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深川市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月6日

視覚障がい者のための音響式信号機の設置

2023年3月6日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「視覚障がい者のための音響式信号機の設置」について質問し、企画総務部長 佐藤秀樹が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
企画総務部長 佐藤秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 松本雅祐

それでは、続きまして4番目、視覚障がい者のための音響式信号機の設置についてお伺いします。視覚障がいとは、眼鏡やコンタクトを使っても目が見えなかったり、視野が狭かったりする状態で、日常生活や就労などの場で不自由を強いられるほど弱い、もしくは全く見えない方のことを言います。ですから、慣れない場所においては、物の位置や人の動きを即時に把握することが困難であり、視覚障がい者の方が横断歩道を安心して横断するには音響式信号機が有効であると言われております。また、長い横断歩道を渡る場合は、白いつえを使いながら音響式信号機とともにエスコートゾーンの敷設があると、一層安心して渡れるので大変助かると言われております。音響式信号機とは、信号機が青になったことを視覚障がい者の方に知らせるため、誘導音を出す装置がついている信号機のことであります。音響式信号機には、メロディー式と擬音式の2種類があり、メロディー式は通りゃんせや故郷の空などが流れ、擬音式ではピヨピヨやカッコウ等の音が流れます。皆さんもお聞きになったことがあるのではないでしょうか。警視庁によりますと、2022年3月末時点で、メロディー式が307機、擬音式が2万531機、計2万838機が全国に設置されているそうであります。また、エスコートゾーンとは、横断歩道を利用する視覚障がい者の方に横断方向を誘導するための点字ブロックのことであります。この点字ブロックは突起の配列や形状によって違いますが、視覚障がいのある方は足裏の感覚で理解されているそうで、設置されていると、事故等を防げるそうであります。国土交通省によりますと、2006年施行のバリアフリー法により、障がいのある方の利用が多い道路の横断歩道や踏切付近などは点字ブロックの設置が努力義務とされております。私は先日、市内の視覚障がいをお持ちの方から御相談を受けました。その方は目がほとんど見えず、歩行の際は白いつえを使い、前方の路面を触察しながら道を歩かれるそうであります。ある日、市内の交差点で反対側に渡ろうと待っていたとき、その交差点の信号機は音響式信号機ではなかったため青か赤か分からず、耳を澄ませ車の走行音を聞いて、車が来ていないと自分で判断し、ゆっくり前に歩き出したとき、危ないと声をかけられ、手を引っ張られた直後、車が自分の前を走行していき、危なく命を落とすところでしたとの体験を聞かせていただきました。また、冬は白いつえが雪で見えないので、信号で待っていても自分が視覚障がい者だと誰にも分かってもらえず、青です渡れますよと声をかけてくれる方がおらず、寒い中、ずっと渡れずに待っていたこともあったと、悲しそうに話をされておりました。この方から、どうか視覚障がいのある私たちの安心・安全のために、市内の交通量の多い交差点5か所に音響式信号機を設置していただけないかと相談をいただきました。私は、早速、深川身体障害者福祉協会の役員の方と今後の対応を含め意見交換をさせていただきました。障がいを抱えておられる方がその障がいによって生活行動範囲が狭くなったり、活動しにくく、生きづらい社会であってはいけません。誰一人取り残さないまちづくりの構築が強く求められます。そこで、お伺いします。1点目、日本では、音響式信号機は、特別支援学校や福祉施設、公共施設等で視覚障がい者の利用頻度が高い場所を優先的に設置されておりますが、本市の視覚障がい者のための音響式信号機とエスコートゾーンの設置状況についてお聞かせください。2点目、御相談いただいた方は、音響式信号機を交通量の多い複数箇所の交差点に設置を望まれており、協会を通して要望書を提出されたとお聞きしております。このような場合、信号機の設置はどこへ申請し判断を仰ぐのか。また、必要経費は誰が持つのか等も含め、どのように進められるのか、お聞かせください。3点目、このたび提出された要望書に対して、深川市としてどのように設置を進めるのか、お聞かせください。

答弁 企画総務部長 佐藤秀樹

視覚障がい者のための音響式信号機の設置について3点質問いただきましたので、順次お答えいたします。最初に、1点目の音響式信号機の設置状況についてでありますが、音響式信号機については、議員も触れられておりますが、目の不自由な方が横断歩道を安心して横断するための設備でありまして、深川警察署によりますと、市内には、駅前通りの一条から四条までの交差点に4か所、そして、深川市立病院北側駐車場の交差点に1か所の合計5か所に設置されているということであります。また、目の不自由な方が横断歩道を通行する際、方向を確認するために、横断歩道中央に設置されている点字ブロックであるエスコートゾーンにつきましては、北海道では道路の除雪に支障が出るため、ほとんど設置されていない状況と伺っております。次に、2点目の設置要望と対応及び3点目の音響式信号の設置の推進につきましては、関連がございますので一括してお答えをさせていただきます。先月、2月17日に福祉団体から、新たに市内5か所に音響式信号機の設置について要望書をいただき、市としましても、交通量の多い国道や公園通り線の交差点への設置希望でもありますことから、深川警察署を通じて北海道公安委員会に要望書を提出しているところでございます。その際に、深川警察署にお聞きしたところ、音響式信号機を設置する場合には、北海道公安委員会が予算措置することとなり、一つの交差点に設置する際の費用は約1,000万円とお聞きしているところでございます。また毎年、町内会から要望いただいております信号機等の設置に関しましては一括して深川警察署に要望してございますので、音響式信号機につきましても、これらに併せて要望していくとともに、今回、要望書の提出のあった団体からの意見も伺いながら取り組んでまいりたいと考えているところであります。

再質問 8番 松本雅祐

1点再質問させていただきます。毎年、町内会から信号機設置の要望をいただいているということでありますけれども、私が今紹介したのは、視覚障がい者の方の信号機であって、この方のお話をさせていただきましたけれども、ここは本当に急務というか、深川市の強い働きかけがないと、なかなか設置できないのではないかと考えます。取り組むということはいいのですが、そうではなくて、もっと強く働きかけることが私は必要だと思うので、その辺の考えについて、もう一回お聞かせください。

答弁 企画総務部長 佐藤秀樹

再質問にお答えいたします。音響式信号機の設置につきましては、通常の信号機や一時停止標識の設置と同じく、北海道公安委員会の管轄となりますことから、市による設置は困難というか、権限がございませんので、毎年、深川警察署を通して要望を行っている状況は申し上げたとおりでございます。深川市が行っている交通安全運動につきましては、関係機関はもとより、深川警察署とも連携して取り組んでおりますので、会議等において、関係者と情報交換の際に、この音響式信号機について、できるだけ早期に設置いただくよう働きかけを行ってまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる