みんなの議会

深川市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月20日

道の駅ライスランドふかがわのオストメイト対応トイレ

2024年6月20日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「道の駅ライスランドふかがわのオストメイト対応トイレ」について質問し、経済・地域振興部長 香川貴敬が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
経済・地域振興部長 香川貴敬

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 松本雅祐

では、最後の質問に移らせていただきます。道の駅ライスランドふかがわのオストメイト対応トイレについてお伺いします。オストメイト対応トイレは、直腸がんや膀胱がんなどが原因で臓器に機能障がいを負い、手術によって人工的に腹部へ人工肛門や人工膀胱の排せつ口、ストーマが造設されたオストメイトの方が使用するトイレであり、オストメイトの方は、国内では約20万人から30万人いると言われ、年々増加している状況であります。オストメイトの方は、排せつ物の貯留や排出を調節する括約筋がないため、便意や尿意を感じたり、我慢することができないため、便や尿をためておくためのパウチを腹部に装着しています。パウチにたまった排せつ物は、一定時間ごとに便器や汚物流しに捨てる必要があります。このときにパウチや腹部を洗浄する必要があり、シャワー等の特別な装備を備えたトイレが必要になるのです。オストメイト対応トイレの整備は、2000年頃から普及し始め、近年、社会全体で認識され、そうした設備が整ったオストメイト対応トイレが年々増加しております。2006年12月には、バリアフリー新法、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律が施行され、トイレへのオストメイト対応設備の設置が義務づけられ、対象施設は公共施設、公共交通機関施設内、社会福祉施設、公官庁施設や不特定多数が利用するデパートやショッピングセンターに拡大され、オストメイト対応トイレのマークも表示されるようになりました。近年、避難所に指定されている学校等のトイレも、多目的トイレとして、オストメイト対応トイレが設置されております。オストメイト対応トイレの具体的な設備としては、オストメイトの方の排せつ物の処理やストーマ装具の交換、ストーマ周辺皮膚の清拭・洗浄、衣服・使用済み装具の洗濯・廃棄などを行うため、通常のトイレとは異なります。先日、道の駅のオストメイト対応トイレに行ってまいりました。私は、道の駅のオストメイト対応トイレの改修について何度か一般質問させていただき、改善され、温水が出るようにはなりましたが、まだまだオストメイトの方に寄り添った設備が整備されてない状況であります。そこで、お伺いします。1点目、国土交通省は、オストメイト対応トイレの設置に関するガイドラインを示しております。このガイドラインの内容についてお聞かせください。2点目、本市の公共施設には、国土交通省のガイドラインに沿ったオストメイト対応トイレもあれば、簡易なトイレもあります。本庁舎の各階に整備されている多目的トイレは、基準の整ったオストメイト対応トイレであると思います。そう考えますと、道の駅ライスランドふかがわのオストメイト対応トイレの設備は国土交通省の示しているガイドラインを満たしているのか、お聞かせください。3点目、道の駅のオストメイト対応トイレには、入り口のドアにオストメイト簡易型対応トイレと記されております。本来の排せつ処理等が行えない、オストメイトの方が安心して使用できないトイレではないかと私は考えます。道の駅は、本市の公共施設の中でも、多くの方が訪れ、利用していただいている施設であります。本市は、誰一人取り残さない社会の構築を掲げていることから、オストメイトの方が安心して使用できるよう、オストメイト対応トイレに改修してはいかがでしょうか、市の考えをお聞かせください。

答弁 経済・地域振興部長 香川貴敬

道の駅ライスランドふかがわのオストメイト対応トイレについて質問をいただきましたので、お答え申し上げます。初めに、1点目のガイドラインについてであります。バリアフリー法においては、不特定多数の者が利用し、または主として高齢者、障がい者等が利用する建築物で、一定の規模以上のものに対して、建築物移動等円滑化基準への適合を義務づけているとともに、多数の者が利用する建築物に対しては、同基準への適合に努めなければならないこととしております。本市の道の駅については、建築物移動等円滑化基準への適合努力義務の対象施設となりますが、この基準では、オストメイトについて、建物に高齢者、障がい者等が円滑に利用することができる構造の水洗器具を設けたオストメイト対応便房を1以上設けることとされており、本市の道の駅は基準を満たしているところであります。こうした国全体でバリアフリー化が進められることを背景に、国土交通省では、全ての建築物が利用者にとって使いやすいものとして整備させることを目的に、設計者や建築主などに対して適切な設計情報を提供するバリアフリー設計のガイドラインとして、高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準を定めております。このガイドラインでは、建築物のバリアフリーの標準的な整備や望ましい整備内容などが解説されておりまして、トイレについては、多機能トイレへの利用者の集中を避けるため、例えば車椅子使用者トイレとオストメイト用設備を有するトイレ、乳幼児連れに配慮した設備を有するトイレに分散することなどが示されているほか、オストメイト用設備を有する便房の基準についても解説されているところであります。次に2点目、道の駅のオストメイト対応トイレの設備がガイドラインを満たしているのかという質問がありました。オストメイト用設備を有する便房の基準では、空間の確保、部品・設備などの項目にパウチ等を洗浄するための汚物流し、ペーパーホルダーを設けること、小物等を置くことができる十分な広さの手荷物置き台を設けることなどが示されており、当市の道の駅のオストメイト用設備は、多目的トイレのスペースが十分確保できなく、簡易型の設備を設置している状況であるため、ガイドラインを十分に満たしているとは言い難い状況となっております。次に、3点目の道の駅のオストメイト対応トイレの改修についてであります。先ほども申し上げましたとおり、現状の多目的トイレは、十分なスペースが確保できず、利用者の方には大変御不便をおかけしておりまして、使いやすく機能的なトイレの整備は必要不可欠になっております。しかしながら、今までの議会でもお答えしておりますように、トイレの整備には道の駅の大規模な改修工事が必要でありまして、将来的に道の駅のリニューアル工事等を進める上では、必ず改善しなければいけない事項と認識しており、現状もその考えに変わりはないものであります。

再質問 13番 松本雅祐

再質問させていただきます。今の答弁では、バリアフリー法の基準は満たしているけれども、国土交通省のガイドラインで言うと十分満たしていない、満たしているとは言い難いと言われました。その上で、市の考えとしては、オストメイト対応トイレは必要不可欠であると認識しているが、修繕には大規模工事が必要なので、申し訳ないけれどもできませんという答弁だと私は思いました。これは私が議員になったときからずっと要望していまして、それからもう10年近くになります。そのときも大規模修繕しないとできませんと言っていました。今も同じような答弁です。その大規模修繕がいつされるのか、答えていただけるのであれば、そのときにオストメイト対応トイレが設置されると認識できますので、それがなされるなら言っていただきたい。大規模修繕にはお金がかかりますので、そう考えますと、すごいハードルも高くなります。ですので私は、既存の道の駅の中にオストメイト対応トイレが構築できないか、そういうことも検討してもらっているのか、もし検討していないのであれば検討していただいて、できれば財源としては過疎債を使って構築していただきたいと思いますけれども、その辺をもう一度お聞かせください。

答弁 経済・地域振興部長 香川貴敬

再質問にお答えさせていただきます。まず、大規模修繕がいつされるのかにつきましては、もちろん財源の関係もありますので、今ここでいつ修繕できるといったお話はできないものでございます。それと、既存施設の中での整備の検討というお話がございました。これまで既存の施設の中での対応について、検討した経過はないと認識しているところでございます。そういうこともありますので、その可能性について、まずはそういうことも研究していくことが必要なのではないかと考えておりますし、また先ほど申し上げましたように財源確保の課題等もありますので、そういった課題も含めまして、多方面からいろいろと探求させていただきたいと考えております。

出典:深川市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月20日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる