古平町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月30日
町長のほうに空き家対策について
2013年9月30日、古平町議会の一般質問で、本間鉄男議員が「町長のほうに空き家対策について」質問し、町長 本間順司が答弁しました。
- 質問者
- 本間鉄男 議員
- 答弁者
- 町長 本間順司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 本間鉄男
4番、本間です。町長のほうに空き家対策についてということで、古平町における空き家対策については、どのような措置を講じているのかお伺いします。また、以前から町長がお話ししておりますしりべし空き家BANKとどのようにリンクさせているのかをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)
本間議員の一般質問にお答えいたします。空き家問題でございますけれども、都市部、過疎地あるいは北国など地域性に関係なく、今や日本国中で大きな問題となっております。自民党では空き家対策推進議員連盟をつくりながら空き家対策推進特別措置法案をまとめたところでございまして、秋の臨時国会へ提出し、成立を目指しているという状況になってございます。後志振興局では、個人の財産権という憲法問題あるいは法律問題をはらんでいることから、平成23年から法律の専門家や不動産業者も含めて、管内全市町村での廃屋・空き家対策検討会を開催してございます。勉強会を重ねているところでございまして、その検討会では、既にモデル条例案はでき上がっておりますけれども、空き家の管理者へ指導、勧告、命令、代執行等の行政処分をするに当たっての客観的な判断基準を策定中でございます。以上の状況を踏まえながら現在本町では、不特定多数の住民に対する倒壊家屋や危険家屋については所有者へ手紙や写真を送ったり、また緊急を要する場合には民法の規定を使って対応してございまして、今後空き家条例を制定したにせよ、根本的には所有者のモラルや経済状況などによるもので、難しい問題だというふうに認識しているところでございます。これは、どの自治体でも共通の悩みでございまして、本当に困ったものだなというふうに思ってございます。しりべし空き家BANKとのかかわりでございますけれども、23年の11月から後志振興局、あるいは市町村、民間事業者の連携によりまして、しりべし空き家BANKを運営してきてございます。その特徴としましては、振興局や市町村がかかわっているから安心だということでございます。それから、取引の専門家である宅建業者が間に入るので、これも安全だということ。それから、ホームページで情報が得られるので便利だということでございまして、そんなかかわりで、このバンクの手続としましては、空き家を持っている人は振興局の窓口あるいは市町村の窓口へ相談すると。電話やホームページでも可能ですよと。それから今度、申込書に記入、仲介業者が決定され、仲介業者が物件を現地確認した後ホームページに物件を掲載すると。仲介業者を通して交渉、契約を行うというふうになってございます。ちなみに空き家BANKの構成でございますけれども、関係団体としましては、北海道建築士会後志支部、それから北海道宅建業協会小樽支部、それから全日本不動産協会北海道支部、それと後志総合振興局の建設指導課、これらが事務局を担当してございまして、行政機関としましては、振興局はもちろん、後志管内では15市町村が構成員となってございます。小樽、黒松内、蘭越、ニセコ、真狩、留寿都、喜茂別、京極、倶知安、共和、岩内、そして神恵内、古平、仁木、余市というふうな15市町村で構成してございます。現時点ではこのようなかかわりになってございます。
質問 4番 本間鉄男
今町長の説明によりますと、取引業者、宅建業者だとか、不動産業者だとか、さまざまな空き家に関する、不動産売買に関する、そういう業者が構成メンバーとして行っているということなのですけれども、後志振興局のほうのホームページというより、古平町のホームページからしりべし空き家BANKというものがリンクされていくというふうになっていますよね。そういう中で、私も先日ちょっと見てみましたら、ニセコ、京極、倶知安、共和、喜茂別、仁木だとかということで、物件が写真と図面と載っているのです。そういう中で、プライバシーの問題があるので、その人の名前と連絡先、これは載っていませんけれども、あと土地の面積だとか、建物の写真だとか、そういうものは載っていて、中には売却済みだとかそういう、例えば貸し家、売り家、こういう形で載っているのですけれども、実際に古平町の場合は、それに対する動きというのが、本当に今までしていたのかなという思いが、しりべし空き家BANKを見ながら感じた次第なのですけれども、古平町も今、来年になれば高齢者住宅が高校のところにできて、それで23件ほどですか、入所者ができるという形になると、空き家というか、そういうものが出てくるのだろうなと思うのです。実際に先日も札幌の方で、その方はたまたま札幌に家を持っていましたけれども、古平に、老後というか、元気なうちにちょっと住みたいのだというような思いで、古平を探しに来たのです。だけれども、実際にどういう、不動産屋もあるわけではない、町に行っても、町営住宅を貸すというわけにはいかないというようなこともあって、なかなか見つけれないというようなお話も伺っております。結局、古平町ではまだ、個々の場合は、どこの家が空いているということで、古平町民がその家の持ち主だとか誰か、古平町にいなかった場合には兄弟か誰かを訪ねながら借りてやっていっているとか、買っているというような状況だと思うのです。だけれども、実際に広く、そういう貸したいとか売りたいとかというような、町のほうで町民に対しての働きかけというのは、恐らく今までなかったのかなと思うのです。だから、実際にある程度、ちょっとぼろでも、十分住めるような、そういう建物であれば、そういう形で町内外問わず広く広報して、そういう入居者、そういうようなこともするべきでないかなと思うのです。先日も真狩の友人と話したときに、真狩なんかでも、こんな古い家というところを旅の人が買って、そしてかなりの金をかけて直して、それでもって移住してきたというようなお話もあります。だから、実際に今、都会の人方でも、ちょっと老後、こっちのほうに住もうかなと。いろんな地方の自治体では、仮に半年でも1年でもこのまちにちょっと移住してきてみてくださいというような取り組みなんかもしていると思うのです。そういう中で、ああ、よかったなと思ったら、そのまま移住してきているというような事例も結構ありますので、そういうふうにして少しでもまちに人を呼び寄せれるというような工夫も必要かなと。まして、古平町の場合は田畑がかなり空いておりますので、そういう中で、家庭菜園程度でなくても、畑をちょっとやりたいなという場合にでも協力できるのではないかなと思うのですけれども、町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)
古平町では、過去には1件ございました。以前も私申し上げたかなと思いますけれども、空き家が出れば、古平福祉会のほうであらかじめ目をつけて、グループホームなりなんなり、生活寮なりに活用していただいているというようなことで、そんなに古くない、すぐ住めるような空き家であればある程度利用されているということでございまして、実際空き家として残っているのは、本当に修理しても修理できないような、そういう空き家が残っていると。実際私も、ある方から頼まれて、道庁の職員でございますけれども、定年退職後に古平で、農業とまではいかないが、山林等を活用しながら生活してみたいというようなことで頼まれたことがございますけれども、なかなか気に合うような家が見つからないというのも実情でございまして、今度、議員おっしゃるとおり、高齢者住宅ができた段階で、ある程度使用に耐えるような空き家が出てくるのかなというふうに思っておりまして、そのときには改めて移住政策なりも考えていきたいなというふうに思っております。
質問 4番 本間鉄男
本当に来年23件というか、確実に、売るか貸すかはわかりませんけれども、そういう人方が、実際に古平町で新しく空き家が生まれる可能性が高いのかなと思うのです。そういう中で、今までは確かにそういうふうにして共同の家のほうのグループホームだとか、さまざまな形で下のほうで買っていったというような、買って使用しているというような部分もありますけれども、実際に町外から来ていただける人方というのは、それぞれにいろんなことをやってきた人方ということで、逆に言うと、経験の豊富な方も中にはいるのです。だから、いろんな形の中で古平町に、逆に言うと、溶け込むことによって、その人方の技能とかそういうものも取り込めるというようなこともあり得るのです。そういう中で、まず来年、高齢者住宅が1つのきっかけとして、古平町の広報だとかそういう中で、高齢者住宅に入居される方に対してのお話。自分のところが空いた場合にどうしますか、こういうようなこともありますよというようなお話。簡単に言えば、貸し家にしてでも、そういう中で高齢者住宅に入った場合の家賃だとか生活費の一助になると思うのです。そういうものも含めて今から少しずつ準備していかないと、開設のときに、ホームページだとか、空き家だとか、そういうものを準備していかないとばらばらになって、なかなか入る人もいないというようなこともありますので、ぜひその辺は、来年の開設に向けてきちっと町として一緒に対策を練っていただきたい、そのように思います。
答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)
もちろん、今つくっている高齢者住宅に入居する際に、空いた住宅をどうするのかというような条件をつけなければ入居できないようなので、そのためにはどうするかというようなことも検討してまいりたいというふうに思っております。