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深川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日

暑さ対策

2025年9月10日、深川市議会の一般質問で、松原やす子議員が「暑さ対策」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。

質問者
松原やす子 議員
答弁者
市長 田中昌幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 松原やす子

日本共産党の松原です。気候変動により線状降水帯の被害が多くなっています。線状降水帯は、気温の高い九州地方に多いと言われてきましたが、各地の気温の上昇とともに広範囲の地域に発生し、水害の被害が起きています。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。原水爆禁止世界大会2025は、被爆80年ということで広島と長崎をメイン会場として開催されました。知人から、8月6日の湯崎英彦広島県知事の挨拶がとてもよかったと聞き、調べました。非常に印象深い一部分を紹介したいと思います。「核抑止力がますます重要だと声高に叫ぶ人たちがいます。しかし、本当にそうでしょうか。確かに戦争をできるだけ防ぐために抑止の概念は必要かもしれません。一方では、歴史が証明するように、力の均衡による抑止は繰り返し破られてきた。なぜなら抑止とはあくまで頭の中で構成される概念または心理、つまりフィクションであり、万有引力の法則のような普遍の物理的真理でないからです。人間は必ずしも抑止論、特に核抑止論が前提となる合理的な判断が常に働くとは限らない。実際に核抑止も80年間無事に守られたわけではなく、核兵器使用手続の意図的な逸脱や核ミサイル発射拒否などにより破綻寸前だった事例も歴史的に記録されている」などと話されていました。なぜ今私が広島県知事の挨拶文の一部を紹介したかといいますと、本年8月に防衛省が国産長射程ミサイルを全国6か所の駐屯地または基地に配備する計画を公表しています。その中に上富良野町が入っており、また沼田町の弾薬庫も含めて非常に身近な危機感を感じているところであります。それでは、通告に従い、質問していきたいと思います。まず、1点目でございます。暑さ対策についてでございます。この3年間、6月から8月にかけて暑い日が続いていて、非常に健康にとって危険な状況であると思います。今年は特に暑いと感じました。私ごとになりますが、私の家は風通しがよく、夏涼しく、冬温かな造りになっていましたが、3年前の夏が暑くて我慢できずエアコンをつけました。ずっと必要ないと思っていましたが、気候の変動に体が悲鳴を上げました。10年前までは、北海道のエアコン普及率は全国平均の86%に対して18%程度と非常に低く、エアコンなしの生活が一般的でした。近年、真夏日や熱帯夜の増加に伴い、北海道でのエアコンの需要が急増しています。2021年には約29%、2023年には40%を突破し、2024年には42%前後と推計されています。これは、全国平均の97%台に比較して低い水準ではあります。従来であれば、夏が短く少し我慢すれば涼しくなるので、冷房需要がほとんどなく、扇風機で過ごせる年が多かったと思います。それゆえに、エアコン設置と維持費についての生活設計は、ほとんどの方はなかったのではないかと思います。今ここに来て気候変動がもたらす暑さ対策は必須になっていると思います。また、クーリングシェルターについて、市のホームページでは、深川市役所1階41人、プラザ深川12人とありましたが、他市の状況を見ますと、商業施設等にもお願いして少しでも涼めるところを確保している様子がうかがえます。それでは、4点について伺います。1点目、クーリングシェルターの拡充について。2点目、高齢者や障がい者と同居する低所得者世帯に対して、エアコン購入の支援について。3点目、生活保護世帯がエアコンを購入するときの支援について。4点目、ゼロカーボンシティ宣言をしている自治体で、エアコン購入助成を行っている自治体があるが、深川市の状況を伺います。

答弁 市長 田中昌幸

暑さ対策について、順次お答えいたします。1点目のクーリングシェルターの拡充についてでありますが、令和6年4月から施行された改正気候変動適応法において、熱中症特別警報情報の発表期間中には、市町村長が指定する指定暑熱避難施設、別名クーリングシェルターを一般に開放することなどが規定されており、議員指摘のとおり、本市においても市が管理する施設のうち法の基準に適合する、深川市役所1階ロビーとプラザ深川の2か所を昨年度からクーリングシェルターに指定し、熱中症特別警戒情報の発表にかかわらず、暑さを避ける場所として施設の開館時間中一般開放しています。現時点では、基準を満たす市の施設がほかにないことから、指定施設の追加はできておりませんが、法では市町村以外の者が管理する施設もクーリングシェルターに指定することができるとされており、都市部におきましてはショッピングモールやドラッグストア等の民間施設と協定を結び、クーリングシェルターとして指定している例も見られますので、他自治体の取組も参考に指定施設の拡充を検討してまいります。次に、2点目、高齢者や障がい者と同居する低所得世帯へのエアコン購入時の支援についてでありますが、市はこれまで熱中症対策の注意喚起や対処方法をはじめ、クーリングシェルターの活用などについてホームページ等に掲載し周知するなど、熱中症予防の対策を進めてきております。国における基本的な方針といたしましては、熱中症対策実行計画が令和5年度に策定されておりますが、エアコン等の設置に関しては示されていないところであります。エアコンの設備も熱中症対策の一つとして有効ではありますが、小まめな水分補給や塩分の摂取なども重要な予防対策の一つでありますことから、市といたしましてもこうした対策の推進に向け、熱中症予防の行動等に関する効果的な普及啓発や積極的な情報提供などを引き続き取り組んでまいります。次に、3点目、生活保護世帯に対するエアコン購入時の支援についてでありますが、生活保護制度では暖房器具や冷房器具、いわゆるエアコンを含む日常生活に必要な生活用品は保護費のやりくりにて計画的に購入していただくものと厚生労働省の通知で示されておりますが、例外として保護開始時に熱中症予防が特に必要とされる世帯で、持ち合わせがない場合などの特別な事情がある場合に限り、一時扶助として冷房器具の支給を認める場合もございます。このほか、保護費のやりくりでも購入が困難な場合は、社会福祉協議会の生活福祉資金貸付を案内することも可能となっておりますので、お困りの場合には事前に担当ケースワーカー等へ相談していただきたいと思います。最後に4点目、深川市としてエアコン購入費補助の状況についてでありますが、建築住宅課で行っている住宅助成事業のうち、令和6年度から実施しております住宅省エネ改修助成の中で、空気清浄機能または換気機能付に限定しておりますが、エアコン設置工事も工事費の3分の1、30万円を上限として助成の対象としているところであります。

出典:深川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる