みんなの議会

富良野市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日

(1)市有財産の有効活用について/(2)小学生のスキー技術向上につながる保護者の同伴について

2020年9月15日、富良野市議会の一般質問で、小林裕幸議員が「市有財産の有効活用について」「小学生のスキー技術向上につながる保護者の同伴について」について質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、総務部長 稲葉武則、教育委員会教育部長 亀渕雅彦が答弁しました。

質問者
小林裕幸 議員
答弁者
市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、総務部長 稲葉武則、教育委員会教育部長 亀渕雅彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 小林裕幸

-登壇-通告に従い、質問いたします。1件目の市有財産の有効活用についての遊休財産の有効活用についてですが、人口減少、少子化により、地域の多くの学校が閉校となっています。本年3月には、山部中学校が閉校となってしまいました。また、令和4年には、樹海中学校の使用をやめ、現樹海小学校を樹海義務教育学校(仮称)の設立準備が進められているところです。学校は、地域に活力を与え、地域とともに歩んできました。そして、何よりも、地域の人たち、卒業生のたくさんの思い出の詰まった場所です。その校舎を含めた旧学校跡地の有効活用については、地域住民も関心のあるところと思われます。令和元年第2回定例会において、今議員より質問があったところですが、1年以上もたっておりますので、再度、伺いたいと思います。また、旧北の峯ハイツについては、平成28年に改修工事が行われ、11室を平成29年より貸し付け募集を開始したところですが、これまで2件の貸し付けがあったようですが、現在、貸し付けはないようでございます。土地の購入費、改修工事費を考えると、有効に利活用されなければならないと思います。以上のことから、次の2点について伺います。1点目に、遊休財産の現状と今後の利活用、または売買予定について、旧麓郷中学校、旧樹海東小学校、旧南陽館、旧北の峯ハイツについてお伺いいたします。2点目に、売買に伴う地元の不安解消について、例に挙げて大変申しわけないのですが、元山部第一小学校のようにならないような対策が必要と思いますが、以上2点について伺います。2件目のスキー技術向上についての小学生のスキー技術向上について伺います。本市の冬季観光となるスキーですが、本年は、コロナ禍の中、スキー客の減少が懸念されるところです。インバウンドは望めないことから、国内・道内客の誘致、そして、地域の応援が必要と思われます。スキー場の御厚意で、小学生以下はリフト代が無料となっております。中学生においては、子どもスキー技術向上支援事業により、無料のリフトパスが出されております。多くの子供たちにスキーの楽しさを知ってもらい、冬季間の体力向上と技術の上達を図るとともに、応援をしていただきたいと思います。以上のことから、小学生はリフト代金が無料となっています。しかし、低学年のうちは安全のために保護者が同伴しますが、経費がかかることから、スキー場に行く回数が制限されるため、同伴保護者へのリフト代金の助成が必要と思いますが、見解を伺います。以上、1回目の質問といたします。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-小林議員の御質問にお答えします。1件目の市有財産の有効活用についての遊休財産の有効活用についてでありますが、平成25年度で閉校しました旧麓郷中学校校舎及び屋内体育館並びに平成19年度で閉校しました旧樹海東小学校校舎及び屋内体育館につきましては、市及び地域での活用が見込めないことから、公募による売却を進め、購入の意思を示した応募がありましたので、現在、売却に向け、国の手続を含めて協議を行っているところであります。また、平成27年度をもって廃止いたしました旧アートファーム南陽館につきましては、市での活用が見込めないことから、地域と協議を行いながら、売却に向け、検討を行ってまいります。また、北の峯ハイツの移転に伴い、平成25年に本市の所有となりました旧施設は、利活用の検討をいたしましたが、特定目的施設とはなり得なかったため、施設の一部を貸し室として利用しておりますが、これまでの貸し室実績は2件であるため、今後の利活用について検討してまいります。次に、市有財産売却に伴う地元の不安解消につきましては、売却の際に、購入者との契約時において、地域の状況や管理保全などに関し、今後も引き続きお互いに確認をしながら進めてまいります。以上です。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-小林議員の御質問にお答えいたします。2件目の小学校のスキー技術向上につながる保護者の同伴に伴うリフト代金の助成についてでありますが、本市の小学生のスキー技術の向上につきましては、富良野スキー場の協力により、小学生は無料でリフトを利用することができることから、スキーに親しむ環境が醸成されているところであります。また、学校におけるスキー授業については、各学校の定める教育課程に基づき、発達段階に合わせた授業を行うとともに、スキーのまち富良野の教育資源を生かし、専門的な知識を持った地元のスキースタッフを講師として派遣し、スキー技術の向上を図っているところであります。小学校低学年のスキー場利用における保護者の対応はさまざまであり、同伴する保護者については、富良野スキー場が発行する市民スキーリフト券による割引やナイタースキー専用の低価格なシーズン券が利用できることから、スキーリフト代金の助成は考えておりません。以上でございます。

再質問 8番 小林裕幸

それでは、再質問いたします。1件目の1点目の旧麓郷中学校、旧樹海東小学校については、売却がほぼ決まっているというようなお話をしていましたけれども、前回、ちょっと打ち合わせをしてお聞きしたときに、計画書の提出をしていただいてということだったのですが、どの程度まで進んでおられるか、教えていただきたいと思います。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

小林議員の再質問にお答えいたします。旧麓郷中学校、また、旧樹海東小学校につきましては、学校施設でございますので、文部科学省の補助を受けてございます。耐用年数をまだ超えていませんので、売却に関しますと、文部科学省の許可が要ることになります。その中では、買いたい希望者から利用に関する計画を出していただいて、それに基づいて文部科学省のほうと協議をすることになります。いま、売却の意思を持っている方に計画を出してくださいというようにお願いしているところでございますので、その後、改めて文部科学省のほうと協議するというような段階になってございます。以上でございます。

再質問 8番 小林裕幸

いま、計画書を要請しているということでございます。最終的には売買という形になろうかと思うのですが、その中で、1件目の2点目に関係あるのですが、例えば、先ほど答弁の中でもおっしゃられていましたけれども、管理だとかそういうことを一文入れた中での契約書となるのか。やはり、先ほども申しましたけれども、いま、元山部第一小学校は荒れ放題になっております。周りの人が大変迷惑をしているという状況でございますので、そうならないように、そのような一文を入れられるかどうか、お伺いいたします。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

小林議員の再々質問にお答えいたします。契約書の中の管理の関係の御質問だと思います。私どものほうで売買する場合、通常、普通財産売買契約書のひな形というものを用意させていただいています。実は、この中には、相隣関係等という形で、引き渡し後においても十分な注意をもって売買物件を管理し、近隣住民、その他第三者との紛争が生じないよう留意するものという一文が既に入っております。過去の例でいきますと、通常、この形でずっとさせていただいています。今回の旧麓郷中学校、旧樹海東小学校においてもこの部分を適用させて契約する形になろうかと思いますが、先ほど答弁させていただいたように、念押しといいますか、再度協議をさせていただいて、管理をきちっと適切にやっていただきたいという部分は別件でお願いしたいというふうに思ってございます。以上でございます。

再質問 8番 小林裕幸

了解いたしました。旧南陽館についても、いま、売却の方向で動いているということですが、現在の進行状況等を聞かせていただきたいと思います。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

小林議員の御質問にお答えします。旧南陽館といいますか、アートファーム南陽館につきましては、庁舎内の利活用検討委員会で、売却に向けてということで内諾をいただいております。その中で、私どもの内規の中で、地域または近隣の皆さんたちに購入する意思があるかどうかをまずは確認してから全体に広げるということでありますので、いま現在、近隣の方、または隣接地の方たちに購入の意思があるかどうかとをまずは確認している状況でございます。以上でございます。

再質問 8番 小林裕幸

旧南陽館につきましても、非常に老朽化が進んでいる状態でございます。あのまま売れれば一番いいのかなという感じはしますけれども、そういう形の中ですので、少し努力が必要かなというふうに感じております。続きまして、旧北の峯ハイツについてお伺いいたします。平成29年より貸し付けが始まっているということで、実績が2件ということでございます。平成29年からですから、3年たっていますが、2件の実績というのは非常に少ない。何か問題点があるのかと思いますが、その問題点と、それについての対策を考えておられるのか、お伺いいたします。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

小林議員の御質問にお答えします。旧北の峯ハイツの貸し付けが進まないことについての問題点だというふうに思います。議員がおっしゃるように、3年間で2件という状況になっています。北の峯ハイツについては、もともとが古い状況にちょっと手を加えたところでございますので、完璧な改築をしているわけではありませんけれども、場所柄も含めて、私たちのほうには何件か問い合わせがございます。ただ、最終的に貸し付けには至っていないという状況になります。なぜ貸し付けに至らないかというところになりますと、基本的には、貸す段階でというか、通常の維持費用、電気費用、または改修費用も含めて全て借りる方に出してもらうことになります。市としてはこれ以上の支出は考えておりませんので、使用に当たっては、維持管理、光熱費等については利用者が全て持つというところでまずは難色を示しているのかなというふうに思っています。もう一点としては、場所柄も含めて倉庫がわりに使われたいというような方もいらっしゃいます。しかし、この契約については、倉庫業法としての届け出はしておらず、あくまでも部屋の利用という観点から借地借家法に基づいて貸しているものでございますので、その辺で合わないのかなというふうに考えているところでございます。以上でございます。

再質問 8番 小林裕幸

倉庫がわりというようなお話も出ていましたけれども、別に許可を取らなければいけないということでございますので、なかなか難しいということでございますが、活用例の一番最後になるのですが、個人所有物の保管場所というふうにうたっていると思います。倉庫ではちょっとうまくないかもしれませんが、そのような形の中でもう少し広く勧めてみたり、例えば、先ほど言われていた賃料についてもそんなに高額ではないと思います。11部屋あって、1人が借りるとそのほかの経費が余計かかるからという問題もあるというようなお話もしておりました。全くの利用がないということでございますので、例えば共通経費を持って、もうちょっと広く貸し付けを行うような考えがあるかどうか、お伺いいたします。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

小林議員の御質問にお答えします。旧北の峯ハイツの貸し付けに関しましては、市のホームページ等を通じて募集をかけているところでございますし、いまお話のありましたように、何件かの貸し付け例もございます。ただ、貸し付けに関する私どものスタンスとしましては、あくまでも部屋貸しという部分でございますので、それに対する賃料と、あわせて、通常の維持管理について支出する気持ちは正直ございません。その部分は借りている方が負担するということは、いまのところ変わりはないというふうに考えてございます。以上でございます。

再質問 8番 小林裕幸

いままで出された問題点を解決していただいて、やはり、ある程度、お金も使っておりますので、有効に利活用されるべきと感じます。それから、今回、質問するのでちょっと見てきました。そうしたら、草は刈っていないし、管理が全くされていない。もし、借りる人が現地を見て草ぼうぼうの状態では、ここは借りられないなという感じを受けるのではないかと思いますが、その辺の管理についてお伺いいたします。

答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)

小林議員の御質問にお答えします。旧北の峯ハイツにつきましては、現状の交流活動の場としての貸し付けということもありますけれども、いろいろな意味での活用方向を考える時期に来ているのだろうというふうに思っております。それとは別に、いまお話のありました管理の方法につきましては、御指摘いただきましたように、適切な管理をさせていただきたいというふうに思います。以上でございます。

再質問 8番 小林裕幸

それでは、2件目に移ります。スキー技術の向上ということで、小学生がスキー場に保護者同伴で行くということについて質問をいたしましたが、全く考えていないという御回答でございました。しかし、例えば、小学校低学年の子供が学校が休みのときにスキーに行きたいと言っても、ひとりでスキー場にほったらかしにしておくわけにはいかないと思います。スキー技術がある程度上達すれば、それも可能かと思いますけれども、小学校低学年につきましては、やはり、スキーを始めたばかりということで、ひとりで勝手に滑らせることは非常に危険と感じます。やっぱり、保護者の方が一緒についていってやらなければ滑れないというような状況があろうかと思います。子供が行きたいというときに、やはり、何回かでも多くスキー場に行かせてやれればいいと思いますが、その辺はどうでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

小林議員の再質問にお答えいたします。特に、小学校低学年がスキーに行きたいというときの保護者の同伴についての考え方ということでありますけれども、教育長の答弁にもありましたように、保護者の対応というのはそれぞれ異なるのかなというふうに思っておりますし、また、子供たちがスキーに取り組みたいという部分でも形はいろいろあると思います。まずは、スキーを身につけて、そして、平地の部分を歩くということであったり、あるいは、なだらかな斜面といいますか、そんな部分でリフトを使わなくてもできることもあると思います。そういう部分から始めていただいた中で、スキーの技術を向上していく、さらに、学校の授業においては、先生を含め、または指導者がついた中での対応をしてまいりますので、その中で段階的に技術を向上し、今度は、自分あるいは仲間、友達同士で行けるような状況がつくれるというふうに思っているところでございます。以上です。

再質問 8番 小林裕幸

ただいま、部長のほうから御答弁いただいたわけですが、大変申しわけないのですが、私の立場から言うと、なだらかな斜面を幾ら歩いてもスキーはうまくなりません。できれば、スキー場に連れていって滑らせることによって技術は上達するということでございます。教える立場から言うと、私はそう思う次第です。ですから、やっぱり考え方をちょっと変えていただいて、どんどんスキー場に連れていってもらって、何回転んでもいいから、上から下へおりてくる、それが一番の上達への近道だと思いますので、考えていないと言われたのですが、最後にもう一度、御意見を伺いたいと思います。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

小林議員の再々質問にお答えいたします。まず、なれるということを含め、経験することがやはり大切だということは、議員の御指摘のとおり承知をするところであります。また、先ほど話をさせていただきましたけれども、まずは平地でスキーをはくことになれる、そして、なだらかな部分ということで、スキー場の下のほうのゲレンデでリフトを利用しなくてもできることもあるのだと思います。また、保護者におかれましても、全てがスキーを持っていて一緒にスキーをされる保護者だけではないというふうに思っておりますので、現状でできる中で技術を磨いていく、経験を積んでいくことが必要かなというふうに思っているところでございます。以上です。

出典:富良野市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる