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古平町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月14日

合同墓建設について

2018年3月14日、古平町議会の一般質問で、真貝政昭議員が「合同墓建設について」質問し、町長 貞村英之が答弁しました。

質問者
真貝政昭 議員
答弁者
町長 貞村英之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 真貝政昭

次に、3点目の合同墓建設についてですけれども、業者に聞きますと新築よりも解体のほうが多くなった時代に突入しているようです。それで、町内の実態を聞きますと、墓守が継続できないという家庭が随分耳にします。結局子供がいても嫁に行ってしまうと、我が家のお墓は守り手がいなくなると。それで、中には親戚に宣伝をして、我が家の墓地を継続して使ってくれる人を募集するとか、そういうお話もじかに聞くことができます。こういう声に、要望に応えて、町村では七飯町、あるいは美幌町、市では近くでは小樽市というふうに、市クラスでは数自治体が具体的にこういう要望に応えている状況となっております。町内でも各お寺さんで合同墓建設に乗り出していますけれども、例えば宝海寺につきましては1期目つくりましたけれども、満杯になって2期目を建設して募集をしたという実態があります。費用を聞きますと数十万円ということで、小樽市のように1体5,000円だとか、それから他自治体のように1万5,000円だとか、そういうような費用からしますと、とても経済的にかなわないという方たちはお寺さんのそういう合同墓には入れないという実態があります。古平町の墓の解体の様子をいただいておりますけれども、自治体が実施する合同墓への移転、それから町内を含め他自治体にあるお寺さんの合同墓に移るケースというのが年々ふえている傾向にあります。私は、以前にも一般質問で取り上げて、そういう要望にこれから検討していくという内容の答弁をいただいたことがありますけれども、なかなかお寺さんでは応え切れない数が予想されるだろうというふうに思っています。それと、経済的な弱者にとって、特に年金生活者にとって墓地の解体でさえ多額の費用を要する中で我が身のあの世での住みかがさらにお金がかかるというのは並大抵の状況ではないというのは察するに余りあるところなのです。とにかくあの世の墓をどこかのふるさとから離れて、どこかの自治体に移っていくこと自体、現在この地で生活している方たちがこの町から出ていくに等しい実態として捉えれば、町外からふるさとを離れざるを得なかった方たちを時期的にこの町に来ていただいて、そしてふるさとを味わってもらうという、そういう考え方に立ちますと、お骨もどこかに行ってしまうというのはもったいないなと思います。この間、1カ月半ばかり入院しまして、やはり高齢の方たちと雑談した中で、お嫁さんは函館の方でしたけれども、嫁の墓を札幌に持ってくるというのはいかがなものかというので議論しているそうです。ふるさとに残しておいて、ふるさとというものをなくさないようにするべきでないか、そういう考え方が聞かれました。ぜひとも町内にあるそういう不安を抱えた要望に応えて、合同墓の建設を考えていただけないでしょうかというのが私の質問の3点目です。どうでしょうか。

答弁 町長 貞村英之(町長は2021年3月まで)

合同墓の建設の質問でございますが、以前でもあったのかな、合同墓の建設の質問あったと思うのですが、工藤議員ですね。合同墓をつくるのはいいのですが、私小樽の副市長のときにちょうど合同墓の一番最初の建設に携わりまして、仏教界から総スカン食いました。つるし上げ食ったところです。予想どおりつくったのですが、一応かなりの調整要りましてつくったところが、全然予想よりもかなり多くて、1個で足りなくて、今度2個目つくるという話になって、もう1個目できているはずなのですが、それでもまだ足りないという状況で。だから、需要のとり方が全然思っている以上の話になってしまいますので、なかなかつくるというのは難しいのかなと考えております。調整とれないのかなと。というのは、仏教界は仏教界で、その寺だけならいいのですけれども、本部から来て反対されるのです。だから、そういうふうになると、なかなか調整が難しいのかなと考えているところでございます。町内の寺では宝海寺さんと正隆寺さん、新しく合同墓を建立しております。また、禅源寺さんも納骨堂あるということでございますので、それぞれ永代供養してくれるということは、基本的にはそちらのほうに入っていただきたいなというのが実感でございます。今なぜ多くなるかというと、いろいろ小樽のとき調べましたけれども、話を一般の人から聞きましたけれども、今の人、自分の代で整理したいという人が多い。要は、これから先の人には負担かけたくないと。だから、よく我々が私のところは今までどおりやるけれども、次の代ではおまえは何しても、どういうふうにしてもいいからねと言ったって、次の人はやはり今までどおりやらざるを得ないというのが今の人間の感覚なようでございますので、自分の代で何とかしてやろうというのが今の考え方みたいです。それで、当然合同墓に入って、将来の人に負担かけないぞという考えが多いようなので、そういうような考えが多くなっていると聞いております。そういうことで、合同墓をこれから考えていかなければならないなとは思っておりますが、実態をもっと把握していかなければ、また手をつけることもできないですし、お寺さんとも事前にちゃんと協議していかなければならないなと思っておりますので、今すぐこれをやるとか考えるとかという答弁はちょっと差し控えさせていただきたいと思っております。以上でございます。

質問 3番 真貝政昭

検討課題であるという答弁でしたので、納得したいと思います。小樽の実態も聞きましたけれども、各自治体の合同墓への入居できる条件というのがあります。それを制約することで過剰な参加といいますか、入居参加ですね、防げるのかなというふうにも思っていますし、なおかつやはりそういう経済的な状況で、どうしても低廉なそういう墓でなければ我が身を納めることができないというのが実際あるわけですから、そこら辺は研究していただきたいと思う次第です。これは、決して時間がそんなにあり余るほどあるような問題ではありません。先日施設に親類が入居していて、そこで入居しているひとり身のお姉さんがいまして、90代のお姉さんでしたけれども、やはり自分が亡くなった後の引き取り手がいない方でした。まだ頭のほうは達者でしたので、具体的に要望を聞きましたけれども、亡くなった後の自分の納まる身というのを心配していました。不安で、海にでも投げてほしいというような投げやりなことを言っておりましたけれども、古平町の住民に対して行く末、そういう心配をさせないためにも、やはり早目に結論を出してやるべき問題かなというふうに考えています。法外な建設費がかかるわけでもありませんので、解体が進む墓地ですので、余っている土地は十分あると思いますので、ぜひとも早目の結論を出していく検討課題として受けとめてほしいなと思う次第です。改めて伺って、質問を終わります。

答弁 町長 貞村英之(町長は2021年3月まで)

検討課題ではありますが、そういう状況をもう少し把握した上で、この件については取り進めていかなければならないものと思っておりますので、時間的な問題というよりも、まず最初にその以前の話で需要把握ですとか、そういうものもしていかなければならないのかなと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。以上でございます。

出典:古平町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月14日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる