みんなの議会

富良野市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日

(1)福祉灯油事業の現状について/(2)第4期富良野市障がい者計画の現状と推進に向けた課題について

2021年12月8日、富良野市議会の一般質問で、天日公子議員が「福祉灯油事業の現状について」「第4期富良野市障がい者計画の現状と推進に向けた課題について」について質問し、市長 北猛俊、保健福祉部長 柿本敦史が答弁しました。

質問者
天日公子 議員
答弁者
市長 北猛俊、保健福祉部長 柿本敦史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 天日公子

-登壇-通告に従い、順次、質問をしていきます。1件目、福祉灯油事業の現状についてお伺いいたします。福祉灯油の正式な名称の事業名は福祉燃料助成事業でありますが、一般的に福祉灯油の名で広く市民の中で認知されていますので、以下、福祉灯油とさせていただきます。最近では、冬の市民生活に必要な灯油の値段が高騰しており、特に所得の低い人にとっては大変生活がしにくくなっております。富良野市の現在の灯油価格は、店にもよりますが、今日115円ぐらいであり、昨年から比べると約30円ほど上がっております。北海道でも地域によって福祉灯油の取り組みの違いがあり、ある調査では毎年実施をしている自治体は7市41町8村の56自治体であり、富良野市が継続して取り組んでいることは評価するものであります。さて、ことしも、低所得者対策支援事業である福祉灯油の申請書が広報ふらのお知らせ版に入っており、11月30日で申請期間が終わりました。この事業は福祉のまちづくり事業の中の一つであり、住民参加と福祉関係機関・団体との連携を図りながら、創意工夫により地域福祉を推進するための業務であり、委託先を富良野市社会福祉協議会としております。福祉灯油該当者においては、令和元年までは民生委員児童委員が地域で個別調査をして福祉灯油の支給該当者を決めておりましたが、令和2年からは市民それぞれ富良野市社会福祉協議会に自己申請をすることになっております。質問、1点目、令和2年の実施において、市民は混乱なく申請ができたのか。どのような申請状況であったのか。また、該当者は何人になり、実施後の課題はどのようなことであったのか。令和3年の福祉灯油を進めるに当たって、昨年の課題をどのように改善したのか。2点目、市は、令和2年から続いているコロナ禍による収入減少による該当者の見落としのないような取り組みや、灯油価格が高くなった場合の対応、広告の内容、申請期間などについて富良野市社会福祉協議会とどのように打ち合わせをされたのか。富良野市社会福祉協議会は、2年目の対応になり、苦労もあると思いますが、市の対応についてお伺いいたします。2件目、第4期富良野市障がい者計画の現状と推進に向けた課題について。富良野市の第4期障がい者計画は、平成30年度から5年間であり、残す期間が1年4カ月になりました。本計画は、障がいのある人も、ない人も安心して暮らせる共生社会を実現させるために、地域住民の理解及び協力を得ることが不可欠であり、また、計画の実施に当たっては障がいにかかわる方々への周知を図ることにより、意識の啓発、共通理解を得ながら推進していくことが重要となり、本計画の周知に向け、広報紙やホームページなどを活用した広報活動を行い、計画の普及、啓発を図っていくとしております。それを踏まえて、計画の推進体制については、計画で推進する各種施策は、福祉、保健の分野にとどまらず、医療、教育、雇用、生活環境、防災など全庁的な取り組みが必要とされることから、庁内においては、富良野市障がい者計画策定実務者会議を活用し、また、富良野地域自立支援協議会との連携のもと、計画の推進を図り、現在進行中の第4期富良野市障がい福祉計画及び平成30年度に策定された第5期富良野市障がい福祉計画、第1期富良野市障がい児福祉計画に基づき、各障がい福祉サービスを推進することになっております。そして、計画の進行管理においては、本計画を総合的、円滑に推進していくために計画の実施状況を把握するとともに、計画の効果的な推進に向けた検討を行うなど、計画の推進管理を適切に行う必要があります。このため、富良野市障がい者計画策定実務者会議及び富良野地域自立支援協議会において、計画の実施状況や課題の把握、解決策の検討を行うなど、関係部局及び関係機関と連携を図りながら計画の進行管理を行い、また、計画実施中間年において、富良野市障がい者計画策定市民委員会を設置するなど、計画の進捗状況について検証を行うことになっております。また、今後の社会情勢の変化や、国、北海道の施策、近隣市町村や市内の動向などに柔軟に対応し、必要に応じて見直しを行うとされております。これらの計画推進において、現状と課題をお伺いいたします。質問、1点目、第4期富良野市障がい者計画の進行管理はどのようになっているのか。2点目、中間年における計画の推進状況の検証結果における課題はどのようなことであったのか。また、現在、施策で不足していることは、どのようなことだと考えているのか。3点目、今後の計画達成に向けて、課題に対し、どのように取り組んでいるのか。また、見直しがされる施策はあるのか。4点目、現在、第4期富良野市障がい者計画の実施の中、第5期富良野市障がい者計画の策定に取り組んでおりますが、第5期富良野市障がい者計画の策定に向けての方向性とスケジュールについてお伺いいたします。以上、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-天日議員の御質問にお答えします。1件目の福祉灯油事業の現状についての申請方法への変更に伴う課題についてでありますが、福祉灯油は、富良野市社会福祉協議会に委託する福祉のまちづくり事業の低所得者対策として暖房用燃料費の一部を支給するもので、今年度においても、昨年と同様に1世帯当たり1万円を現金で支給することとしております。従来、福祉灯油の対象世帯は、富良野市社会福祉協議会で実施する歳末助け合いの配分世帯と同一としておりました。しかし、昨年度から歳末助け合いの配分世帯を、新型コロナウイルス感染症の拡大等により、所得額の影響がより大きかった子育て世帯に限定したことから、子育て世帯以外の従来対象となっていた高齢者や障がい者などが福祉灯油の支給対象から外れることがないように申請方式に変更したものであります。申請方式への変更による混乱はなかったと考えており、申請方式としたことにより対象者の生活相談や困窮者支援につながるといった効果も見られたところであります。なお、申請方式に変更する前の令和元年度の支給決定数は98世帯、申請方式とした令和2年度は111世帯であります。次に、福祉灯油に係る富良野市社会福祉協議会との協議などの市の対応についてでありますが、富良野市社会福祉協議会とは、福祉灯油を実施するに当たり、申請方法の確認、支給額の要綱策定、配分世帯の考え方、周知の方法など、灯油価格の状況、社会情勢や国の動向等を踏まえ、打ち合わせを行っております。福祉灯油を申請方式に変更する際は、申請漏れがないように前年度の支給対象世帯に申請書類を郵送するとともに、市内全戸にチラシを配布し、福祉灯油の周知を行ってまいりました。灯油価格の高騰における支給額の見直しにつきましては、灯油価格及び国、北海道の動向等を注視し、適切に対応を検討してまいります。今後も、必要とする方々に支援がつなげられるよう、富良野市社会福祉協議会と検討を進めてまいります。2件目の第4期富良野市障がい者計画の現状と推進に向けた課題についての第4期富良野市障がい者計画の進行管理についてでありますが、第4期富良野市障がい者計画は、障害者基本法第11条第3項に基づき定められる市町村障害者計画に当たり、地域の障がいがある人の状況を踏まえ、障がい者施策に関する基本的な考え方や方向性を明らかにする計画で、期間は平成30年度から令和4年度までの5年間としております。計画を総合的、円滑に推進していくためには、計画の実施状況等の把握とともに計画の効果的な推進に向けた検討を行うなど、計画の進行管理を適切に行う必要があります。このため、本年度に富良野市障がい者計画策定実務者会議を開催し、計画の実施状況や課題の把握、解決策の検討を行うなど、関係部局及び関係機関と連携を図りながら計画の進行管理を行っております。また、沿線5市町村の関係部局、関係機関で構成する富良野地域自立支援協議会において、沿線5市町村における障がい福祉施策等について、課題把握と解決策の協議及び検討を実施しております。次に、中間年における計画の進捗状況の検証結果における課題についてでありますが、富良野市障がい者計画実務者会議において計画の進捗状況の検証を行ったところ、市施設の段差解消など、市庁舎のバリアフリー化、障がいがある人も、ない人も、誰もが自由で使いやすく住みやすい環境の整備を行っていくためのユニバーサルデザインの推進、災害時要援護者支援プランに基づく個別計画や、避難所運営マニュアルの地域への普及等が目標に達する達成率が低いことから、さらなる取り組みを進める必要がある課題と捉えております。次に、今後の計画達成に向けた課題への取り組みについてでありますが、バリアフリー化及びユニバーサルデザインの推進については、新庁舎建設により課題の解決が進むものと考えておりますが、災害時要支援者支援プランの推進については、引き続き出前講座等を実施し、個別計画の作成について指導、啓発に努め、関係団体等と連携を図りながら作成に努めてまいります。また、その他の主要事業につきましても、引き続き関係機関、各担当部署において、取り組み内容のこれまでの現状を踏まえ、施策の検証と見直しについて検討してまいります。次に、第5期富良野市障がい者計画の方向性とスケジュールについてでありますが、令和4年度中の策定に向け、本年7月に富良野市障がい者計画策定市民委員会を設置し、策定に向けた取り組みを進めております。本委員会において、本年度中に障がい福祉サービスのニーズ把握の調査を実施し、今後の国、北海道の施策、市内の動向等に注視しながら、必要な施策の精査、見直しを行い、方向性を定めてまいります。以上です。

質問 16番 天日公子

1件目の福祉灯油事業の現状についてお伺いいたします。この福祉灯油事業につきましては、今年度についてはもう終わっております。今回、質問させていただいたのは、灯油の値上がりが、やはり高騰があるということが一つのきっかけであります。また、それから、令和元年までは、民生委員児童委員が、歳末助け合いの手当の該当者と同じく、福祉灯油の該当者を決めていたわけなのですが、申請によってどの程度変わったのかということでお聞きいたしました。今回、先ほど答弁がありました中で、福祉灯油については、このごろ、報道であります、1世帯大体年間1,400リットル強の使用量がありまして、金額が115円近くになりますと、令和2年から比べると30円の値上がりで、大体1世帯4万2,000円前後の高騰が見られるという報道がありました。その中で、今回、1万円という、ずっと富良野市は1万円という形で支給してきたわけなのですが、1万円を大体80円の換算でしますと120から130リットル、また、今回の115円でしますと87リットルぐらいにしかならないのですよね。そんなわけで、今後の状況を見て考えていくという答弁がありましたけれども、今回だけでなくて、今後も含めて、令和4年度からも含めて、やっぱり、この灯油が1万円でいいのか、それとも、過去においては1世帯100リットルとか200リットルとか、そういう経過もありましたので、この支給の金額についてはもう一度検討していただけないかなというふうに思っております。いかがでしょうか。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

天日議員の再質問にお答えいたします。福祉灯油の各世帯への支給額の件でございますが、昨日、北海道からもそこら辺の情報共有がございまして、北海道知事のコメントも北海道新聞には掲載されていたと思うのですが、地域づくり総合交付金のほうも1.5倍で配分になるということも踏まえまして、皆様への御案内のチラシには支給額1世帯1万円という形で載せていただきましたが、いま、富良野市社会福祉協議会とも検討いたしまして、その増額、いまのところはちょっと1万5,000円ぐらいかなというふうには考えていますが、今回、急にですが、増額を検討してまいっています。令和4年度に関しましては、そのときの灯油価格等を踏まえて、また検討してまいりたいというふうに考えてございます。

質問 16番 天日公子

1回目の質問において、今後、検討する課題事項などがありましたらお話しいただきたいのですが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

天日議員の再々質問にお答えいたします。令和4年度等に生かしていく課題、検討事項はないかという御質問でございますが、先ほど御質問のありました申請方式にしたことによる混乱とか不都合というのは、私どもが社会福祉協議会のほうともお話ししますと特段なかったのではないかというふうに、御申請いただくというお手間をかけてはおりますが、それが相談業務にもつながっているということで、マイナスの要因はそんなにないのではないかというふうに考えてございます。あとは、広報ふらのお知らせ版に一緒に同封しましたチラシに関して、若干、該当者がどういう方かというのがちょっとわかりづらいという御意見もございました。これが、なかなか、例示は75歳、ひとり親、ひとり暮らしの高齢者世帯、80歳以上の高齢者夫婦世帯というのを例示で示していますが、ここが生活保護法に基づく最低生活費の1.1倍以下の世帯の方々ということで、ここら辺を全部例示するとなると千差万別で大変なことになりますので、まず御相談いただいて該当になるかというのをお聞きいただくのが一番なのですが、ちょっとここら辺がわかりづらいというところがあるかもしれませんので、富良野市社会福祉協議会とも相談して、どのような形がよりいいのかということを検討してまいりたいというふうに考えでございます。以上です。

質問 16番 天日公子

もう一度、受け付け期間についてはいかがでしょうか。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

天日議員の再々質問にお答えいたします。受け付けしていただく期間は、今回11月30日までというふうにさせていただきました。これは、やはり、支給日を考えますと、ある程度、11月いっぱいぐらいでということでさせていただいてございます。ですが、実際のところ、現在も、11月30日を過ぎても、御相談に来た方は、特例的に期間を猶予させてお受けさせていただいているという状況がございます。ですが、取りまとめといたしましては、やはり、11月30日ぐらいにある程度の申請者の方がまとまって来ていただかないと、なかなか支給作業に時間がかかるというところがございますので、そこはちょっと御了承いただきたいなというふうに考えてございます。

質問 16番 天日公子

申し込み期間だったのですが、周知期間について、また、もう一度お聞きしたいのですが。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

天日議員の再々質問にお答えいたします。今回、周知期間ということになりますと、これも、ある程度、灯油価格というものなりを捉まえた上で御案内したいというところがありますので、あんまり早いうちからチラシを出すというのもなかなか難しいところはあるのですが、いまおっしゃられたように、やはり、ある程度余裕を持って申請の準備をしていただいたほうがというところもございます。あと、あんまり早く出してしまうと申請される方が忘れてしまうというところがあるので、そこら辺がなかなか難しいタイミングではあるのですが、いまの御意見を踏まえまして、最適な段階でチラシを配布する、御案内するということを考えてまいりたいと思います。以上です。

質問 16番 天日公子

福祉灯油については最後の質問になりますが、これはあくまでも富良野市の主体の事業でありますので、そこのところを市民の皆様に周知していただければと思っております。次に入らせていただきます。第4期富良野市障がい者計画の現状と推進に向けた課題につきまして、先ほど答弁いただきました。再度、中間年の課題と、それから、今後に向けての、先ほど新しい庁舎ができたら大体解決に向かうのではないかみたいな話を伺いましたけれども、そのほかに課題がありましたら、お話ししていただきたいのです。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

天日議員の再質問にお答えいたします。先ほど、バリアフリー化、ユニバーサルデザインの推進と、災害時の要援護者支援プランの推進を例示させていただきましたが、これは、先ほど言いましたように、実務者会議の中で、その担当で持っている事業を自己評価していただいて、それを、こちらで取りまとめたものでございます。ある程度できているものはそれなりに評価して、やっぱり、この計画期間中になかなかできなかった、これは、今後、また事業のやり方とかを変えながら進めてまいりたいというような、そういう自己評価のものでございます。いっぱいの事業、ほとんど富良野市全体の部署にまたがる事業がいっぱいありますので、先ほど言ったのはそんなことでなかなか進まなかったものでございます。これを全部例示するというのは難しいのですが、例えば、手元にある表でいきますと、公共交通機関のバリアフリー化とか、建築物のバリアフリー化とかというのもなかなか難しい、市だけでやっていくというのはなかなか難しいものですので、思うような形にはなっていないというもの、あと、各担当部になりますので、障がいを持たれるお子様の放課後の受け入れ関係というのがまだ課題があるとか、いろいろそういうものが挙げられてございます。以上です。

質問 16番 天日公子

最後に、質問させていただきます。富良野地域自立支援協議会というのがありまして、ここがどうも私の頭の中ではちょっと理解できないのです。富良野市としての自立支援協議会、あと、広域としての自立支援協議会、そこの区分けと、それから、富良野市の計画を自立支援協議会が検証するということになっていますが、その流れと内容についてお話しいただきたいと思います。

答弁 保健福祉部長 柿本敦史

天日議員の再々質問にお答えいたします。富良野地域自立支援協議会のありようといいますか、そこら辺のお話かなと思いますが、自立支援協議会は、圏域の5市町村で富良野市内にございます社会福祉法人に委託している地域生活支援事業というものを適切に運営していくために設置された協議会でございます。この中では、地域課題を抽出する地域部会というのがそれぞれ5市町村にございます。あと、それぞれ専門的な解決策を検討する専門部会、あと、最終的に上がってきた地域課題を協議する全体会というものを開催しております。富良野地域自立支援協議会では、この5市町村の担当部局、我々も含めまして、役場の人間、あと、それぞれ5市町村にあります福祉関係の施設等、関係機関とのネットワークや連携強化を図りながら、全体会議に上がってきた地域課題を各自治体に下ろして、その段階で障がい者計画の施策に反映していくなどということで、障がい者支援に総合的につなげているというものでございます。

質問 16番 天日公子

富良野地域自立支援協議会は、大変重要な役目を持っております。そういう意味で、今回、今後、計画策定においては十分お話をされて、また検証されて進めていただきたいと思っております。そのようなことで、富良野市の障がい者、障がい児のために頑張っていただければと思っております。以上です。

出典:富良野市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる