古平町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日
1件目のタクシー会社への町の助成について
2022年12月13日、古平町議会の一般質問で、真貝政昭議員が「1件目のタクシー会社への町の助成について」質問し、町長 成田昭彦が答弁しました。
- 質問者
- 真貝政昭 議員
- 答弁者
- 町長 成田昭彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 真貝政昭
それでは、質問いたします。まず、1件目のタクシー会社への町の助成について伺います。バスの減便によって町民の公共交通の足というのが年数がたつにつれて減らされて、高齢化が進んで車を手放したとき一体どうなるのだろうという不安がありました。タクシーを利用されている方が、最近声を聞いたのですけれども、1日に売上げが2,000円に満たないときがある、こういう状況ですといずれは撤退というのが間近に迫っているのかなという気がします。それで、積丹町の場合ですと、個人のタクシー会社だと思いますけれども、平日ですと夜8時まで、それから土日ですと夜間12時まで営業しているというふうに伺いました。町のほうからつばめハイヤーさんに問い合わせていただいたところ、平日のみみたいで、それも当初9時までというのが7時になり、現在6時までというふうになっているのです。土日祝日については、要請があったときのみと。だから、多分町内だけの利用ではなくて、余市方面への利用というふうに理解したほうがいいのでしょう。私、自前の車を利用したほうがいいか、それともタクシーを利用したほうがいいかということでかなり以前に計算したことがあります。自家用車を持っていることの経済的な不利というのが如実に表れた結果でした。今高齢者の事故が頻発して、とんでもない事故が報道されるようになりましたけれども、高齢者の免許の自主返納というのがそういう動きになっている中で町内の交通はもちろんのこと、緊急に必要なときにタクシーを利用できない状況が実際に生まれているという下では世代を問わずこの町で暮らしにくいと、そういうのがあります。それと、特に夜の商売をしている飲食店業界なんかは、実際声を伺ったら、売上げが確実に落ちているみたいです。死活問題になりつつあるということです。このまま放置しますと、この町の夜は真っ暗になるということになります。仮にタクシー会社の撤退ということになれば、高齢者の免許返納という、そういう促進と両立しないわけですし、やっぱり先ほど言ったように過疎化に拍車をかける重大な問題であるというふうに考えています。何らかの方策を考えて、助成も含めて対策を考えられないものかと思っているのですが、いかがですか。
答弁 町長 成田昭彦
真貝議員の一般質問にお答えいたします。まず、タクシー会社への町助成についてでございますけれども、同様の質問、今年3月議会でもいただいていると思いますけれども、その際には限られた財源であることから優先順位をつけてまずは積丹線の維持に努めたいと答えたかなと思っております。実態を見極めて今後の検討課題として考えたいと答弁申し上げました。基本的には当時の答弁のとおりでございますけれども、実態を見極めるということでタクシー会社の余市営業所長とざっくばらんにお話しさせていただきました。その中、やっぱり利用者減や乗務員の確保が難しいということで町内での営業が難しくなっているという説明があったところでございます。具体的なことを申し上げますと、真貝議員先ほどおっしゃったように余市営業所から7時30分に出発して8時から営業開始いたしまして、帰りは6時、この運転手さんは6時から7時に帰った後も余市で勤務するということだったのですけれども、何せ運転手さんが古平に行きたがらない、ざっくばらんに申し上げて、古平町内での月額の運転手の売上げ、40万から50万くらいだそうなのです。余市町内で走っていれば、月額は75万を超えるということで運転手さんも行きたがらないで、ですから古平で営業していた運転手さんが余市戻ったときに遠距離があれば、そちらを優先的にその運転手さんに回しながら、そういった気の遣い方もしながら実施しているということでございました。たまたまこの支店長の娘さんが古平にいるということで、古平のほうに車を回しているわけですけれども、実際のところは本当に撤退したいというのが現状でございました。こういった実態を踏まえた支援策として、10月に出しましたプレミアム商品券、それから12月から開始となるふるびら地域応援商品券もタクシーで使えるような、商工会のほうに加盟して、それでタクシーにもそういった商品券を使えるような形をまず取りました。その売上げがまだ出てこないのですけれども、大体1万二、三千円くらいは出ているということで、これからもそういったものを検討しながら限られた財源の中でタクシーだけではなくて、積丹線、それからコミュニティバスの地域交通というのはやっぱり考えていかなければならないのかなと思っております。それで、確かに私もお酒好きですから、夜飲みに出てもやはり町寂しいのかなと。浜町から何で飲みに来たのと言ったら、7時のバスだかに乗ってきたとかと言って、帰りどうするのと言ったら、帰りは奥さんが迎えに来るとか、やっぱりそういった現状で今やっているみたいですので、飲食店にも迷惑かけているのかなと思いますけれども、いかんせん余市の中では夜やっても本当に商売にならない、ましてや先ほど真貝議員おっしゃったように土日祝日でも1日の売上げが2,000円、3,000円あればいいほうだという実態でございますので。それと、営業所長が申した中では、古平町内の運転であっても余市のほうに電話いただければ来ますよということでしたので、その辺は私も再度確認しながら、そういうことができるのであれば、そういったものを町民に周知して、時間帯もどうなっているのか、ただそういう話合いの中で余市から電話いただければ町内の運行でも来ますよということでしたので、その辺が何時までどうなっているのか、その辺煮詰めるものを煮詰めて町民に周知してまいりたいと考えておりますので、そういったことでご理解いただければと思います。
質問 3番 真貝政昭
タクシーについては、初めての質問かもしれません。バスについては前に伺って、そのときにデマンドの話が出ましたけれども、タクシーとデマンドは競合するやつですし、タクシー会社の売上げが落ちるのは目に見えています。だから、タクシー会社の営業を町が妨害しているような形になります。そこら辺は、やっぱり慎重に考えて、私はタクシー会社の営業を妨害するようなやり方は変えて、福祉バスを目的に応じて貸すというのとはちょっと違うあれです。デマンドというのは、タクシー会社がないような地域で考えられたやつで、タクシー会社が存在している古平町にちょっと合わない発想でないかというふうな気がしていました。特に夜の足を確保する上では、やっぱり撤退してもらっては困るのです。何かあったら救急車を使えという問題でもないし、デマンドで前の日に予約しなければならないというようなものでもないし、先ほど言った高齢者の免許返納とも両立しないわけですから、何としても存続の方向で考えていただきたいと思っています。規模縮小については、前任者の場合は全く相手にされなかったというのが利用者のほうから聞こえてきています。そういう面では、町長が替わって会社のほうとお話ししたというのは一歩前進だと思います。売上げがやっぱりネックになると思います。売上げを上げるためには、何らかの方法を両者で考える必要があると思うのです。町側は、撤退してもらったら困ると、タクシー会社のほうは売上げ増につなげたいという思いがありますから、そこら辺で両者で調整していけばいいのかなと思っているのです。一つの方法として、積丹町がタクシー券を町民に配付しているのです。先ほどの商品券で利用できるというのは、効果的だと思いますけれども、積丹町の場合は70歳を超える方で非課税ですけれども、タクシー券を1世帯5,000円配付しています。それで、障害者の世帯もそうです。70歳以上というのは、やっぱり免許がないだとか、車が持てないだとかという年齢的なものだと思います。それと、子育て世帯も対象にしているのです。子育て世帯は、非課税、課税全く関係なく対象にしています。そういうことでタクシー会社への直接的な助成ということではなしに、町民のタクシー利用を促進するということで応援するという手もありますので、その点も考慮に入れてこれから会社のほうと対応していただければなというふうに私は思っていますけれども、どうですか。
答弁 町長 成田昭彦
真貝議員おっしゃるとおり、先日所長も、余市町でも今年度から巡回バス増やしております。やはりタクシーその影響受けているというお話をしてございました。その辺も考えながら、コロナワクチンのときもタクシー会社に基本料金の助成をしていたとか、そういった経緯もございますので、これから定期的になるかどうか分かりませんけれども、余市営業所のほうとそういった話合い持ちながら、前向きにどうしたら町民のために、どうしたら会社のためになるのか、そういったことを考えながら進めていきたいなと思います。
質問 3番 真貝政昭
歴史的な経緯もあって……
質問 3番 真貝政昭
歴史的な経緯があると思いますけれども、新規参入ができない地域ですので、そこら辺は絶対死守という形で事に対応していただきたいなと思う次第です。