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深川市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日

障がい者活躍社会に向けた取組

2024年6月19日、深川市議会の一般質問で、大前昭代議員が「障がい者活躍社会に向けた取組」について質問し、市民福祉部長 米澤弘美が答弁しました。

質問者
大前昭代 議員
答弁者
市民福祉部長 米澤弘美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 大前昭代

早速、通告に従い一般質問を行わせていただきます。最初に、障がい者活躍社会に向けた取組について伺います。厚生労働省は、従業員43.5人以上の民間企業に対して、従業員に占める障がい者の割合を2.3%以上にすることを法律で義務づけていますが、2023年6月1日時点で対象となる全国の10万社余りに雇用状況の調査を実施し、働く障がい者の数は全国で64万2,178人と、2022年の同じ時期と比べて2万8,220人、率にして4.6%増加し、20年連続で過去最多を更新したという報道を目にしました。一方で、調査した企業のうち、法律で定められた雇用率を達成しているのは、全体の50.1%にとどまったことが報告されていました。障がい者を一人も雇用していない会社は、全体の29.2%の3万1,643社に上り、そのほとんどが従業員300人未満の企業ということでした。障がい者の雇用率は、現在の2.3%から来年4月に2.5%、令和8年7月に2.7%にと、段階的に引き上げられる予定で、企業側には障がい者の雇用が一層求められることになります。従業員の4人に1人の割合、42人の障がい者を直接雇用する栃木県の紙製品加工会社では、半数が正社員で、半数は障がいの程度に合わせて準社員またはパートとして働いており、全員が戦力と考えているこの会社では、過去3年間に平均年収が5%アップし、一人も辞めていないのだそうです。厚生労働省によると、身体障がい者の平均勤続年数は約12年、精神・発達障がい者は約5年ということでした。継続して働いてもらうには、やりがいのある仕事を任せることが重要である。また、健常者を含めた社員のコミュニケーションが、様々な課題を解決する中で達成感も生まれ、責任ある顔つきになると、先ほど紹介した栃木県の紙製品加工会社の社長はお話されていました。また、障がい者雇用率の高い自治体で全国1位の沖縄県では、国が設けている制度で、通常の事業所での勤務が難しい人と雇用契約を結び、一定の支援の下で働いてもらう就労継続支援A型事業所が、2023年4月時点で126か所と、10年前と比べ2.6倍に増えているそうです。ただ、A型事業所の賃金は、全国平均で8万円にとどまっており、課題もあるとされています。今、あらゆる業種で働き手不足が問題視されている中で、法律で義務づけられた雇用率を達成するためだけでなく、多種多様な働き方で、人材育成として捉え、今こそ障がいのある方も活躍できる社会を実現させるときではないかと考えます。ここで3点について伺います。質問の1点目、第4次深川市障がい者計画の中に、障がいのある人への差別や偏見をなくし、障がいのある人もない人も共生できる地域社会づくりが求められています。また、障がいのある人に対する理解を深めるため、関係機関や地域と連携し、障がいのある人との交流の場を拡大するなど、理解の推進に向けた機会の提供に努めますと記載されており、平成28年4月に、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、障害者差別解消法も施行されていることから、まず、これらのことを徹底して市民研修会や講習会、あらゆる手段を用いて、差別・偏見をなくすための施策が重要と思われますが、障がいのある人に対する理解を深めてもらうための具体的な取組について伺います。質問の2点目、障がい者雇用に対する不安を払拭するためにも、企業向けの講習会や勉強会の開催など、障がい者雇用についての理解を深めてもらうための取組は行っているのか。また、企業内で共に働く社員の方に、障がいのある人に対する理解を深めてもらう取組または支援活動を行っているのか伺います。質問の3点目、障がいがあっても働くことは生きる喜びにもつながると思いますし、環境さえ整えば能力を発揮する人や、思わぬ才能を秘めている人も多いのではないかと思います。自身が希望する働き方を選ぶことが難しいという現実もあるでしょうが、本人の意思決定に寄り添いながら、一人一人と向き合って、どんな仕事がいいのかを一緒に考えていくような支援体制の構築も必要と思いますが、現在の状況と今後に向けた考えを伺います。

答弁 市民福祉部長 米澤弘美(市民福祉部長は2025年3月まで)

障がい者活躍社会に向けた取組について3点の質問がございましたので、順次お答えいたします。1点目、障がい者に対する理解促進の取組につきましては、障がい者の社会生活を総合的に支援するため、国の法律に基づき相談支援等の事業の実施を北空知障がい者支援センターあっぷるへ委託しており、北空知1市4町で設置し、あわせて運営を委託している北空知地域自立支援協議会において、障がいのある方への支援体制を整備し、地域社会の理解と促進を図っております。また、障がいのある方が地域で自立した日常生活を送ることができるよう、あっぷるが主体となって北空知地域生活移行支援協議会を設置しており、障がい者の理解促進に向けたポスター等を作成し、市内関係施設等へ掲示するなどの取組も行っております。なお、本年度は、北空知地域自立支援協議会において、一般市民を対象とした障がいへの理解促進に関する研修会の開催を検討しているところでございます。2点目、障がい者雇用の理解を深める取組につきましては、令和3年度に北空知地域自立支援協議会にて、障がい者雇用のメリット・デメリットと題し研修会を開催し、北空知管内の福祉事業所や各関係機関、北空知管内の一般企業からも参加いただいております。引き続き、障がいがある方の社会参加の促進につながるよう、関係機関との連携に努めてまいりたいと考えております。3点目、障がい者の就職先相談などの支援体制につきましては、一般企業等への就職は、主にハローワークでの対応となりますことから、ハローワーク深川へ障がいのある方への雇用の相談支援について確認しましたところ、ハローワーク滝川に専門職員が在職していますことから、必要な場合は滝川の専門職員と連携するなど、相談対応は可能であることを伺っております。なお、一般企業で働くことに難しさを感じる方が利用できる障がい福祉サービスとして、就労継続支援A型及びB型への就労支援に加え、一般就労への移行に向けた相談支援につきまして、北空知障がい者支援センターあっぷるが、必要な場合はハローワークへ同行するなど、障がいのある方の就労について支援しております。また、現在、ハローワークでは、障がい者雇用に関する支援制度が幾つかございますし、障がい者を雇用することで事業主に対し費用を助成するなど、障がい者の就労に向けた支援を行っていると伺っております。このほかに、障がいのある方が農業分野で活躍することを通じ、生きがいを持って社会参加することを目的とした農福連携の取組もございます。今後も、障がいのある方の社会参加に向け、関係機関と協力し促進に努めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる