富良野市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日
(1)東山屋外水泳プールについて/(2)RDFボイラーについて
2019年12月11日、富良野市議会の一般質問で、石上孝雄議員が「東山屋外水泳プールについて」「RDFボイラーについて」について質問し、市長 北猛俊、市民生活部長 山下俊明が答弁しました。
- 質問者
- 石上孝雄 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、市民生活部長 山下俊明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 石上孝雄
-登壇-おはようございます。通告に従い、順次、質問してまいります。1件目は、東山屋外水泳プールについての運営と利用について伺います。ことしの夏も大変暑い日が続き、子供たちは、プールや、夏休みには家族とともに海水浴に行った方もいると思います。その中で、東山屋外水泳プールは、一度も運営できず終了しました。本年は使用できなかった旨の報告を後に聞き、少しがっかりしてもいますし、残念に思うところでございます。そこで、3点につき、お伺いいたします。1点目に、ことし、プールが使用不可能だった理由をお聞かせください。2点目に、使用できなかった理由、経緯についての周知は、なぜ、ホームページだけであり、地域住民、利用者に告知されなかったのか。3点目は、使用できなかった原因の究明と課題解決、そして、来年度の進め方はどうしていくのか、お伺いいたします。2件目は、RDFボイラーについての進捗状況と検証について伺います。本市は、長年にわたり、市民の協力を得て、ごみの分別・リサイクル事業を進め、「分ければ資源・混ぜればごみ」という合い言葉でリサイクル率90%以上を達成いたしております。全国でもトップクラスの分別先進地でもあります。その中で、固形燃料のRDFボイラーは、小型ボイラーの実証実験を終了し、ハイランドふらのでの実用化に向けた大型RDFボイラーに移行しております。全国でも例のない事業は、いろいろとトラブルもありますが、現在に至っております。日中の稼働に加え、お湯を一番使う張りかえなど、深夜での稼働率を上げるための24時間稼働を目指すとの目標から、平成30年度は大規模な改修工事を進め、燃料費で約25%の削減が図られております。私は、いまの時代、この事業は、化石燃料の枯渇、地球温暖化、また、川、海でのマイクロプラスチックなどの問題に大いに貢献できるものと考えております。そこで、2点伺います。1点目に、平成30年度に大規模改修を進めたが、どれだけ進められたのか、その進捗状況と検証について伺います。2点目に、本年の稼働は1月と2月を除き、休止状態にありますが、この先、完成の見込みはあるのか。2件をお聞きして、以上で1回目の質問を終わります。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-石上議員の御質問にお答えします。1件目の東山屋外水泳プールについての運営と利用についてでありますが、本年度につきましては、ろ過器配管からの漏水及びろ過用ポンプの故障により、山部プールのろ過器移設等も含めて修繕を行いましたが、漏水原因の特定に至らず、オープンを断念したところであります。住民に対する周知につきましては、利用者のほとんどが児童生徒であることから、夏休み前に学校、保育所を通してお知らせをするとともに、ホームページ及びプール入り口に掲示をしてまいりました。故障原因につきましては、その後、改めて業者に点検を依頼し、ふぐあいの原因が特定できましたので、来年度は、早い時期に試験運転を行い、オープンに備えていきたいと考えております。2件目のRDFボイラーの進捗状況と検証についてでありますが、平成30年度にハイランドふらののRDFボイラー本体の自動制御システムの改良、熱供給設備拡充による重油使用量7割削減を目的とした改修工事を実施し、今年度から運転試験に移行しましたが、本年5月に、これまでのRDF燃焼熱によりまして疲労、劣化した主要部品が破損し、以降、現在に至るまで稼働休止となっております。休止により、昨年度改修工事の効果検証が完了しておりませんので、復旧後に改めて効果を検証してまいります。なお、今後の復旧計画でありますが、本ボイラーの技術指導を担っている北海道立総合研究機構と地元企業を主体とし、また、燃焼に知見を有する企業や大学教授からの協力も得て、修繕計画の策定を慎重に進めているところであります。以上です。
質問 5番 石上孝雄
それでは、屋外プールのほうから、順次、質問してまいりたいと思います。情報の伝達ということでは、児童生徒が主に使っているということで周知はそれなりにしているということですけれども、やはり、地元の人が誰も知らなかったと。誰もという言い方はあれですが、ほとんどが知らなかったと。ホームページだけということですけれども、こういう屋外プールの施設だけに限りませんが、やはり、周知徹底というのは、まず、広報ふらのだとか、そういうものから始めるべきではないだろうかと。ホームページもそうですけれども、機械を持っている人しかわからないということからすると、大変残念なところもあります。今後、こういう事例があったときには、ホームページではなくて、やはり、一番メーンとしている広報ふらのですか、そういう紙媒体から始めたほうがいいと思うのですけれども、どうお考えでしょうか。
答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)
石上議員の質問にお答えいたします。今年度の東山屋外水泳プールでありますけれども、先ほどもお答えさせていただきましたが、児童生徒には連絡をいたしました。また、御指摘のホームページと、プールの入り口に掲示をしてきたところであります。東山屋外水泳プールにつきましては、夏休み期間のみということで使用しておりました。しかし、故障が7月26日で、夏休みがちょうど27日から始まりましたので、前日だったということもありまして、修繕を重ね、8月5日には、山部のプールからろ過器を移設して何とか利用できるようにと対応していたところでありますが、結果的に、夏休み期間中を含め、今年度は利用できなかったということでございます。広報紙を利用するとなりますと、掲載にはかなり事前の期間が必要になりますので、今回の場合につきましては間に合わなかったというふうに判断しております。ただ、広く地域の方にという点につきましては、広報紙以外の紙媒体も含めて周知が不足していたことは反省しているところでありますので、今後、東山支所とも連携しながら、地域の方に十分に行き渡るよう、周知の方法について努力、検討していきたいと考えております。
質問 5番 石上孝雄
ちょっと質問が前後してしまいますが、周知はなるべくそういうものでしたほうがいいと。ただ、いまの答弁にもありましたように、使えないことが前日にわかったということで、先ほどの市長の答弁にもありましたように、来年は早い時期に点検をしながら進めていきたいということでした。やはり、プール自体が30年前後経過していることから、機械も相当劣化していると思います。新しい機械ではないわけですから、3日前や4日前に機械を動かして、では、プールを開放しましょうということにはならないと思います。そこで、来年度は早い時期にやっていきたいということですけれども、大体いつぐらいを予定して始めようと思っているのか、お伺いいたします。
答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)
石上議員の再質問にお答えいたします。来年度ですけれども、いま、ふぐあいの原因は特定できておりますので、早ければゴールデンウイーク明けぐらいには、一度、水を入れて試験を行いたいと考えております。以上でございます。
質問 5番 石上孝雄
プールのほうは了解いたしました。それでは、2件目のボイラーのほうの質問に移らせていただきます。世界的な環境を考えると、これは、ぜひ進めていかなければならない事業ではなかろうかと私個人としては思っています。いま、外国の16歳の環境活動家が将来の地球環境に言及して若い方々の共感を得ていますけれども、このごみ分別もそれに匹敵するような富良野の事業ではなかろうかと思います。この小さいまちで、誰もやっていない分別、それから固形燃料というものが、将来に向かっていい方向に進んでいるなと思っています。富良野も、埋立地の削減だとか、この事業効果は目に見えないところでかなりありますけれども、全て市民の協力がなかったらできません。それに応えられるようにするためにも、また、なかなか思うようにはいきませんが、いまの職員数は1人ないし2人なので、これから継続していくには、マンパワーも含めて、やっぱり専門職による人のつなぎも必要ではなかろうかと思っていまして、少し増員したらよかろうかなとも思うのですけれども、その辺の見解はいかがでしょうか。
答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)
石上議員の再質問にお答えいたします。体制の整備ということでの御質問かと思います。現在、環境課では、課長及びRDFボイラー担当の主幹を配置して、この間、事業に当たってまいりました。幸い、かかわっている者につきましては、環境、ごみ処理問題に関しては富良野市の中ではエキスパートのほうに入るのかなというふうに考えておりますし、経験も十分積んでいる職員が当たっているところであります。ただ、そうは言いましても、市の職員だけで達成できる事業ではございませんので、市民の皆さんが協力してくれていることはもちろんでありますが、いままで技術指導を担っていただいています北海道立総合研究機構の専門的な職員とか、携わっていただいている地元企業、また、今回から、燃焼に知見を有する企業とか大学教授からもいろいろ協力をいただいておりますので、市の職員だけではなく、そういった体制で本事業を進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 5番 石上孝雄
マンパワーのほうは、専門職も含めてぜひ考えていただきたい。ただ、この事業は、一過性では終わらない恒久的なものでありますから、ぜひ、この仕事を継ぐ次の人も含めて、大きな知見を持てる体制でやっていただきたいと思います。また、オール富良野という考え方といいますか、いまは一つの企業がボイラーを改修し、改善もしていると思います。そういう中で、なかなか思うように動いていかないというところから見れば、オール富良野で企業の知恵を集めるような工夫も必要だと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)
石上議員の再々質問にお答えいたします。現在、ハイランドふらののRDFボイラーにつきましては、先ほども答弁させていただきましたが、北海道立総合研究機構ですとか、いままでかかわっていた地元企業、また、燃焼に知見を有する企業、大学教授からいろいろな御意見、協力をいただきながら、修繕計画の策定の段階にあります。修繕計画に当たりましては、いろいろな方法とか、部品の交換も含めまして、どういう修繕を行ったらいいのか、かなり慎重な協議をしているところでございますので、今回の修繕が一定程度整った時点で、石上議員から御提案のありましたオール富良野の体制のあり方について、市民の方が協力していただいているのでオール富良野だとは思っているのですけれども、参考にして検討していきたいと考えております。以上でございます。
質問 5番 石上孝雄
本当に、将来的にこれを完結型にするためにも、ぜひ、それはやっていただきたいなと思います。壊れた部分というか、過去にも、煙突が燃えたとか、そういうものは少しずつクリアできているわけですから、自分はできないことはないと思っています。また、固形燃料の形まで考えていくと。いまは円柱形をただ引きちぎっているような雑な形ですけれども、あれを丸くするとか、四角くするとか、その形にまでこだわって、もう一度、原点に戻って、ボイラーを全て一からしっかり完成させるという考えでいけば絶対に完成すると自分は思っています。極力、早い段階で完成に導いていってほしいなと思うのですけれども、最終段階に至る時期、完成が見込める時期をいつぐらいと想定しているのか、見解をお伺いします。
答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)
石上議員の再質問にお答えいたします。完成はいつごろなのかという御質問かと思います。現在、ハイランドふらのに設置しておりますRDFボイラーの修繕ということで話をさせていただきました。こちらにつきましては、先ほどと同じになりますが、いろいろな修繕方法について慎重に検討、協議を行っているところでございます。ただ、その修繕が終わってこの事業が完成なのかということになりますと、市民の方に分別協力をいただいて、その資源を地域で利活用し、市民ぐるみの固形燃料化事業として見えるリサイクルとエネルギーの地産地消を実現するというのが本事業の最終的な目標でございますし、また、昭和60年からまちづくりの柱として取り組んできたごみのリサイクルの集大成というふうに考えております。その中で、RDFボイラーにつきましては、その目標の到達に至る経過という事業でございますので、一刻も早くボイラーの修繕を終わらせて、その後に資源循環ということを完成させたいと思っておりますので、先ほど御提案がありました固形燃料のあり方等につきましても、今後の協議、検討の中で参考にしながら進めていきたいと考えております。以上でございます。