深川市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日
ネーミングライツ制度の導入
2025年3月5日、深川市議会の一般質問で、伊藤美恵子議員が「ネーミングライツ制度の導入」について質問し、企画総務部長 佐藤秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤美恵子 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 佐藤秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 伊藤美恵子
最後の質問に移ります。ネーミングライツ制度の導入についてお伺いします。公共施設やスポーツ施設に名前や愛称をつける権利を契約するネーミングライツですが、日本では2003年に調布市の東京スタジアムが味の素スタジアムに名称が変更になり、これをきっかけに多くのスポーツ施設などでネーミングライツを導入しています。道内においても、北海道や札幌市、旭川市、苫小牧市、倶知安町、浦河町など多くの市や町で取り組まれています。ネーミングライツは、事業者が公共施設に名前や愛称を設定し、自治体はその対価として命名権料を得ることで新たな財源を確保し、施設の維持管理に役立てるものです。事業者は、施設につけた名前や愛称が周知されることにより、広告・宣伝効果や地域貢献に対する事業者のイメージアップが期待されます。旭川市の例を見てみますと、旭川大雪アリーナが平成30年4月に道北アークスと契約を交わし、道北アークス大雪アリーナとなりました。ネーミングライツ料は年額324万円です。また、昨年は旭川体育館がリクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館となり、令和6年度から11年度までの5年間の契約で年額330万円のネーミングライツ料となっています。今年4月に向けて、旭川の東光スポーツ公園球技場のネーミングライツ・スポンサー募集を現在行っています。ネーミングライツの対象は、公共施設やスポーツ施設だけではなく、全国では、歩道橋や駅、公衆トイレ、道路などにも導入されています。本市は、多くの公共施設を抱えており、その維持管理費に毎年多額の予算を確保しなければならない状況ですが、このネーミングライツ制度を活用して新たな財源を生み出し、施設の維持管理費の一部に充ててはいかがでしょうか。ネーミングライツ制度の導入について、市の考えをお伺いします。
答弁 企画総務部長 佐藤秀樹
ネーミングライツ制度の導入についてお答えいたします。ネーミングライツ制度につきましては、札幌市の大和ハウス プレミストドームなど他市の事例が度々報道されているところでありまして、全道各市においても実施している自治体が複数あることを確認してございます。当市といたしましても、厳しい財政状況が続いておりますので、このようなネーミングライツ制度をはじめ、民間企業との連携による稼ぐ視点を持った財政運営が必要と認識しており、日々情報収集に努めているところでもあります。当市における民間企業との連携につきましては、広報ふかがわへの広告掲載や企業版ふるさと納税を通じ、寄附をいただいた企業と包括連携協定を締結し、事業の展開を図るなど実施に至っているものがありますし、今後につきましてはデジタルサイネージを活用した広告掲載なども検討しているところであります。お尋ねのありましたネーミングライツ制度の導入につきましては、一定の収入が確保できる一方で、スポンサー企業選定において公平性や透明性の確保を図ることが必要であり、愛着のある市の施設の名称が、たとえ一部であっても変わってしまうことで市民の皆様が違和感を持たれるのではないかという懸念もございます。また、企業側にとりましても、看板の付け替えやパンフレットの記載変更など変更すべきものが多数出てまいりますことから、市の人口規模なども含め、広告としての費用対効果がどの程度見込まれるものかなど市と企業双方に様々な課題があるものと考えているところであります。今後もネーミングライツを含めまして様々な収入を得る手法につきましては、先進事例等を参考にしながら、どのようなことが実現できるのか幅広く調査研究を進めてまいりたいと考えております。