迫っています。児童の入学者ゼロが意味することが漠然としながらも、人口構造の逆ピラミット化が急加速し高齢者だけのまちになってしまう、そんな末恐ろしい想像はします。そこで、①この児童の入学者ゼロという事態が続いた場合、町政や住民にとって具体的にどんなダメージを及ぼすのか。町長が最も危惧する待ち受ける不都合な真実のいくつかをご教示ください。②それらを食い止めるのは無理だとしても、延命治療的あるいは軽減するために内科的処理なのか、あるいは外科的手術なのか、町長が考えている処方策をお聞かせください。
答弁 教育長 三浦史洋
佐藤議員の一般質問にお答えいたします。まず質問の中で、児童の入学者ゼロが続いた場合ということで、教育委員会からは児童の入学者が少なくなった場合のデメリットについて想定されるものをお答えいたします。1点目は、児童生徒が少なくなることで複式学級となります。その場合は二学年を教諭一人が持つことで児童生徒に関わる時間が減ることが予想されます。単純計算で1回の授業で児童生徒に関われる時間が半分になるということが考えられます。2点目は、人数が少なくなるため学校で催す集団的行事、運動会や学習発表会、中学校では団体競技の部活動の部分を維持することが難しくなります。実際、中学校では野球部5人ということで1チームは組めないことになってございます。3点目は、授業の中で同級生同士が多様な考えに触れる部分が少なくなるということが考えられます。また、人数が少なくなることで協力し合って物事を考えていくことが少なくなっていくことが考えられます。
答弁 町長 成田昭彦
二つ目の、処方策についてでございますけれども、正直言って難しいです。今回の給食費あるいは保育料の無償化も含めて、古平町の子どもたちのために限られた予算の中で優先順位をつけて、様々な事業を進めていかなければならないのかなと思っております。行政報告でも申し述べさせていただきましたけれども、古平町子育て世代包括支援センターで出生後から就学前までの切れ目のない支援策を実施していかなければならないのかなと思っております。例えば、こどもホームの充実、共働き世代が安心して子どもを預けられる環境づくり、あるいは幼児センターの未満児の保育体制の充実、今の共働き世代が安心して働ける職場環境づくりを考えていかなければならないと思っております。少子化対策については、これまでも各議員の同様の質問に答えてまいりましたけれども、一つの自治体でやっていくことは無理だと思っております。出生数を急に増やすことは難しいわけでございますけれども、国の政策も注視しながら、古平町が今一番考えられることをできるだけ着実に進めてまいりたいと思っております。先般、後志管内の組長・議長で構成されている期成会があって国の方にも陳情に行ったわけでございますけれども、その中の資料でも後志19か町村のうち、出生児数は古平が一番低い。人口千人に対して1.1、今人口が2,500人位ですから2、3人しか生まれない状況が続いていますので、そういったことも後志全体でどうしていけばいいのかということも国に陳情しながら進めていかなければならないのかなと思っておりますので、そういったことでご理解いただければと思います。
質問 9番 佐藤未知時
私から具体的に、と質問しましたので、教育長から具体例を教えていただきましたけれども、私はもっと先の恐ろしいことが起こるのではないかなと思っています。この少子化問題は、人口減少問題に留まらず全ての施策・課題にリンクする、いわばマトリックスだと思っています。だからこそ、この少子化問題の取組が最重要だと思っています。先程も言いましたけれども、人口減少の逆ピラミット化が固着したまま誰も住めないまちになってしまうのも時間の問題の様な気がします。地図から消えてなくなるまちになる前に、将来が危ないのではなく、今がまさに危機の真っただ中という再認識の下に、町長以下全職員、私たち議員も知恵を出し合い、町民みんなで取り組んでいくべき最重要課題だと思います。ぜひ町長の強いリーダーシップを発揮していただきたいと思います。この質問は以上ですけれども、町長からの追加の答弁があればお伺いします。よろしいですか。
答弁 町長 成田昭彦
議員おっしゃるとおり、本当に危機感を持ってこの子育て支援についてはやっていかなければならないと思っております。今うちの産業体系を見ましても、漁業者を見ても後継者がいない。特に主力となっている小型部分の後継者がいない、平均年齢が70歳を超えているというところも、これから考えていかなければならない。先程言った観光とその辺も含めてやっていかなければならないというのは、魅力ある漁業づくりをして後継者が生まれるようなものを作っていかなければならないと思っております。移住ですとかそういったことを徹底して若い人が集まるように進めていかなければならないと思っておりますので、佐藤議員にもその辺、色々お知恵ございましたら、お借りしながら進めていければいいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 9番 佐藤未知時
ありがとうございます。