古平町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日
関西電力が計画しております風力発電計画について
2023年3月9日、古平町議会の一般質問で、真貝政昭議員が「関西電力が計画しております風力発電計画について」質問し、町長 成田昭彦が答弁しました。
- 質問者
- 真貝政昭 議員
- 答弁者
- 町長 成田昭彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 真貝政昭
まず、1点目の関西電力が計画しております風力発電計画について伺います。私もあんまり内容については詳しくは分からないのですが、今月余市の何とかテラスというところで学習会をするという案内が古平町議会の各議員のもとにも案内がされてきていたり、小樽方面で計画されている説明会みたいなのもされているようで、新聞報道ではこの近辺に関わる計画について昨年の8月でしたか、環境省が経済産業省に何かしら申入れをしたという報道もされております。それで、我が町にも当然関係のある計画なのですが、成田町長においてはどういうスタンスでこの計画に向かわれようとしているのか伺いたいと。何かしら問題点があるとすれば、何を考えていらっしゃるかお聞きしたいと。
答弁 町長 成田昭彦
真貝議員の一般質問、関西電力の風力発電計画についてお答えいたします。御存じのように新聞やチラシで公表されておりますけれども、関西電力が古平町を含む3町、余市、仁木、古平の3町にまたがって今陸上風力発電を計画しております。関西電力のほうからは、昨年の4月だったと思いますけれども、そういった事業実施の想定区域ですとか具体的な設置場所はまだ決まっていないというような報告は受けてございます。現時点では環境アセスメントの最初の段階でして、事業の検討段階にはまだ至っていないということで伺っております。私どもの町では、御存じのように既にもう民間で4基の風力発電稼働中でございます。今のところそういった環境破壊や健康被害等の町民からの苦情は受けておりませんけれども、私としてはこの風力発電の計画は中立の立場で考えていきたい。やはり考えていかなければならないのは、それが環境破壊ですとか、それから健康被害、周りの健康被害、そういったことが生じないように逐次関西電力のほうに情報を求めていかなければならないし、周辺住民にもし進めるのであれば丁寧な説明をしていっていただきたいということでございます。令和2年の3月議会で古平町自然環境、景観等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例という条例を設けてございます。そういったものを踏まえながら、やはり町民の健康被害、それから環境問題、こういったものを考慮しながら、まず見ていきたいなというふうに思っております。
質問 3番 真貝政昭
隣の仁木町辺りでは環境問題だとか健康に与える問題だとか、それがクローズアップされているようです。私複数の町村にまたがる山岳地帯の稜線に関わる計画なので、どのように考えたらいいのかというふうに思い至りまして、国営草地の一部を貸し付けて1基風車を建設してきましたけれども、この4基の計画実施については従来からある道を利用して、そして建設したものであって、長らく国営草地として使われてきたその範囲内での建設ということで、あまりいろんな面で問題が起きるというふうには考えていなかったのです。ところが、概略ではありますけれども、この狭い古平の行政区域の稜線に沿って、さらに奥深く道路が開拓されて、巨大なものを建てるということで、そのためには広域にまたがる保安林の解除というのが問題になります。1点これに注目したのです。心配されるのは、かつて当丸峠を越えて神恵内に通じる998が切り開かれて、度々通行止めに遭ったその理由が広くこの地域は地滑り地帯であるということで、いろんな障害が出てきたと。考えられるのが今建設しようとしている一帯が道の調査以外であるのではないかという心配が1つです。それから、保安林の解除によって一体どうなるのかと。心配されるのが平成22年にこの地域の奥のほうでゲリラ豪雨があって、古平川が氾濫したという事故がありました。気候変動の急変で、50年に1度くらいのものだと言われていたものがいつ起きてもおかしくないという時代に入ったということを考えますと、そういう事態にあったとき古平川の氾濫が再び起こるのではないかという、町民にすれば命と財産に関わる問題がこの保安林の解除によって出てくるのではないかという心配です。それと、もう一つは、大量の土砂が掘削されると思われます。その残土の処理の問題です。トンネル工事で不適土という問題も起きてきているようですけれども、この残土がどこに始末されるのかという問題も出てくるので、そこら辺について注意を喚起していただきたいなというふうに思っているのですけれども、どうでしょうか。
答弁 町長 成田昭彦
まずもって今関西電力で計画している場所を見ますと、やはり国有林や保安林があるという場所でございます。まずもってその保安林を解除しなければならないという問題があるのかなと思っております。この保安林解除する場合には、それぞれの町村長の同意が必要となりますので、例えば今3町にまたがるわけですから、その3町の町長の同意が必要でございます。ですから、その辺もまた考えながら、余市、仁木と一緒に考えながら、どういう形がいいのか、そういったものを考えていかなければならない。その場所によっては伐採等も出てくる、それがどういう影響を与えるのか、そういったことも見極めながら考えていかなければならない。いかんせん自然エネルギーの必要性というのもありますので、その辺を踏まえながら、これから提示があった場合には検討してまいりたいというふうに考えております。
質問 3番 真貝政昭
とても狭い領域での行政区域なものですから、古平川はちょっとした変化で急変する川です。川の氾濫というのは漁業にも影響するものですから、ぜひとも慎重に対応していただきたいなと思う次第です。