富良野市議会 平成19年第1回定例会 2007年3月8日
(1)交通アクセスについて/(2)中心市街地振興について
2007年3月8日、富良野市議会の一般質問で、上田勉議員が「交通アクセスについて」「中心市街地振興について」について質問し、市長 能登芳昭が答弁しました。
- 質問者
- 上田勉 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 上田勉
-登壇-私は、さきの通告に従い質問をしてまいります。一般行政の中から、駅東側と本通交通往来アクセスについてお伺いいたします。この件につきましては、センター病院の建設開院も予定どおり、5月からの開院と聞いているところでございます。しかし、センター病院の利用に当たって―は、交通利便に不自由の声や、駅前再開発の効果、中心市街地の活性化などについて、多くの市民から不満の声が多い状況であります。昨年、町内会、市内各関係団体や商工会議所、ふらの農協、ふらの観光協会などの多くの賛同のもとに、新たに建設期成会が設立されました。期成会をもって、市長に対し陳情、要望なども行われてございます。私も、平成17年3定、18年4定において、その必要性を理事者に問うてまいりました。以上のことから、市長におかれましては、駅東側、本通の往来が、本市の21世紀の展望の中で、いかに重要な課題であり、問題を山積している状況の事態でもあることは、十分承知の上と思います。市長に、早速お伺いいたしますが、ただいま説明申し上げましたことにつきまして、現在どのような取り扱いをなされているのか、お伺いをいたします。次に、中心市街地振興について、お伺いをいたします。駅舎改築等に伴う高度利用についてお伺いいたします。富良野市中心市街地活性化事業は、平成7年都市マスタープラン、都市計画基礎調査がなされまして、スタートして10年余が過ぎました。平成11年には、駅前地区再開発基本計画が進められ、平成14年には、駅前地区土地区画整理事業期間として、平成14年度から平成19年度までと定められ、同地区市街地再開発事業中心市街地商業等活性化事業が実施され、今日に至ったところであります。特に、駅前まちづくり構想は、中心市街地活性化計画の中で、橋上駅の建設や、現駅舎を観光利便施設としての高度利用を図るため、その計画が中核をなすものとして進められていたのであります。しかし平成14年10月、議員協議会において、橋上駅建設の凍結が発表され、平成15年6月2定では、駅橋上化の中止、観光交―165流核施設の見直し、総事業費60億円を55円に減額変更の発表がなされたのであります。現駅舎の有効利用が閉ざされたままとなっております。私は、駅前再開発事業も、最終19年度を迎え、すばらしい中心市街地活性化事業の結果に伴い、富良野駅舎の改築構想などを取り入れ、初期の目的に向かった観光利便施設などの有効活用に取り組むべきと考えます。市長の考えをお伺いいたしまして、第1回目の質問といたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-上田議員の御質問にお答えいたします。1件目の交通アクセスについて、駅東側と本通道路の建設についてでありますが、中心市街地と駅東側との道路網の形成は、錦町、住吉町、瑞穂町などの東部地区の地域住民や、協会病院移転による利用者の利便性の確保、さらには中心市街地の商業基盤の活性化の視点からも、重要と認識をいたしているところでございます。こうした中で、関係する連合町内会、商店街、振興会より構成されました富良野駅東西道路アクセス促進協議会、さらには富良野商工会議所からも要望等をいただいているところでございます。駅東西間アクセス道路の形成につきましては、市民生活の利便性と、中心市街地の活性化など、生活や経済環境の確保からも、推進してまいりたいと考えているところでございます。現在、JR富良野駅の橋上化計画を中止をいたしましたことから、JR北海道とは現駅舎の利活用、駅周辺整備のあり方、さらにはバリアフリー基本計画との整合性を含め、費用対効果、実効性について協議を重ねる必要性がございますので、これらの問題整理を優先し、考えてまいりたいと思っているところでございます。―次に、2件目の中心市街地振興についての駅舎の改築についてでございますが、JR富良野駅の橋上化を中止いたしましたことで、現駅舎を利活用した観光利便核施設につきましても、同様に中止と決断を行ったところでございます。この問題につきましては、現在、JR北海道と現駅舎の利活用駅周辺整備のあり方、バリアフリー基本計画の整合性を含め、実効性について協議を今、考えているところでございます。観光利便核機能でありますふらの観光協会の観光インフォメーションが、JR富良野駅舎の賃貸借により、引き続き拠点が確保されることから、施設として設置できなくても、富良野観光の窓口機能として確保されることから、今後も観光利便核機能として、充実を図ることにより、十分対応ができるものと判断をいたしているところでございます。以上であります。
質問 10番 上田勉
簡単明瞭な答弁をいただきまして、ありがとうございます。要点を絞りながら、質問をさせていただきますが、まず交通アクセスの問題。今、市長は重要としてとらえているということがございましただけで、その取り組みについて、どうなっているのかということでありまして、この問題はただいま申し上げましたとおり、相当早くから、その計画は昭和42年都市計画法の見直しの段階で着手されてございまして、それがもう40年近くたった今、まだ重要であるという答弁だけしかしていない。重要であるという判断をしているのであれば、なぜ市民が重要であるという判断していることは、市民が民意がどうであるかということを理解しているから、重要だという答えを、市長は言っているのだと、私はそう思います。そんなことから、お伺いをしておきますけ―166れども、要望も上がっているということも今、市長もおっしゃっておりました。そんな中で、重要であるという問題をとらえて、今どのように建設へ向けて、その重要性、課題を解決のために、どのような取り組みを、まずしているのかをお聞かせいただきたいと思います。それから、交通アクセスの中で、いろいろお話しいただいた中で、橋上化の問題だとか、そういうことも入っていましたけれども、私はそのことについては、まず1点目は聞いておりませんので、これどういうつながり、整合性があってこういう答弁になったのか。この点についても、もう一度お伺いします。それから次に、2点目、中心市街地の振興……。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-上田議員の再質問に、お答えをさせていただきますけれども、1点目の重要ということで、認識だけというお話の御質問だと受けておりますけれども、私はお答えの中で、重要と認識をし、推進をしてまいりたいという御答弁をさせていただきました。その中で、具体的にどう進めているのかと、こういう御質問の内容だったと思いますけれども、これも1回目の答弁で、駅の橋上化の問題、それからバリアフリーの問題、それから今お話し出ております東西のアクセスの問題。全部これは、JRが所管するところでございまして、まとめて全部、このお話を現在の中で、並列して行っていくということは、私は現在の状況では、ちょっと難しいという判断をさせていただいております。そこで、先ほど御答弁させていただいたこれらの問題を早く整理をして、そして整理を―できた時点で、ただいま上田議員の御質問がございました駅東側の問題について、協議を進めていく段階が、私は望ましいと、このように考えているところでございます。それから、2点目の橋上駅の中止というお話がありましたけれども、今前段で申し上げましたとおり、そういう状況もございますから、この駅東側交通のアクセスについては、整理ができた時点ということで、御理解を賜りたいと存ずるところでございます。
質問 10番 上田勉
何だか、もう少し真剣にこの問題への回答をいただきたいなと、肌を持って感じます。これだけ、市長も言葉で重要だと。それも推進していくということを言っているわけですよ、市長。しかしそれに対して、口で言っているだけで、現実にその取り組み姿勢をどうやって考えようとしているのか。どういう方向で、今この問題を取り上げて、どういう取り組みをしているのかということを、私は聞いてるのですよ。それが、私が聞いていないとするところを答えているから、まず一つは、その取り組みが、どのように取り組もうとしているのか、そこを聞かせてくれと、まずこれ第1点です。重要だから、進めていくと言っていることは、言葉では理解します。しかし、進めるのだったら、どういう力の入った、心を持った市民の要望にこたえるべく努力をしようと。今どういう形で、取り組もうとしているのか、それを聞かせてくれと、私はそういうことを聞いています。それから2点目に、バリアフリーの問題だとか、それから橋上化も中止したということが言われていますけれども、私の質問とは、これ関係ないと思っているのです。橋上化の問題は、中止したのは、多分私が今、市長の判断を理解している中では、橋上化を中止にしましたと。今、ポッポブリッジ―167の上に計画が、駅前中心市街地4.2ヘクタールを進める段階で、それは頭脳部、心臓部として、観光の利便、その他市民の利便を図るための、まず核となるべく、そうしたものをつくって進めるという計画であったという部分だと思います。私が聞いているのは、本通と駅東側を重要であるとしたら、どのような取り組み方。一例を挙げると、現地の調査を進めようとしているとか、あるいは関係機関にどういう角度をもって、取り組みをしているだとか、そういうことを聞かせていただきたいのです。しかし、最初からの答弁、全く何もない、ただ重要だと判断していると、推進していきたいと思っている、こんなことぐらいだれだって言えますよ。けれども、それは実際行動とはつながっていない答弁だと、私は指摘せざるを得ないのです。もう少し、きちんと真剣さを持って、市長答弁してください。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
上田議員の再々質問にお答えさせていただきますけれども、JRの橋上駅、ただいまの交通アクセスについては、すべてJRの共通した課題なのです。この問題を解決していくには、並行してやるというわけには、現実的には私は難しいという判断をしております。そこで、お答えをさせていただきますけれども今、上田議員の方から御説明がありましたとおり、私もやる以上は、何をできる状況づくりをどうやってつくっていくかということは、当然考えていかなければならないことだと考えております。例えば、あそこは今現在、6車線でございますから、過去の例をずっと見てみますと、6車線を、少なくても4車線にしなければならない状況が出てくるだろうと、このように判断をいたしておりますし、そして今の集荷施設をどこへ移すのかと、こういう課題もございます。ですから、これらも含めて、その跡地利用―的なものも総合的に判断をしていかなければならないと、このように現在考えているところでございますけれども、今私は御答弁させていただいた中で、そういう並行してやることが、現実に難しいという判断の上で、御答弁をさせていただいた中でございますので、上田議員が御質問の中にありました問題についても、一例を挙げました中で、今後煮詰めていく必要性があると、このように考えているところでございます。
質問 10番 上田勉
改めて、お伺いしますけれども、市長勘違いしないでくださいよね。私、今質問をしているのは、何も、交通アクセス問題と、2点しか聞いていないのですよ。中心市街地の活性化で、駅舎改築の構想についてということで、あわせてやったらどうかということは、今聞いていないのです。1点目は1点目で、交通アクセスの関係について、どういう取り組みを重要だとして進めていくということだから、聞いているのですけれども、市長は今言っていることは、線路が6本あるから、その移動だとか、その場所の確保だとか、それは市長が考えたってしようがないではないですか。財産は、JRの財産です。では、その問題の取り組みは、まず何かといったら、そんなことを人の問題を考えたって仕方ないです。富良野市としての、何をしようではないかということを政策論議を重ねて、そうして相手に対していろいろ関連あるでしょう。もちろんJRから、あるいは国交省にもつながる、道にもつながる、そういう重要な関連は、多分私もあるだろうと考えます。では富良野市としては、その実現に向けて、何をしなければならないかというのが、市長、あなたが考えなければならないことではないですか。違いますか。それをJRにかわって、線路を動かさなければならないとか、何とか。実際に調査してみて、本当に線路があのままではやれないの―168か。あのままだって、ちょっと場合によったら3%、3.5%ぐらいの勾配で、今の鉄道路線を移動させなくたって、調査をして、いろいろやってみると、あのままだって往来が可能になるかもしれないですよ。これは、かもですよ、私の言っているのは。私も現実にそれを正確に何をやったわけでもないから、それは言い切れませんけれども、私は4回も、5回も、橋上駅の現地に行きまして、下から見、上へ上がって見、それから歩道橋ですか。あそこの上にも上がってみて、これだけの重要な問題がいかに費用が安くて、そして容易に実現できる方法はないのかと。そんなことは、みずから自分で何回も行って、いろいろ考えてみますと。ひょっとしたら現状のままでも、往来が可能ということも、工事についてはあり得るのでなかろうかとして、一応自分で勝手に、高さやなんかの、測量もしてみました。やりようによっては、決して不可能な問題ではないなと、私は自分でそんなふうに判断をしながら、質問をしているところですけれども、私でさえもそう思うのに、その一番市民の窓口にならなければならない富良野市の市長は、そうしたことを試みを、なぜしようとしないのか。それも、何十年の前からの重要課題ですよ。能登市長は、市長になったからといって、急に降ってわいたわけではない。なぜそうした試みを、取り組みをしてみようということを考えられないのか。ただ重要だ、推進してまいりますと、そこら辺は、的を整理しながら、絞って、改めてこの点について答弁いただきます。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
上田議員の一連の再質問、再々質問を含めて、お話ございましたので、御答弁させていただきたいと思いますけれども、行政で長年にわたって、懸案事項をやるという形の中で、私は要請活動につい―ては、これは当然そういう要請活動はやっていかなければなりません。しかし要請した中で、現実的にどういう問題が出てくるかということは今、御指摘ありましたように、それはJRの考えることだということですけれども、支出するのは行政が全部出してやるのです。JRでは、一銭もお金出さないのです。ですから、当然そういうことも予想し、どういう形で、この問題に取り組めるかということも、総合的に判断しながら、あわせて私はやっていくのが当然であろうと認識をいたしているところでございます。ただいま上田議員の方から、それぞれ一生懸命、富良野市のまちの活性化については、御尽力をいただいている。これについては、大変私も敬意と感謝を申し上げるところでございますけれども、しかしそういう見方の中で、御提言をいただいたということについては、私は理解はいたしたいと思いますけれども、現実的に進める状況の中に、これは何十年も前からそういう要請の中で、歴代の方々が、それぞれ検討してきた中身でございまして、これからも継続してできる状況づくりをやらなければならないということは、私は十分認識をしているということで、先ほど答弁させていただいたわけでございますから、この問題については、そういう形の中で、現実的にどういう問題を整理して、どういう問題で経済的なことも含めて、解決するということをつくり上げなければ、これは私は進んでいかないだろうと、このようにも判断いたしているところでございますので、その点で御理解をいただけるかどうかわかりませんけれども、私の考え方として、そのようにお答えをさせていただきたいと存じます。
質問 10番 上田勉
ほとんど理解できないですね。そんなことから、もう一度質問します。市長、JRは全然出さんのだと。それから全部富良野だと。そこが理解できないです―169ね。まず、何もそういう取り組みも一つもしていないではないですか、今。そういう取り組みをして、相手なり、あるいはどれぐらいの予算でできるのか。とすれば、どういう補助をもって、実現に向けて取り組めるのかというようなことを試みて、その上でJRは1円も出さないと言いましたよと。全部、富良野で負担しないと話にならないのだという答えが出たというなら、私は聞きますよ。しかし、現実に何の取り組みもしていない。何なのですか、それは。ただ逃げだとか、ただ要望やら、市民の民意に対する逃避だけではないですか。そういうことは、これはつまらない論議という答えにしかならないと、私はそう判断しますから、改めてもう一度、市長にお伺いいたしますけれども、こうしたことについて具体的に、速やかに取り組みをする姿勢があるか、ないか。今、話し聞いていると、ほとんどやろうとする、そういう重要だ、進めますと言いながら、本当に取り組もうとする姿勢が見えない。私は、そう判断せざるを得ませんので、改めてもう一度お伺いしますけれども、そこら辺の取り組みについて、速やかに取り組んでいこうと。できる、できないは別であります。そういう考え方があるか、ないか、そこ1点だけ聞きます。以上。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
上田議員の熱意ある御質問に対しては、私も敬意を表したいと存じます。この問題につきましては、御質問でありましたとおり、長年の間要望が出されて、それぞれ検討を加えてきた状況づくりが一つございます。さらにもう一つは、状況が変わって、協会病院が駅裏に移ったと。こういうことも、こ―れから念頭に置いての、先ほどの御答弁になったわけでございますから、私はこの問題について、取り組むということを明確にお話もしていますし、あるいは過日の、それぞれ促進協議会の皆さん方がお出でになったときも、その旨お話をさせていただいておりますので、私はそれらを踏まえて、今後、対応をしてまいりたいと、このように考えているところでございます。
質問 10番 上田勉
次に、中心市街地振興について、改めてお伺いします。市長から、私の熱心さに敬意を表していただいたりで、私の方が敬意を表して、感謝申し上げたいと思いますけれども、最後に、心強い取り組みの答弁をいただきました。期待申し上げます。次に、中心市街地の振興の件で、先ほども、1回目の質問でさせていただきましたけれども、橋上駅の中止、これはされているわけでありますが、私はビジターセンター等の構想があった中で、平成14年の6月の議会で、JR支障物件調査負担金の調査実施費4,100万円を議決、実行されましたし、それから同年の9月には、各議員から、そうした実行に当たった質問も、盛りだくさん出まして、それに対する理事者の答弁も非常に行き届いた御報告がありました。しかし、何日もたたないうちに、議員協議会で財源不足が理由に橋上駅の凍結と。そんな中で、橋上駅凍結に伴うビジターセンターの考え方については、観光利便核施設、町の駅としてのビジターセンターは、JR列車、バス、タクシーなどの総合待合い機能と観光情報の提供など、中心市街地活性化の必要な複合施設として契約していきます、これは12月でしたかね。14年のときの議事録の内容です。したがって、そういうことであったわけでありますが、その後、橋上駅は中止になりましたけれども、そうした観光利便施設である―170とか、そういうことに対しての取り組みにつきましては、そのままになっているということから、私は先ほどの本通の関係とは、これは全く切り離して、市長、判断していただきたいと思いますが、あれだけ中心市街地がすばらしい状況で完成を見るに至っている状況から見ると、やはり最初に中心、77ヘクタールでしたか、中心市街地の面積は。駅前は4.3ヘクタールでありますけれども、それを網羅した本当の中心市街地活性化構想の核となる部分は、そこで観光客なり何なりに、行き届いたいろいろな案内ができるとか、そういうことをもってビジターセンター構想が立てられていたわけでありまして今、橋上駅が中止だということを市長も改めて発表したわけですから、改めてこれから将来展望に向かって、駅東側も、中心市街地としての重要な地域としての扱いが必要だろうと。そういう中では、これからも富良野のまちづくりというのは、富良野沿線を包含した、あるいは上川を包含した中でも、富良野というのは、観光、農業を合わせた中で重要な地位を占めていくだろうと。そういうことを考えますときに、あくまでもこれは構想でありますが、次期のまちづくりなり何なりの中で、駅舎なんかも関連機関と十分協議を重ねながら、富良野の中心市街地の再生を目指すために、そうした取り組みも構想として、考えていってはどうかと。それには、もちろん市長がおっしゃるとおり、富良野なんか、財政規模なんかは小さいわけですから。したがって、いかなる補助金をもって、いかに、一例を挙げますと、赤平のあの駅舎は、あれも5階建てぐらいで、JRと市が有効利用されておりますけれども、今とは違うとしても95%が、地元負担は5%。私もちょっと調べさせていただきましたけれども、そんなとおりにいかないとしても、市長の政治力、いろいろ経験豊かな知識などを踏まえて、今後の富良野市のまちづくりの―ために、全力を挙げて努力をしていただきたいと。そんなふうに考えますので、構想として、市長の考えをお聞かせいただきます。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
上田議員の2件目の中心市街地振興の駅舎の観光利便施設等についての御質問でございますけれども、私も考え方としては、上田議員とそう変わっていないと認識をしております。ただ、富良野の現状を考えてみますと、新しくあそこにふらのバスの駅のステーションを設置をして、建築されておる状況でございますけれども、私はあのバスステーションが、ただいま御質問あったとおり、総合的なバスのステーションという、それが一つの富良野の顔というか、観光客なり、あるいは市民なり、外国人なり、そういう方が訪れたときに、集客できる場としては、駅前の拠点ということは、これからも富良野の活性化における重要な起点であると、私も認識をいたしているところでございます。そこで、御質問ありました駅舎の観光利便施設の関係でございますけれども、私はいろいろな方とお話をする中で、「北の国から」のイメージが相当強い面もございました。顔ということは、物を新しく建てかえることが私は顔ではないという認識を持っております。人が来て、ここが富良野の顔だと。物質的なものでなく、精神的なもの、あるいはその他のもので、その人に心に訴えるもの、あるいはそういう憩いのもの、こういったもののできる場所が、私は駅前の総合的なそういう状況のものであろうと、このようにも判断をいたしておりますので、私は駅前というのは、物を売って人を集めるという、そういう時代では、私はないのではないだろうかと。ですから、総合的に駅前というのは、人が集まる起点・終点の場所として位置づけを、私はすべきでないかと、こういう大義を立て―171て決断をいたしたところでございます。そういう中で、先ほどお話しいたしました中で、富良野観光協会の総合窓口として、これは観光窓口の一端として、現在もやっておりますから、その継続をしながら、今後の中身によっては、もっと充実した観光の案内場となっていくでしょうし、そういうことも考え合わせながら、ただいま前段で申し上げました一つの集約としてはものでなく、人の集客地点にして、あとは市街地の方に流れていくものをつくり出していくと。こういうことが私は必要ではないかと、このように感じておりますので、上田議員の御質問も御参考にしながら、今後進めてまいりたいと、このように考えていることで、よろしくお願い申し上げたいと存じます。
質問 10番 上田勉
物を売ったり、何なりということの場でない。私も、もちろん物を売ったらどうかということは聞いていないですけれども。まず、ビジターセンターの、要するに中心市街構想の中で一番核になるとして計画された部分ですよと、橋上駅と合わせて。しかし、それが今の開発事業の中では、橋上駅も中止した、それからインフォメーション、ビジターセンターとしてのそうした扱い、あるいは町の駅ですか。そうした構想も立てて、一番の中心として、心臓部として、世界じゅうに富良野を案内する、文化の発信の拠点としていこうと。このことについては市長は当時助役でしたと思いますから、なおよく理解してのことと思いますけれども、そうした部分を、今の中心市街地は核になる頭脳の部分が取り除かれた、中心市街地の取り組み方がなされていると。心臓や頭脳部がないとしているわけです。そんなことから、今すぐ、もちろんだたできるわけではありませんから、そんな簡単に今すぐどうのこうのという問題ではないとしても、どうせ橋上駅なんかも中止していく、―意味がないと、有効でないと判断しての中止ということだと思いますから、私は、それに対して、橋上駅の問題は中止には理解しています。しかし、改めてこれからのまちづくり、中心市街地の活性化を進めるに当たって、そういう構想の取り組みを考えていったらどうかと。もちろん、お金の問題もあります。だから、どうしてもやれということは、聞いているわけではございませんので、そうした構想を持ちながら、これからの中心市街地の活性化を担ってどうかということで、改めてもう一度お伺いいたします。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
再々質問にお答えをさせていただきたいと思います。私は、ただいま上田議員から御質問があった、それは日ごろ町に対する熱意で、そういう状況が将来一つの夢を追い求める、あるいはそういう夢の中で生活をしていくような希望がなければ、町は発展をしていかないということも同感でございますけれども、御承知のとおり、昨年の8月にまちづくり三法が改正となりました。私は、先ほど上田議員も御指摘のとおり、77ヘクタールのこの決定が、どうこれからまちづくり三法の中で生かして、まちづくりをやっていくかということがこれから大きな富良野市の課題にもなるわけでございますので、基本計画をつくる中で、それぞれ商店街、あるいは商工会議所、関係する団体の方々、市民の方々、そういう方の意見を十分把握しながら、より大きい基本計画をつくっていく。その中に、ただいま上田議員の考え方も参考にしながら、取り入れる状況も含めて、考えてまいりたいと、このように考えておるところでございますので、御理解を賜りたいと存じます。