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深川市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日

医療用ウイッグ等の助成

2025年3月5日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「医療用ウイッグ等の助成」について質問し、副市長 宮森栄治が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
副市長 宮森栄治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 松本雅祐

2番目に移らせていただきます。医療用ウイッグの助成についてお伺いします。私は、この質問は今回で3回目になります。がんは、突然宣告されます。がんと診断された直後から、健康を失ったことに対する怒りや悲しみなど様々な感情が表れ、その影響が不安や倦怠感、不眠などの体調の変化に及ぶことがあると言われております。がんの治療は、手術や放射線治療、抗がん剤治療、免疫療法などがあります。乳がんに罹患された方は手術で乳房を切除される場合があり、それに伴う傷痕や、放射線治療では皮膚炎が起こり、また抗がん剤治療では副作用による脱毛や皮膚や爪の黒ずみなど、がん患者さんは治療中、容姿の変化を余儀なくされることも多く、その苦悩を軽減するためにアピアランスケアは大変重要な支援であります。今、がんは国民病とも言われ、2人に1人が罹患する時代で、そしてそのうち約3人に1人は20代から60代で罹患されており、仕事を続けながら治療のために通院している人も増えております。このような状況もあり、がんに罹患された方は、治療中も以前と変わらず仕事や社会とつながりながら日々生活をされており、アピアランスケアは、療養生活においても重要な要素になっております。がん患者さんは、外見が変化したことにより、周りの人からどう思われるか気になる、自分らしさがなくなったような気がする、治療をする気になれないなどネガティブな考えが自分を覆ってしまいます。こうしたつらい気持ちと闘いながら、自分ががんになったという現実を徐々に受け入れられるようになり、時間がたつとともに、これからの人生をどのように過ごしていくのかについて考え、やがて新しい価値観を見いだしながら力強く生きているのであります。がんに罹患された方が自分らしく夢や希望を持って過ごせるためにも、アピアランスケアへの支援が必要であります。全国でもこの支援は広がっております。そこで、お伺いします。1点目、アピアランスケアは、がんの治療に伴う外見の変化により、それまでの人間関係や社会基盤を失うなどして自分らしい人生を病気に阻まれることがないよう、患者さんの社会とのつながりをサポートするものであります。私は、令和5年第4回定例会で、アピアランスケアの必要性と医療用ウイッグ等の助成について質問させていただきました。答弁では、十分に検討してまいりたいと大変前向きな考えを聞かせていただきました。今回、改めてアピアランスケアの必要性について、また助成に向けてどのような検討がされたのか、お聞かせください。2点目、私はこれまでにがんに罹患され、外見が変化したことは本当につらいと、何人ものがん患者さんからお話を聞かせていただきました。本市も、がんに罹患された方の治療と社会参加を支援し、療養生活において自分らしく生活を送ることができるよう、医療用ウイッグや補整具等の購入経費に対して費用を助成してはいかがでしょうか。市の考えをお聞かせください。

答弁 副市長 宮森栄治

医療用ウイッグ等の助成についてお答えいたします。初めに、1点目の質問にありましたアピアランスケアの必要性についてですが、令和5年第4回定例会におきまして、松本議員から同様の一般質問をいただきお答えしましたように、アピアランスケアは、抗がん剤をはじめとする薬物療法の副作用による外見の変化や、外科治療による傷痕の変化などがもたらす患者さんのストレスを軽減する上でとても有効な手法の一つと考えており、その認識は現在も変わっておりません。次に、これまでの検討状況のお尋ねにつきましては、2点目の質問の医療用ウイッグ等の助成の考えと併せてお答えさせていただきます。松本議員から、令和4年に医療用ウイッグ等の助成についての質問をいただいた以降、検討を続けてきており、道内自治体の実施状況について、本年度、北海道市長会が行った調査結果で申し上げますと、4市が実施しており、本市を含む7市が検討を行っているところです。また、道内の町村では三つの町において実施されていることを確認しております。助成を行っている自治体の状況を確認しましたところ、補装具等の助成範囲や金額、助成回数などはまちまちで、財源確保も課題になっているようです。このほか、市立病院で開設している医療相談サロン・がん相談室における医療用ウイッグや乳房補整具などの相談件数の把握にも努めておりまして、令和2年度が3件、3年度が4件、4年度が1件、5年度が1件で、6年度につきましては、現在までのところ相談がない状況となってございます。こうした状況調査と併せて、事業実施時の財源についても検討を進めてきておりまして、本市を含む道北9市で構成する道北市長会において、アピアランスケアの支援の必要性について協議を行ったところ、必要な財政措置の要請を共同提案する結論に至り、現在、北海道市長会を通じ、国へ要請する準備が進められているところです。事業実施に当たりましては、財源確保が重要な鍵となるため、今ほど申し上げました要請活動にもしっかりと取り組みつつ、永続的な事業実施となるよう、さらに検討を進めてまいりたいと考えております。

再質問 13番 松本雅祐

再質問させていただきます。今ほどの私の質問に対して、市が様々な検討をされていて、私も田中市長から、道北の市長会の中で意見書を提出して後押ししていくというお話も聞かせていただきました。ぜひこういう環境を進めていくということで協議を進めていただきたいと思っています。その上で、田中市長がリーダーシップを取って、道北の地域でも医療用ウイッグ等の助成を進めていくことは本当によいことだと思うのですけれども、私はあえて、前回、副市長からも十分に検討してまいりたいということで、本当に前向きに実施していただけるだろうという私の勝手な思いもあるのですが、そのように思っておりまして、実際に検討されました。そして、今ほどの答弁では、財源も含めて様々な課題があると言っていましたけれども、またさらに十分検討してまいりたいというところでは、私はやはり田中市長がリーダーシップを取っておられるこの地域で、地元の深川市がまず実施して、さらに進めていくということも必要ではないかと思います。私は、この事業は、田中市政の基本であります人に優しいまちづくりという観点から考えますと、確かにこの助成は患者さんのための助成でありますけれども、がん患者さんの御家族や周りの方々にも本当に安心を与える事業だと思っております。そういうことを考えたときに、ぜひ実現する方向性で、もう一度検討していただきたいということも含めまして答弁を求めたいと思います。

答弁 副市長 宮森栄治

再質問にお答えさせていただきたいと思います。アピアランスケアの必要性については、これまで何度も申し上げておりますとおり、大変重要だという認識を持っていることに変わりありませんし、また、そういった認識を持っている町も増えているのも事実であります。そのようなことで、今お話にありましたように、道北9市で構成します北海道市長会においても、そういったテーマの下で協議がされているといったことですから、その輪は明らかに広がっていると認識しております。ただ、道北9市の会議の中でも財源の問題は共通的な課題であるといったことが出たものですから、このことについて国にしっかりと伝えていこうといったことで、共通的な課題として北海道市長会を通じて申し上げていくことになったものです。やはりこういった事業を進めていく上で国の後押しがあると、深川市に限らず、多くの町が一歩前進して取り組みやすい環境になると思いますので、まずはそういった状況についてしっかりと見極めていきたいと考えております。また、そこに時間を要するようであれば、違う方法についても当然考えていかなければならないといったことで、そういったことを積み重ねながら、なるべく早い段階に方向性が示せるよう、引き続き検討させていただきたいと思っております。また、国の要請に当たっては、いろいろな議員さんの力もいただくことが有効と考えておりますので、その面につきましても、どうぞよろしくお願い申し上げます。

再々質問 13番 松本雅祐

再々質問させていただきますけれども、今ほど副市長から国の後押しが必要だと、これは私も思います。そういうことでは、深川市の考えとしては、先ほど最後には早い段階で実施をというお話も聞かせていただきました。そういう面では、やはり国の後押しが決まってからでないと助成はできないという判断なのか。それはそれで国への要請はするけれども、深川市独自として、しっかりこれは早い段階で実施できると捉えていいのか。その辺を確認させてください。

答弁 副市長 宮森栄治

再々質問にお答えさせていただきたいと思います。やはり望ましい姿としては、国の後押しが見えたほうが、深川市も含めて多くの小さな地方自治体が判断しやすいと考えております。しかし、そこには時間がかかる場合もありますので、それだけではなくて、いろいろな選択肢を含めながら可能性を追求していきたいと思っております。

出典:深川市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる