深川市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日
SDGsの取組
2022年12月6日、深川市議会の一般質問で、田畑陽美議員が「SDGsの取組」について質問し、企画総務部長 佐藤秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 田畑陽美 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 佐藤秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 田畑陽美
次の質問に入ります。SDGsの取組についてお伺いいたします。皆さんは既に御存じだと思いますが、改めてSDGsとは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにおいて採択された、我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダを指します。17のゴールと169のターゲットが設定されるとともに、230ほどの指標が提示されています。これらを活用することで、行政、民間、市民などでの共通認識を持つことが可能となり、連携が促進されるとされています。地方には少子高齢化や地域の人口減少、それらによる経済規模の縮小など様々な課題があります。自治体SDGsの目標は、持続的に成長していける力を確保しつつ、人々が安心して生活できるようなまちづくりを行うことです。地方創生を継続して進めていくために、政府は長期的に計画された持続可能な開発、まちづくりが必要だと考えています。日本では地方自治体ごとに積極的に取り組む自治体もあり、平成30年6月には地方公共団体によるSDGsの達成に向けての優れた取組を提案した都市を、SDGs未来都市として選定しています。北海道では、まず北海道全体がSDGs未来都市に選定されているほか、札幌市、ニセコ町、下川町、上士幌町が同じく選定されています。道内において、個人、企業、団体、NPO、行政機関など、それぞれにSDGsが浸透し、様々な分野や地域で具体的に取組が広がっていくように連携、協働するというネットワーク組織として、北海道SDGs推進ネットワークが設立されました。また、北海道命名150年を節目として、恵まれた自然環境や自然資源などの価値を高め、日本全国、世界の中で北海道の存在感を高めていくために、2018年4月に知事を本部長とする北海道SDGs推進本部を設置することで、さらにSDGsを推進していくとしています。また、定期的にSDGsに関する理解と参画が広がり、幅広い分野や地域で様々な取組が展開されるよう、道内の実践者や関係団体、有識者が集まり意見交換を行う北海道SDGs推進懇談会を開催し、さらに北海道におけるSDGs推進の取組について、専門的な見地からの意見を広く聴取するため、道内の実践者や関係団体、有識者が集まり意見交換を行う北海道SDGs連携会議を設置しています。このように北海道では積極的にSDGsの取組を行っており、多くの分野での広がりを見せています。SDGsは、メディアや雑誌などにも数多く取り上げられ、テレビ番組でも特集が組まれるなど、ここ数年で急に市民権を得てきた言葉でもあります。最近は新聞やインターネットニュースで見ない日はないぐらいであり、SDGsという言葉の認知度も高くなってきています。2018年では僅か約15%でしたが、現在では約90%となっています。しかし、何となく分かったつもりでいるものの、どのように取り組むべきかよく分からないという方の声もよく耳にします。先日、SDGs研修会に参加させていただきました。その中でSDGsに関する取組事例を分かりやすく、かつ楽しみながら学ぶツールとして、未来技術推進協会が開発したSDGsオリジナルボードゲームを初めて体験しました。SDGsの17ゴールを目指し、実際に取り組まれた多くの課題や活動事例に触れ、プレーヤー間でパートナーシップを考え協業することで、大人から子供までSDGsの理解だけでなく、協力の大切さや広く深く考える思考力、現場感や課題感を養うことができ、社会課題を自分ごと化する体験型ゲームとなっていました。SDGsの理解を深めていくことができる一つのツールとして、とても参考になったものでもありました。本市でもSDGsの取組は行ってきており、第六次深川市総合計画の中でも、人口減少に負けない活力ある持続可能なまちづくりを基本方向としているため、基本的なまちづくりの分野を四つに分類して、SDGsの理念と合致した各種施策を推進していくことで、SDGsの目標達成に資するものとの考えが記載されています。そこで、お伺いさせていただきます。本市では、各関係団体においてもSDGsの取組を行ってきております。その中でSDGsの取組に向けての普及活動の一つでもある市民へ向けての講演、研修などは数多く開催されてきております。どの講演もSDGsを理解する上でとてもためになるもので、より多くの方に参加していただきたい場だとも考えますが、職員の参加者が少ないことにとても残念に思っています。こういった講演内容、研修内容などは共有できるものとなっているのでしょうか。また、それぞれの分野での各計画において、SDGsの関連性が記載されており、SDGsを理解しているものと考えておりますが、庁内各所管などにおいて、SDGsの理解を深めるための研修など、取組を行っているのかお伺いいたします。
答弁 企画総務部長 佐藤秀樹
SDGsの取組についてお答え申し上げます。SDGsとは、議員の質問でも触れられているとおり、2015年の国連サミットで採択された持続可能な開発目標のことでありまして、2030年を期限として、持続可能な世界を実現するための包括的な17の目標と細分化された169のターゲットで構成され、誰一人取り残さないことを理念とした国際社会共通の目標であります。国が策定しましたSDGs実施指針改定版におきましては、地方自治体の役割について、国内で誰一人取り残されない社会を実現するためには、広く日本全国にSDGsを浸透させる必要があり、現在、日本国内の地域においては、人口減少、地域経済の縮小等の課題を抱えており、地方自治体におけるSDGs達成へ向けた取組は、こうした地域課題の解決に資するものであり、SDGsを原動力とした地方創生を推進することが期待されるとしておりまして、そのための取組の一つとして、各種計画にSDGsの要素を反映することが記載されているところであります。本市におきましては、本年3月に策定いたしました第六次深川市総合計画におきまして、SDGsの目指す17の目標を四つの基本的なまちづくりの分野ごとに分類して、取組の方向性を示し、SDGsの理念と合致した各種施策を推進することで、SDGsの目標達成にも資するものと考えまして、四つの分野にひもづく各個別計画の改定時には、SDGsの観点の導入を検討することとしております。SDGsの理解を深める取組といたしましては、本年11月5日に深川市男女平等参画推進協議会に委託しております深川市男女共同参画市民フォーラムにおいて、SDGsとは?~特にジェンダーの視点からのテーマで講演会を実施し、60人の市民の皆様に御参加いただき、SDGsについて理解を深めていただいたところであります。また、職員に対しましては、総合計画策定時に北海道が実施する出前講座を利用して、職員向けの研修会を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、やむなく中止とさせていただき、北海道から提供いただきました出前講座の資料を職員に配付した経緯がございます。各担当所管において策定いたします各種個別計画にSDGsの観点を導入する上で、職員の意識の醸成や知識の向上は必要であると認識してございますので、今後、研修会の実施について検討してまいりたいと考えております。