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富良野市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月23日

(1)市道の維持管理について/(2)旧樹海東小学校跡地利用について

2014年6月23日、富良野市議会の一般質問で、石上孝雄議員が「市道の維持管理について」「旧樹海東小学校跡地利用について」について質問し、市長 能登芳昭、建設水道部長 外崎番三、総務部長 若杉勝博が答弁しました。

質問者
石上孝雄 議員
答弁者
市長 能登芳昭、建設水道部長 外崎番三、総務部長 若杉勝博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 石上孝雄

-登壇-通告に従いまして、2件質問してまいります。1件目は、これまで、私は、平成23年第2回定例会、また、24年第4回定例会においても質問してまいりました。その部分において、まだ、なかなか全面解決には至らず、そういう認識を持っております。道路は次々と傷んできております。生活、産業といった大きな役割を果たしている道路も、近年は観光道路といった側面が大きく前面に出ており、他府県の車やレンタカー、また観光バスが富良野にも入ってきており、東北の震災以降の観光客の入り込み数も、直後を除き、宿泊数、入り込み数ともに増加方向とのことであり、大変喜ばしいことであります。今定例会初日での市長が述べた市政に関する所信表明の1点目の農村観光環境都市の形成が形になってきております。しかしながら、道路は、なかなかその状況には至っていないのが現状かと思います。昨年、一昨年と、東山、西達布の国道では、市民が2名、観光客が2名の死亡事故も発生しております。それに伴い、昨年、東山を中心とした市長を初めとする旗波作戦、また、ことし5月23日には、文化会館における交通安全運動市民大会等、さまざまな啓蒙啓発運動が行われております。観光客も市民も、安全で安心して快適なドライブができる道づくりが肝要かと思われます。そこで、お伺いいたします。一つ目は、破損箇所の速やかな修理に向けた体制づくりについて、二つ目は、農業及び観光シーズンの繁忙期における維持管理体制、また、今後、住民からの道路破損箇所の通報、道路パトロールによる情報収集の強化の考え方についてお伺いいたします。2件目は、旧樹海東小学校の今後の利活用についてお伺いいたします。今定例会では、岡本議員、後藤議員、両議員から跡地利用の質問が出ておりましたが、私は、旧樹海東小学校についてお伺いいたします。平成19年3月、旧樹海西小学校との統合の際、地域要望を踏まえながら策定した地域再生計画に基づき、地域活性化に向け、小学校の土地、建物を利活用できる企業等の公募で株式会社ジャパンバイオファームが平成24年3月まで利活用いただいたのは御承知のとおりであります。その後、2年が経過をして、教育委員会から財政課へ管理責任が移管されておりますが、全国の教育関係施設で使われていない施設も19%あると聞いております。今後の利活用は、全国各地で頭の痛い問題になってくると考えます。富良野市内で一番大きな敷地面積を持っており、なかなか買い手が見つからないのが現状かと思いますが、国内の経済状況が好転の中、私はチャンスだと思います。財政課の今後の跡地利活用策の策定についてお伺いいたします。以上、1回目の質問を終わります。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-石上議員の御質問にお答えします。1件目の市道の維持管理に関して、破損箇所の速やかな修理に向けた体制づくりについてであります。現在、市道につきましては、職員による道路パトロール、また、地域住民、自治会等からの道路に関する情報提供により、道路の危険箇所、破損等の不良箇所の状況を把握しながら、安全かつ円滑な道路交通の確保と、道路を良好な状態に維持するため、速やかに適切な処置を講ずるとともに、適切な道路管理に努めているところであります。道路パトロールにつきましては、通常パトロールとして、市内全域の週1回以上のパトロールを実施しておりますが、農作業の繁忙期、観光シーズンなどの交通量が増加する期間においては重点的に主要幹線道路のパトロールを強化し、また、雪解け後、損傷が多い市街地については、担当職員が自転車と徒歩によるパトロール等も実施するなど、現地の状況に応じたパトロール体制を編成し、交通の確保と事故防止の徹底を図っているところであります。今後におきましては、亀裂、障害物など事故につながる道路上の危険箇所に関し、より多くの情報を収集するため、営業活動で市内の道路を頻繁に利用する事業者等からの情報提供を受けるなど、情報収集に関する新たな取り組みも必要である、このように考えているところであります。2件目の旧樹海東小学校の跡地利用についてであります。用途廃止をした施設は、富良野市未利用財産利活用基本方針に基づき、行政目的が消失し、将来において利活用の目途がない財産につきましては、積極的に民間に売却する、売却が困難なものについては貸し付けをすることとしております。今後、富良野市公有財産利活用検討委員会を開催し、活用または処分方針を正式に決定してまいりますが、それまでの間の施設及び周辺環境につきましては適正に管理をしてまいります。以上でございます。

質問 12番 石上孝雄

1件目の道路のことであります。私たちは、昔、目的地に向かうときには、まずは地図を見ます。そして、目的地に到着するまで間違わなかったら、スマートというか、格好いい時代でした。いまは、どの車にもナビがついて、どんな細い道でもつながっていればどこにでも行ける、また、間違いなく目的地に行けます。そういう中にあっては、どんな細い道でも入ってくるのですね。また、どういうところにも行くことができます。その中で、5月の臨時会もそうでしたけれども、必ず、どこかで車の破損事故があったり、自転車の転倒事故があったり、幾らやってもそういうものはなかなか解決していかない現状でした。そして、そういうところを検証していくのですが、いまだに解決に至らず、毎回毎回、出てきます。そういうところは、どういう内容をもって進めていくのか、再度、お聞きしたいと思います。

答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)

石上議員の再質問にお答えいたします。市道につきましては、680キロメートルで、舗装道路もございますし、砂利道もございますが、そういう道路を維持管理しております。その中で、道路パトロールの強化につきましては、先ほど市長がお答えいたしましたとおり、車によるパトロールのほかに、きめ細やかな監視強化ができるように、本年は公用車に自転車を積んで、郊外にあっても自転車と徒歩でパトロールをして点検しまして、車ではなかなか見過ごしそうな部分も、自転車と徒歩で回るといったように人力できめ細やかな監視体制も強化しております。石上議員の御質問にもございましたとおり、私が議会ごとに損害賠償の報告をしてございますが、平成23年には5件、24年には4件、そして、25年、昨年は1件の損害賠償がありましたので、パトロールを強化してこういった事故が起きないようにしてきているところでございます。以上でございます。

質問 12番 石上孝雄

対策を進めているからだんだん少なくなってきたのだというような言い方に聞こえるのですけれども、これからそういうものをどうなくしていくのか、今後の進め方です。一番いいのは道路700キロメートルを全面改修して舗装することですけれども、なかなかそうはいかないと思います。自分もたまに山部からこの庁舎に来るまでに裏道を走るのですが、やはり全面改修しているところは物すごく走りやすいです。ハンドルもとられないし、本当にスムーズな走り方ができる、快適なドライブができるのですね。自分は東山なので、700キロメートルの1カ所、老節布から西達布の国道に出る市道ですが、北の峰の風のガーデン、それから、麓郷の五郎の石の家、今度は道東に向かう国道38号線、またトマムの雲海に行く道路で、あの市道は国道よりも走っていると思います。その中において、修理というとことしの春から5カ所しかやっていないのです。本当にわだちが深く、カーブは亀の甲羅状態になっている、また、センターライン付近はところどころに自転車、バイクが挟まるぐらいのひびが入っています。ぜひとも、観光客にも、それから地元の産業道路としても、安心・安全に走れるように優先順位を持ってきちんとパトロールしていってほしいと思いますので、その対策を聞かせてください。

答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)

石上議員の再々質問にお答えいたします。石上議員が御指摘の道路につきましては、西達布市街から老節布、東山富良野停車場線につながる老節布線のことかなと考えてございますが、老節布線につきましては、確かに舗装が古くなっておりますけれども、5月中下旬から下旬にかけてクラックの補修も含めた補修作業が終わっております。担当課はもちろんのこと、私も先週、この目で点検をしてまいりまして、そういう状況になっております。国道38号線から道道に抜けていきますので、国道と北海道の道路、そして、その間にある市道ということで規格が違います。確かに、道道と国道を走れば走りやすく、その間の市道が非常に目立っておりますが、危険箇所については補修を完了しているところでございます。以上でございます。

質問 12番 石上孝雄

先ほども言ったのですけれども、今の車はカーナビがあるのですよ。そうすると、麓郷から東山までは道道ですごく道がいいのですが、あちらはほとんど通らないのです。老節布から38号線に出るには、1台が東山に向かうとしたら、100台近くが西達布のほうに向いて市道を通りますし、観光バスもそうです。道を確認したと言うけれども、道路としてはかなりよろしくないのでなかろうかと思います。本当に、みんなが道道を通ればいいのですけれども、カーナビによってほとんどそちらのほうに行ってしまいます。わだちがかなり深くなっておりますので、あれで完了ということになれば自転車、バイク、また乗用車にしても危険だと思いますが、その辺の考え方はどうですか。

答弁 建設水道部長 外崎番三(建設水道部長は2016年3月まで)

石上議員の再々質問にお答えいたします。老節布線につきましては、先ほどお答えしたとおりでございますが、現在は維持補修として考えております。その中で、事故等々が発生しないように、農作業、それから、観光シーズンが最盛期に至る期間については、老節布線も含めた幹線道路の巡視点検を強化して、早目早目の補修をして対応していきたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 12番 石上孝雄

あそこのところは、しばらく何もやっていないですね。全くもってやっていない。改良を進めてまいると言っても、いままで、平成23年、24年と質問してまいりましたけれども、ほとんどが改修に至ってないのが現状であります。やはり、予算策定から、優先順位から、もう少ししっかり部局のほうで検討していってほしいと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

石上議員の老節布線についての御質問に私からお答えをさせていただきたいと思います。道路の維持管理についてですが、富良野市の680キロメートルというのは相当な数字であります。当然、主要道路という位置づけのところについては、それぞれ計画を持って進めていくのが基本であります。いま御質問された老節布線につきましては、国道であろうと市道であろうと道道であろうと公の道路ですから、当然、維持管理というのは、それぞれ所管する都道府県、国がするのは当たり前のことであります。その中で、国道あるいは道道がいいという状況ですけれども、その位置づけは、国は国なりの位置づけで計画的に実施されていると理解しますし、道についても、そういう状況だというふうに理解をしております。市につきましても、先ほどからの私の答弁、部長の答弁を含めて、本当に危険性があるという判断をするならば計画的に暫時やらなければなりません。ですから、現実的にその域に達しているのか、達していないのか、これはお互いに精査をしなければならないと思いますが、その上に立って、計画的に実施できる状況だという判断になれば、当然、優先的にやらなければない道路の位置づけをしなければなりません。繁忙期、あるいは、観光の多い時期にそういう状況であるなら、事前に危険を防ぐような対応を考えていく必要性があるだろうと思います。ただし、道路を直すだけが危険防止ではないわけであります。先ほど、石上議員がお話ししていました国道38号線で、東山については、ここを三、四年で4人、5人の死亡者が出ております。それは、道路が悪いという条件ではなかったはずであります。警察では、個々が起こしたというふうに判断されているわけでございますから、私どもといたしましては、ただいまの御意見を貴重な御意見として受けとめて、もう一度、地域と話し合いをしながら、この道路の問題については十分検討させていただきたい、このようにお答えをさせていただきたいと存じます。

質問 12番 石上孝雄

事故は、道路だけではない、相手もありますし、運転の判断ミスもあるかと思います。それでも、やはり、起きてからではなくて、起きる前に、また、いま、市長も言われた事故現場には事故が起きた後に看板も立っていますし、一昨年に事故があったところには交通安全の旗もいっぱい立っています。ここも、やはり、カーブの中で一番危なっかしい箇所になっております。ぜひとも、検討を重ねながらこれからそういう調査も行っていただきたいなと思います。次に、学校跡地の問題です。いま、グラウンドは、財政課が管理を始めて2年もたっておりますが、グラウンドという名称の体をなしておらず、ほとんど雑種地のような感じであります。また、いまほど言わせてもらいましたが、西達布-老節布間の道路にすぐ隣接したところにあるということで、ただ草を刈ればいいという問題でもなかろうかなと思います。ぜひ、ここを利用してくれる人がいればいいと思いますけれども、そういう新たな前向きな方策は何か考えておられないでしょうか。

答弁 総務部長 若杉勝博(総務部長は2018年3月まで)

石上議員の再質問にお答えをいたします。旧樹海東小学校のグラウンドの利用ということで、いま、雑種地のような状態ということでした。こちらは、ジャパンバイオファームが撤退して以降、私ども総務部財政課で管理をしております。先ほど市長から答弁しておりますとおり、この後、利活用委員会で売却あるいは貸し付けの方針が決まるまでは、施設並びに敷地についても周辺の地元の方々に御迷惑をかけないような適正な管理をしてまいりたいと思います。いま、独自に新たな考えはないのかというお話がありましたけれども、市として特にそうした考えはございません。

質問 12番 石上孝雄

きちんと管理をすればそれでいいと思いますけれども、自分が思うには、草とタンポポではなく、同じ手間をかけるのであればあのグラウンドには観賞用植物などを植えたほうがまたさらによかろうと思います。そこにキガラシやヒマワリを植えれば、そこを通った観光客も、一旦、そこで休んでもらえる、また、そういう人がここを借りたい、売ってほしいという話になれば一石3鳥にも4鳥にもなると思いますけれども、そういう前向きな考えというのはないのでしょうか。

答弁 総務部長 若杉勝博(総務部長は2018年3月まで)

石上議員の再質問にお答えをいたします。いま、議員から観賞用植物のキガラシ、ヒマワリといった御提案がございました。現状では市としてやる部分についてそうした考えは持っておりませんが、例えば、地域が環境美化の視点で地域の総意をもってやろうという動きがあれば、市として可能な範囲で支援をすることも考えられることかなと思ってございます。以上であります。

質問 12番 石上孝雄

地域の振興会から話を聞いていると思いますけれども、もう持ち切れない、市のほうで何とかお願いしたいということを言っていると思います。ぜひ、こういうことを検討して、機械がないなら私が個人的に貸してもいいですから、ぜひ市のほうから前向きにやっていただきたいと思います。その辺について、再度お聞きします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

石上議員の旧樹海東小学校の跡地活用について御質問されまして、私からお答えをさせていただきたいと思います。西達布の集落は三つに構成されておりまして、これは西達布振興会が所管する土地の状況であります。いま、石上議員から御質問ありましたけれども、提言は提言として受けますが、地域でまちづくりをするのに、あるいは、これから集落構成を図っていく上においても、私は、市が一方的に全部やる時代ではないというふうに考えております。ともにまちづくりをするというのは、自分たちが住んでいる地域ですから自分たちで環境もよくしなければなりません。全部、市がやるという物の考え方でなく、地域と協働してできるものはないか、こういうような観点で地域と話し合いをする必要性がある、私はこのように考えているところです。

質問 12番 石上孝雄

確かに、そのとおりだと思います。それでも、振興会がどうしてもできないと言っているのですから、市も協力をして前向きに考えていったほうがいいと思います。いまでも、管理はシルバー人材センターに委託してその経費はあらあらかかっていると思います。その経費を少し観賞用植物の種代にして、少し高さを変えれば草もなくなるという方策があると思います。その辺のお考えは変わりませんか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

石上議員の御質問にお答えいたしたいと思います。私は、議員から御提案いただいていることについては理解いたします。しかし、いま、現実の状況を考えて、このグラウンドにキガラシ、ヒマワリを植えることが観光客のためになるという物の考え方なのであれば、また、農地を守っていく上においても、東山全体の遊休地を使った形の中で利用するという考え方もやはり成り立つわけでありますから、これもあわせて検討させていただきたい、このように思います。

出典:富良野市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月23日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる