古平町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月26日
「今のやりとりを聞いて、明確な憲法違反だとか熱い議論がなされま…」
2018年6月26日、古平町議会の一般質問で、真貝政昭議員が質問し、町長 貞村英之が答弁しました。
- 質問者
- 真貝政昭 議員
- 答弁者
- 町長 貞村英之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 真貝政昭
今のやりとりを聞いて、明確な憲法違反だとか熱い議論がなされましたけれども、1点目の核兵器廃絶運動に対する町長の姿勢というか、お考えについてお伺いします。終戦間際に広島に原爆が落とされて約15万人の方が亡くなられ、それから長崎では約7万5,000人の方が一瞬にして亡くなられて、長崎の場合はその被爆でけがをされた方が約倍の15万人という大量殺りく兵器の投下事件が戦争中ありました。このことは、日本政府も長い間伏せていまして、ビキニ環礁での核実験で第五福竜丸の漁船員が被爆をして、このことが明るみに出て一気に核兵器廃絶の運動が盛り上がったと。当時有権者の6割を超える方がこの運動に賛同して署名をされたという、そういう経緯があって、一人のお坊さんでしたけれども、この核兵器廃絶の運動を全国に広げようということで、一人で平和行進という形で大衆に訴え、各政治家だとか自治体関係者に訴えて回ったのがきっかけで、これに賛同する被爆者だとか団体、個人が長らく運動を続けてきたという経緯があります。私も議員になる前からこの平和行進というものを知っておりまして、大分前になりますけれども、まだ議会に参画する以前でしたけれども、古平町民で毎年広島で平和大会というのが行われて被爆者の話を直接聞くだとか、それから今では国連の責任者が大会に参加して核兵器廃絶の運動に関心を寄せて、このたびのノーベル賞平和賞をその中心となった団体が受賞するということに至っております。国連でもこういう決議がされまして、運動はまだまだ続くのですけれども、私が議会に参画する以前から平和行進の方が来られまして、私が議会に参画してから皆さんそうですけれども、手弁当で行進をされる方を支えて、そして町長、議長、教育長の賛同を得て、そして支援金のカンパをいただいて見送ると、そういう活動をずっと続けてきました。このたびいつもようやくこの平和行進者をこの地域で支えているのですけれども、いろいろと不手際がありまして、伺う文書を出していなかったとか、いろいろありましたので、先日役場のほうに問い合わせをしたら、お金は出さないけれども、それでも来るのかという返事でありました。この平和行進のもともとの狙いというのは、核兵器廃絶に対する各自治体の長たちの理解を得ながら全国的にこの運動を広げて核兵器廃絶を目指すと。このために、ことしは86歳の方が来られましたけれども、以前は被爆者の高齢な女性の方も古平町長たちと会ったこともあります。それで、お会いしていただきましたけれども、北後志5カ町村だけ見ても儀礼的な範囲で経済的な支援、カンパをするだとかということを続けてきたのですが、古平の場合はことしから関知せずという対応をとられたのですけれども、貞村町長におきましてはこの運動に無関心なのか、関知しないと、運動に関係しないという意思表示のためにそういう行動に打って出られたのか、その点まず伺いたいと。それから、教育長は町長と足並みをそろえて教育の分野で動くという法律の改正がありまして、そこにはコメントを差し控えますけれども、町長と議会というのはやはり機関が違いますから、議長も知らない間に議長交際費の支出の内容にまで町長が口を挟むというのはいかがなものかと、越権行為ではないかというふうに考える次第なのですが、この点伺います。
答弁 町長 貞村英之(町長は2021年3月まで)
真貝議員の質問にお答えいたします。核兵器廃絶運動に対する私の姿勢についてでございますが、まず原水爆禁止国民平和大行進、これ私受けました。ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名についてということで、これは5月の24日に私のところに来まして、趣旨に賛同して署名しているところでございます。その際、たしか真貝議員も同席していたと思うのですが、もう忘れたのでしょうか。このようなことを言われるのであれば、そこまで言われるので、腹に据えかねるところございますので、今後の対応についてもちょっと考えさせていただきたいと思います。次に、協賛金につきましては、平成9年度の決算において単年度赤字決算となることから、30年度の予算編成においては各種団体の参加会費、負担金、これゼロベースで全部見直しを行っております。町に対する効果、そういうものを検討いたしまして、団体の会費、それから負担金、そういうものについては、いわゆるおつき合い程度のものについては数千円であっても脱退して削減している、そんなような状況でございますので、今回は何年かぶりに財調の取り崩しすら予想されている状況でございますので、さすがに公金からの支出ここまで大々的に見直している中で、そういう公金から支出理由も立たないものですから、辞退させていただいたという経緯でございます。それから、越権行為ということでございますが、議長、教育長の署名、これ全然私関知しておりませんし、第一議長とか教育長に依頼していたこと自体全くわかりません。今初めて聞いた感じです。多分町長部局の対応を見て各自判断されたと考えておりますし、ただ古平町としては皆さんご承知のとおり一般会計予算、予算1つでございますので、議会だとか教育長とか言わず一本で対応していただきたいと思いますし、もしか来年対応するのであれば一本で対応するよう申し入れたいと思っているところでございます。以上でございます。
質問 3番 真貝政昭
大変残念です。あの運動に今回来られた中で、去年平和大会にみずから参加されて、そして今回の平和行進についてこられた方の今回の平和行進者に付き添ってという文書をかいま見たのですけれども、例年平和行進者、ペナントに各首長あるいは教育長、議長の名前を書いていただいて、この運動に賛同してもらっているということを会場いっぱいに壁に展示をして、そして広く理解を得ているという、そういうアピールをしているそうです。それを見て、その数の多さに感動して今回参加している方もいらっしゃいました。しかし、運動というのはペナントの作成そのものもですけれども、結構お金をかけてやっているのです。運動というものはそういうものです、資金が要りますから。数年前ですけれども、国連に核兵器禁止条約を批准を求めて小樽選出の花岡ユリ子元道議も代表として参加したことありますけれども、私もそのとき5,000円彼女にカンパしました。高橋知事もその運動に賛同して賛同の署名をしたり、そして激励もしたりしているのです。だから、そういう運動そのものを支えるということは、自治体の長だとか、各団体の長の賛同を町民を代表して行っているという前提で私は受けとめてきた次第です。ちなみに、私が昭和58年に議会に参画して2年ほどたったころ、こういう核兵器廃絶の運動をする団体から陳情書が来まして、非核平和の町宣言という議決を全会一致で議決した経緯があります。それを受けて数年後に古平町も非核平和の町宣言というスローガンを看板に書いて、そして公道のところに立てかけている次第です。歴代の町長さんたち、教育長、議長さんたちの対応を見ても非常にこの運動を理解されてやってきたのですけれども、その点をぜひとも参酌をして考えてもらいたいなと思うのです。それと、経済的な、財政的なことをおっしゃいましたけれども、積丹町は数年前に財政破綻まではいかなかったのかもしれませんけれども、町職員の給与を1割カットしたりしながらも、こういう核兵器廃絶の運動には支援のカンパを出さないということはなかったのです。だから、本当に広く、大変だと思います、積丹町も。だけれども、そういう中でも町民を代表して支援するというのは大事なことではないかというふうに思うのですが、腹に据えかねるだとかという言葉を発することなく、いま一度考えていただきたいなと思う次第です。どうですか。
答弁 町長 貞村英之(町長は2021年3月まで)
私は、別に趣旨に反対しているというわけではなくて、真貝議員が関知しないだとか、越権行為だとかと、そういうことをおっしゃるのであれば、実際に私が賛同して署名したところに真貝議員いらっしゃいましたよね。あれ何だったのですか、そうしたら。そういうふうに思わざるを得ないではないですか。ということで、趣旨には賛同します。ただ、今回負担金といいますか、そういうお金は、寄附金みたいものは出しておりませんが、その中身についてはちょっと考えていきたいなとは思っていますが、そういうことを言われるのであればもう結局署名したこと忘れているということですよね。それであれば別にやる必要もないのではないかなと思ったところで発言した次第でございます。ただ、ちょっと熱くなったところはおわびいたしたいと思いますが、この点につきましてはちゃんと対応させていただきたいと思っておりますので、ご理解願いたいと思います。
質問 3番 真貝政昭
私は、いつも平和行進者の窓口として町に対応して、町のほうの対応される責任者の方もそれなりに今まで長い間受け入れてくれたといういきさつからして、お金を出さなければ来る必要はないというようなニュアンスにもとれましたので、それと町長とお会いしたときにすぐさま、今までの町長とは違って即座に署名をいただくという状況ではなかったものですから、そういう感覚にとらわれた次第です。ちょっとしたいきさつで食い違いがあるとすれば、今後の問題にもかかわりますので、この運動はなかなか前に進むようでいて進まないのが現状です。被爆者の思いを後々に続けていくためにも、やはりもう戦争を知らない世代、それから親も戦争にかかわっていなかったという世代が今自治体関係者の中で広まっていますので、この核兵器廃絶の運動というのはなかなか時間と労力を要する問題であると思っています。私もいつまでこういう水先案内をやっていられるかちょっとわかりませんけれども、末永くこれからもかかわっていただきたいなと思う次第です。興奮しないでやっていきたいなというふうに思っています。