深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日
市職員の名札表記
2023年12月6日、深川市議会の一般質問で、伊藤美恵子議員が「市職員の名札表記」について質問し、副市長 宮森栄治が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤美恵子 議員
- 答弁者
- 副市長 宮森栄治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 伊藤美恵子
最後の質問に移ります。市職員の名札表記についてです。全国の自治体で職員が業務中に着用する名札の表記をフルネームから名字のみに切り替える動きが出てきています。インターネット交流サイト、SNSなどが浸透して、職員の個人情報がインターネット上で検索されたり、公開されたりすることを防ぐ狙いがあるようです。佐賀市では、職員がSNS上で氏名を検索されて、この前、どこどこに行っていたねと声をかけられたり、SNSでメッセージを受け取ったりした事案があったため、2021年9月から窓口業務を担う職員の名札をフルネームから名字のみに変更し、名字だけの名札でも業務に支障がないか、試行と検証を行い、今年4月からは全職員の名札を名字のみに切り替えました。岡山市では、窓口対応で来庁者に名札を撮影され、「顔と名前をSNSにさらす」と言われた事案があり、トラブルに巻き込まれるリスクを減らすため、本年10月から、名札から写真をなくすとともに、名字のみの表記に変更しています。このような動きは、地方自治体だけではありません。タクシーやバスの運転手を対象に、車内での氏名掲示義務について、国土交通省は本年8月1日から掲示義務を廃止して、運転手は必要に応じて提示する方法に変更されました。運転手のプライバシーに配慮し、安心して働ける職場環境を整え、人材不足の解消につなげるためです。また、厚生労働省も昨年6月に薬事法の一部改正を行い、薬局で勤務する従事者に義務づけられていた氏名記載の名札について、ストーカー被害やカスタマーハラスメントの防止の観点から、名字のみ、または氏名以外の呼称の記載を認める通知を発出しています。名字のみの名札に変更することで、文字のポイントを大きくすることができますので、高齢者や障がいのある方、外国人にも読みやすく、分かりやすくなるのではないかと思います。ここで質問の1点目、本市では顔写真入りフルネームの名札を使用していますが、窓口対応などで不安を感じたり、実際にトラブルになった事例がないかお伺いします。2点目、市役所、市立病院職員の名札を市民にとっても見やすく、分かりやすいよう、部署名、役職、名字のみの記載に変更する考えについてお伺いいたします。
答弁 副市長 宮森栄治
市職員の名札表記についてお答えいたします。初めに、1点目のストーカー被害やカスタマーハラスメントなどのトラブルの事例についてでございます。市役所及び市立病院の職員管理を担当する部署におきましては、現在のところ名札表記に伴ってトラブル等に至ったという報告はない状況でございます。次に、2点目の名札表記の変更の考え方についてでございます。一般的に名札を着用する目的といたしましては、職員の名前が相手に認識されることにより、自らの仕事に対する責任を自覚するとともに、よりよい対応に努めなければならないといった意識が高まり、窓口対応などの面において、サービス向上が図られることになりますし、来庁者や患者さんから見ますと、対応した職員の氏名が明確に伝わるため、安心感や信頼感につながるといったことや、問合せなどが容易にできるといった利点が挙げられるところでございます。その一方で、近年のインターネットやSNSの普及によりまして、議員の質問にもありますようなトラブルに巻き込まれるといったリスクも生じてきている状況にあり、こうした課題は今後さらに深刻化することが懸念されます。そのようなことから、本市といたしましては、市民の皆さんの安心感や信頼感を保ちつつ、職員が安心して仕事に従事できるよう名札表記の変更について、御提案の内容や他市の事例も参考にしながら、検討を進めてまいりたいと考えております。