深川市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月20日
小学校配置方針
2024年6月20日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「小学校配置方針」について質問し、教育長 三浦浩二が答弁しました。
- 質問者
- 松本雅祐 議員
- 答弁者
- 教育長 三浦浩二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 松本雅祐
それでは次、4点目、小学校配置方針についてお伺いします。総務省は先月4日、外国人を含む15歳未満の子供の数が1,401万人で、43年続けて減少したと発表し、総人口に占める割合では11.3%と、人数・割合ともに比較可能な1950年以降、最低を更新しております。また、6月5日に厚生労働省が2023年の人口動態統計を発表し、女性1人が生涯に産む子供の推定人数を示す合計特殊出生率は1.20で、1947年以降、過去最低を更新しました。北海道では1.06と過去最低であり、出生数の落ち込みによる少子化は急速に進んでいることが分かりました。私は本年4月、深川小学校の入学式にお招きいただき、出席させていただきました。新1年生のはつらつとした中にも緊張した趣で入学された姿を拝見させていただきましたが、そのとき校長先生より、今年の新1年生は32人で1クラスですと紹介がありました。そのほか、深川市内小学校の今年の入学者数は、一已小学校が40人、北新小学校が2人、納内小学校が11人、音江小学校も11人、多度志小学校が2人、市内全体で98人の新1年生が誕生しました。私は、市民の方とお話しする機会があったときにこのことをお伝えすると、皆さんほぼ全員が、えっ、そんなに少ないんだという感想を持たれておりました。私は、9年前になりますが、教育委員会が学校区ごとに開催した小学校に係る学校配置基本方針協議会において、北新小学校と深川小学校の説明会、意見交換会に出席させていただきました。北新小学校の地域・保護者の方からは、児童が少なくなっても地元に小学校は残してほしい、また、中学生になったら集団生活になじめるか心配など、様々な意見が出たと記憶しております。当時まだ3クラスあった深川小学校の地域・保護者の方からは、統廃合についての御意見はあまり出ていなかったと記憶しており、本市で言う小規模学校と大規模学校の関係者によって捉え方に違いがあると思いました。先ほども言いましたが、深川小学校は1年生が1クラス、2年生も1クラスであり、そう考えますと市内全体でも環境が大きく変化しているのではないかと考えます。私は、あるとき小規模学校の児童の保護者から、小学校は統合しないのですかと聞かれたことがあります。なぜですかとお聞きしたら、少人数のためクラス替えもできないし、スポーツ活動は人数が少ないからできないなど、子供の教育面や成長過程での課題を挙げられておりました。このような話をお聞きすると、やはり子供たちが一定規模の集団の中で教育活動を推進していくことが、教育環境の充実につながり、子供たちの成長をより一層促進することにつながると思いました。ただ、小学校は、地域にとってはなくてはならない存在であり、学校がなくなれば地域が衰退するというような話も聞いております。今後、子供たちの成長や集団生活等を考えますと、何を基準にどう判断したらよいのか、大変難しい問題だと感じます。しかし、問題を解決するため、前に進めなくてはいけません。そのためにも、保護者をはじめ地域住民や学校関係者の皆さんと十分に協議し、意見をお聞きすることが必要だと考えます。そこで、お伺いします。1点目、本市は平成29年に、深川市学校配置基本方針に基づく小学校にかかる対応についてを示し、その中で今後の小学校の学校配置の考え方では、基本方針策定時と大きく変わらないと判断したことから、当面は24年11月に決定した配置案を継続するとされております。前回の協議から9年たち、状況も変化しているのではないでしょうか。本市の児童数の変化と、今後5年間の児童数の推移についてお聞かせください。2点目、平成24年度に策定された基本方針の中で、児童生徒が少ないことによる利点、問題点、子供たちがよりよい環境、よりよい教育環境で学べることなどを示されておりましたが、深川市で言う大規模校と小規模校が混在する状況は、教育環境の変化に伴い、学習面、生活面並びに学校運営等に様々な影響を及ぼすことが懸念されます。平成29年に開催したように、小学校適正配置について、保護者をはじめ地域住民や学校関係者の皆様と十分に協議や意見をお聞きする機会を設けてはいかがでしょうか、市の考えをお聞かせください。3点目、学校を取り巻く環境は変化しており、不登校者の増加、教職員の多忙化、特別支援学級の対応など、学校教育の現場には様々な教育課題が存在しており、課題の解決に向けた取組が必要であると考えます。子供たちが健やかに伸び伸びと成長できるよう、よりよい環境、よりよい教育環境を整えるためにも、新しい学校配置方針を策定してはいかがでしょうか、市の考えをお聞かせください。
答弁 教育長 三浦浩二
小学校配置方針についての質問にお答えいたします。初めに、1点目の質問で触れられておりました平成24年に策定しております学校配置基本方針の概要など、まずはこれまでの経緯について申し上げたいと思います。今から15年ほど前になりますけれども、少子化の進行を背景として、小中学校の配置の在り方はどうあるべきかなどを協議するため、PTA役員や町内会役員等にお集まりいただき、平成21年6月に懇話会を開催したのが議論の始まりでございます。その後、深川市教育委員会が作成しました配置方針の素案を基に、延べ30回以上の保護者説明会や地元協議などを行いまして、平成24年11月に深川市学校配置基本方針を策定しております。この方針の概要を申し上げますと、中学校につきましては、生徒の学習面を重視し、より知識・技能の習得等に配慮した学校配置となるよう努めることとしまして、そのためには、規模の大きな学校が生徒にとってふさわしい学習環境となることから、平成26年4月1日付で中学校を統合し、5校から2校にするとしており、この方針どおり実施いたしております。一方、小学校につきましては、児童の生活面を重視し、通学時間に配慮した学校配置となるよう努めることとしまして、当面は現在の学校配置を維持する。ただし、平成28年度以降において、改めて児童数の状況、社会情勢の変化などを踏まえ、保護者等地域との検討を行うとしているものであります。そして、この方針を受けまして、平成28年8月から小学校の配置に関する地域協議会を開催して議論しておりまして、その結果、議員も触れられておりますように、児童数や学級数の推計では、基本方針策定時と大きく変わらない状況と判断できることから、小学校の配置については、当面は24年11月に決定した配置案を継続するとした内容の深川市学校配置基本方針に基づく小学校にかかる対応についてを29年1月に教育委員会議において決定し、現在に至っているものでございます。そこで、質問の1点目、市内小学校の児童数と今後の推移についてであります。深川市学校配置基本方針に基づく小学校にかかる対応についてを協議する際に用いました平成28年5月1日現在の市内小学校の全児童数は778人でありましたが、その後、8年経過した現在、令和6年5月1日の児童数は670人で、108人の減となっているところであります。また、今後の推移につきましては、現在の1年生が6年生となります5年後の令和11年度には、これまでの出生数から推計いたしますと、480人程度になるのではないかと考えているところでございます。次に、2点目の小学校適正配置に係る協議についてと3点目の新たな小学校配置方針の策定については、関連がございますので、一括してお答えいたします。市内の小学校の配置につきましては、冒頭で触れましたが、現在は平成29年1月に取りまとめました深川市学校配置基本方針に基づく小学校にかかる対応についてを基本に進めておりますけれども、当時の議論からは時間が経過し、児童数の減少や多くの保護者が入れ替わるなど、状況が変化している部分もありますことから、昨年の多度志小学校に関する有働議員からの質問に対し、市長から、多度志小学校に限らず、学校配置の在り方について、統合を前提とすることなく、御意見をいただく機会を設けていきたいと答弁しているところでございます。私といたしましては、まずこのことをしっかりと取り組んでいく必要があると考えておりますので、統合を前提とすることなく、市内の学校に通う児童生徒、保護者、地域の方々など関係する方々から、例えば懇話会を開催するなどし、意見をいただいてまいりたいと考えているところであります。そして、そういった意見を踏まえた上で、今後の対応について検討してまいりたいと考えております。
再質問 13番 松本雅祐
再質問させていただきます。今、教育長より、統合を前提にしないで取り組んでいくという話がありました。今後、懇話会、懇談会を開くと言われましたけれども、昨年、有働議員も同様の一般質問をされて1年たっていますし、私も今回質問させていただいて、いつ頃それを開くのかというスケジュール感を示せるのであれば、お聞かせ願いたいと思います。
答弁 教育長 三浦浩二
再質問にお答えいたします。昨年の答弁から大変遅れておりますことにおわび申し上げたいと思いますけれども、私といたしましても、この件については非常に今、危機感を持って対応しなければいけないと考えております。しかし、今、市の職員は減少している状況でございまして、多くの通常業務を抱えながら新しい仕事をすることになりますので、この場で今すぐに取りかかりますとか、いついつまでやりますとかは申し上げることができませんけれども、可能な限り、できるだけ早く取り組むことができるよう努めてまいりたいと考えております。