富良野市議会 平成23年第3回定例会 2011年9月13日
山部地域の振興策について
2011年9月13日、富良野市議会の一般質問で、関野常勝議員が「山部地域の振興策について」質問し、市長 能登芳昭が答弁しました。
- 質問者
- 関野常勝 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 関野常勝
-登壇-さきの通告に基づきまして山部地域観光振興計画を基本に置き、御質問をさせていただきます。1 点目でございますが、観光資源の一つでございますリサイクルセンターです。世界的な環境に対する意識の向上、取り組みをしている施設でありますが、誘客に対しての観光メニューとしての活用がされていないのが現状であり、ほかの資源を含めて、情報発信基地の機能が十分整理されておらず、観光資源の掘り起こしが必要と考えております。そのことを含め、ほかの観光施設を含めた複合的な観光メニューを組み合わせ、地域を回遊させる仕組みも必要であると考えております。また、環境学習施設としても位置づけされており、修学旅行生の受け入れ状況など現状の進捗状況をお伺いしたいと思います。2 点目でございますが、東日本大震災の発生で、再生可能エネルギーが脚光を浴びてございます。原子力発電所は、絶対安全という安全神話がありました。しかし、自然の力は科学技術が発達した現代においても、人間の力が全く無力であることを知らしめたのではないでしょうか。太陽光や風力など、使っても枯渇しない再生可能エネルギーは、地球温暖化にも役立ちます。ここで山部地域の振興策でございますが、リサイクルセンターはエネルギー施設としての役割を十分に担っております。このリサイクルセンターを拠点といたしまして、広域的な富良野、山部を含めた新エネルギー推進協議会を設立し、山部地区総合振興協議会、また各関係団体と十分協議を図り、組織づくり含めて富良野自然の恵みを生かした資源を育てることが肝要でございます。また、都会に吸い取られた若者を戻す大きなチャンスになると思います。雇用の観点からも、地域産業施設としても推進したいと考えております。いま現在、富良野には新しいものがございません。農村振興、観光振興、またエネルギー産業の 3 本の柱を育てることが、今後の富良野の大きな課題でないかと思います。この新エネルギー施策につきまして、市長の御見解をお伺いしたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-関野議員の御質問にお答えをいたします。山部地域の振興策についての観光資源としてのリサイクルセンターの活用についてでありますが、山部地域の振興につきましては、平成 22 年 2 月に策定いたしました山部地域観光振興計画に基づき、観光を切り口とした地域の活性化に向け、取り組みを進めているところであります。富良野市は、環境に優しいまちといったイメージが全国的に持っていただいておりますが、これは市民とともにつくり上げてきた 90%以上のリサイクル率によるものであり、その拠点施設でありますリサイクルセンターには、全国の行政や関係機関から多くの視察団が訪れているとともに、小学生の社会見学等にも活用されているところであります。一方、ふらの観光協会修学旅行センターが策定しておりますパンフレット「富良野流修学旅行」においては、富良野リサイクルセンターや環境衛生センターを見学するガイド付きのごみ処理施設見学ツアーを掲載しており、本州方面を中心とした修学旅行プロモーションにおいて、旅行会社等に広くPRをしているところであります。現状といたしましては、社会見学と視察が中心といった状況でありますので、ふらの観光協会修学旅行センターと内容を再検討いたしまして、修学旅行を中心としたPRを展開するとともに、その他の受け入れの可能性について、担当部局や関係団体とともに検討してまいりたいと、このように考えているとこであります。次に、新エネルギー事業を推進する具体的な戦略として、リサイクルセンターを拠点に推進体制として広域推進協議会を設置し、原子力に頼らない環境に優しいエネルギー供給体制を構築すべきでは、との御質問でありますが、本市は深刻化する地球温暖化の防止に地域から貢献し、化石燃料に頼らないエネルギーの安定供給の確保を目的として、平成 21 年度に富良野地域新エネルギービジョンを策定をいたしたところでございます。本ビジョンでは、地域特性を生かした新エネルギー源となる太陽光、風力、小水力、バイオマスなどの賦存量や利用可能量、導入の可能性について調査検討することといたしております。新エネルギー需要の具体的戦略につきましては、平成24 年度、北海道大学、工業試験場及び民間機関、富良野市が連携をし、持続可能な新エネルギーシステムをテーマとした気候変動に対応した新たな社会の創出に向けた社会システムの改革プログラムへの公募に向け、申請準備を進めているところであります。本事業が採択になれば、リサイクルセンター機能の活用や関係機関による推進協議会の設置も予定をしており、新エネルギーが地域で活用され、地域振興に貢献するシステムモデルになればと考えているところでございます。以上です。
質問 12番 関野常勝
2 点目の市長の御答弁の中で新エネルギー施策につきましては、将来性のある取り組みをしていただけるではないかと受けとめております。それと関連したことなんですけども、2 点目の質問で 3本の柱と申し上げました。その中の一つでございますエネルギー産業をもう少しですね、行政を含めて勉強すべきだと考えております。またそのためには、見識を広める意味では、先進地視察という取り組みもこれから考えていった方がいいんではないかと私自身は考えておりますが、その点に対してお聞きしたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
関野議員の再質問にお答えをさしていただきたいと思います。いま、御答弁さしていただいたわけでございますけども、一つはこれから新エネルギーの中で、富良野市にあったものは何かをきちっと整理をするかということが一つございます。そういう状況を踏まえて先ほど御答弁させていただいた北海道大学を中心としてですね、特に産・学・官、こういったものの中で連携をしながら、新しいプログラムの中でですね、いま国に向けていろんな新エネルギーの状況ございますから、それぞれ北海道大学と連携をしながら、ただいま御答弁さしていただいたこのプログラムが採択なれば、もちろんその採択に沿った形の中で選定をしていき、そして新しい形のものがこの地方にもできる可能性があると、こういうことで、そういう状況に採択になれば、推進協議会をつくっていきたいと、こういうことでございます。御質問にあった先進地なり、視察をすべきではないかということでございますけども、ただいま答弁さしていただいた内容を踏まえた中で、そういう地域があれば、そういう視察も必要ではないというふうに考えてるとこでございます。