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深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月7日

市内公立高等学校の魅力づくり

2023年12月7日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「市内公立高等学校の魅力づくり」について質問し、教育長 吉村理明が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
教育長 吉村理明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 松本雅祐

続きまして、2点目、市内公立高校の魅力づくりについてお伺いします。高校生は、自分が望む高校を受験して、入学し、通学します。中には、遠方に住んでおり通学が難しく、親元を離れて下宿等で生活して通学している生徒もおります。日本政策金融公庫が2021年12月に発表した教育費に関する調査では、高校生以上の子供を持つ保護者を対象に自宅外から通学している子供がいるか調べたところ、直近の2021年では71.9%がいないと回答し、28.1%は自宅外から通学している子供がいるという実態が分かりました。また、自宅外通学者への年間の仕送りは平均額95万8,000円、月額に換算しますと約7万9,000円となります。対象が高校生以上なので、一概に高校生に限定した結果でありませんが、いずれにしても保護者の経済的負担は大きい状況であります。本市の公立高校にも下宿等から通学している生徒がおりました。以前、深川西高等学校のバドミントン部が全国大会に出場するなどの活躍をしている時代に、当時の監督の下でバドミントンに取り組む生徒さんが遠方より入学し、市内の下宿先から通学しておりました。最近でも深川東高等学校の生徒が下宿しており、下宿だけではなく、部屋を借りている生徒さんもいるとお聞きしております。そうした中、士別市では、高校魅力化支援事業の取組として、高等学校下宿等費用助成事業を展開し、市内の下宿等から士別市の地元の高校、翔雲高等学校、または士別東高等学校に通学する生徒に対し、下宿等の費用の一部を助成しております。また、南富良野高等学校ではホームページで、遠方より入学を希望する皆様へ下宿の御案内として紹介し、下宿家賃等助成制度を実施し、南富良野町内で下宿、間借り等をする場合に補助しております。いずれも高校の魅力づくりや教育における保護者負担を軽減し、教育の振興と子育て環境の整備を図るため助成しております。本市の両校は、現在それぞれ学校の特色を生かして、部活動等を活発に進めております。一方、生徒不足により、スポーツの部活など、他校と連合を組むなどの状況もあり、生徒の確保は重要であります。ですから、今後、両校の学校活動等に興味を持ち、遠方より入学される生徒もおられると想定すると、下宿等への補助事業があることにより、子供の通学費の負担軽減が図られ、生徒の確保にもつながり、遠方の方が市内公立高校を選択する条件の一つにもなると考えます。2校存続の発展と、地域の活性化にもつながります。そこで、お伺いします。本市は、深川西高校、深川東高校存続に向け、2校に在籍する生徒へ様々な支援を行い、魅力づくりに努め、高校生の確保に取り組んでおります。その支援策の一つに、通学交通費助成事業があります。通学距離が片道6キロメートル以上あり、かつ公共交通機関を利用する生徒に対し、年額5万円を上限に支援しております。この事業は、保護者の経済的な負担軽減につながると考えております。そうしますと、遠距離等の理由で自宅から通学が困難で、市内の下宿等から通学する生徒の保護者に対しても、下宿家賃等の一部を補助する事業を、高校の魅力づくりの事業の一つとしてはいかがでしょうか。市内2校に通っているという点では、自宅から通学する生徒、下宿等から通学している生徒の両保護者への支援は、平等性、公平性の観点からも取り組んでいいのではないでしょうか。市の考えをお聞かせください。

答弁 教育長 吉村理明(教育長は2024年3月まで)

市内公立高等学校の魅力づくりについての質問にお答え申し上げます。初めに、議員も触れられておりました通学交通費助成について、令和4年度の利用状況を申し上げますと、両高校を合わせた通学交通費助成額は198万6,000円でございまして、利用人数は96人、深川西高校が70人、深川東高校が26人となっております。そのうち、年間の助成上限額であります5万円に達している対象生徒は3人でした。次に、市内公立高校に下宿等から通学する生徒の状況についてでございますが、以前は議員の質問にもございましたように、部活動の状況により、学区外等から入学する生徒が下宿を利用していましたが、現在はごく僅かな利用にとどまっていると学校からお聞きしているところでございます。ちなみに令和5年11月現在では、下宿から通っていらっしゃる生徒は、深川東高校で1人という状況でございました。ただ、間借りは不明ということでございました。質問の下宿家賃等への助成につきましては、先ほど申し上げました通学交通費助成との公平性を考えますと、金額も同様に年間の上限額が5万円程度になるという考えを持っております。下宿は食費などの生活費も含まれているため、月額5万円から6万円程度が必要と伺っておりまして、これに対する助成となりますと、月額4,000円程度になろうかと思います。入学者確保にとって、魅力的な事業となり得るかなどが現状では考えられるところでございますけれども、議員の御提言につきましては、しっかり御意見として受け止めまして、市内公立高等学校の入学生の確保に向けた魅力ある助成内容の見直しの中で検討させていただきたいと考えております。

再質問 13番 松本雅祐

1点再質問させていただきます。今、教育長から下宿代が大体5万円から6万円ということで、上限が5万円だと、月換算すると4,000円程度で、それが効果があるかというところもお話がありましたけれども、私は下宿なので、食べること、電気代等も含めて、そちらにも費用がかかりますし、部屋を借りているというところでは負担があると思います。そう考えますと、たとえ5万円にするとしても、保護者の負担としては、本当にありがたい支援につながります。もう少し踏み込んで取り組んでいただいてもいいのではないかと思うのですけれども、その辺の考えをもう一度お聞かせください。

答弁 教育長 吉村理明(教育長は2024年3月まで)

再質問にお答えさせていただきます。私どもも、両高校の入学者の確保は大変重要な課題と考えているところでございます。ただ、一方で、事業の継続性、あるいは既存の助成への影響なども考慮する必要があると考えておりますけれども、毎年開催しております公立高等学校の魅力づくり市民協議会の中で協議させていただく、あるいは両校の御意見を伺った中で、しっかりと検討させていただきたいと思っております。

出典:深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる