みんなの議会

深川市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日

リトルベビーハンドブック

2022年12月7日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「リトルベビーハンドブック」について質問し、市民福祉部次長 米澤弘美が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
市民福祉部次長 米澤弘美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 松本雅祐

4番目、リトルベビーハンドブックの作成についてお伺いします。リトルベビーとは、出生時の体重が2,500グラムより小さく生まれた低出生体重児の赤ちゃんのことで、約10人に1人の割合で生まれてくるとのデータもあります。小さく生まれた赤ちゃんは、成長に遅れが見られ、様々な病気のリスクがあったりと、育児をしていく上でお母さんやお父さん、また御家族の方の悩みも多くなりがちであります。また、早産や切迫早産など、心の準備がまだできていないまま突然の出産になる場合もあり、お母さんは、私が小さく産んでしまったせいでと自分を責め、産後のメンタル不調や孤立につながるケースもあるそうです。現在の母子健康手帳には、赤ちゃんの成長を記録する成長曲線という表があり、最低目盛りが1,000グラムから書き込むことができるようになっております。しかし、1,000グラム以下で生まれてくる赤ちゃんもおり、現在の母子健康手帳では身長や体重を記録する成長曲線がないので、例えば我が子が目を開けたとか、笑ったとかなどの月齢でできるような我が子の成長を記録することができず、お母さんたちの心理的な負担が強くなり、つらい思いを募らせるということであります。母子健康手帳は、国が定めた様式に基づき市町村が作成しますが、自治体の任意の取組として、そうした悩みを抱えるお母さんに寄り添う支援として、リトルベビーハンドブックを作成する自治体が増えているそうであります。これは例でありますけれども、しずおかリトルベビーハンドブックは当事者目線が生かされており、低出生体重児が誕生した場合、1,500グラム未満の成長曲線を掲載するなど、きめ細かな配慮と工夫がなされ、初めて我が子に触れた日や声を聞いた日など、人生でたった一度の初めての記念日が記録できるページを設けるなど、母親目線で編集され、出産直後の親が一番つらいときに心強い冊子となっており、不安による育児放棄を防ぐ効果もあると評価されております。そこで、お伺いします。1点目、本市の母子健康手帳にも成長曲線のグラフなどが掲載されておりますが、低出生体重児、リトルベビーの成長記録の対応はどのようになっているのかお聞かせください。2点目、生まれたときの体重が1,500グラム未満の小さな赤ちゃんは、成長や発達の記録を母子健康手帳で記入するのが難しい項目もあります。ですから、先進的に取り組んでいる、しずおかリトルベビーハンドブックを参考に、本市も母子健康手帳の副読本として、リトルベビーハンドブックを作成してはいかがでしょうか。市の考えをお聞かせください。

答弁 市民福祉部次長 米澤弘美

リトルベビーハンドブックについて、2点の質問をいただきましたので、順次お答え申し上げます。まず、1点目の低出生体重児における成長記録の対応についてであります。母子健康手帳には、低出生体重児のみならず、全員のお子さんについて出生時の状況は医療機関にて医療関係者が記載し、保護者も自ら成長過程等を書き込めるようになっておりまして、質問の成長曲線につきましても、家庭訪問や乳幼児健診などの場面において、計測した身長、体重等を発育曲線グラフ上でも確認し、発育状況などの確認に活用しております。低出生体重児のお子さんは、予定日よりも早く出産となった場合が多くございまして、そのようなお子さんについては、出生日からの月齢ではなく、予定日で換算した月齢で発育を確認しておりまして、これは修正月齢といって、出産予定日を基準にして数えた月齢で発達や発育を確認していくということでありまして、これらの対応により、一人一人の個別性を尊重し、お子さんの成長、発達の確認や保護者の対応についてのアドバイスや後押しを行い、保護者が安心して育児が行えるよう支援させていただいております。なお、母子健康手帳の内容は、厚生労働省によりまして、令和5年4月の省令様式の改正に向けて検討されているところでありまして、改正予定とされている内容の一つに、低出生体重児に向けた支援の充実を図る目的として、成長曲線の検討も含まれておりますので、新たな母子手帳が発行された際には、本市においても迅速に取り入れ活用を図り、今後も様々なお子さんに寄り添った支援をしてまいりたいと考えております。次に、2点目、リトルベビーハンドブックについてであります。リトルベビーハンドブックは、1,500グラム未満で生まれたお子さんと御家族のために、お子さんの御家族や支援者の声を盛り込んだ副読本であり、他県において作成、配布の取組がされているものであります。また、その他の複数の出版会社からも同様の副読本が販売されております。本市におきましては、過去5年間において、1,500グラム未満で生まれたお子さんがいない状況でありまして、当事者の声を独自に集めることも難しく、小さなお子さんに特化した副読本の作成を今のところ考えておりませんが、今後、小さく生まれたお子さんがいらっしゃった際は、多くの声が盛り込まれている既存の副読本等を活用することで、不安を抱える御家族に寄り添った支援をしていけるよう、参考となる副読本について研究してまいりたいと考えてございます。

出典:深川市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる